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  • 20 時間前

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教育
トランスクリプション
00:00東京・新宿の東横など繁華街の一角に集まった少女たちが犯罪に巻き込まれるケースが相次いなぜ少女たちは飛行に走るのでしょうか少女たちの置かれた過酷な状況をお伝えするためにリストカットの跡などの映像も流れます
00:20九州最大の繁華街福岡市天神にある日中はどどかなこの場所も夜になると姿は一変する。
00:38どこからともなく集まる若者たち手にはタバコ酒を飲む姿も見られる公園の名前にちなみ彼らはケゴ界隈ケゴキッズなどと呼ばれている公園に集まる理由について聞くと
01:08家や学校にはいられず公園が唯一の居場所だと語る少女たち
01:27その体には
01:29これ昨日しました。いじめが原因です。
01:35これは中学校2年生から10年間。
01:39身内からの性的被害と親からの虐待と学校のいじめが全部重なっておけ。
01:46これをすることでしか自分の発散方法がない。
01:52公園に集まる少女たちが現実から逃れるためにしていたのが
01:58市販薬などを過剰摂取するオーバードーズだ。
02:10週3多い時は毎日病んで現実逃避とか依存してます。
02:18目の前には薬が効いて寝転がる少女の姿も公園には似たような境遇の少女たちがSNSなどを通じて集まっているがお互いの本名は知らない緩やかな関係の中で飛行がつながりになっている。
02:46ケゴ公園で夜回り活動をするNPOアイムの代表藤野宗子さん。
03:59パパ活とは男性とデートや性行為をする見返りに金をもらうことだ。
04:58現金を奪うつつもたせと呼ばれる手口で逮捕。
05:03去年6月にも17歳の少年と16歳の女子高校生が男性を暴行して現金を奪い強盗傷害容疑で逮捕された公園で知り合った少女とつつもたせをしたことがあるという少年がその実情を語った。
05:27女の子たちもお金に困っている子が多いし、みんなメンタルも弱いし、家に帰っていない子が多いです。
05:37ケゴ公園周辺で歩道された少年少女は2024年440件余り。
05:47ケゴ公園周辺で歩道された少年少女は2024年440件余り。3年前と比べ1.5倍以上に増えている。
06:08中身の実態がよくよく知りづらいというかですね。昔であったら警察が近寄れば警察のおじちゃんみたいな感じでですね、距離が意外と詰め出たのではないかなと思う。そういった部分はですね、すごい難しさを感じています。
06:25警察だけではなくて、行政機関、医療だったりNPO法人も含めてですけど、みんなが連携しないと対応できないなとは今感じていますね。
06:3716歳の頃からケゴ公園に通っていたというAさん。
06:51藤野さんに声をかけられたことがきっかけで今も支援を受けている両親が離婚し生まれた直後から施設で暮らしていたAさんは中学卒業後グループホームに入所。
07:09だがうまくなじめず、ケゴ公園を訪れては非公を繰り返していたという。
07:18みんなでお酒飲んだりとか。
07:21自分とリジャイの人ばっかりおった気がする。
07:26当時は生活する金を得るため、犯罪に手を染めることもあったという。
07:34女の子と二人で募集して、その人が風呂入る間にお金だけ取って逃げるみたいな。それしてた。
07:45Aさんは小学3年生の頃、一度母親のもとで暮らしたことがあった。
07:53だが日常的に暴力を振るわれ、半年足らずで施設に逆戻り。
08:01その後、うつ病を発症し、精神科の入隊員を繰り返すようになった。
08:08現在は生活保護を受けながら、福岡市内のアパートで一人暮らし。
08:30その部屋はゴミであふれ返っていた。
08:45藤野さんのNPOでは、これまで延べ5000人以上の若者たちと繋がってきた。
08:57そのうち、個別支援に至るケースは200人に上る。
09:04頼る身寄りのないAさんを、藤野さんはいつも家族の代わりになって支え続けている。
09:13彼女は自己肯定感も高くないし、自分が大切にされるっていうのはやっぱり経験をあまりしていないので、SOSを出せる人、自分を見ててくれる人っていう存在が必要なんだろうなって毎回感じますね。
09:32社会に居場所をなくし、非公を繰り返してきた少女たちが、共同生活しながら教育を受ける場所がある。少年院だ。
09:54香川県にある女子少年院、丸亀少女の家。
10:002000年以降、少年院の収容者は全国的に減少の一途をたどってきた。
10:08だが、3年前から増加に転じ、2025年は1900人余り。丸亀少女の家でも倍近くに増えている。
10:21ここ数年はだいたい10名前後で収容というのは落ち着いていたんですけれども、昨年末から収容が増えてきまして、令和7年については1年を通じて20名前後で推移してきてます。
10:38年齢は14歳から20歳まで、そのうち15歳以下が3分の1を占めている。少女たちはどのような罪を犯してきたのか。特別に話を聞くことが許された。
10:59本家の職員は?
