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00:00Uh...
00:04Uh...
00:05Uh...
00:07Ah...
00:13Ah...
00:15Where are you?
00:17You're right!
00:18You're right!
00:19Come in quick, quickly!
00:26Yes!
00:27Do you want to go straight to the house?
00:33Oh, it was so good.
00:41Grandma...
00:44I don't have a good friend.
00:51What?
00:52I don't know.
00:59I don't know.
01:02Hey!
01:04You're going to get out of here.
01:09I don't know what I'm going to know.
01:14I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry.
01:44I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry.
02:13I'm sorry, I'm sorry, I'm sorry.
02:15I'm sorry, I'm sorry.
02:17I'm sorry.
03:19一両月しとき帰る、惜しめば迷う、では?
03:25はあ、どういう意味?
03:29おそらく、一両使い切れば帰れる、惜しめば迷ってしまう。
03:36え、じゃあ、もしかして、一両ってこれ?
03:39なぜそのような大金を?
03:43いや、盗んでないよ、手に入れたのが現代のわけだし、お地蔵様の、お地蔵様?
03:50もしや、お地蔵様にいただいたのですか?
03:55まあ、そんな感じかな。
03:58うん。
04:00では、その一両を使い切れば、現代なるお国に帰れると、お地蔵様は言っているのではないでしょうか?
04:07なるほど。そういうこと?
04:19ありがとうございます。
04:20遠慮なく使わせていただきます。
04:23この一両で。
04:32現代から江戸時代へ、ひょいっと迷い込んでしまったお町さん。
04:37所持金は1両小判1枚。
04:45この1両で江戸ライフを満喫してみるというお話だ。
04:56江戸前グルメに大ブームのエンターテイメント。
05:06さらには江戸。お役立ち物価情報もございます。
05:11さあ、ご一緒に江戸へタイムスリップ。
05:20なんか空気が違う。風が気持ちいい。
05:26水辺だからかな。ここは蛍も舞うんですよ。
05:31そうなんだ。
05:33私、マッチ。千代と申します。
05:36年はいくつ?
05:3718です。
05:38私の1個下か。
05:42ねえ、その中、もしかして。
05:45はい。
05:46楽しみだね。
05:48え、旦那さんどんな人?
05:50優しくて腕のいい大工です。
05:57そっか、いいなあ、うらやましい。
06:01本当に自慢の夫でした。
06:04あそこのお蕎麦屋さんとってもおいしいんですよ。
06:09あんた?
06:10あんた?
06:41振る舞いの品かい。
06:43ケーキのいい旦那がいるね。
06:44マッチさん。
06:46おお、おちおちゃん。
06:49なんだ、知りやかい。
06:50ええ。
06:51おじさん。
06:52これで足りる?
06:53一両?
06:54無理に決まってんだろ。
06:55え、食べられないの?
06:56あのな。
06:57小判だと、ももも吉さんが釣り船を用意できません。もっと細かい銭にしないと。
07:07あったりねえだろ。うちはな、両替屋じゃねえんだ。両替屋そこ。うちは蕎麦屋。
07:14そうなんだ。
07:18おまちさん。江戸時代で一両小判を気軽に使おうなんて、そりゃあ蕎麦屋も驚いちまうよ。
07:32さあ、貴重な一両小判をお見せしましょう。
07:39こちらが町さんが持っていた一両小判になります。
07:43これは、八代将軍徳川吉宗の頃に生まれた原文小判でございます。
07:50たった一枚で、今の10万円以上の値打ちがあったようでございます。
07:56だから、庶民が持ってたりすると、おい、おまえさん、どこで手に入れたんだい?って、お上に通報されちまうこともあるほどの大金だ。
08:08まあ、蕎麦ですと大体16門ぐらいとよく言われますが、そうしますと、何百杯も一両で蕎麦が返れているっていう状態になりますね。
08:19ちょっと使い勝手が悪いということになります。
08:23江戸の世には、一両小判のような金貨と銀貨と銭貨の3種類の銭が出回っているそうで。
08:32単位はそれぞれ、両、門目、門。
08:38一両を普段の買い物に使うには、銭貨に両替しなくちゃならない。
08:45ところが、この両替が実にややこしい。
08:49このグラフは、一両を銭貨に両替したときの交換レートを示したもの。
08:57今のドル円相場のように、毎日変動したんでございます。
09:08お町さんが一両小判を両替すると、この木は一門銭で6600枚になった。
09:17そうすると、この6600枚というのは、現代だと一体どのぐらいの価値があるかと申しますと、
09:26江戸時代のかけそばは一杯16枚。
09:30現代のかけそばが一杯400円ってところだとすると、一門は25円って感情になりますね。
09:40つまり、お町さんが持っていた一両6600枚は、今の16万5000円ほどの価値があったってことです。
09:52はい、かけそばお町。
09:55わー、おいしそう。
10:00お茶々ちゃんもはい。
10:01ありがとうございます。
10:03いただきまーす。
10:06うーん、おいしそうね。
10:16本当にお腹空いてたんですね。
10:19まあね。
10:20私、向こうではお金全然なくてさ、いろいろきつかったんだ。
10:25うん。
10:26まちさん。
10:27ん?
