- 5 weeks ago
Category
📺
TVTranscript
00:00夫の健康管理は私がしていました
00:07副作用の強いお薬を飲んでいたら私が知らないはずありません
00:12では事故の原因はご主人の過失ではないと
00:17はい突然誰かにぶつけられたとか
00:20バスの整備に問題があったとかそういうことしか考えられません
00:26なのにずさんな捜査で片付けられて全部責任が夫にあるみたいになっちゃって
00:33事故の原因については警察がすでに結論を出しています
00:38それがデタラメだって言ってるんです
00:39純子さん落ち着いて
00:43失礼しました
00:47薬を服用しなかったと言える証拠がありますか
00:5630年 夫は真摯に仕事に向き合ってきました
01:02お酒だって休みの前の日しか飲まなかったんです
01:08そんな薬を飲むはずありません
01:12裁判バス事故の
01:15親父のお命を晴らしたくてバス会社を訴えようと思ってる
01:22それで母ちゃんに原告になってほしいんだ
01:27私に?
01:28俺は代理人として法廷に立つから
01:32驚かないで聞いてほしいんだけど
01:40実は轟さんはあのバス事故の被害者遺族なんだ
01:48それで?
01:50驚かないの?
01:51それで何?
01:53あーごめん いやーなんかもう話さなきゃいけないことがありすぎて
02:02今日までのこと全部話すから
02:04それでもし母ちゃんが納得いってくれるなら
02:06いいわよ別に
02:07え?
02:08私が原告になればいいんだよね
02:10うん分かった
02:11あいやいやまだ説明が
02:12いいいい
02:13もう難しいことは母さん分かんないから
02:16やるならやるで決めちゃいましょう
02:19ほう
02:21ご協力感謝します
02:23なんか思ったよりあっさりOKしてくれて
02:26皆さんには散々お世話になってますし
02:31轟さんどうかよろしくお願いします
02:36勝ちますよ必ず
02:40ここからが本当の戦いです
02:50あくまで薬は飲んでいないというご主張ですね
03:01ではここでオツ4号賞
03:04宇崎博士の司法解剖結果を示します
03:06こちら宇崎博士の体内から
03:09抗不安薬に含まれる成分の反動が示されています
03:12これらの成分は注意力集中力の低下などの副作用があり
03:16また薬の効果が切れると
03:18時として幻覚などが見えるという専門状態になる人もいる
03:23これらの症状が運転中に起こり
03:26バス事故が起きた
03:28というのは整合する話ではないですか
03:31そんな症状は長く一緒に暮らしてきて一度も見たことがありません
03:36あなたに打ち明けられず
03:38一人で苦しんでいた可能性だってありますよね
03:40あり得ないです
03:42実際社員にヒアリングしたところ
03:44あなたのご主人は過度な正義感から
03:48社内で煙たがられ孤立していたと聞いています
03:51ストレスでメンタルを崩し抗不安薬を服用した
03:55十分に考え得る話では
03:57じゃあ薬はどうやって手に入れたんですか
04:00病院に行かないともらえない薬ですよね
04:02正規のルートでなくとも
04:04薬を手に入れる方法はいくらでもあります
04:06この証拠がある以上
04:08宇崎博夫さんが運転中に薬を服用していたことは
04:11動かしがたい事実です
04:13今更それを整備不良とするのは
04:16かなり無理があると言えませんか
04:19港中央バスの所長である浜岡さんに伺います
04:30車両の定期点検整備はどのような体制で行われていましたか
04:34国交省の規定に沿って定期的に実施しておりましたよ
04:39その頻度は
04:413ヶ月ごとの点検に加えて 1年ごとの大掛かりな点検を実施していました
04:483ヶ月 そのくらいの頻度でしか行っていなかったんですか
04:52いや もちろん日常の点検は毎日やってますよ
04:56あなたが定期点検と聞くから 3ヶ月ごとと答えたまでです
05:01定期点検と日常点検は別物ですから
05:04事故を起こした車両はその2つをクリアしていたと
05:07はい 問題ありませんでした
05:09それを証明できますか
05:11もちろんですよ
05:12営業所に整備点検の記録簿があります
05:16でないと行政に罰せられるんでね
05:20なるほど
05:21間違いなく整備表通りに点検は行われていた
05:26万が一にも整備表の改ざんをすることなどなかったと
05:30そういうことですね
05:31意気あり
05:32被告は先ほどから適切に整備がなされていたと述べている
