- 6 weeks ago
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00:00次第に雨が降り出し夜遅くには雨の範囲が広がる予想です
00:04関東に水色の表示がありますね
00:07はい
00:07都内でも雪が混じる可能性があって初雪になるかもしれません
00:11というのもあさって日曜日にかけて2つの低気圧が近づきます
00:16太平洋の沿岸と日本海にもあるんですね
00:19はい
00:20低気圧が急速に発達して風が強まり荒れた天気になりそうです
00:24日曜日朝からの雪と雨の予想です
00:27関東の内陸部では早朝は雪になりますが昼ごろには止むところが多くなりそうです。一方、北陸や大きな地震のあった八戸など北日本は雪や雨に加えて風が強まります。沿岸の地域を中心に暴風の恐れがあります。日曜日の夜は特に北海道の太平洋側で雪が強まって大雪、猛吹雪になりそうです。
00:52土日の天気と気温をまとめて見てみましょう北日本や北陸は日曜日を中心に荒れた天気に気をつける必要がありますそして寒さが続きそうですねはい東京はあす最高気温9度で今シーズン一番の寒さになりそうです日曜日は13度ですが午後になってから気温が上がる予想で午前中は厳しい寒さが続きそうですではあすの各地の天気です
01:17午後は西から雨が降り出し東海や関東の傘マークのない所も雨や雪の可能性があります週間予報名古屋から那覇です月曜日以降晴れる日が多いですが水曜日は雲が広がり雨の降る所があるでしょう札幌から東京です日曜日から月曜日にかけて北日本を中心に大雪や暴風など警戒してください気象情報でしたここで今入った情報です新千歳空港の関係者によりますと
01:476時半ごろ航空機1機が滑走路を逸脱したということですテレビの映像今の新千歳空港の映像です怪我人などの情報は分かっていないということです今夜のニューセブンこれで失礼します
02:01国道を走行中
02:06崩れたのは斜面に作られていた洋壁です
02:18高低差のある土地に見られる洋壁
02:25老朽化が進み各地で崩れる事故が相次いでいます
02:31地震による強い揺れや
02:39大雨によるとみられる崩壊も
02:45神奈川県では洋壁の上にあった斜面が崩れ
02:52土砂に巻き込まれた女子高校生が亡くなっています
02:56どんだけ痛かったんだろう
02:59あの子には本当に未来があったんですよ
03:06身近にある洋壁の崩壊から命を守るために何ができるのか考えていきます
03:14皆さんの自宅やご近所にこんな壁、洋壁はありませんか
03:27坂がある土地で見られることが多いんですが
03:30このように高低差のある土地を造成した時
03:36土砂災害を防ぐため崖側に造る壁が洋壁です
03:42このように斜面に盛り土をして
03:48洋壁で蓋をして整備しているわけです
03:52この洋壁、土と住宅の重みをもろに受けるため
03:57強固に造られているものの、近年老朽化が各地で進み
04:01崩壊のリスクが高まっています
04:03今年9月に、東京杉並区で起きた洋壁の崩壊現場
04:12今も危険性があるとして、立ち入り禁止が続いています
04:18崩れたのは、地区50年以上経過し、老朽化が進んでいた洋壁です
04:26縦に大きな亀裂が入り、道側に膨らんでいました
04:31崩壊によって、その上に建っていた住宅が倒壊
04:39けが人はいなかったものの、大量の土砂と瓦礫が
04:44近くのマンションに流れ込みました
04:46危ないなとは前から思ったんですよ
04:52ちょっと地震でもくれば、くるれちゃうなっていうのは
04:55老朽化した洋壁が崩れた引き金は
05:00何だったのか?