10:28ご苦労があったようですね。
10:29困ったときは声をかけてください。
10:30私に。
10:31わー、おいしかったー。
10:32ごちそうさまでした。
10:33いくらですか。
10:34おい。
10:35おい。
10:36お、おい。
10:38おい、そばは1杯16万って決まってだ。
10:41やーすぅ。
10:42美味しかった。
10:56ごちそうさまでした。
10:58いくらですか?
10:59おい。
11:00蕎麦1杯16問って決まってだ。
11:02安い。
11:08はい、16問。
11:09はい。
11:10江戸っ子の好物といえば、やっぱり蕎麦ですね。
11:22江戸の街並みを再現したこちらの資料館にも、ほらほら、あったあった。蕎麦の屋台ですね。
11:33この棒を肩にかつけば、どこにでも移動可能でございます。
11:38片側には、どんぶりや蕎麦がきれいに収まってますね。
11:50そして、反対側には火鉢。その上には釜。これでいつでも温かい蕎麦を提供できるってわけでございます。
12:02屋台で食べられていたのは、もちろん蕎麦だけじゃありませんよ。
12:14月見スポットとして有名な、高輪の様子を描いた1枚でございます。
12:20たくさんの屋台が出てますね。
12:23蕎麦はもちろん、こっちは握り寿司でございます。
12:33天ぷらり団子。
12:35イカ焼きなんていうのもありますね。
12:45握り寿司の値段は、1貫8問。
12:49江戸っこに人気の寿司ネタは、小肌や白魚、穴子など、江戸米で採れた新鮮なものばかり。
13:06マグロはもっぱら赤身でございますね。
13:09トロの部分は、江戸っこには脂っこすぎて、不人気だったそうでございますよ。
13:17蕎麦や寿司と並ぶ、人気屋台グルメが、天ぷらですね。
13:23天ぷらは串に刺し、天対をつけ、食べていたそうでございます。
13:30お値段は、1串4問。
13:34貝柱やアナゴ、エビなど、江戸米の魚介類が定番のメニューでございます。
13:43当時、卵は高かったので、衣のつなぎになんて、とてもじゃないが使えなかった。
13:53なんでこんなに与え文化が花開いたかと申しますと、
13:59江戸の人口は100万人以上。
14:02地方出身者が多く、独身男性の割合が高かった。
14:10彼らは自炊なんてしないんでございます。
14:13パッと行って、パッと食える。
14:15屋台は今で言う、ファストフードのようなもんだったそうでございます。
14:18さあ、腹ごしあいが済んだら、まずは、住まいを決めないとね。
14:24あの子かい?え?ほんとおかすな話?うそをつくような方には見えません。それでこの長屋にお連れしました。
14:39おい!おおや、お連れしたよ。
14:42あれ、あれ、あれあれあれあれあれ、あの娘かい。
14:46嘘をつくような方には見えません。それでこの長屋にお連れしました。
14:54おい!大屋、お連れしたよ。
15:00あれあれあれあれ。あの娘かい。妙な格好してるけど、身元は大丈夫かい?