05:36ではここで被告提出証拠であるオツ8号証
05:40港中央バスが当時つけていた整備点検表を示します
05:44こちらは事故当日を含む1週間を遡った整備記録ですが
05:49確かに全ての項目に丸がついています
05:51そりゃそうですよ
05:53うちはしっかりやってますから
05:55走っていたバスの中には古い車両もあったのでは
05:59そりゃもちろん
06:00その場合この整備表のように全ての項目が問題ないという方が不自然ではありませんか
06:06それは日々の整備の賜物です
06:09すべての車両に一度も不具合がないことがありますか
06:13日常点検を怠り適当に丸をつけるといった
06:18ずさんな管理が横行していたのではないですか
06:20いいがかりはやめていただきたい
06:22裁判長
06:23ずさんな管理というのは被告を侮辱するものです
06:27撤回を求めます
06:28こっからが本当の勝負だ
06:32OK
06:34まずはどうやって石倉を攻略するのが最も賢いかだ
06:38GIテクノロジーズにさくり入れるんじゃないんですか
06:40バカか
06:41それができんなら最初からやってるわ
06:43あいつらが開発した自動運転システムが暴走して事故が起きたんだろ
06:47それを証明できるカードが揃ってないの
06:49今本丸を攻めるのは危険
06:51いや追い詰めてんのこっちだろ
06:53戦と同じだよ
06:55敵の本陣に近づけば近づくほど死ぬ確率はぐんと跳ね上がる
06:59下手に動いて詮索してんのがバレてみ?
07:01得意の権力使って潰されちゃうよ
07:03じゃあどこから攻めるんです?
07:05巨人の倒し方は相場が決まってんだよ
07:08足元を狙ってアキレス剣から崩していく
07:11アキレス剣?
07:12石倉を倒す上で俺たちがまだ手をつけていないルートがある
07:16事故を起こしたバス会社 港中央バスか
07:19そう 足元を崩せば敵将の首はおのずと近づいてくる
07:25お父さんここで働いてたんだね
07:32初めて来た親父の会社は
07:37気合入りすぎだって
07:40気持ちは分かるけどいきなり喧嘩越しじゃ聞ける話も聞けないからね
07:46はい はい
07:47すいません少しお話を聞かせてもらいたいんですが
08:00えっとどちら様ですか?
08:03弁護士の宇崎と申します
08:05ちょっと…
08:065年前の事故について話を聞かせてもらいたくて
08:09宇崎弁護士…もしかして宇崎さんの息子さん?
08:15はい
08:17悪いけど何も話すことないよ
08:19どういうことですか?
08:22どうもこうもないよ 失礼
08:25なんで拒否するんですか?
08:27何か都合が悪いことでもあるんですか?
08:29あのね はっきり言おうか
08:32あなたの父親の事を
08:34心よく思ってる奴は会社に一人もいないんだよ
08:37何が弁護士だよ
08:40あれだけ会社に迷惑かけて
08:42どの面下げてって話でしょうか?
08:44いや 今のはあんまりじゃないですか?
08:46宇崎っていう名前はこの会社じゃ
08:49それぐらい印象が悪いんだよ
08:51あの…
08:55あの…
09:02ダメだ… 全部悶々払い…
09:08最初の奴らが知らせたんだろ?
09:13もういきなりあんな聞き方するからでしょ?
09:17悪い…
09:19まあでも あれはひどかった
09:21あらたっても仕方なし
09:24本当に悪かった…
09:26出直すか?
09:28あっ よかった!
09:30まだいらっしゃった!
09:32はじめまして
09:34あの…
09:35整備士の堀切といいます
09:37残業してたらあなたがたが来てると聞きましてね
09:41そうですか…
09:46息子さん 本当に弁護士に…
09:50お父さんには随分お世話になりました
09:56あの…
09:58私でよければ…
10:01何でもお話しします
10:04堀切さんの役職を教えてください
10:10港中央バスのメカニック 整備を担当しています
10:15担当直入に伺います
10:17港中央バスの整備は十分だったと思いますか?
10:23いえ…
10:29間違いなく…
10:31不十分だったと思います
10:33しかし整備点検表には全ての項目に丸がついています
10:37これは事実と違うということでしょうか?
10:41はい…
10:42実際の車両のコンディションとは かけ離れた整備表と言わざるを得ません
10:47つまり… 改ざんされていると?
10:51情けない話ですが…
10:53そうなります
10:54事故より前の期間…
10:59車両に不具合はありましたか?
