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  • 4 months ago
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Transcript
00:00進化を続ける21世紀のがん治療
00:08今副作用ゼロという注目すべき超最先端治療が医療現場に登場している
00:14それは私たち自身の体が鍵を握る免疫細胞療法と呼ばれるがん治療なのだ
00:23東京世田谷にある世田クリニックでは10年前から免疫細胞療法を行っている
00:31後藤茂典院長はがんを細胞レベルで撃退する最先端医療を長年にわたり研究している医師だ
00:40がんというのは誰でもなるものなんですか
00:43そうですね
00:44理論的にですけどね1日数千個ぐらいのがん細胞がどなたにも体の中で発生していると言われているんです
00:54えっ数千個
00:56できたがん細胞というのは体の中の免疫系という働きが監視していてですね
01:02そういう悪い細胞を見つけるとそれを殺していくんですね
01:06人体は60兆個もの細胞で構成されている
01:12そして毎日数千個の細胞が何らかの原因で遺伝子に異常をきたし突然変異を起こしがん細胞に変わっている
01:21それでも病気のがんに至ることはない
01:26なぜならTリンパ球などの免疫細胞がこのがん細胞を常に不足し破壊しているからだ
01:33この優れた人体の免疫システムもストレスや過励によって免疫細胞の働きが弱まると
01:41がん細胞の増殖を許してしまうことになる
01:44この状態が病気のがんだ
01:50免疫細胞ががん細胞と戦っている貴重な映像を見せてもらうことができた
01:56これが実際にシャーレの中でがん細胞とリンパ球を一緒に培養しているところ
02:04全部動いているものは
02:06小さな丸い細胞がTリンパ球
02:09凸凹に見えているのがシャーレの底に張り付いたがん細胞だ
02:14一つのがん細胞にいくつものTリンパ球が殺到し
02:20跡形もなく破壊する
02:22これが人間が持つ免疫細胞の威力だ
02:26あくまでも自分のがん細胞を殺せるのは自分のリンパ球なんですね
02:34そういう細胞を数を増殖させて増やすとか
02:37がん細胞に対する殺傷能力を機能を付加するとか
02:41いうことで治療するわけです
02:43免疫細胞療法というふうに言われています
02:47免疫細胞療法とは
02:49心肝がんの治療や再発予防に効果が期待されている
02:53最新の治療法である
02:55この免疫細胞療法に不可欠なのが
03:00細胞を培養する医療施設だ
03:02こちらの奥がクリルームにありますので
03:05プールに行く前みたいになってきました
03:09今回特別にその内部の撮影が許可された
03:13こちらの方に足を使ってください
03:15入れたらこっち
03:18はい
03:18もう後戻りできませんねこれ
03:21そうですね
03:21なんかちょっとしたゲームみたいになってきました
03:24これ上の方にまたもう一枚いきます
03:27まだ
03:27はい
03:27免疫細胞の培養には厳重な衛生管理が求められる
03:32山田邦子はじめ取材スタッフ全員が
03:36無禁服に着替えて内部に入る
03:39この中に入ったらですね
03:42外のエリアと千分の一の環境ですね
03:45ここが
03:45そういえば清々しいような
03:48ちょっとマスクしてるんで分かんないんですけど
03:51この施設では最大600人分の免疫細胞を一度に培養管理できる
03:59ではどのように免疫細胞を増やすのか
04:02まずはがん患者から採取した20ccの血液を分離
04:08Tリンパ球だけを取り出す
04:11ほぼ
04:12これが分離後の血液になります
04:15変わりましたね
04:16はい
04:16この白く線になっている部分
04:19ここがリンパ球の層になります
04:21え、たったそれだけ?
04:23はい、そうです
04:24ほぼですね、1000万個ぐらい
04:25え、これ、たったこれで?
