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  • 8 年前
殺人罪で長女に懲役12年求刑

ことし4月、小千谷市で86歳の母親を自宅の浴槽に沈め殺害したとして殺人の罪に問われている長女の裁判員裁判で、検察は「身勝手な動機に基づき実行された犯行だ」として懲役12年を求刑しました。

一方、弁護側は「認知症の母親を前にどうすることもできずに犯行に及んだ」として執行猶予のついた判決が相当だと訴えました。

小千谷市の加島洋子被告(57)はことし4月、母親の小池きぬさん(86)を自宅の水を張った浴槽に沈めて殺害したとして、殺人の罪に問われています。

28日、新潟地方裁判所で行われた裁判員裁判で、検察は「福祉施設への入所に同意しない母親にストレスを募らせ、他の選択肢を探ることなく殺害を決意するなど、動機はあまりにも短絡的で身勝手なものだ」と主張しました。

そのうえで「より確実に殺害できる溺死を選択するなど強い殺意のもと実行された犯行は、強く非難されるべきだ」として懲役12年を求刑しました。

一方、弁護側は「認知症のため気性が荒くなった母親を前に精神的にも肉体的にも追い込まれ、どうすることもできずに犯行に及んだもので酌むべき事情が多い」として執行猶予のついた判決が相当だと訴えました。

判決は来月3日に言い渡されます。
2016年07月28日 14時16分



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