11:01あの期間と言わず…
11:023ヶ月点検の度に…
11:04複数車両に故障や消耗がありました
11:08会社に報告しなかったんですか?
11:12もちろんしましたが…
11:14取り合ってもらえませんでした
11:17お願いします
11:19はい…
11:22堀切くんの査定は厳しいね…
11:25君にかかったらどんな車両もオンボロ扱いだ…
11:28所長… 安全な運行を続けるためには最低限のメンテナンスが必要です
11:32うちもギリギリやってんだよ…
11:34余計な経費をかけてみんなの給料下げるわけにもいかないだろ…
11:37しかし…
11:38本当に危ない車両があったらちゃんと直すさ…
11:41とりあえず… これ見てチェックしておくよ…
11:44お願いします…
11:45特に8号車のブレーキと10号車のエアタンクだけ…
11:47見ておくと言っただろ…
11:49私も次に会って忙しいんだよ…
11:56ただいま戻りました…
12:02あっ… おかえりなさい…
12:03あっ… 宇佐紀さん… ブレーキの具合どうです?
12:06ああ… 注意しないと危ないね…
12:08次の定期点検までの寿命かな…
12:11それ以上はまずいかもしれない…
12:13ですよね… 所長には何度か言ってるんですけど…
12:17事情は分かってるよ…
12:19まあ… まだ大丈夫…
12:21僕らの方も注意しながら運転するから…
12:24すいません… 負担かけて…
12:26いやいや… 堀切くんが悪いわけじゃないよ…
12:29お客様の安全を確保しながらお運びする…
12:32それが僕らの仕事だしね…
12:34おっしゃる通りです…
12:36宇佐紀さんは頑固なくらい安全運転だから…
12:40安心です…
12:41おいおい… ちゃんとダイヤは守ってるぞ…
12:44間違いないです…
12:46いつも大変な作業…
12:48ありがとうね…
12:50じゃあ…
12:58運転手にも負担をかけたと思います…
13:01せめて最低限の安全だけは確保しようと…
13:05私たちは毎日残業していました…
13:09では… なぜ整備表には丸が並んでいるんでしょう?
13:13私は点検のたびに正確な状況を書き込んでいます…
13:16そしてそれを毎回署長に提出します…
13:19しかし…
13:21翌日の整備表には全て丸がついている…
13:26署長に提出した後で…
13:28全て丸がついた状態に改ざんされていた…
13:32というわけですね…
13:34はい…
13:36ありがとうございます…
13:41原告代理人の高井戸です…
13:44これから高16号書堀切さんによって当時書かれた本来の整備表の画像を示します…
13:50こちら…
13:51先ほどと同じ車両の改ざんされる前の整備表で間違いないですか?
13:55はい…
13:57書き換えられると分かってから画像に押さえるようにしていました…
14:00日付を見て分かる通り…
14:02事故の前、最後に行われた点検において…
14:05複数車両の不具合が見られます…
14:08しかし、港中央バスはまだ大丈夫と判断し…
14:12経費削減のためこれを放置、整備表を書き換えていたと…
14:17はい…
14:19では、お伺いしますが…
14:21事故が起きた車両についてはいかがですか?
14:24残念ながら…
14:27あの車体は私が整備しておらず…
14:30当日の正確なコンディションは分かりません…
14:33しかし、ここまでの証言をもとにすると…
14:36事故を起こしたバスにも整備不良があったと考えられませんか?
14:41いげあり!
14:42事故車両とは無関係な話だ…
14:45では、質問を変えますが…
14:49なぜ、あなたは今までこのことを言わなかったのですか?
14:53事故があった時、言えたはずです…
14:56そうですね…
14:59今となっては…
15:02後悔しています…
15:04改ざんに対して抗議はしなかったのですか?
15:10最初はしました…
15:12でも…
15:13貴重面すぎると煙たがられて…
15:15私を嘲笑するムードが会社に漂いました…
15:19そのうち私も…
15:21黙るようになって…
15:23でもそんな中でたった一人…
15:26一緒に掛け合ってくれたのが…
15:29宇崎博夫さんでした…
15:32もう黙ってられません…
15:34これは…
15:36経費の節約というレベルを超えています…
15:38万が一のことがあったらどうするんですか?