04:27はい
04:27特殊な顕微鏡を使って
04:30Tリンパ球の増える様子を撮影したもの
04:331000万個のTリンパ球を
04:36およそ2週間培養し
04:381000倍の100億個まで増やす
04:41さらに、培養過程は
04:46ただ数を増やすだけではない
04:48免疫機能の強化も行われているのだ
04:51患者様はがんの患者様ですから
04:55それはもうリンパ球がですね
04:57体の中ではそのがんに対する抵抗力が弱っている
05:00インターロイキン2と呼ばれる薬剤をですね
05:03リンパ球に振りかけますと
05:06攻撃力が上がるんですね
05:07それを活性化と呼んでいます
05:10これは、Tリンパ球に活性化薬剤を投与する前と
05:14後の状態を比較した電子顕微鏡映像
05:17活性化したTリンパ球は大きくなり
05:20動きも活発になっている
05:23最初は血液の採血管に一筋であった細胞がこれだけの量に2週間で増えます
05:31これでがんと戦うのか
05:34細胞レベルでのがんを攻撃するという点では
05:38抗がん剤や放射線も同じだ
05:40しかし免疫細胞療法がそれらと決定的に違うのは
05:44副作用がないということ
05:46免疫細胞はがん以外の正常細胞を攻撃することがないからだ
05:52痛くも回復もないですよ
05:56なるほど、今、がん細胞がやすく入ってくるなって感じは思いましたね
06:03一度は手術できたけれども
06:06やはり再発してという方の占める割合はかなりになると思います
06:10したがって、そういう非常に小さい段階の
06:13ミクロのがんと言ってもいいでしょうけれども
06:16それを完全に治してしまう
06:20これが再発を抑える手段になるわけです
06:23免疫細胞療法は3ヶ月で6回の治療をめどに
06:28患者の体質に合わせた治療計画を立てる
06:31現在は保険適用されておらず
06:35セタクリニックの場合、1回あたりの治療で
06:38費用はおよそ26万円だ
06:41そうですね、現在日本人の男性に2人に1人
06:47女性の3人に1人が生きている間にがんにかかると言われています
06:51WHOの試算によると
06:532010年には世界での死因の1位ががんになると言われていますので
06:58がんという病気を克服するのが非常に重要な課題となっているわけです
07:02タンパク質が鍵だということなんですけれど
07:05普通細胞の中にはタンパク質をどんどん作っていると思うんですけど
07:10どんな仕組みでがんに特有なものというのがあるんでしょうか
07:14ここに見えているのはがん細胞なんですけれども
07:20通常の細胞と大きく違っているのは
07:23再現なく細胞が増え続けるという点にあります
07:26どうして違いが出てくるんですか、こういったことって
07:31もともと細胞というのは増えているわけですけれども
07:35そのタンパク質の中にブレーキ薬のタンパク質と
07:39アクセル薬のタンパク質があります
07:41正常な細胞であればバランスが取れているわけですけれども
07:46何かのきっかけでブレーキが壊れる
07:49あるいはアクセルが付加されてしまうと
07:51細胞がどんどん増えていくわけです
07:53そうするとアクセルに異常をきたすんだったら
07:57アクセルをちょっと叩くとかね
07:59ブレーキが効かなくなるんだったら
08:01ブレーキにもっと働けみたいなやり方ってあるような気がする
08:05そうするんですけど、それじゃダメなんでしょうか
08:06実際ブレーキ薬の遺伝子を使って治療に使ったり
08:10あるいはアクセルを叩くという治療薬というのが
08:13作られているわけですけれども
08:14多くの抗がん剤はもともと細胞に毒に働くようなものを
08:20うまく利用して使っているわけです
08:22したがってがん細胞だけ特別にやっつけるのではなくて
08:26正常細胞にも傷をつけてしまうために
08:28他にも影響が出ちゃう
08:29そうですね、だから髪が抜けたり
08:31非常に強い吐き毛がしたりというような
08:33副作用が出てくるわけです
08:35このような色んな問題点を克服する一つの方法として
08:39登場してきたのがワクチン療法です
08:41我々はこのがんにだけ働いている
08:45タンパク質というものに注目をして
08:47それをうまく利用して
08:49患者さんの力を使って