05:05NHKは専門家と共に、事故現場を調査
05:09土砂は多くの水を含んでいました
05:15実はおよそ20日前、都内は記録的な大雨に見舞われていました
05:23大雨が崩壊を引き起こすきっかけになった可能性を
05:42きっかけになった可能性を指摘するのが
05:45京都大学の鎌井俊孝名誉教授です
05:49大きな雨が降るとですね、その変形がさらに増えるわけですよ
05:56つまり水圧が増えるから、大きくなるから
05:59それによって、だからその時に限界を超えてしまっていたのかもしれないと
06:05これは、洋壁が内側からの圧力で崩れる実験の映像
06:16そもそも洋壁は、土の圧力を受けています
06:23そこに大量の水が染み込み、水圧が加わると
06:28より大きな力がかかることに
06:31老朽化していたこともあり、耐えられなくなった可能性があるというのです
06:37水圧を逃がすために作らなければならないのが、水抜き穴
06:46しかし、これも老朽化で機能しなかったとみられています
06:52容易にその容器を前に倒すことができる
06:58そういった水圧というのはちょっと恐ろしいものなんです
07:01激しい基調条件、大雨とかですね、それが増えてくれば
07:05そういった、こういったような今回の現象が増えてくる可能性はあると思います
07:10崩壊を防ぐことはできなかったのか
07:15これは、杉並区が所有者に行った行政指導の記録です
07:22昭和59年度を最初に40年以上にわたり、危険な状態を改善するよう
07:29文書や口頭で指導、その数は11回に及びました
07:35しかし、所有者は簡易的に補修はしたものの抜本的な対策は行わず
07:44区もそれ以上の対応はしませんでした
07:49指導をしてきた溶壁がこのような形で倒壊にまで至ってしまったということについては
07:57本当に大変重く受け止めております
08:00老朽化が放置され続けた根本的な理由は
08:06私有財産だからです
08:09要壁の所有権は土地の所有者に属し
08:16その維持や管理も責任を負わなければなりません
08:21危険性がある場合、対応するのも所有者です
08:26指導以上のことをやるのは難しかったのか
08:33行政大執行となると個人の方の財産を壊すということになりますので
08:39判断が過度になった場合には
08:44所有、私有財産、財産権の侵害にも当たる
08:50強制的な判断というのにはなかなか至らなかった
08:54要壁は高度経済成長期以降
08:59宅地開発が急速に進む中で
09:02全国で大量に作られました
09:05しかし私有財産ということもあり
09:09どこにどれだけ存在しているのか
09:12正確な数は分かっていないのが実情です
09:16作られてから半世紀以上が経ち
09:23多くが老朽化しているとみられています
09:29そして
09:31コンクリートの壁が道路に崩れて落ち
09:39茶色い土がむき出しになっています
09:44首都圏の各地で崩壊が相次ぐ事態となっています
09:51自分のところは大丈夫なのか
09:55よろしくお願いします
09:58先月、横浜市内で開かれた相談会
10:05杉並区の事故を受け
10:08要壁の所有者の危機感が高まっています
10:14地盤の専門家が安全性について
10:17所有者にアドバイスしていました
10:20まだ何年か住む住むじゃんで
10:23その要壁の手当てだとかしなきゃいけないのか
10:29要壁のある中古の一軒家を3年前に購入したこちらの女性
10:36予想外の指摘を受けました
10:38増し積みですね
10:43上がコンクリートブロック形状ですね
10:49増し積みは古い溶壁の上に新しく積み重ねる手法
10:55強度が十分でないなどの理由で
11:00現在では安全基準を満たさず
11:03作ることは推奨されていません
11:06専門家は住宅も含めて
11:14全て建て替えが必要となる可能性も指摘しました
11:17本当は全部築造替え作り替えやった方がいいんですけども
11:32全面的に作り替えた場合の費用は規模にもよりますが要壁だけで1000万円を超えることも珍しくありません
11:46なかなか皆さん費用の面を考えると足踏みしてしまうようなところだと思いますね
11:55詳しい情報を知らないまま家を新築した人もこちらになります
12:05こちらの男性も相談会で増し積みを指摘されました
12:14この石垣が恐らく30年から以上前に作られた建造されたもので
12:23その先の垂直の真っ白なコンクリートのあれが15年前
12:29住宅建築の際に新設したものになります
12:34土地を購入した時に古い溶壁があったことは認識していました
12:41しかしいつ作られたのかといった情報は
12:46不動産業者や工事業者からも詳しい説明がなかったといいます
12:51自治体にも何か情報がないか問い合わせましたが
12:59把握できていませんので一切の情報はありませんというご回答でした
13:05だから知る余地もないというところですね
13:11今男性は古い溶壁の強度を高められないか
13:17補修工事を検討しています
13:19早急に対応すべきかなと思っています
13:25それが自分の身の安全を守るということに資すると思っています
13:30対策が取られなかったことで命が失われた事故も起きています
13:385年前神奈川県逗子市のマンション敷地内の斜面
13:47溶壁の上にあった土砂が突然崩落しました
13:53真下の歩道を歩いていた高校3年生の女子生徒が巻き込まれて亡くなりました
