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  • 10 hours ago

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00:00Thank you very much.
00:30デジタル技術を身につけたこちらの女性は、時給がアップ。
00:443年前、政府がリスキリングを支援するため、5年間で1兆円を投入する方針を表明。
00:54一方、なかなか踏み出せないという声も。
01:00変わりたいんだけど、社内から変わりない。
01:04知らなきゃいけないんだけど、当面の仕事に終われちゃうもんだ。
01:09AI技術の急速な浸透。
01:13転職市場の活況。
01:17働く環境が大きく変わろうとする今、必要な学びとは。
01:22リスキリング、学び直しとは、新たな仕事や業務につけるよう、
01:35例えば、デジタル技術やそれまで無縁だったスキルやノウハウを身につけるというものです。
01:40政府がリスキリングの支援を表明してから3年。
01:44スキルアップで給与が上がった人もいれば、なかなか進められないという人も。
01:50実情を取材しました。
01:53リスキリングによって、新たな仕事に就くことができた、星野夏子さんです。
02:00先月から、地元の製造メーカーの委託を受け、社内システムの更新作業をサポートしています。
02:10企業さんから頂いたデータに誤りがないかどうかを確認している作業になります。
02:18星野さんは2年前、地元の作詞が主催した女性向けのリスキリングのプロジェクトに参加。
02:284ヶ月間、170時間かけ、オンラインの授業を受けました。
02:35学んだのは、ERPと呼ばれる企業向け管理システムの使い方。
02:42運用の保守や、データ管理などの基礎的な知識を身につけました。
02:48出産後、子育てをしながら、パートや派遣の事務職の仕事で働いてきた星野さん。
02:57育児と仕事の両立のため、在宅での仕事で稼ぎたいと一念発起したのです。
03:04子どもたちに寝かしつけたあとに、9時ぐらいから始めてみたいな、11時までみたいな。
03:14夜間2時間ぐらい勉強してたりしました。
03:18事務職の頃にはなかった技術を身につけた星野さん。
03:24時給は以前の倍近くになりました。
03:29子育てに合わせて、勤務時間も柔軟に対応してもらっています。
03:36自動車部品などを製造しているこのメーカー。
03:45今進めている社内システムの大規模な更新に、星野さんは欠かせなくなっているといいます。
03:55今後も星野さんのような、地元のデジタル人材に仕事を任せていきたいと考えています。
04:12働き手が不足している。どこも不足しているって話をしているような状況なので、地域と一緒になってやっていきたい。
04:19女性の活躍する場がどんどん作られていけば、素晴らしいことだなと。
04:25自分の理想としているような、仕事とうちのバランスの取れた生き方ができるかなと。
04:36そこにつながるかなと。
04:38こうした女性を対象にしたリスキリングのプロジェクトは、全国で広がりを見せています。
04:47大人たったのです。そのぐらい大人って勉強しないです。
04:515年後、10年後の社会に出る。
04:54先月、群馬県で行われた講座には、20代から60代の女性、60人が参加していました。
05:03結構接客業が多かったので、自分の住んでいるところだと、あまりお給金がよくなかったりとかするので、少しでもステップアップしていけたらなと思って。
05:15もう少し40歳になるのもあって、パートだったんですけど、もっと違う働き方をしてみたいなと思って。
05:24全国でこのプログラムを受講したおよそ200人が、IT関係の仕事に就いています。
05:33女性の方の就労支援と、あとIT人材の育成というのを一体的に県として取り組んでいこうということで、女性が一歩踏み出すきっかけになればいいな。
05:45一方、中小企業からは従業員のリスキリングは難しいという声が上がっています。
05:57開かれたIT技術の展示会厚生労働省が主催するリスキリングの相談窓口には多くの経営者が訪れていました。
06:11朝から晩まで仕事、仕事をやらなきゃいけないんだけど、当面の仕事に終われちゃうもんな。
06:18社員たちも忙しいと、そんなのやってられませんよって。
06:222年、3年、いろいろ教えながらやって、うちでいろいろできるようになったから、次行きます。
