Skip to playerSkip to main content
  • 2 months ago
救命救急 (ER) 医療健康関連 playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7uv7f

Cooking, クッキング 料理 playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x9qog8

サッカー Soccer (Football) playlist: https://dailymotion.com/playlist/x8nz5q

野球 playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x7wkxu

お笑い 漫才 コント コメディー トークなど playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x9r9wi

名探偵ポワロ playlist
https://dailymotion.com/playlist/x8r1g0

シャーロック・ホームズの冒険 playlist
https://dailymotion.com/playlist/x9048k


Soccer (Football) playlist: https://dailymotion.com/playlist/x8nz5q

Baseball playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7wkxu

Music playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7wkxs

Music 2 playlist: https://dailymotion.com/playlist/x878im


Umi no Triton playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x8gx12

Betty Boop playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x85kg0

Archie's Funhouse playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x83psu

Action Man (2000 TV series) playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x82ed6

Action Man playlist:
https://dailymotion.com/playlist/x81c5s

Men In Black: The Series playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7y6jg

Super Mario Brothers Super Show playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7xlu0

Super Mario World Playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7x79j

Kirby Right Back at Ya Playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7r0sn

101 Dalmatians (Disney dog animation) playlist: https://dailymotion.com/playlist/x7u52l
Transcript
00:00無数の化学物質を作り出すことができます それらの作用によって痛みが収まったり活力が出たりあるいは眠りにつくことができるのです
00:16偽の薬は鎮痛剤やアルコールなどと同じように作用すると考えられています
00:23薬が効くのは私たちの体内に薬を受け止める需要帯があるからです こうした需要帯はもともとは私たちの脳が作り出す天然の化学物質に反応するように進化してきたものなんです
00:43つまり店の薬は私たちの体内で進化してきた科学的なメカニズムを活用することで効果を生み出しているのです
00:52プラシーボ効果は薬と同じように化学物質によってもたらされます しかもそれは私たちの脳内にある化学物質です
01:01科学者たちは偽の薬にどれだけのことができるのか解明しようとしています
01:09プラシーボ効果が期待できるのは痛みのような患者の主観に左右される症状に限定されるのでしょうか それともそれだけではないのでしょうか
01:19ポールパターソンはバンクーバーの郊外で暮らしています 街のすぐ外には森が広がっています
01:4012年前足に不調を感じてから彼の人生はすっかり変わってしまいました
01:47自分の足の運びがおかしいことに気づいたんです 足に異常があるということで
01:55かかりつけの医師が専門医を紹介してくれました
01:582週間後に足の専門医を訪ねると 神経科に行くべきだと言われました
02:07それで紹介された神経科医を訪ねると
02:13彼は一目見てあなたはパーキンソン病ですと言ったんです
02:18驚きました
02:21あまりにショックで涙が溢れてきました
02:24ポールと家族にとって予想外の出来事でした
02:30やがて彼は仕事を辞めることを余儀なくされます
02:35パーキンソン病は脳内のドーパミンの量が少なくなることが原因で起きます
02:42ドーパミンは私たちの心の状態に影響を与えるだけでなく
02:47体を動かすためにも必要です
02:50症状を抑えるためにポールは薬を飲んでドーパミンを補います
02:55私はパーキンソン病の症状を和らげる薬を
02:59毎日飲んでいるおかげで
03:02こうやってまっすぐ立って動くことができています
03:06猫背にもなりません
03:08数年前パーキンソン病の研究者ジョン・ストーゼル教授は
03:17パーキンソン病に効果がある薬と偽の薬を比較することにしました
03:22ポールはその試験に参加することになりましたが
03:26そのためにはいつも飲んでいる薬の服用をやめる必要がありました
03:30彼は薬を飲まないと歩くこともままなりません
03:341年半前のことです
03:36私は家までわずか15メートルほどの玄関が見えるところまで来ていたのに
03:43遠赤に座り込んでしまって
03:45そこから家までなかなか戻れませんでした
03:48異常事態ですよ
03:51家にたどり着くのに何十分もかかったんです
03:55ポールは試験に参加するために病院に向かいましたが
04:07薬を飲むのをやめたためパーキンソン病の症状が顕著に現れていました
04:12カプセルを渡されました
04:15そして薬が効くまで30分から45分待ちました
04:22すると突然薬が効いてくるのを感じました
04:30まっすぐ立つことができて
04:32猫背も治ったんです
04:34トイレに行くときも助けは必要ありませんでした