15:40だから…
15:42次の3ヶ月点検でやるって言ってるだろ…
15:45そこまで持ちません…
15:47堀切君の正しい整備表に沿って…
15:49すぐに車両の修繕をお願いします…
15:53宇崎君…
15:54肩の力抜いたらどうだ…
15:56業務の中で目をつぶらなきゃならないことは…
15:59多少なり出てくるもんだ…
16:01君は真面目を取り越して…
16:03クソ真面目なんだよ…
16:06少しぐらいの不具合走らせても問題ない…
16:09現に事故起きてないじゃないか…
16:11事故が起きてからでは遅いんです…
16:13宇崎さんは真剣に掛け合ってくれた…
16:15侮辱されても諦めず…
16:17主張を続けてくれました…
16:19宇崎さんのために私は…
16:21もっと早く行動すべきだった…
16:275年間も泣き寝入りして…
16:31申し訳ないです…
16:33私がもっと強く言っていれば…
16:36私がもっと強く言っていれば…
16:38あんな事故…
16:40あの宇崎さんが…
16:52規定違反にあたる薬を飲んだとは…
16:54到底思いません…
16:56間違いなく…
16:58車両に問題があったと思います…
17:03堀切さん…
17:08貴重な証言…
17:10ありがとうございました…
17:15裁判長…
17:17今の証言にもあった通り…
17:20事故を起こした車両には…
17:22やはり整備不良の可能性があり…
17:24何より…
17:25それを浜岡署長が…
17:26認識していた可能性が出ています…
17:28お伺いしたい点があるため…
17:30今一度尋問の機会をください…
17:32被告としては…
17:33その必要性はないと考えます…
17:34認識はすでにお話しさせていただきました…
17:38裁判所としては…
17:43当該車両の整備状況について…
17:45再度確認したいので…
17:47それに限って尋問を認めます…
17:50では改めて…
18:07浜岡さんにお伺いします…
18:09事故が起きたバスに不具合はありましたか?
18:13いいえ…
18:14ありません…
18:15堀切さんの証言や…
18:17甲16号証を元にすると…
18:19やはり…
18:20あなたの会社で整備不良は…
18:22横行していたんじゃないですか?
18:23ありませんよ…
18:25実際…
18:26うちの会社で…
18:27あの件以外に…
18:28事故は起こしてないわけですし…
18:30浜岡さん…
18:31もしあのバス事故が起きた原因が…
18:34整備不良にあるんだとしたら…
18:36あなたの社会的責任は…
18:38計り知れません…
18:42尻尾を切るのは…
18:44権力者の上等手段ですよ…
18:46和解金ですか?
18:52そうだ…
18:53石倉大臣が用立ててくれた…
18:55大臣が…
18:57ということは…
18:58事故の原因はやっぱり…
18:59運転していたのは運転手本人だぞ…
19:01自動運転モードはオフのまま…
19:04AIに地域の道を覚えさせるだけと説明があったら…
19:08だから誤作動で…
19:09いいか…
19:10これはあの方が…
19:11リスクヘッジの一環として…
19:13偉られているだけのことだ…
19:14死者まで出して…
19:16許されるんでしょうか…
19:19大丈夫だ…
19:20石倉という屋台骨さえあれば…
19:23我々が沈むことはない…
19:25今後もあらゆる面でサポートしてくださる…
19:27いいな…
19:29あなたが何にすがっているかは知りませんが…
19:36歪んだ日後はいつまでも続きません…
19:39全てを失うことになりますよ…
19:42つい最近…
19:44身近な人物がそれを証明しましたよね…
19:47嘘!嘘!
19:48嘘!
19:49嘘!
19:50嘘!
19:51嘘!
19:52嘘!
19:53嘘!
19:54嘘!
19:56嘘!
19:57嘘!
19:58嘘!
19:59嘘!
20:00嘘!
20:01嘘!
20:02嘘!
20:03嘘!
20:04嘘!
20:05嘘!
20:06嘘!
20:07嘘!
20:08嘘!
20:09嘘!
20:10嘘!
20:11嘘!
20:12嘘!
20:13嘘!
20:14嘘!
20:15嘘!
20:16嘘!
20:17嘘!
20:18嘘!
20:19嘘!
20:20嘘!
20:21嘘!
20:22嘘!
20:23嘘!
20:24嘘!
20:25What do you mean?
20:27You are more than a joke.
20:29I was a case-by-case.
20:32I was in the automatic automatic system.
20:35I had a test on the data.
20:38I had a case-by-case.
20:40This is a case-by-case.
20:43I have a case-by-case.