15:10命からがら逃げてきたみたいだよ。戻ったら酷い目にあうって言ってそうだから、おそら、停止の。
15:16これだね。部屋返してやって親でよ。
15:20八重さんまで言うかい。
15:22な、俺が受け人になるからよ。頼むよ。
15:25お願いします。
15:29あんたらがそこまで言うんなら、わかったよ。空き棚にしてても無駄だからね。
15:36まちさん。
15:38おーい。
15:40おー、その人が大屋さん。
15:44お前さん、うちの長屋に住むんだったら、面倒を起こすんじゃないよ。
15:50はあ。
15:52おないだも、たなちんを一銭もよこさないまま、夜逃げしてったたなこがいてね。
15:58こしたらもう、ゴリゴリなんだよ。
16:00はい。私も面倒なことは、ゴリゴリです。
16:04たなちんは月で銀9問目5分、それにたる代が金2種だ。え、たる代?なにそれ。たる代というのは、今で言う霊金みたいなもんでございます。
16:21はい。
16:23こっちだよ。
16:24はい。
16:29はい、なさい。
16:30お邪魔します。
16:32くしゃく2軒。
16:38まあ、えっとじゃあ、これでも立派なすみかだ。
16:41よいしょ。
16:42へっついは、こっち。火の元には十分気ぃつけてくれよ。
16:47はあ。
16:50ある意味、1Kか。
16:54どこは夜逃げしたたなこが置いてったもんだ。好きに使ってくれてかまわないよ。
17:02たすかります。
17:04あれ、水道は?
17:07ああ、水道か。ここらへんは神田浄水が来ているよ。ほら、表にある井戸につながってるから使いなさい。
17:17まあ本庄深川辺りだと水売りから毎日水を買わなきゃいけないがここは水の心配いらないよけど欲しかったなあユニットバスはあ?ユニットバ?
17:34お町さん、住まいが決まってよかったですね。
17:41お町さんが住むことになった長屋ってところは一体どんなところか。
17:48まずは、この日本橋近くの町並みを成功に再現した模型を見てみましょう。
18:01大通りに面しているのが表棚でございます。
18:07ここは店舗と住居兼用で、羽振りのいい商売人が多く住んでおりました。
18:18一方、庶民はどこに住んでたかと申しますと、この大通りから一本奥に入ったところでございます。
18:30軌道をくぐり、細い道を抜けた裏側に並ぶのが裏棚と呼ばれる長屋でございます。
18:42この長屋には大工や職人、魚や野菜を売り歩く行商人など様々な人たちが暮らしていたそうで。
18:56長屋の一部屋の広さは九尺二軒。間口が2.7メートル。奥行きは3.6メートル。
19:11今で言う6畳1ルームほどのサイズでございました。
19:18ここに家族4人で住むこともあったんだそうで。
19:28ちなみにトイレはと申しますと、外にあるのを共同で使っていたそうで。
19:38戸は下半分しかないんでございますよ。
19:41なんだか落ち着きませんね。
19:47大量に出る排泄物はどうしたかと申しますと。
19:54その答えはこの絵を見れば分かるはずでございます。
19:59くっせー!