08:51治療につなげようとしたわけです
08:53今画面に見えていますけれども
08:58がん細胞の中には
09:00その働きを維持するために
09:02たくさんのタンパク質が存在しています
09:04黄色、青、緑の紐状のものがありますけれども
09:08黄色のものをがんに特別なタンパク質とします
09:12そのタンパク質ががん細胞の中で
09:16小さなペプチドというものに壊れます
09:19そのうち一部分がHLAという物質にくっついて
09:24細胞の表面に出ますと
09:26それががん細胞に特別な目印となって
09:30これが我々の体が
09:32このがん細胞を適当見なす仕組みになるわけです
09:36特に今黄色で見えておりますけれども
09:41その見えている細胞が
09:43キラーT細胞と呼ばれる細胞で
09:46これががん細胞を適当認識すると
09:49がん細胞を殺す物質を外に分泌して
09:54がん細胞を殺すわけです
09:56このキラーT細胞というのを
09:59たくさん増やすような仕組みをうまく使うと
10:02治療に応用できると考えたわけです
10:04そのキラーT細胞をたくさん増やすには
10:08どうすればいいんでしょうか
10:09先ほどの中に目印というのが出てきましたけれども
10:13この目印を人工的に作って
10:16かん細胞に注射します
10:17そうしますとその目印に反応して
10:21体の中でTリンパ球が増えると
10:24そのTリンパ球が体を駆け巡って
10:27がん細胞を見つけ殺すと
10:29ワクチン療法という形で治療につながるわけです
10:33でもこれもともと私たち持っているんですよね
10:36なんでもっと増やさなきゃいけないんですか
10:40もともと多分低いレベルでは
10:42免疫反応が起こっていると思われるんですけれども
10:45例えば10センチ核のがん細胞があるとしますと
10:49細胞の数でいうと10の11乗ぐらいになるんです
10:53免疫細胞の数というのはそんなに多くないんですけれども
10:57我々が使っているペプチドというのは
11:0010の17乗分子近くを注射します
11:03だから体の中に存在するがん細胞よりも
11:07何桁も高いレベルでの免疫を刺激するという
11:11仕掛けを利用しているわけです
11:13では実際にどんな治療が行われているのか
11:16こちらをご覧ください
11:17病院でワクチンを調合しすぐに診察に持っていきます
11:24今白く見えているのがワクチン治療薬です
11:30この先端の部分
11:31そうです
11:32がんの部分に近いリンパ球が集まりやすいところに注射します
11:39数分で治療は終了し
11:43終わるとそのまま家に帰ることができます
11:45この治療を週に一度数ヶ月から数年をかけて続けるわけです
11:52すっごい簡単にこんなちょっとでこんな短い時間でいいんですか
11:59まだ完全に治療効果が確かめられているわけではありませんけれども
12:04ワクチン療法ががんの新しい治療薬として
12:08使われていく可能性があるというふうに考えています
12:11すでにあるがんでは薬としての開発が始まっています
12:17こちらをご覧いただきましょう
12:19水蔵です
12:24水蔵
12:26なぜ水蔵なんですか
12:27体の位置的に考えて
12:31いろんな臓器他の臓器とくっついているので
12:34手術の指揮が非常に難しいわけです
12:36その結果として
12:38手術できる患者さんも含めて
12:415年生存率が10%を切るという非常に厳しいがんです
12:46非常に進行しやすいがんですし
12:50治療法も限られているというので
12:53まず一番初めに水蔵がんに目をつけたわけです
12:56水蔵がんに関してこちらをご覧いただきましょう
13:00こちらは進行した水蔵がん治療とその効果を表すグラフです
13:09縦軸が生存率横軸が生存期間を示しています
13:14これはですね
13:16現在一般に行われている水蔵がんに対する抗がん剤の効果を示したグラフなんですが
13:22急激に落ちていってしまうんですね
13:25だいたい6ヶ月程度で半分ぐらいの患者さんが亡くなられます
13:29手術できないまで進行したがんですと
13:33このように非常に患者さんの生存率が低いわけです
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