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  • 2017/5/23
料理人がジビエ加工施設見学
イノシシやシカの肉の消費拡大につなげようと、料理人が肉の加工施設を見学する催しが福井市で開かれ、肉のさばき方などを学びました。
この催しは、フランス語で「ジビエ」と呼ばれるイノシシやシカなどの肉の消費拡大につなげようと、福井県の農林総合事務所が開きました。
福井市にある肉の加工施設には、県内の料理人9人が訪れ、冷蔵庫で保存されているイノシシの肉を見学したあと、実際に肉をさばく体験をしました。
参加者は頭や内臓などを取り除いただけの「枝肉」をさばき「疲れて大変だ」と話しながらも、骨などを器用に取り除いていました。
そして、加工施設の代表からブロックやスライスなど料理しやすく処理されたものは、1キロあたり4000円ほどするのに対して、こうした枝肉は半額ほどでお得だと説明を受けていました。
イノシシは福井市内で年間1000頭以上が捕獲されていますが、食肉として利用されるのはわずかだということで、県はイノシシなどによる被害の減少のためにも積極的な活用を呼びかけています。
実際に店でイノシシの肉を使っているフランス料理店の料理人は、「イノシシを食べると、他の肉が食べれないくらいおいしいです。
ハンバーグやロールキャベツにすると食べやすいです」と話していました。
また結婚式場の料理人は「親しみやすい食べ方を考えていきたい」と話していました。
2015年12月16日 12時26分

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