00:09親父は本当にすごい人だった料理の腕はプロ級で手際よく美味しい料理を何でも作ってくれた小さな頃親父が作るオムライスが大好きだった
00:18飲食店を経営していたこともありいつも忙しそうだったけれど僕や兄弟たちのことを第一に考えてくれていたけれどいつからだろうか
00:32親父は酒に溺れるようになった仕事がうまくいかなくなった頃から毎晩のように酒を飲むようになった 止めても隠してもすぐに見つけ出しては飲んでいた夜中にフラフラと街をさまよい道端で寝ていることもあった
00:44地元を離れて働いていた僕は兄弟たちからの電話で親父の状況を知る毎日だったまた飲んでるよどうにかしてという切羽詰まった声がいつも返ってきた
00:47今思えば親父は寂しかったんだと思う
00:58家族円満だった日々から一転し不安定な生活の中で酒に頼るしかなかったんだ もっと早く親父の気持ちに気づいてあげればよかった後悔の念が何度も胸に押し寄せる
01:08もっと親父と話したかった男同士腹を割って語り合いたかった 仕事の愚痴を聞いてほしかったし甘えてみたかった一緒にドライブや旅行にも行きたかった
01:13親父の相談相手になって支えてあげればよかった
01:24あの日久しぶりに実家に帰った時親父はもう冷たくなっていた 絶望という言葉では言い表せない感情に襲われ膝から崩れ落ちた泣き叫び親父を叩いてでも息を吹き返してくれないかと願った
01:36けれども親父は二度と目を開けることはなかった葬儀の後しばらくの間僕は放心状態だった どんな親父でもダメな親父でも僕にとって親父は優しくて偉大な存在だった
01:39キャッチボールやかけっこ 相撲 パッチ ビー玉 たくさんのことを親父から教わった父親という存在の大きさを僕は今改めて感じているあれからもう10年が経つ
01:58あの時は父ちゃんって呼んでたけれど今あって思いっきり親父って呼んでみたい気がついたら夕焼けは完全に消え
02:06空には星が輝き始めていた僕は立ち上がり夜空に向かってつぶやいてみたもし生まれ変わってもまた親父の子になりたい
02:26いいよな優しさの中にあった弱さ不器用なあなたの背中あの日の思い出心を締め付けて
02:40いつの日かまた会えるなら伝えたいあなたの子供で幸せでした
02:43ご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございました
02:44ご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございましたご視聴ありがとうございました