20:45I have a problem with my責任.
20:47I have no idea.
20:50I have a case-by-case.
20:52I have one of the most known.
20:55I'm here to be clear that there is no way to be able to be able to be able to be able to be able to be able to be able to be able to be a driver's case.
21:08I'll see you next time.
21:38どんな読み筋だ。的外れすぎて笑い話にもならん。
21:43おっしゃる通り、何一つ捉えていないようで。
21:46いずれにせよ、港市を切り捨てた甲斐はありましたね。
21:51余計な遠回りをしたが、不毛な土地で粘るよりは良かったわけだ。
21:55的確な損切りだったかと、結果的に国内における自動運転の広がりは加速しておりますので。
22:01ようやくだ。私の悲願達成まで、あと少し。
22:08ガンバーイ!
22:14いや、もうほんと狙い通りだったっすね。
22:17試合に負けて勝負に勝つってこういうことだな。
22:20完璧な運びだったな。見事に計画がハマった。
22:23一番欲しかった自動運転システム導入の証拠も、敵が自ら証言してくれた拍手。
22:31あの所長言ったよな。事故のバスにはAIが搭載されてたって法廷で言ったよな。
22:37しかも、そこにGIテクノロジーズが関与してるってことまではっきり。
22:41あの証言は裁判記録としてちゃんと残る。
22:44本丸の裁判を戦う上で有効な証拠になるね。
22:48OKOK、いい感じになってきた。
22:50いい感じ。
22:50純子さん、今回で博夫さんのお命返上とはいきませんでしたけど。
22:56分かってます。まだ途中ですもんね。
22:59もちろんです。
23:00息子から説明を受けてますから、この先が楽しみです。
23:05ありがとうございます。
23:06でもびっくりしました。
23:09とんでもない作戦を思いつくもんなんですね。
23:12石倉を倒すためなら、何だってやりますよ。
23:16親父のバス会社を。
23:17所長を相手に安全配慮義務違反の訴訟を起こす。
23:21車両の整備不良という立て付けでな。
23:23整備不良でどうやって自動運転の暴走を証明するんですか。
23:27狙いはあくまで石倉ですよね。
23:30石倉を倒すための手順には大きく分けて2つの段階がある。
23:341つ目は、事故を起こしたバスにGIテクノロジーズの自動運転システムが搭載されていたことの証明。
23:522つ目は、そのシステムが暴走して事故の原因となったことの証明。
23:56この2段階の突破が必要だが、1つ目を確定しない限り、石倉を倒すためのリングに上がることはできない。
24:03裁判の中で、所長に喋らせるってこと?
24:06そう。
24:07出現を引っ張り出すための安全配慮義務違反だよ。
24:10しかし、一家きりの勝負は、相当なギャンブルになるの。
24:15でも悪くない賭けだろ。
24:17うまくいけば石倉が俺たちのことを舐め腐る、誘導になるかもしれない。
24:21まずは、裁判で追い込むための素材が必要ね。
24:25だったら、俺がバス会社に乗り込みます。
24:30賭けに勝ちましたね、俺たち。
24:32うん。
24:33計画通り、第1段階突破だ。
24:35あなたもでご協力ありがとうございます。
24:38お力いないとよかったです。
24:40もう、こんなに緊張したのはじめで。
24:43堂々とされてましたよ。
24:44え?
24:45息子とは大違い。
24:46え?やだ、もう。
24:47あ、お前、俺のシリアスな演技見たか?
24:50あれのおかげで証言引き出すようなもんだわ。
24:52あ?ひどかったよ。
24:54な、なんですか唐突に。
24:56言い訳ならもっとマジのこと言ってくるぜひよ。
24:58確かに。
24:59余計な小芝居打ちやがって。
25:01イラッとしたわ。
25:02余計でも小芝居でもねえから。
25:03大芝居打ったから、俺は。
25:05大芝居だから。
25:08そんな顔してねえからな、俺。
25:10ご調子すぎだって、その。
25:20会えて嬉しい。
25:23部屋汚くない?