20:05ホッカムリの男性が運んでいるのはウンチですよ。
20:09江戸時代には排泄物は農作物の肥やしとして売られたんだそうでございます。
20:18農村から買取に来てくれて、その金額は年間で10両。
20:24今の金額で165万円ほどにもなったんだそうで。
20:29驚きますね。
20:32そういえばお町さんが気にしていたユニットバス。
20:41そんなシャレたもんは長屋にはないですよ。
20:463年に1度は大火があったという江戸じゃ。
20:53火の元になる内ボロを作ることは基本的に禁止です。
21:00ひとたび火事が起こればあっという間に燃え広がってしまいますからね。
21:06じゃあ江戸っ子は毎日どうやって体を洗ってたかと申しますと。
21:17それは湯屋。
21:19銭湯に通ってたんですね。
21:22これは賑わう女湯の様子を描いた浮世絵です。
21:27入浴料は大人10問、子供8問と気軽に通える値段でございます。
21:34風呂好きだった江戸っ子。
21:391日に2回入る者もいたとか。
21:42近所の人たちと世間話を楽しむ社交場としてなくてはならない場所だったんだそうで。
21:50このお姉さんたちが持っているのはぬか袋。
21:57これで石鹸代わりに体を洗っていったんだそうで。
22:01お手製の物を持ってきたり忘れてしまった人は1つ4問で借りることができた。
22:08おっと。
22:10女湯なのに男が入り込んでるじゃありませんか。
22:16いやいや、こいつは赤すりの係で1回4問でやってくれたんですね。
22:23ところでお町さんは長屋の家賃として銀9問目5分払っていたけど、当時の家賃相場ってどうなんでしょうね。
22:38お町さんが住むことになった長屋は紐野町です。
22:45今の地図で言うと東京駅の前の辺りですね。
22:50銀9問目5分。
22:53今で言うと24,900円。
22:57当時としてはちょっとお高めかもしれませんね。
23:03隅田川を渡るとぐっと家賃は抑えられる。
23:09当時の新興住宅地、深川の長屋は月に12,600円です。
23:17深川は井戸の水がしょっぱかったらしいんで、ちょっとお得になってたかもしれませんね。
23:24家賃トップクラスは通り1丁目。
23:29当時のメインストリートですよ。
23:31日本橋通り沿いの長屋ですね。
23:35月36,700円。
23:40これは日本橋界隈を描いた浮世絵です。
23:46表棚には豚屋や大棚がずらーっと並ぶ超一等地。
23:53このすぐ裏の長屋に住んでたら、さぞかし賑やかだったですね。
24:00江戸で暮らすならやっぱり着物。
24:14みんな古着でお洒落を楽しんでたんだって。
24:26はい。
24:28どう?
24:29とってもお似合いです。
24:31マジ?
24:32マジ?
24:33おぉー!
24:34あははは。
24:38よっしょ。
24:40ここでいいかい?
24:41ありがとうございます。
24:42よいしょ。
24:44生活に必要な道具は買うより借りる方がお得。
24:50村寮屋と呼ばれるレンタルショップで借りてきた。
24:53なんかアニメが見たことある。
25:02か? か? か?
25:18火薬
25:20火薬
25:25火薬
25:28火薬
25:29お待ちさんお出かけですかね
25:32あと必要なのは消耗品でね
25:38まずは不採用紙
25:41今の言葉で言うと歯ブラシですね
25:44お値段は一つ二問から
25:47江戸っこりとって白い歯はイケメンの条件でした
25:54続いては浅草紙
25:57これはトイレットペーパーなんかに使った再生紙
26:02お値段は100枚で100問
26:10安頓に使う菜種油も必要ですね
26:15これは一生で410問
26:25あとは煮滝に使う薪
26:29お値段は50キロで280問
26:32消耗品の総額は締めて792問になりますね
26:47さあ次は食材ですね
27:01ほら
27:02来た来た来た来た来た来た
27:04さあさあ見てくれ
27:08今朝上がったばかりのあさりにしじみだ
27:11ボヤボヤしてると味が落ちてしまうよ
27:15わざわざ来てくれるなんてありがたーい
27:18お兄さんおせいちょうだい
27:21あいよー
27:22ういっ
27:24あー
27:26ういっ
27:28今日は特別にしじみもつけとくから
27:31これからもひいきにしてくんなよ
27:33きわいい
27:35じゃあ10問ちょうだい
27:3610問ね
27:37ありがとうよ
27:39ありがとうございます
27:42このお兄さんはぼてふりと呼ばれた移動販売の商人です
27:52わざわざ買い物に出なくても長屋にいるだけでいろんなものが手に入ったそうで
27:58これは朝の魚菓子を描いた浮世絵です
28:06このぼてふりは真っ赤な魚を担いでいるタイのようですね
28:15こちらのお兄さんが売ってるのはタコです
28:20こっちは大きな伊勢エビのようですね
28:27鮮魚のほかにも野菜や豆腐
28:33変わったところだと
28:36所店まであったようで
28:40食べ物だけじゃなくて
28:42飴細工や朝顔
28:45金魚までとにかくありとあらゆるものを売っていたそうで
28:52今で言うと移動コンビニですね
28:57江戸っ子の暮らしはこのぼてふりが支えていたといっても過言ではないですね
29:07じゃあちなみにぼてふりの稼ぎはどのぐらいかと申しますと
29:13野菜売りの場合は1日の売り上げは1000問から1200問ほど
29:20ここから仕入れ代を引くと1日の収入は400問から500問
29:26これは今の価値に換算すると1万円から1万2500円ほどになりますね
29:34トーフー
29:48トーフィー
29:52今朝作りたての豆腐だよー
29:56お兄さん班長ちょうだい
29:58お姉ちゃん班長で30問だよ
30:02じゃあこれで
30:04みずみずしいきゅうりはいかがー
30:145本ちょうだい
30:15あいいよ 5本で8問だよ
30:17トマトにキャベツに白菜に
30:20きゅうりに白うりぼけなすかぼちゃに
30:22トーキョーを乗りたい
30:24みそはいらねーかーい
30:26極上の味噌だよー
30:28シジミの味噌汁なんていいかも。
30:32お、姉さんが作るんだったらどんな具でもうまいものになるに決まったら。
30:37またうまいこと言って、他にもおらおうかな。
30:41あいよ、毎度あり。
30:48あれ、気づいたらいっぱい買っちゃった。
30:52あ、おまっちゃん。
30:58あ、あんた何買ったの?