11:01暴行です。職員と、もめて、胸ぐらつかんでます。
11:08収容装置?
11:10うん。
11:11言われてどう?
11:12えー、なんか大げさみたいな。
11:15嫌だなーとか、ショックだなーとか。
11:18あんまり思わんかったかも。知らんとこ行くのって楽しみじゃないですか。
11:29小学生の頃からいじめに遭っていたという少女は、居場所のない若者たちが集まる大阪南の栗下に通い、そこで知り合った仲間と非公を繰り返していたという。
11:48めっちゃ楽しかったです。なんかつらいこととか考えてる暇ないから。なんか塗り替えられたみたいな感じ。これは自分の過去を振り返る課題で少女が書いた文章だ。
12:10居場所が、どこにもなかった。
12:16グリシタなら、こんな自分でも、友達ができるかもって思った。
12:25たくさん友達ができて、たくさん好きが増えて、すごく幸せになれた。
12:34喜んでほしいから、頼まれたことは全部した。
12:43一体感が生まれるんですよね。悪いことしてると。
12:47なんか無意識が強まるんですよね。
12:50新しい子はどんどん育っていくから、やっぱ危ないかなって。
12:59SNSで呼び出した男性を脅し、仲間たちと金を奪う、つつもたせをして収容された少女もいた。
13:11最近流行ってるし、やってみようみたいな感じのノリで、始めて。
13:20なかったですね。
13:22失敗したら、まあいいかみたいな。
13:26違法薬物にも手を染めていたという少女は、家庭に大きな問題を抱えていた。
13:37お母さんが覚醒剤とかで、4、5回捕まってる。
13:41で、施設でずっと生活、1歳から生活してきてて。
13:46シラフやったら、生きてるのがしんどいし、明日来るのが嫌やから薬を使うみたいな。
13:53こうした少女たちの構成に向けて、女子少年院で取り組んでいる、アサーションというプログラムがある。
14:09アサーションとは、相手のことを尊重して意見を伝えるコミュニケーションスキルのことだ。
14:18自分の伝えたいことをうまく伝わらなかったときも、それぞれあるかなと思うんですけど。
14:25めっちゃイライラしたときとか、なんかもう全部言っちゃう。
14:30ダメなことって言ってんちゃうぞとか。
14:35最近、3人全然面接がなくて、なんかもちむかついてるけど。
14:40聞けもしなくすのに、本人においらへん。
14:44こっちも素敵なくしちゃう。
14:47自分の気持ちをうまく言葉にできず、人とぶつかったり、トラブルに巻き込まれたりしてきた少女たちに、適切な表現力を身につけさせるのが狙った。
15:06どちらかというと非主張的っていうか、なかなか自分の思いをしゃべれなかったりとか、思ってるけど言葉にできなかったり。
15:15すごい相手を見て顔色を伺ってっていうのはあるかなと思うので。
15:21指導の入りづらさみたいなのはすごく感じますね、そこは。
15:28地域から飛行をなくすために活動する人がいる。
15:35よろしくお願いします。
15:38福岡県内の小学校で子どもたちに語りかける元福岡県警の警察官、安永里美さんだ。
15:48困った時、大人に相談できるという人、じゃあ逆に聞くよ、相談なんかできないんだよねっていう人、はい、教えてください。そうね、そうよね、ありがとう。
16:03かつては少年を取り締まる側にいた安永さんは、若者たちを被害者にも加害者にもさせたくないという思いから、相談支援などに携わる警察の専門職、少年歩道職員に転身。
16:23安永さんは、飛行を防ぐためには早期の予防教育が重要だと考えている。
16:32まだまだ寝たくを起こすなとかいう意識を持った大人さん、大人がいますけど、もう今、小学校、低学年でもスマホを持ってたら、そういう性の過激な情報にさらされているのはもう間違いないことなので、早い時期からの予防教育、先生活動だと思っているので。
16:53おととし、警察を定年退職し、現在は保護士をしながら、スクールカウンセラーとして各地の中学や高校で心のケアを行っている。
17:08今回、ある中学校のカウンセリングにカメラが入ることが許された。
17:17この日、訪れたのは中学2年生の少女。同級生からのいじめがきっかけで、今も死にたい気持ちが湧き出てくるという。
17:29今どう、夜は寝れてる?食事は?うん。
17:36今日もちょっとコンディションを測ってみてもいい?うん。
17:40相談に来る少女たちの多くは、自分の気持ちを言葉にすることが難しい。
17:48安永さんはいつもカードを使って、その日の状態を確認する。
17:55うーん。なるほど。
17:59少女が選んだのは、どれもネガティブな言葉のカードだった。
18:08こういう経験があるの?悪口を言われた陰で。
18:15当時、相談できたの?誰かに。
18:20友達。
18:21友達には、今ちょっと学校に来るとまた消えてしまいたくなるっていう気持ち。
18:28はっきりと自分でもわからない。
18:31なんとなく、こういうまた気持ちがむくむく出てくるっていうことなの?