25:24きっとカナちゃん怒ってるよ。
25:25そう思って日々頑張ってる結果がこれだ。
25:27カナも呆れて笑ってるさ。
25:28でしょうね。
25:47やっとここまで来たよって。
25:50見ててねって。
25:51そうか。
25:54ありがとな。
25:57長かったが、目標地点にはたどり着いた。
26:01戦えるだけのカードは揃った。
26:04あいつらが頑張ってくれたおかげだ。
26:07確かにヤングチームは思った以上の働きをしたな。
26:10じゃあここからアダルトチームの出番ね。
26:13まずは石倉の影が見えてから今日まで、
26:15私が水面下で進めた成果を発表するね。
26:19この戦いのキーマンは、
26:21法医解剖医、久野信之。
26:26宇崎博さんの紹介簿を担当した男。
26:29こいつから責めれば、
26:31石倉と警察の繋がりを暴けるはず。
26:34一体どういう仕組みだったんだよ。
26:36大物政治家といっても、
26:38警察は別の組織だろ。
26:40なんであんな無茶な揉み消しが曲がり通った。
26:42ヤツの出身大学の同門会、
26:45報奨会の解剖写真。
26:47この石倉の隣にいる男が、
26:49現警視庁副総監、
26:51青柳康二。
26:53副総監?
26:54何のメリットがあって協力した?
26:56青柳は警察内の出世レースに敗れ、
26:59警視総監の道を完全に断たれていた。
27:01それは警視庁でも有名な話。
27:05そんな状況下であの事故が起こった。
27:08そこで石倉は甘い蜜をだらして交渉した。
27:13十分考えられるな。
27:14おそらく、ピンチに陥った石倉は、
27:18青柳に政治家への転身を持ちかけた。
27:20協力を条件に、
27:22自分が後ろ盾になると。
27:24中央省庁から政治家への転身か、
27:27タイミングとしては持ってこいだな。
27:28確かに通るな、それは。
27:29しかし、
27:32揉み消しはどうやって実行した?
27:34そうね。
27:35副総監から交通部長に指示を出す。
27:38現場の管理官は上司の指示通り、
27:41改ざんを実行する。
27:43手続きとしては以上ね。
27:45ちっ、ふざけやがって。
27:48でもこのくのってやつは、
27:49警察内はそれでコントロールできたとして、
27:52医者はまた別だろう。
27:54なぜ医者までが揉み消しに加担する?
27:56弱みにつけ込まれて飼い慣らされたのよ。
27:59弱み?
28:00区野は医師としてのでは確かのようだけど、
28:03そこに問題があった。
28:05私が着くのはそこよ。
28:09いい、君たち。
28:11あの雑居ビルの地下の店。
28:13君たちの仕事は、そこに潜入して常連になること。
28:19そこが何の店か知ってんのかよ。
28:22闇カジノ。
28:24知らないわけないでしょ、坊や。
28:25不定期開催のカジノがいつ開催されるか、
28:30調べてきてちょうだい。
28:31お前、ふざけてんの。
28:34誰がそんな面倒くさいことしなきゃいけない。
28:36まだあるから黙って。
28:38うまく潜入できたら、
28:40この男と仲良くなること。
28:42そして確実にこいつが闇カジノに来る日、
28:46時間を掴む。
28:48ここまでが君たちの仕事ね。
28:50なんでそんなことしなくちゃいけねえんだ、これ。
28:53よく喋る犯罪者。
28:55なんだっけ、この子らの罪。
28:57えー、こいつが葉っぱで、
29:01で、こいつがパパカツしきってて、
29:04で、こいつが詐欺だったかな。
29:06全員うちのクラブで見つけました。
29:08てめえ覚えてるのよ。
29:10オッケー。覚えておく。
29:12行きろやろ、おい。
29:13ほーら、生きがってると逮捕しちゃうぞ。
29:19どうやって入店するんだ。
29:22セキュリティめちゃくちゃ厳しいぜ。
29:24偽名なんか簡単にバレてから。
29:25偽名は使わないよ。
29:27本名で身分書持っていってらっしゃい。
29:30は?パクらたどうすんで。
29:32ここで私にパクられるよりマシだろう。
29:34無事に情報取れたら見逃してあげる。
29:38まだ若いんだし、可能性を負うほうが良くない?
29:42招待状。
29:44何か聞かれたら、うちのクラブで知り合った人柄って言えばいい。
29:51じゃあ、よろしく。
29:57あ、あさみさん。
29:58これ、何を調べるといいですか?
30:00いいから付き合って。
30:02どういう条件で敵発に動くのか、上に駆け合うために把握したいの。
30:07でもこれ、うちの管轄じゃないです。
30:09関係ない。悪いやつは捕まえるでしょ?