31:01アサリです。そしたらおまけでシジミも。
31:04へえ。
31:05あと、これ見てください。
31:07へえ、何をこしられるつもりで。
31:12ああ、あ、うーん。
31:16私、料理苦手なんですよね。
31:18なんない、それ。
31:21うーん。
31:23仕方ないね。
31:25台所貸しな。一つ教えてやるから。
31:28はい。
31:31どうぞ、入ってください。
31:38よっし。
31:40よいしょ。
31:50よいしょ。
31:53ほう。
31:55おまちさんが初めて作ったのがこちら。
32:06きゅうりのお漬物にシジミの味噌汁。
32:10アサリは切り干し大根と煮付けにしました。
32:14おいしそうですね。
32:16ちなみに、お米の値段は1升で66問。
32:23これは5キロだと5500円ということになりますね。
32:29うなぎのかば焼きですかね。
32:33これはまた合成ですね。
32:36私のために。
32:41今までのお礼。
32:43食べて。
32:44ありがとうございます。
32:45いただきまーす。
32:53うーん。
32:55いいあんばい。
32:56ですよ。
32:57うん。
32:59うん。
33:00うん。
33:04こっちはアサリのおまみがしみてご飯が進む。
33:08うん。
33:12うん。
33:13It's good!
33:17It's a good one and a good one!
33:21Let's eat it!
33:35This is a tofu?
33:37It's good!
33:40It's good and delicious!
33:42町さんは料理上手なんですね。
33:44いやー、実は八重さんに教えてもらって、いや、八重さんに作ってもらったと言った方が正しいかな。
33:54お千代さんが大絶賛するうなぎのかば焼きそっくりのこの豆腐料理。
34:12豆腐は江戸っ子に大人気の食材です。
34:17こちらの豆腐百珍というレシピ本には、100種類もの豆腐のアレンジ料理が掲載されております。
34:25その続編の76番目に載っているのがこの料理。
34:31なんと、うなぎ豆腐。
34:35もともとお坊さんの精進料理として、うなぎのかば焼きに店で作られたんだそうで。
34:43ということで、ここでうなぎ豆腐の作り方。
34:50江戸料理文化研究家のくるまさんに教えてもらいましょう。
34:55豆腐のほかに使うのは、山芋と海苔。
35:03それに、つけだれに使う調味料だけですね。
35:07まず、この豆腐を手で崩していきます。
35:14ちぎった豆腐はさらにすり鉢で砕いていく。
35:19細かくなるほど、この後が楽になるそうですよ。
35:24そこに加えるのは、すりおろした山芋。
35:35山芋が入りましたので、滑らかになるまで練っていきます。
35:41山芋と豆腐をよーく混ぜたら、それをうなぎの皮に見立てた海苔の上に乗せていく。
35:56続いて、細かく包丁で切り込みを入れていく。
36:15これがうなぎっぽく見せる最大のポイントでございます。
36:21そいつに小麦粉をまぶしたら、180度の油で揚げていくんですね。
36:28はい、だいたい表面に色がつけばOKです。
36:33こうして素揚げをしておくと、身がぎゅっと引き締まって、この後、櫛が打ちやすくなるんだそうで。
36:48味付けはと申しますと、濃い口醤油に粉山椒を加えたたれを表面にサッと塗るだけ。
37:03最後に炭火で軽く表面をあぶったら、これで江戸っ子に大人気の豆腐を使ったレシピ。
37:18完成でございます。
37:21うなぎを買うよりはるかに安く作れて、大変お得ですね。
37:27さて、ここで色んな食材のお値段を一気に見ていきましょう。
37:35記録を残してくれていたのは、日本研究で名高いあのシーボルトですね。
37:46まずは野菜。
37:48大根は1本で7問ほど。
37:52人参とごぼうはそれぞれ10問。
37:55スイーツとして江戸っ子に人気だったサツマイモも1本10問ですね。
38:05続いては魚。
38:07高級魚の代表、タイの値段は金1分から3両。
38:13サバは300問。
38:15落語でおなじみのサンマは50問。
38:18結構高いですね。
38:20だから庶民はもっぱら12問のイワシを食べてたんだそうで。
38:32お待たせ。
38:33ありがとうございます。
38:37おいしいと言ってます。
38:51今日も行ってきたの?