06:28そっちの方が給料が多くなりますから。
06:32育てるっていうところの恐怖感はやっぱりありますよね。
06:36民間の調査ではリスキリングに取り組んでいると回答した中小企業の割合は7.7%にとどまりました。
06:51中小企業でリスキリングが進まないのはなぜなのか。
06:58よろしくお願いします。
07:00都内にあるフラワーアートを提供する企業です。
07:05従業員はおよそ60人。
07:11このブーツがこうなりました。
07:15結婚式やプロポーズなどで使った花束を押し花にして額に飾るサービスを展開。
07:24一生を残せる形に変えて販売しているといいます。
07:30主にフラワーショップの取り継ぎで寄せられる注文。
07:36そのやり取りが行われるのはほとんどファックスです。
07:41私たちの取引の会社ってお花屋さんが多かったりするので、まずそういうシステムが向こうにもなかったりする。
07:50となるとやっぱりファックスの文化なわけです。
07:53従業員はファックスで送られてきた注文書と印字した名前やメッセージが間違っていないか何度も確認。
08:07その結果、注文から最長で8ヶ月待ちということも。
08:14社長の飯澤早苗さんはこうした作業の効率化を図り、事業を成長させたいと考えていますが。
08:28人材教育、社員教育の大切さも言葉では分かります。
08:33それが一体どうすればいいのかとかが本当に自分では分からない。
08:40そこでこの企業は、国が行っている無料の相談事業を利用することにしました。
08:47対応にあたるのは、中小企業診断士などの相談員です。
08:53ファックスは徐々に減るとは思うんですけど、一気に業界全部が減るわけではないので、
08:59であれば自分の社内が届くファックスに対して自社の中でデジタル化していく努力しなければならない。
09:08電子化、PDF化するっていうのも一つの取っ掛かりかなと。
09:15取引先の状況を言い訳にせず、社内から変えるべきではないか。
09:24この日、中小企業診断士は飯澤社長に公的な機関が提供する研修プログラムを社員に受講してもらってはどうかと提案しました。
09:37助成金によって安価な値段でAIの活用方法などを学べます。
09:46デジタル知識っていうのを、ある程度数人にベースの知識をつけていただくっていうのが大切だと思っていて。
09:58そうですよね。
10:00しかし、飯澤社長からは。
10:05私たちできてますと、身について作業を体が覚えているように自然にできてます。
10:12それをなぜ変えなきゃいけないんだろうかっていうような声が若い人から出てくるんですよ。
10:20それに対して中小企業診断士が最も大切だと伝えたのは、経営者の考えを示すことでした。
10:33会社側がリスキリングをする個人と会社の利益をひも付けられるような計画やビジョンが立てられないと、いくらリスキリングしても収入が上がらないとか、自分のやりたい、何とか自己実現ができないって状態になってしまうので、そこって本当に答えがないので、各経営者の方が悩むところであるんですけど。
10:582週間後、飯澤社長は従業員を集め、リスキリングについての自らの考えを示すことにしました。
11:20来月からリスキリングの講座を業務として受講してもらうこと。
11:29FAXについても社内システムのデジタル化を検討すること。
11:34それらによって効率化を進めた上で、給料を上げることも伝えました。
11:41ぶっちゃけ、皆さんの時給は上がります。
11:46やっぱり生産性を向上させないと生き残る道っていうのは本当に厳しくなる。
11:52っていうのは、現場はものすごく感じてくれている通りで、本当に努力してくれているって思います。
12:00やってみないとどうかわからないので、すべてそうですよね。
12:04行動してみてどう感じるかっていうことが前進することの原点だと思うので、ちょっとトライしていただきたいなって思います。
12:17リスキリングは経営者も従業員も共に考えながら進めていく。
12:23模索はこれからも続きます。
12:25スタジオにはリスキリングについて詳しく、国の委員も務めている後藤宗明さんです。よろしくお願いします。
12:34よろしくお願いします。
12:36そもそも、なぜリスキリングをやらなければならないのか、ポイントがですね、こちら。
12:43技術的失業ということですが、どういうことでしょうか。
12:47これはAIやロボットですね、テクノロジーがどんどん進化をすることによって、