30:12あ、一課長。
30:15一課長。
30:22あさみ、また余計なことしてるようだな。
30:26余計なことと申しますと。
30:29保安課の資料を持ち出したんだろう。
30:32何を調べてる。
30:33ちょうどよかった。
30:36ちょっととある闇カジノを摘発したくて、相談したかったんです。
30:39管轄外だ。
30:40我々が扱う犯罪の温床になっている場所です。
30:43管轄外とは言い切れません。
30:46とかすぎれば、見逃せないこともある。
30:49その闇カジノの情報、どうやって掴んだ?
30:52独自の調査方法なんて、教えられませんね。
30:56お前は何に執着してる?
31:01決まってるでしょ。
31:04善良な市民の声を守ることです。
31:26不安排。
31:39怖い。何で笑ってるの。
31:41いやちょっと思い出してね。
31:43この間の裁判のこと。
31:47なんか、ドキドキ。
31:49いやいや緊張したけど楽しかった。
31:53なんだよそれ。
31:54なんでよそいつ何よ。
31:55Oh my God, you've been working with me.
31:58It's a normal way that I feel like I'm going to get out of my mind.
32:03I'm sorry. I've been waiting for you now.
32:11But...
32:14I don't know if I was in my office,
32:17I don't know if I was in my office.
32:23Five years ago, I've been living with my mother and my mother.
32:30So, yeah.
32:33I've never had a feeling of消化.
32:40I've never had a feeling.
32:45I've never had a feeling.
32:48So, yeah.
32:51I've been trying to do what I want to do with you.
32:57But it's...
33:00If you don't want to make a mistake,
33:06you can't see anything here.
33:10Of course.
33:12It's a good thing.
33:16I've finally reached that place.
33:20.
33:49俺は大丈夫。 母さんも同じ気持ちだから。
33:56そっか。なら良かった。
34:04あの、あのね。
34:09実は母さんとどろきさんとあれからずっといろいろ連絡取り合ってたんだ。
34:19えっ?
34:21あの事故は私たちからたくさんのものを奪っていった。
34:28あまりに唐突で理不尽な別れ方だったでしょ。
34:37私たち残されたものはどうしたらいいか分からなかった。
34:43だけど、とどろきさんは私たちを許してくれた。
34:50その上、救いの手を差し伸べてくれた。
34:56救いの手?
34:58ほら、あんたが暴行事件を起こしたときに助けてくれた弁護士さんがいたって話したでしょ。
35:04ええ。
35:06え、じゃあ俺が弁護士目指すきっかけになったのって。
35:11とどろきさんよ。
35:16はぁ。
35:18とどろきさんが戦う方法を教えてくれたの。
35:23黙っててごめんね。
35:26あのころはさ、毎日が嵐の中にいるみたいだったでしょ。
35:38間違いないね。
35:40とどろきさんのおかげで嵐は過ぎ去ったけど。
35:45返せってわけにはまだまだいかないよね。
35:50ずっと悔しいまんま。
35:55ずっと悔しいまんま。
35:58ずっと悔しいまんま。
36:02母さん、お父さんの胸を晴らしたい。
36:08うん。
36:10ほこりと覚悟を持ってんでしょ。
36:15うん。
36:20どんな手を使っても石倉を倒す。
36:25だったら、母さんだって何だってできる。
36:28目には目を。
36:30今に見てらっしゃいってね。
36:32うん。
36:35うん。
36:41うん。
36:43母さんは、とっくに覚悟決まってます。
36:48うん。
36:53さあ、じゃあ、揚げ物食べて元気出すよ。
36:56うん。
37:01うん。
37:02うん。
37:10りょう、入るぞ。
37:12なに?
37:16お前。
37:18母さん悲しませるようなこと言っちゃダメだろ。
37:22だって、揚げ物ばっか、もう嫌なんだもん。
37:28お前な。
37:32そこは無理してでも食わなきゃダメだろ。
37:37なんでそんなことしなきゃなんないの?
37:40母さんが大切にしているものだからだ。
37:43それが、母さんの誇りなんだよ。
37:49りょう、家族とか仲間って、どういう人のことだと思う?
37:55わかんない。
37:56父さんはな。
38:01父さんはな、大切なものが同じ人のことを言うと思うんだ。
38:08あの揚げ物は、りょうのおばあちゃんから母さんに大切に引き継がれた誇りなんだよ。
38:16だったらお前も大切にしなきゃダメだろ?
38:22家族なんだから。
38:29大切な人を悲しませない。
38:32それが正義なんだよ。
38:35分かるか?