38:54お父っちゃんのところに。
38:56はい。
38:57お墓はいつもきれいにしておきたいので。
39:00見たかったろうね。
39:03赤ちゃんのこと。
39:05ええ。
39:07あの家事さえなければ。
39:10でも、いつまでも亡くなったことを悔やんでも仕方ありません。
39:16強いね、千代ちゃん。
39:19いいえ。
39:21気持ちはいつもヤジロベイです。
39:24ヤジロベイ?
39:26行ったり来たり、心が揺れて、楽しみと不安がゆらゆら。
39:36まずは、無事に生まれてきてくれればいいのですが。
39:47これ、あげる。
39:50え?
39:51亡くなったおばあちゃんからもらったお守り。
39:56これのおかげで千代ちゃんに会えたし、赤ちゃんとのいいご縁がありますように。
40:04はい。
40:07はい。
40:08まちさん。
40:09大切にします。
40:10うん。
40:11さあ、江戸の暮らしを楽しんでますかね。でも楽しみはまだまだありますよ。
40:33夜になると、夏の一大イベント、花火が待っています。
40:40これを見ないと、はじまらねえ。
40:50これは、両国の夏の夜を描いた一枚。
40:55隅田川では、旧暦5月の川開きから、3ヶ月間毎晩のように花火が上がったんだそうで。
41:09たまやー。
41:16花火は両国にある飲食店などが、お金を出し合ってあげていたんだそうです。
41:31両国橋の上を見てみると、ごったがいしておりますね。
41:36これは、花火をただで見よってんで、エロっ子たちが集まってんですね。
41:42江戸の庶民の楽しみと申しますと、こんなものもありました。
41:55なんだかわかりますかね。
42:00女性が持っているのは、朝顔。
42:03この朝顔を育てるのが、庶民の間で大変に人気だったんだそうで。
42:08一房3問ほどの手頃な値段で取引され、長屋の軒先で、誰もが育てるほどだったんだそうで。
42:21こちらの植物園では、当時の朝顔を見ることができます。
42:27おや?普通の朝顔とは見た目がずいぶん違うようですね。
42:38突然変異をしていて、さまざまな形に咲くのが変化朝顔で。
42:42朝顔は突然変異を起こしやすく、葉や花が奇抜な形に変化する。
42:52変化朝顔を楽しむ文化が江戸時代に始まったそうで。
42:57こちらの朝顔、数乗丸い花びらが5つに割れております。
43:04そしてこちらは、茎がびっしりと葉に覆われていますね。
43:12江戸時代後期には、変化朝顔の種類は100種類以上にも上り、
43:23珍しい変化をしたものは高額で取引されたんだそうで。
43:29変化の仕方はそれぞれ違うため、
43:33一株ごとに特徴を表した名前を付けるんだそうで。
43:39こちらの変化朝顔は青打ち込み、
43:43若花、柳葉、白菜先ボタン。
43:48柳という変異を持ってまして、
43:51それはご覧になったら分かるように、
43:53葉っぱの幅と花弁の幅が同時に細くなります。
43:58で、葉っぱが柳に似てるので、柳という方。
44:03非常にレイヤーなのだけ、例えば数十両で買ったという記録があったりしますけど、
44:08実際には、値段というよりも、
44:12面白いものを見たいとか、
44:14面白いものを作って人に自慢したいとか、
44:18そういうときで、好奇心で維持されてば、
44:22処分するんじゃないかなと思って。
44:25さらに江戸庶民の娯楽の代表格というと、こちらです。
44:35金魚ですね。
44:41これはですね、ワキンという種類です。
44:45安くて上部って。
44:47長生きする。
44:52ワキンは5問程度という手頃な値段で買いやすく、
44:56庶民に人気の金魚だったんですね。