12:52結果的に生産性が上がるんですけれども、人間の仕事がですね、どんどんどんどん自動化されてしまう。
12:57結果的に失業するというようなことを技術的失業というふうに言います。
13:02で、こちら。
13:03はい、結果的にですね、これは世界の雇用の今4分の1が、
13:07生成AIに代替される可能性があるなんていうですね、研究結果も出てきています。
13:10ということなんですね。
13:12で、大変な状況に備えるということなんですが、
13:15では、何を学んだらいいのでしょうか。
13:19どうすればいいのか。
13:21こちらですね。
13:22はい。リスキリングは、この亡くなっていくお仕事から成長分野のお仕事に移っていくということが目的なので、
13:28成長分野のですね、スキルを身につけるというのがとても重要です。
13:32例えば今はですね、このデジタルがやはり主流になってきていますが、
13:36この脱炭素化に向けたグリーンブイヤーのスキル、
13:39また日本においてはケアスキルといいますが、介護分野のスキル、
13:42それからロンジビティなんていうんですけれども、
13:45健康寿命の延伸ですね、こういった分野のビジネスもすごく今大きくなっているので、
13:50こういった成長分野のスキルをですね、ディスキリングに身につけるというのがいいのではないかと思います。
13:54ロンジビティ、なるほど、こういう分野が。
13:57で、どうやって身につけたらいいんでしょうか。
14:00中高年はとありますが、どうでしょうか。
14:03はい、これはですね、まずアンラーニングなんて言いますが、
14:06これまでの知識や成功体験の棚卸しをして、
14:09今後はですね、使わなくなっていく部分を意識的に手放していくなんていうことも重要だったり、
14:16またですね、このデジタル分野にちょっと苦手意識を持ってしまう方もやっぱりいらっしゃると思うんですが、
14:20例えば今スマートフォンを使えるようになりましたというのと同じようにですね、
14:24デジタルツールに楽しく使い慣れていくなんていうところも大事かなというふうに思います。
14:29使っていれば慣れていくと。
14:31はい、また複数のお仕事というところで、
14:34今本業でなかなか新しい分野のスキルが身につけられないという方も今実はたくさんいらっしゃいます。
14:39それで諦めてしまうんではなくて、例えば副業、兼業ですね、
14:43それも難しいという場合にはボランティアなんかでもですね、スキル習得のチャンスはあるので、
14:48ぜひこういったチャレンジをですね、中高年の方にはしていただきたいなというふうに思います。
14:52はい。ただ一方でですね、中小企業からは従業員が転職するのではないかという声がありましたけれども、
15:00そこはどうしたらいいんでしょうか。
15:03はい、こちらですね。
15:04はい、これですね、リスキリングをすると、実は転職をしてしまうのではなくて、私は学びっぱなし問題と言っているんですが、学びっぱなしに環境になることがよくないとお伝えしています。
15:16なるほど。
15:16はい、これ、例えばですね、リスキリングをするというときに、学ぶだけの環境を用意してしまうと、実はですね、それを生かそうと従業員の方はします。
15:24はい。ところが仕事の中でそれを生かせないと、外の世界を求めてしまいます。
15:29これだけではダメ。
15:30はい。ですので、まずは学習環境を用意して、そしてその新しく学んだことを生かす、実践環境を用意して、そして最後にちゃんとそこに対して、昇給昇格ですね、高いスキルを見つけたことに対する給与の賃上げをちゃんとする。
15:44ここまでやると、従業員の方たちがちゃんと定着をする仕組みになっていきます。
15:48なるほど。時間がないという悩みはどうでしょうか。
15:52やはりここはですね、大変なんですが、まず生産性の向上をして時間を捻出するという意味で、やはりこのデジタルツールを導入していく、非生産的な業務を手放していくというような努力が最初には必要になるかなというふうに思います。
16:05はい。で、うまくいった中小企業があるんですよね。
16:09はい。ちょっとこちらです。
16:10名古屋のですね、情報サービス業の会社さんなんですが、業務時間のですね、20%をリスキリングに当ててよいと、こういうルールでですね、社長さんの言葉が、学びをやめると収入が下がるぞと、こういうことで、ちゃんと経営にですね、リスキリングを取り込んでいらっしゃる会社さんです。