14:03事故後初めて生徒の父親がテレビのインタビューに答えてくれました
14:12この高さですよ
14:17土砂が一人の人間に降りかかってきたら
14:22どんだけ痛かったんだろう
14:24亡くなった女子生徒は教師になることを目指し大学への進学が決まっていました
14:34優しい子でしたね
14:39教師になる夢があって
14:42オープンキャンパスとか私ついて行ったんですよ
14:45学食で一緒にご飯食べたとかも覚えてるし
14:51あの子には本当に未来があったんですよ
14:58父親はマンションの管理会社などを訴え
15:07裁判で事故の責任を追及してきました
15:11管理会社への賠償を命じた判決は
15:17斜面の亀裂が事故の前日に見つかったものの
15:21管理会社が対策を取っていなかったと指摘しています
15:26事故の後崩れた斜面の故郷工事が行われました
15:33二度と同じような事故は繰り返してほしくない
15:39今回父親が話を聞かせてくれた理由です
15:45今後崩落して人的な被害は出なかったのかもしれないけど
15:52家屋がみんな損壊したってことですよね
15:57まさにうちのケースと同じだと思いますよ
16:04何かしらの予兆が分かってて
16:07だけど結局何もできない
16:10社会全体で何とかしていかないと
16:16本当にうちの娘の荷の前になると思いますよ
16:20ここからは洋壁について各地で調査を続けている
16:27橋本隆夫さん
16:29そして取材している首都圏局の米山記者です
16:31よろしくお願いします
16:32よろしくお願いします
16:33橋本さんにどんな洋壁が危険なのか
16:36こちらに挙げていただきました
16:38教えていただけますか
16:39左側の洋壁はですね
16:42辛い沈みでコンクリートが入ってないんですね
16:46ですから土圧とか水圧とかそういったもので
16:50壊れやすいということですね
16:51右側の方はですね
16:53今度は洋壁の上にブロックが積んであると
16:56そういった意味で非常に危険なんですね
16:58先ほどVTRにありましたけど
17:01コンクリートが乗っかって
17:02L型洋壁とか乗っかっていると
17:04さらに過重があるという危険な洋壁です
17:07あるわけですよね
17:09その上にこちらですけれども
17:11チェックポイントということで
17:13水抜き穴これは
17:16先ほどのものは構造的なものなんですが
17:19こちらは変状なんですね
17:21水抜き穴から水が出てないですよね
17:23ということで
17:24水抜き穴が詰まってしまっているという状況ですね
17:28ちゃんと水が流れていることが大事ですね
17:30そうですね
17:31それがまず重要事項ですね
17:33こちら
17:34はい
17:35これはまあ軽微な暗くなってますが
17:37これがだんだん進行しますと
17:39沈み自体が腹身を生じて
17:42膨らんできている
17:43膨らんできている
17:44あるいはこの傾斜してくる
17:45傾いてくる
17:46そういった中で非常に危険なものとなってきますね
17:50はい
17:51米山さん
17:52養壁の対策なかなか進まないようですけれども
17:55取材して見えた課題は何でしょうか
17:58はい
17:59取材した人の多くはこれまで
18:01養壁に目を向けてこなかったと話していました
18:04また養壁が複数の敷地にまたがっていたりですとか
18:08他人の養壁が自分の敷地に接していたりすることもあり
18:12これも補修に踏み切りにくい背景です
18:15一方で危険だと認めることで
18:18資産価値を下げたくないと目を背ける人もいました
18:22さらには所有者が不明という養壁もあり
18:25対策がなかなか進まないということです
18:28こうあの所有者がいざ直そうと思っても
18:31費用の面が気になるところですけれども
18:34どれくらいになるんでしょうか
18:36はい
18:37安くて数百万円
18:391000万円を超えることも決して珍しくないんです
18:43養壁の大きさや老朽化の度合い
18:46地盤の状態や工事にかかる期間などによっても
18:49金額が大きく変わってくるんです
18:51はい、とても高額ですよね
18:53はい
18:54自治体によっては補助制度を設けているところもありますが
18:57補助制度
18:59これも場所によって大きく異なります
19:02取材した自治体では補助額は100万円から500万円程度でした
19:07中には新宿区のように最大で3500万円補助するという自治体もあれば
19:13そもそも補助金の制度がない自治体も多いんです
19:17費用は高額ですけれども
19:19もし崩壊してしまったら
19:21周囲への補償なども含めてさらに高額な費用がかかります
19:25早めの対策が必要です
19:27はい、橋本さん
19:29最近では青森県東方向を震源とする地震
19:32関東でも地震がありました
19:34地震や大雨など災害の影響も大きいですよね
19:37そうですね
19:38野党安東地震ではですね
19:41震源地から100キロ離れた新潟県の糸井川というところで
19:45そこで洋壁、辛い沈みの洋壁なんですが崩壊しました
19:50その原因はですね、半月前から降っている雨が影響して水圧が上がったと
19:57先ほど釜井先生の話ありましたけれども
19:59そういった影響で崩壊したという事例があります
20:02首都圏ではですね、こういった雨による崩壊がですね