45:00一方、中には高額な値がつく金魚もいたそうで。
45:11それがこれ、ランチュ。
45:14まるまると太ってますね。
45:18江戸っ子たちからまるっ子と呼ばれ、
45:213両から5両の値がつくほど人気だったんで。
45:26なぜこれほど人気だったんですかね。
45:30今の時代、金魚はガラス越しに横から見るのが普通ですが、
45:35江戸時代は違ったんですね。
45:40子供が金魚を上から見てますね。
45:43これが江戸の鑑賞スタイルです。
45:47陶器の鉢で飼われることが多かったんですね。
45:55ランチュは背びれがないのが特徴です。
45:59上から見るのにぴったりの金魚だったんだそうで。
46:03これが人気の理由なんですね。
46:05お待ちさん、ずいぶん深刻そうですね。
46:19うーん、だいぶ残金が減ってきたようですね。
46:33おぉ、キンジー、キンジー、ほい、世之助、お金座えもんも、元気だな。
46:43はっはっはっは。
46:45よーしよしよしよしよし。
46:47はっはっはっは。
46:48よし。
46:49おー、おまっちゃん、おかえり。
46:52おー、おまっちゃん、どうした?
46:54え?
46:55なんだ、なんだ、なんだ、なんだ。
46:57大丈夫かい?
46:58ちょっと足元気がつける。
47:00え?
47:01なんだ、どう、どうした?
47:03大丈夫?
47:04代わりにょうか。
47:05ああ、そうな。
47:06ああ、今な、すぐ、連れてくから。
47:17病気やけがは、避けて通れないですね。
47:21そんなとき、江戸っ子たちはどう対処していたのか。
47:29対処法その1。
47:32まずは、待ち医者に家まで来てもらう。
47:36でもこれは、とんでもなく高かったんだそうで。
47:41往診してもらうと、1回でキン1部から2部。
47:47薬を処方してもらったら、3日分でまたキン1部。
47:53医者に来てもらうためには、カゴも手配しなくちゃいけないってんで、
47:57カゴの料金の相場は、1リー半で800文。
48:05そんな大金は出せねぇよっていうときは、
48:08アンママッサージや、お給で体調を整えた。
48:11最も一般的だったのは、市販の風邪薬を買うこと。
48:19お値段は16万。
48:22風邪薬は、ボテフリが売っていたり、
48:26湯屋なんかでも、手軽に買うことができたんだそうで。
48:29お値段は16万。
48:44大丈夫かい?
48:48八重さん。
48:53ああ、まだ起きちゃダメだよ。
48:57だいぶ楽に。
49:01うん。
49:03熱は引いたね。
49:04それのおかげかもねぇ。
49:09えっ?
49:13これは?
49:15お守りだよ。
49:17あんたが倒れたって聞いて、お嬢ちゃんが急いで作ってくれたんだ。
49:21それがあれば、どんな災難が来ようと大丈夫かもねぇ。
49:25はい、これ飲みな。
49:27甘酒?
49:29ああ、精鋭がつくよ。
49:31うん。
49:33ありがとうございます。
49:35どうしてですか?
49:37何がだい?
49:38何?
49:39何?
49:40何がだい?
49:44何でこんなに優しくしてくれるんですか。
49:46私は怖くて、お金がなくなるのが不安で。
49:51何がだい?
49:53何でこんなに優しくしてくれるんですか。
49:57何の?
49:59何?
50:01何の?
50:03何?
50:04何の?
50:05I'm worried about the money that I have to pay for.
50:14If you don't pay for money, I'm worried about it.