16:26勤務時間の中であると。
16:29そうなんです。結果的にこの会社は、印刷業がメインの会社だったんですが、リスキリングをしていくことで、現在はですね、デジタル分野、それからAIをですね、この提供する支援事業なんかが柱の会社になってまして、大変成長されている会社さんになります。
16:45こう、時代に合わせてリスキリングに取り組まざるを得ないことは分かりましたが、ちょっと気になるデータもあるんです。気になるデータ、こちら。
16:54最新の調査で、日本はキャリアについて考えたことはないという人が、34.1%と、諸外国に比べて3倍以上と高くですね、キャリアについて考える機会が少ないことが浮かび上がっています。
17:13個人個人はリスキリングにどう向き合えばいいのか、ヒントになる取り組みを取材しました。
17:19先週、東京の高輪ゲートウェイに、大手企業の幹部が集まりました。
17:34発表されたのは、新たな学びの拠点が整備されたこと。
17:39これから何を成し遂げていくのかと、本源的な問いに向かい合い、行動と意識、これを変革するプログラム。
17:51その学びの拠点では、各企業の幹部や若手社員などが集まって、人材育成のプログラムを受けています。
18:02人形を自分に見立て、社内でどのような立場にいるかを議論、自分を俯瞰する視点を身につけるのが目的です。
18:15このプログラムは、NPOが10年前から実施してきました。
18:34半年間かけて、参加者たちが突き詰めるのは、自分は何者で何をしたいのかということです。
18:46マインドがなくて、ただリスクリングやりますって今流行ってますよね。
18:54だから資格を取ればいいとかね。会社に言われたから来ましたとかね。
18:58じゃあ皆さんが今度これから主人公になって、これからどうするのと。
19:02自分自身をぜひ見つめてもらいたい。
19:07このプログラムで学んだことを実践した人がいます。
19:15生命保険大手、新規ビジネス企画部の部長、桃田真希人さんです。
19:2520年以上、マーケティングや企画部門に携わってきた桃田さん。
19:326年前に自らの提案で乗り出したのが、障害者の就労支援です。
19:43新しいことを始めるときに、何か組織の看板を背負ってやるんじゃなくて、
19:49やっぱり自分のウィルというか意思というか、こういう世界を目指したい。
19:53立ち上げようと決断したのは、視覚障害のある息子の大輝さんの存在があったからでした。
20:06桃田さんがNPOのプログラムをきっかけに訪れたのはシンガポール。
20:11そこで、働きたくても働けない障害者の姿を見て、支援したいと思うようになりました。
20:19Who am I?というキーワードがありますけど、私は何者かということで、
20:25自分のパッションの乗るところというのが、やっぱり障害のある方の、
20:30特に就労の問題ということだったんですね。
20:32現地で組織運営の方法を一から学び、NPOを設立。
20:54一人一人の障害者の能力を伸ばすプログラムを作り、雇用してくれる企業を、自ら探しました。
21:04その結果、6年間で世界的なIT企業など、およそ70社に100人以上を就職させたのです。
21:134月に帰国した桃田さん。
21:20お疲れ様。
21:21お疲れ様です。
21:24今、シンガポールでの経験を生かし、障害者の就労支援の新たな事業を、日本でも実現したいと奔走しています。
21:34自分の時間を切り売りして、給与をもらっているという感覚の生き方ではなくて、
21:45やっぱり自分のウィルを持って、やっぱりこういう風にしたい。
21:51人生の大部分を働くことに使うわけですから、やっぱり能動的にいろんなことをやりたい。
21:57リスキリングを実践した女性や、どう進めればいいかなど、番組を最初からご覧になりたい方は、
22:05画面左のQRコードからアクセスできます。
22:09さあ、自分は何者かを考える。考えるって、私も自信がないですけど、できますかね?
22:16はい。なかなかやっぱり難しいところもありますので、
22:19私自身はいつもですね、自分の好きなこととか、自分に向いていることは何かというところから、
22:24このリスキリングの方向性を見つけてほしいというお話をいつもしています。
22:28ただ、自分は何者なんだろうって考える、ぐるぐる考えていると迷子になる感じもあるんですけど、どうでしょうか?
22:37リスキリング迷子なんていう表現もありまして、
22:40ありますか?