38:38うん。
38:48いってきまーす。
38:49あれ、今日と今はやめじゃない。
38:50まあ、気合い入ってるからね。
38:52おー。
38:55うん、うまいなやっぱ。
38:57当たり前でしょ?
38:58じゃあ。
38:59みなさんによろしくね。
39:00はいはい。
39:01そんなとこで手拭かない。
39:02はいはい。
39:03おはようございます。
39:16おー、ウザギ。ずいぶん早いな。
39:27何見てんだよ。気持ち悪いな。
39:30いや、トドロキさんこそ、来んの早いなと思って。
39:35それだけ気合いが入ってるってことだよ。
39:37そうっすよね。
39:39あの、トドロキさん。
39:49うん?
39:51今日まで本当に、ありがとうございます。
39:54何だよ。
39:55何だよ。その訳の分からん感謝の言葉。
40:04あ、俺、戦力に慣れてますかね。
40:07え?
40:08え?
40:09ほら、前に言ってたじゃないすか。
40:12いつ大勝負が来てもいいように成長しとけって。
40:15どうなのかなって。
40:17もろもろ状況が整ったと判断して、
40:24GIテクノロジーズに損害賠償請求を叩きつけることにした。
40:29満足か。
40:32あざっす。
40:34訴訟に向けて、証拠と証言集めないとな。
40:38いよいよ攻略開始っすね。
40:41なんか策はあるんすか。
40:44まずはGIテクノロジーズを辞めた元社員へのアプローチから始める。
40:48全員揃ったら、すぐに作戦会議だ。
40:51よし。
41:01社長、今よろしいでしょうか。
41:04忙しいの見てわかるでしょう。
41:07今、必要な報告?
41:09はい。
41:11じゃあ、何でしょうか。
41:14訴状が届きまして。
41:16訴状?
41:17訴えられたってこと?
41:19訴えられたってこと?
41:20ええ、そのようです。
41:22原告と代理人は?
41:23原告は宇崎純子。
41:25代理人はピース法律事務所代表、とどろき健次郎とあります。
41:29ふーん。
41:31そうですか。
41:34君のところを相手に訴訟を。
41:36ええ。
41:37ってことは、いろいろ見えてる可能性がありますね。
41:41なぜ、そう思うんですか。
41:44港中央バスの裁判記録を調べたら、
41:47バスにうちのシステムが搭載されていたことを、
41:51所長が証言しちゃってるんです。
41:53わりと用意周到だなと。
41:56なるほど。
41:58検討違いに見えた裁判は、
42:00証拠固みのプロセスだったわけですね。
42:02うまくはめられましたね。
42:04被害者遺族と加害者家族が、
42:07ただのネズミじゃないということは認めてあげましょう。
42:10イノベーションには犠牲が必要だってこと、
42:13なんでわかんないんだろうな。
42:15バカな連中です。
42:17全く同感です。
42:20それは誤作動のエラーを報告されてましたけど、
42:23現実では起こらないレベルの確率です。
42:26100%の技術なんて、この世にはありえない。
42:30至極真っ当なご意見だ。
42:33その偶然の一回が、
42:35走行データを取ってるときに起こってしまった。
42:38要は、運が悪かったんですよ。
42:42崖崩れや、飛行機の墜落レベルの確率ですから。
42:46そんな馬鹿げた数字を恐れて、
42:48技術革新はありえない。
42:50実際に2週間は、
42:52いい感じのデータが上書きできてましたから。
42:55ここまで迫られたのは初めてだな。
42:59敵はとんでもない執着で臨んでいます。
43:05どう対応しましょう。
43:12では、
43:14同じレベルの執着を持つ男に、
43:17弁護を依頼するとしましょう。
43:20いるんですか、そんな人。
43:22一人だけ、心当たりがあります。
43:29はい。
43:31いえ、
43:33貴重な機会を与えていただきありがとうございます。
43:37はい。
43:39全身全霊で臨ませていただきます。
43:42それでは失礼いたしません。
43:44それでは失礼いたしません。
43:48おはようございますか。
43:52おはようございます。
44:24G.I.テクノロジーズが犯した罪を
44:28あの家族が背負ってきたんです
44:30その真っ直ぐな正義にだけは
44:32絶対に嘘をつくな
44:33私が見ているのは目の前のことなんかじゃない
44:35この国の未来だ
44:37親父は最高の人間だったと言いたいです
Be the first to comment