50:19But I'm worried about the money that I have to pay for.
50:26That's what I have to pay for.
50:29What?
50:32It's my heart.
50:40It started.
50:42It's a flower?
50:44Ah!
50:55Oh!
50:56It looks pretty good.
50:58You didn't have a flower?
51:01Oh!
51:02Oh!
51:03Oh!
51:04Oh!
51:05Oh!
51:06Oh!
51:07Oh!
51:08Oh!
51:09Oh!
51:10Oh!
51:11Oh!
51:12Oh!
51:13Oh!
51:14Oh!
51:15Oh!
51:16Oh!
51:17Oh!
51:18Oh!
51:19Oh!
51:20Oh!
51:21Oh!
51:22Oh!
51:23Oh!
51:24Oh!
51:25Oh!
51:26Oh!
51:27Oh!
51:28Oh!
51:29Oh!
51:30Oh!
51:31Oh!
51:32Oh!
51:33Oh!
51:34Oh!
51:35Oh!
51:36Oh!
51:37Oh!
51:38Oh!
51:39Oh!
51:40Oh!
51:41Oh!
51:42Oh!
51:43Oh!
51:44It was good.
52:14Oh
52:21Oh
52:29yeah
52:32much so
52:34聞いた
52:35私ね秋内を始めたのそういう方ですどんなきなよ
52:40八重さんが洗濯屋をやれば引き合いがあるんじゃないかって桃吉さんも知り合いをたくさん紹介してくれて困ったときお互い様ですから
52:50うんほんと長屋のみんなのおかげだよ これで安心ですね
52:57うん
52:59ああメンボ
53:02ああ
53:05あそこにもいますね ほんとだ
53:12おいしかったー おいしかったですね
53:16洗濯うまくできるかな
53:21ちおちゃん ちおちゃん
53:25ちおちゃん 大丈夫? ちおちゃん
53:30誰か 誰か来てください
53:32ちおちゃん
53:35誰か
53:38大丈夫だよ 今 おさんばさ呼んでるからね
53:42バレ バレ バレ おちおちゃん
53:45バレ
53:47すみません すみません
54:04すみませんすみませんすみませんすみません
54:18あっ
54:19なんだい
54:21さんばのイーネスさんですか
54:23そうだよ
54:24お願いします今すぐ来てください
54:26酸気づいた子がいて
54:28前金だよ
54:32えっ?
54:37これを洗ったら全部なくなっちゃう
54:44私の全財産です
55:06正直足りません
55:08必ず働いて返します
55:10私の大切な友達なんです
55:12行くよ
55:25えっじゃあ
55:27これだけゼニーに気持ちが乗ってるや
55:29十分さありがとうございますお願いしますお願いしますお願いしますどうか無事でありますように。
55:47無事でありますように。
55:54I don't know.
56:24I'm okay.
56:31Chiyo...
56:44I did it!
56:55What?
56:58It's not a dress.
57:04It's right there.
57:09Let's go!
57:18What are you doing?
57:25Chiyo...
57:29Chiyo...
57:33I'm also...
57:34I'm not...
57:36It's...
57:40It's...
57:42It's...
57:43町の江戸ライフはおしまい おしまい
57:50お町さんの江戸ライフ 何にいくら使ったのか見てみましょうか
57:57今ほど便利な世の中ではなかったけれど
58:00いきな楽しみを見つけ人生を謳歌していた江戸子たち
58:06人情に熱く時におせっかいなほどの思いやりはプライスレス
58:12そんな生き方が何とも贅沢に思えたりしますね
58:42新BS日本の歌 水堀香里と山内圭介のツードアショー
59:01他豪華ステージをお届けします放送は10月5日日曜夜7時30分
59:08カバーズ八沢駅地そして同じ時代にヒットした70年代のロックナンバーを歌い続きますNHKBS10月5日日曜夜10時50分
59:25無社員の一般化100年たっても無理だよめっちゃ面白そう数学が好きじゃダメなのかなお前のおかげでまた数学が楽しいって思えたよどんな景色が見えてたんだ永遠についての証明めぐみめぐりほっこりする風景や思い出をめぐみと名付けて旅します肌道子さんが歩くのは浅草10月6日月曜午前7時45分から
59:53カラブ
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