22:41はい。なかなか自分が本当にやりたいことを見つけるというのは難しいことですよね。
22:45そうなんですよね。
22:483年前にですね、政府はリスキリング支援に5年間で1兆円を投じるとしました。
22:5410月からはですね、新しい制度も始まっています。
22:58ちょっとご紹介します。
22:59こちらです。
23:02保険雇用、ごめんなさい。
23:04雇用保険に入っている人が学び直しのために、
23:07連続で無休休暇を取ったら、
23:10賃金の5割から8割を受け取れるという教育訓練休暇給付金、
23:17それから、職を探している人などに向けては、
23:21リスキリングと教育訓練支援融資があります。
23:25これ、いずれもですね、ハローワークなどで説明を聞くことができます。
23:31このようにですね、さまざまな支援策を政府は打ち出しているわけですけれども、
23:35ここを後藤さん、どう評価していますか?
23:37はい。リスキリングの支援策そのものはですね、
23:40もう世界に遜色のない素晴らしいものがたくさんできてきたというふうに思います。
23:45一方でですね、課題もやはりあるなと思うのは、
23:48こういった素晴らしい施策があるのに、
23:49それがなかなかまだ知られていないということ。
23:52また、リスキリングというのは、
23:54その企業が将来必要となるスキルを業務の一環として、
23:58その従業員の方に学ぶ環境を用意するものなんですが、
24:02個人が自主的に学ぶ障害学習、リカレント教育なんていったりもします。
24:07こういったものとですね、実はちょっと混同されてしまっているところもありまして、
24:12このリスキリングの支援策がなかなか分かりづらい部分もあるのではないかなというふうに思います。
24:17なるほど。またですね、財政制度にお詳しい、
24:21白鵬大学のこちら、藤井良二教授は、
24:25予算をどう分配したのか、総合的には分かりづらい、
24:29効果はどれほどなのか、
24:31折り返し地点に来た今から検証すべきとしています。
24:37最後にですね、リスキリング、今から始めたいと思った人の心構え、
24:42教えていただきたいんですけれども。
24:44はい。私自身のリスキリングは三方良しだというふうにお伝えをしています。
24:48従業員の方が新しいスキルを身につけ、そして企業の中で成長を支えていく人材になり、
24:54結果的にそれが売上利益につながって、またそこから利益還元で、
24:58ちゃんと賃上げにつながっていく。
25:00そうすると、従業員の方がちゃんと定着をしていく仕組みになっていくんですね。
25:04ですので、ちゃんとリスキリングに取り組んでいる企業は、企業が成長していくという結果が出てきています。
25:11また、このリスキリングに取り組むときに、なかなか新しいことに挑戦しづらいという側面もあるんですが、
25:18リスキリングをすると、先ほど申し上げましたように、やはりいいことがあります。
25:21特に日本でこれからリスキリングを成功させていく上では、
25:25やはり今のリスキリングというのは、学ぶことが得意な方の視点で、
25:30いろいろ政策ができてきたり、やはり進んでいるところがありますので、
25:34学ぶことが苦手な方とか、あとは学ぶことがなかなか難しい環境にある方たちを、
25:40いかにそれを巻き込んで支えていくことができるかというのが、
25:44これからの日本のリスキリングの成功の鍵ではないかなというふうに考えています。
25:49なるほど。また、どうしても失敗を恐れるとか、なかなかチャレンジしづらいという、
25:56何でしょうね、空気なんですかね、そういうことはあるかと思うんですね。
25:59一つ、国民性みたいなものもあるかと思います。
26:01どうしてもやはり日本人は協調性をちゃんと考えるというところがあって、
26:06なかなか新しいことを挑戦をして、そこから失敗してしまったときの見た目を気にしてしまうみたいなところも、
26:14実はリスキリングに一つ、取っ掛かりづらいようなポイントもあるのかなというふうに思います。
26:20そのあたり、どう打ち破っていけばいいですか。
26:23はい。まずはですね、私自身がいつもお伝えしているのは、とにかく強制的に環境を変えるということですね。
26:30考えないで環境を変えてしまうと、そこにどうしても適応しなくてはいけなくなるので、
26:35特に新しい場所に行ってみるとか、いろいろ環境を変えるというのは、実は大事かなと思っています。
26:40ありがとうございます、働き方を巡って、急速な変化が起きている時代です、変化に対応しなければいけませんけれども、どうせやるなら、ワクワクすることを自らやっていきたいなと思いました。
26:54ただ、後藤さん、急速も取りながらですかね。
26:57そうですね。
26:57そこも大事ですね。
26:58はい。
26:58はい。
26:58どうもありがとうございました。
26:59ありがとうございました。
27:00ありがとうございました。
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