20:06毎年のように起こっているんですね
20:08本当に雨の降り方が違いますもんね
20:10そうですね、非常気象でかなり大きくなっていると思います
20:13ですからもうお金がかかるとはいえ
20:15早く直さないといけないということが言えますか
20:18そうですね、やはり今の補助金制度はですね
20:21溶壁を壊さないと、建物があった中で壊さないといけないという補助制度になってまして
20:31それだと家の取り壊しまでさらに1,000万円以上かかるわけですから
20:36あるいは家を住んでいる人は立ちのくということになりますので
20:39そこに補強対策というものも補助制度の対象とすべきだと思います
20:43この全面の改修だけではなくて補強するということが大事だということ
20:48はい、リスクが高まる中で、溶壁が地域の中にどれほどあるのか
20:55まずはその実態を知ることから始めた自治体があります
21:00各地の事故を受け、動き出したのが、東京調布市です
21:07市内に溶壁がどれくらいあるのか
21:12おととしから測量会社とともに調査しています
21:19まず東京都が作成した立体地図をもとに高低差などから溶壁と崖の位置を推定
21:282300カ所余りに上りました
21:35その位置を頼りに一つ一つ訪ねては特殊な機材で撮影
21:42画像と測量データを集めています
21:48これ4つのカメラを合わせることで、360度全方位ということができます
21:53全部レーザーで撮ってしまって、パソコン上で再現して、任意で測る
21:58中には民有地に挟まれた溶壁もあり、一筋縄ではいかないところも当然、民有地は入れませんので、お声がけをして、了承を得てっていう感じですね。
22:16昨年度調べた250カ所のうち、数パーセントがすぐに改善が必要とされました
22:28調査は数年かかる見込みで、将来的には全ての溶壁をまとめた地図の公開を検討しています
22:40さらに調査と並行して、所有者に対策を取るよう促しています
22:47ここ、白くなっているところは、剥がれて落ちていることが多いですね
22:54市が無料で専門家を派遣する制度を紹介
23:01作り替えや補強のアドバイスを聞くことができます
23:06テレビのニュースもいろいろ見てて、もううちもこれ危ないなと思って、何しろ専門家に相談するしかないっていう。
23:18市は住民に広く知ってもらうことで、溶壁崩壊のリスクを減らしたいとしています。
23:28あくまでも所有者さんの責任っていうところは大きいですけれども、これから先、安全に暮らすためには、どうしても必要なんだっていうところを知ってもらうっていう、まずはこの知ってもらうっていうところの取り組みを力入れていかないといけない。
23:45画面左のQRコードにアクセスしていただくと、溶壁のチェックポイントや対策方法など、この番組を改めてご覧いただけます。
23:55米山さん、調布市には専門家に相談できるという話もありましたけれども、どこに相談していいかわからない人はどうしたらいいでしょうか。
24:04はい。アドバイザー制度は9月に溶壁の事故が起きた杉並区でも今月下旬から始める見込みです。
24:12はい。
24:13はい。
24:44住民はどうしたらいいでしょうか。
24:46やはり自分たちが住んでいる、暮らしている、その周辺に危険な溶壁があるのかどうか、そういうことを日頃から点検する。それで危険だと分かればですね、やはり行政を通じてですね、匿名でもいいですから知らせると。
25:01はい。
25:02補修補強とかいうことをやっていただくということが大事かと思います。
25:05はい。
25:06特に通学路とかですね、避難路とかそういったところが非常に重要ですので、そういったところの点検を最優先すべきだと思います。
25:15はい。
25:16国土交通省には我が家の溶壁チェックシートというのはもうホームページに上がってますので、できたら個人の方でもチェック、簡単にチェックできますので、そういったもので判断していただければと思います。
25:28危険だと分かれば行政の方に相談したらどうかと思います。
25:32はい。
25:33米山さん、溶壁あくまで私有財産ですけれども、行政にもできることもっとないでしょうか。
25:39はい。
25:40自治体には危険な溶壁を強制的に壊すような行政大執行という手段はあるものの、これは本当に奥の手です。
25:48それでもできることとして、危険な溶壁の把握とリスクの提示はできると思います。
25:54住民の通報などをもとに危険な溶壁を把握して、現場には目印となるカラーコンを置いたり、ホームページで公開したりもできるはずです。
26:04あとは補助の拡充ですね。あと制度そのものの周知、こちらを徹底することなどもできると思います。
26:14国にできることはどういったことでしょうか。
26:17はい。
26:18国はあくまで防災対策の推進を自治体に促す立場です。
26:23ただ、対応にあたる自治体を支援するなどの方法はあると思います。
26:28例えば、自治体が危険な溶壁の実態調査をするにあたって調布市のような事例を共有したり、場合によっては財政支援をするなど、国全体の問題として取り組むことができると思います。
26:43また、不動産取引の際には、業者が災害リスクなどを説明する法律上の仕組みがあります。
26:50こちら、重要事項説明といいます。
26:53現在は土砂災害や浸水など、そういったものが対象なんですけれども。
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