04:39私は廊下をスタスタと歩いてトイレまで行ったんです
04:43しかしこの時彼に投与されたのは
04:49実は偽の薬でした
04:51驚きました
04:57薬なしであんなことができるはずはありません
05:00私は本物の薬が効いてくるときの感覚を知っています
05:04あれと同じ感覚を
05:06偽の薬で作り出せるなんて不思議でした
05:13プラシーボ効果が現れたパーキンソン病患者の脳の画像を見ると
05:18ポールの体で何が起こったのかが分かります
05:21これはポールと同じパーキンソン病患者の脳をスキャンした
05:283枚の断面画像です
05:30左は薬を飲まずに来院したときの脳の活動を示しています
05:36症状は抑制されていません
05:38脳内のドーパミンが欠乏しているため
05:41ここに多くの活動が見られます
05:44パーキンソン病になると
05:47ドーパミンが不足し
05:48体がうまく動かせません
05:50次に真ん中の画像を見てみましょう
05:55これは患者によく効く薬だと言って
05:59実際には偽の薬を投与した後に脳をスキャンしたものです
06:03この部分の活動が目に見えて収まったことが分かります
06:07脳が大量のドーパミンを放出したことを示しています
06:12脳の洗浄体と呼ばれる部位が真っ赤になっているのは
06:17ドーパミンの量が極めて少ないことを示しています
06:22赤色が薄くなっているのは
06:23偽の薬が本物の薬と同じように
06:27ドーパミンの量を増やしたことを示しています
06:29パーキンソン病にかかっていても
06:35ドーパミンを作る機能が失われていなければ
06:38偽の薬でドーパミンを放出させられることが分かりました
06:42本物の薬と同じような効果があったんです
06:46驚くべきことです
06:47偽の薬でも本物の薬を飲んだ時と同じ変化が
06:54体内で起きるなんて思ってもいませんでした
06:57そんなことあるわけないと思いましたよ
07:00でもたとえ短時間だけでも
07:02自分にドーパミンを作る能力がまだ残っていると分かって
07:06とても興奮しています
07:08複数の研究で偽の薬がパーキンソン病の症状を
07:15短期間ながら緩和できることが分かっています
07:18ここでも偽薬は様々な化学物質を生み出す
07:23脳の働きを利用しています
07:25そしてどの研究でもまだ解き明かされていない疑問があります
07:30偽の薬が効果を生むには
07:35なぜそれを本物だと信じ込む必要があるのか
07:39トールウェイガー教授は
07:45全ては期待感と関係しているといいます
07:48未来への期待が体内で起きることに
07:53違いをもたらすというのです
07:55それは薬の服用、手術、さらには山登りにも当てはまります
08:01ロッククライミングは危険なスポーツです
08:10一歩間違えば悲惨な事故につながりかねません
08:14でも命綱をつけていれば大丈夫
08:18これで全てが変わります
08:22彼は安全だと思っています
08:28何も問題は起きないという確信がなければ
08:35不安に駆られて登れなくなるでしょう
08:38岩山を登っている時
08:42動機が激しくなりました
08:44指先の血流が変化して
08:47脳はオピオイドやドーパミンを放出し
08:49私の体に様々な影響を与え
08:52パフォーマンスの手助けをします
08:54しかしそれは安全だと分かっているからです
08:58もしあの命綱を外したら状況は一変します
09:02心拍数は急上昇し
09:04冷や汗が吹き出るでしょう
09:06詰まるところ
09:10私たちの心と体のつながりがポイントだといいます
09:14恐怖であれ希望であれ
09:17私たちの考えや期待が体の変化を引き起こす
09:21化学反応を誘発するのです
09:23プラシーボの効果を私たちが期待すれば
09:30脳内に化学物質が放出され
09:33生理機能が変化するのです
09:35科学者たちは期待することにどれだけの力があるのか解明しようとしています
09:45これまでに偽の薬で痛みだけでなく
09:50鬱や不眠症、吐き気、注意血管障害の症状まで緩和できることが分かっています
09:56全ては期待感と関係しているので
10:01薬剤の大きさや形状でさえ効き目に影響を及ぼします
10:06研究の結果
10:09カプセルの方が錠剤より効果的なことが分かりました
10:13大きいカプセルの方が小さいものより効きます
10:18高い薬の方が安いものより効果があります
10:22色も影響します
10:25赤い錠剤は痛みを和らげるのにより効果的で
10:29青い錠剤は不安の緩和により効果的です
10:32ただしそれはあなたがイタリア人男性でなければの話です
10:38青はサッカーイタリア代表のチームから
10:41イタリア人男性にとっては興奮と情熱と苦悩のシンボルです
10:46研究によれば青い錠剤は彼らをリラックスさせず
10:51むしろ逆に作用します
10:53また偽の薬や手術の振りでできることには限界があります
10:58骨折を治したり腫瘍を小さくすることは不可能です
11:03それでも科学者たちは効果が見込める分野で
11:08プラシーボを最大限に活用する方法を模索しています
11:11しかしながら偽薬や見せかけの手術には問題もあります
11:26プラシーボ効果を得るためには患者に真実を告げることができません
11:31患者が本物だと思い込むからこそ効くからです
11:36しかし医師は普通患者に嘘をつくことを良しとしません
11:40嘘をつかずにプラシーボ効果を活用するにはどうすればいいのでしょうか
11:46この問いに世界屈指の名門校が挑んでいます
11:532010年ハーバード大学はプラシーボ効果を利用した生活改善をテーマとする研究を開始しました
12:02テッドカプチャクはそのプロジェクトの責任者です
12:07この20年くらいでプラシーボ研究が爆発的に増えましたが
12:17やるべきことはまだまだあります
12:19その一つがプラシーボ効果を活用して
12:25人々がより健康に生きられる方法を見つけることです
12:29カプチャク教授はプラシーボ効果についての基本的な仮説に疑問を投げかけました
12:36プラシーボ効果を得るためには患者は本当に騙されなってはならないのか
12:42実験で確かめることにしたのです
12:44リンダ・ボナーノは16年前からIBS
12:48過敏性超症候群に苦しんでいます
12:51症状があまりにひどい時には外出をためらうこともあります
12:55彼女は他の80人のIBS患者とともに実験に参加することになりました
13:02彼女は薬を手渡された時こう告げられました
13:06それは有効成分を含まない偽薬だが
13:10あなたの自然治癒力で効くかもしれないと
13:13え?偽薬?って言いましたよ
13:17私は医療助手の勉強を終えたばかりだったので
13:20効くわけないじゃないって思いました
13:22でも分かりましたと言って家に帰り服用を始めました
13:36ご視聴ありがとうございました
Be the first to comment
Add your comment

Recommended