18:35そういうことか。
18:37自殺願望のある若者のカウンセリングは、1年半で8件と増え続けている。
18:49安永さんは、少女の状態を慎重に見極め、休むように伝えた。
18:58少女たちの中には、虐待などのつらい経験から自分を大事にできず、性的な飛行に走るケースも少なくない。
19:12次に訪れた中学1年生の少女は、自傷行為がもとでカウンセリングを始めたが、後に不健全な性行為に及んでいることが分かった。
19:26前回、別に好きでもない人とエッチしたって言ってたじゃないですか。
19:33この前誘われたんですよ、そいつから。
19:36言ったんやろ。絶対来るよって、もう一回やらせてくれるって思うから。
19:42そこのハードルをちょっと上げていきたいなと思う、安永さん。
19:50やっぱり自分のことを大切にしてほしいから、今、性行為をしたら、そのあとどういうことが自分の身にね、降りかかってくるかっていうのは、これからも一緒に考えていきたいなって思うよ。
20:04こんにちは。こんにちは。
20:08この日、安永さんは命の大切さを伝えるため、地域にある別の中学校で講演を行った。
20:19SNSでの抽象ひぼ、もうね、目を背けたくなるような暴言の数々、下着を脱がして動画で晒すということまで、性犯罪を受けてました。
20:31講演では、性に関する踏み込んだ話も。
20:38射精する前に外で出せば大丈夫だと思う。もうそれ、アウトですからね。妊娠はします。
20:46あなたのすべてをまずこのちいちゃな命に捧げるなんてことは、中学生のみんなが背負えるのか。
20:54中学生の時にしかできないことをいっぱい思いっきり楽しむこと。それがみんなの責任であり、権利なんです。
21:03それを間違わない。
21:04大事な知識はないのに、性的な行動だけして被害者になった、加害者になった。大人はもうびっくり。
21:12性の問題はもう他の非公問題と違って、すべての子どもがもう避けては通れない。
21:19家庭からもしっかりと幼少期から始めてほしい。
21:28年が明けた今月中旬。若者たちの居場所になっている福岡市のケゴ公園には、多くの少女が集まっていた。
21:41そこには、お菓子を配りながら声をかける、NPOアイムの藤野さんの姿もあった。
21:53冬も来るんですね。そうですね。来ますね。夏前とかよりは少ないですけど、でもいますね。常に誰か。
22:02年末年始は、1年で最も家出が多い時期だという。
22:19藤野さんの元にも、保護者や警察から毎年相談が入ってくる。
22:28今も、公園には自分の居場所を求め、多くの若者たちが集まる。
22:37今後の支援の在り方について、藤野さんはこう話す。
22:43今も、公園には自分の居場所を求め、多くの若者たちが集まる。
22:51今後の支援の在り方について、藤野さんはこう話す。
22:58場所をなくすっていうことでは、やっぱり解決していかなくて、
23:02既存のセーフティーネットとか、既存の相談窓口につながらない結果、
23:06でも家がしんどくて帰国公園に来てるっていう。
23:10やっぱりずっと見てくれる人、ずっとそばにいる人が必要だというふうに思っていて、
23:16やはりそこに応えていきたい。
23:20取材した瀬戸ディレクターによると、公園に集まる若者は圧倒的に少女が多いそうで、
23:26もともと支援を望んでいない若者たちが多い中で見守りや危機役に徹しながら警察や行政と連携して向き合い続けていくことが必要だとしています。

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