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  • 8 年前
殺人事件の再審決定に即時抗告
31年前、当時の熊本県松橋町で59歳の男性が殺害された事件で、熊本地方裁判所が殺人などの罪で服役した男性の再審・裁判のやり直しを認める決定を出したことを不服として、検察は福岡高等裁判所に即時抗告しました。
昭和60年に当時の松橋町、今の宇城市の住宅で1人暮らしの59歳の男性が殺害された事件では、熊本市の宮田浩喜さん(83)が殺人などの罪で懲役13年の刑が確定し服役しましたが、熊本地方裁判所は6月30日、再審・裁判のやり直しを認める決定を出しました。
決定で裁判所は検察から新たに開示された証拠などを検討した結果、宮田さんが捜査段階で自白した内容と客観的事実が矛盾していると指摘しました。
これに対して、熊本地方検察庁は、「再審を認めた決定は承服できず是正すべきだと判断した」として、決定の取り消しを求めて福岡高等裁判所に即時抗告しました。
今後は福岡高裁が検察の抗告を認めるかどうか判断することになります。
宮田さんの弁護団は、「証拠の存在を知りながら、これまで提出せずに隠してきた検察が不服を申し立てるのは許されない。宮田さんは高齢なので早く再審を始め無罪の結論を聞かせてあげるべきだ」というコメントを出しました。
2016年07月02日 18時52分



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