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  • 2 日前

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トランスクリプション
00:24エッセイスト エビナカヨコさん
00:29昭和の爆笑王と呼ばれた落語家 初代林屋三平の
00:34妻で
00:35夫なき後もおかみさんとして林屋一門を支えました
00:43二人の息子も落語家として活躍しています
00:52また自身の戦争体験をもとにしたエッセイなどを
00:56通して
00:56平和を訴え続けました
00:59下町の私の幼い頃の両親だとか兄弟とか
01:06隣近所のこと友情のこと
01:09とってもあの頃はみんな生き生き暮らしてましたからね
01:13あれが良かったなと思って
01:15それが戦争で亡くなりましたから全部消えてしまった
01:22エビナさんは昭和8年東京で釣竿職人の娘として
01:28生まれました
01:29父親はもう黙々と仕事してましたしね
01:33それでなんとなく怖い
01:35学校から帰ってきてただいまーって帰ってきて
01:39父のとこちょっと見るとね
01:40父がちょっと目だけ合わせてくれた
01:44空襲が激しくなると
01:4610歳だったエビナさんは
01:48一人だけ静岡県の親戚の家に疎開します
01:54心の支えとなったのは両親からの頼りでした
02:00お父様からです
02:02毎日元気ですか寂しくありませんか
02:05寂しくなったら
02:07東京の空に
02:10父ちゃんと参加読んでごらんなさい
02:14お父さんって書いてありますけど
02:16父ちゃんって呼んでました
02:17父ちゃん父ちゃん
02:21昭和20年3月10日
02:24東京は大規模な空襲に見舞われます
02:28東京の空が赤いぞーっていう声が聞こえて
02:32もう夢中で山の上まで登っていったの
02:36それで見たらね
02:37東の方の空がぽーっと高くなってたの
02:41ぽーっと下の方が
02:43でみんながもし死んじゃったらどうしようと思ってね
02:47でもう神様に
02:49一生懸命を祈りしたの
02:51どうかもうみんながどうか見ていますようにって
02:57しかし両親を含めて
02:596人の家族を失い
03:011000歳孤児となってしまいました
03:07これは4歳で亡くなった弟の片見です
03:11気づいたらこの女子が一つでした
03:14疎開する時
03:16ねえねえってお待ち箱行って
03:19これ一つ持ってきてくれて
03:22ねえねえ立ててくれた
03:25生きた証ですね
03:31戦後東京に戻った海老名さんは
03:345年近く親戚や知人の家を転々とします
03:39野宿を強いられることもありました
03:43今夜寝るところで今食べて食べるもの
03:48戦いでしたそれの
03:49もうギリギリで
03:51今日どうしようって
03:53もう赤ピコピコだけど死んじゃうかな
03:56大丈夫かなって言った時に
03:59ぽろっとみんなが出る
04:01そんな感じでしたね
04:05海老名さんを救ったのは
04:07落語家の三遊亭金馬
04:10父が作った釣竿を愛用する
04:13なじみ客でした
04:15焼き跡に金馬来たる連絡校っていう文字が
04:22下のところに書いてあったんですよね
04:24それでうちの子におなりって
04:27言ってくれました
04:29昭和
04:30それでやっと手足伸ばして
04:34安心して眠れる場所ができたっていう感じです
04:37もうあったかくてもう嬉しくて嬉しくてね
04:43昭和27年
04:45落語家の林家三平と結婚
04:49駆け出しの夫を内職で支えます
04:52マッチュのラベル貼りなんかもすごい量でしました
04:56でも元気でした
04:57戦中戦後の悲しさとは違う
05:00全然悲しくなんかないですよ
05:03もう生き生きやりました
05:05芸がないから愛嬌でもってるよ
05:09やがて林家三平は昭和を代表する落語家になっていき
05:14ました
05:16家族でテレビに出演することも
05:32ところがこのわずか4ヶ月後
05:37夫が病気で亡くなってしまいます
05:40エビナさん46歳の時でした
05:44涙流してた方が楽でした
05:48自分の気持ちの上では
05:51でもそれじゃいけないと思って
05:53それよりも残された子供たち
05:57ガンガン育てた方がいいかなと思って
05:59その方が喜んでくれるだろうなと思って
06:04子供や弟子たちを抱えたエビナさんに
06:07出版社から声がかかります
06:10自分や家族のことを書きませんか
06:13という依頼でした
06:15とんでもないって思い上げたんですけどね
06:19その編集長さんが
06:20いや岡部さんなら書けるよ
06:22書きなさい書きなさいって言ってくださって
06:25でこう一つ出来上がりましてね
06:28で編集長書けたんですけどって言ったら
06:30お前に落ちてほめとき
06:33やっぱロギンだった
06:36エビナさんは自身の子供時代から
06:39結婚生活
06:40夫の闘病する姿までも
06:43エッセイなどで執筆していきました
06:49後ろの正面ダーレでは
06:51東京大空襲で家族を失った体験を書いています
06:58ここが
06:59この焼け崩れた残骸の山が
07:02私の家の後なんだ
07:05みんなで私を一人ぼっちにしないで
07:09私も一緒に連れてって
07:12私はその場に座り込んで
07:15今までの悲しみや辛さを
07:17一遍に吐き出すように顔を覆って泣き続けました
07:24東京大空襲があった3月10日
07:28エビナさんは毎年
07:29自宅の後や家族が亡くなった場所を歩いてきました
07:35結婚してからは夫が一緒に歩いてくれました
07:39次は子供を産んでからは
07:41でんねこでおぶって歩きました
07:44お花を一輪添えて手を合わすと
07:47バーバーカワイチョウだったわねって
07:503歳に孫がなった子が
07:52カワイチョウねって言ってくれたことがありました
07:553歳の孫に伝わったんだなと思った時に
07:59この東京大空襲忘れ去られようとしてます
08:03みんな東京のその下町に住んでいる人が
08:07戦争をするために
08:08広島長崎沖縄行ってます
08:10それするのもいいんですけど
08:12地元の東京大空襲
08:14たった2時間で10万人の人が死んだっていう
08:17それをもっと知ってもらいたい
08:22そこで戦争体験を語り継ぐ活動にも力を注ぎ
08:26ます
08:28戦争は恐ろしいんです
08:35平成17年には多くの空襲の犠牲者が
08:39仮埋葬された上野の地に
08:42資材を投じて慰霊碑や母子像を建てました
08:47女の子は海老名さん
08:50そして空襲に遭った母と弟です
09:07戦争の苦難を身をもって体験した
09:10海老名香横さん
09:12平和を訴え続けた92年の生涯でした
09:18二度と戦争が起きてはいけないということでございますね
09:25起こしてはいけないということでございますね
09:29体験者がそれを伝えなくちゃいけない
09:31体験してないお父さんお母さんたちが子育てしてるんですから
09:35ですから今どこしとかなかったら大変なことになるって
09:41次の世代の子にはもう私と同じような思いはさせた
09:44くないですから
09:45ご視聴ありがとうございました
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