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00:00:00風の中に土の匂いにもう一度日本を見つける私を見つける
00:00:22新日本ふどき
00:00:25鹿島様鹿島様我が家へおいでいただき誠にありがとうございます
00:00:39少しばかりのお供えをご用意いたしました
00:00:45いただきます
00:00:49秋田県大仙市にお住まいの7月年に一度だけ鹿島様とのお食事です
00:01:03道中おなかがすいたら赤飯をお困りごとがあればこちらをお使いください
00:01:17鹿島様は家中の役を背負って旅に出ます
00:01:31大墓集落で毎年7月に行われる鹿島流し家内安全疫病退散五穀豊穣を願い人形を川に流します
00:01:47おいしいね。
00:01:55鹿島様今年も私たちに豊かな恵みを秋田県南部を130キロにわたり流れる尾物川その流域に広がるのが日本一広いといわれる横手盆地です
00:02:23オオウ山脈の豊かな雪解け水が田畑を潤し盆地ならではの昼夜の寒暖差で作物はうまみと甘みをしっかり蓄えます
00:02:39夏から秋へ
00:02:45一面の緑から黄金色へ
00:02:51ここからできる米麹が長い冬を乗り越える保存食の文化を生み出しました
00:02:59お米、お蕎麦、お味噌にお漬物
00:03:07当たり前のものが当たり前においしい
00:03:13すぐそばの幸せ
00:03:23秋田、おいしい横手盆地の旅です
00:03:318月下旬、横手市の浅間市区
00:03:45秋の虫の音が響く中、みずみずしいナスの収穫が行われていました
00:03:55ナスっていう白いところが大きくなった部分
00:04:05一晩でこんなに大きくなった部分
00:04:07真田さんのナス
00:04:13これから3ヶ月をかけ贅沢なお寿司に生まれ変わります
00:04:19おはようございます
00:04:23おはようございます
00:04:26調理するのは朝前夫人漬物研究会の女性たち
00:04:3254年前、地域の女性たちで結成し、全国に漬物を販売しています
00:04:40ツヤツヤしてていい感じです
00:04:43大きさもやっぱりこのぐらいのほうがいいので
00:04:48採れたその日にナスは塩漬け
00:04:53鮮度を閉じ込めます
00:04:55ひとつき漬け込んで水けが負けたナスは弾力があり色鮮やか
00:05:07そこに蒸したもち米
00:05:16ナスに詰め、菊をのせ、最後に唐辛子
00:05:22横手盆地伝統の冬の保存食
00:05:31ナスの花寿司
00:05:33この後さらにふたつ着付けて完成です
00:05:41昔はお正月の定番で家ごとに作っていました
00:05:46でも手間暇がかかるため、だんだん少なくなっています
00:05:55漬物研究会の女性たちは、先輩から習い覚えました
00:06:06花寿司に欠かせないのが、横手名産の食用菊
00:06:11冷涼な気候を好み、秋田、山形など東北は指折りの産地です
00:06:2310月半ば頃に咲く花は、色合いと香りが一段と豊か
00:06:35塩漬けにすると、冬になっても鮮やかな黄色を保ちます
00:06:41横手盆地の一番厳しい色のない季節に咲く花。
00:06:54映画の長さ、それこそ鎌倉堂などでこもってるときに、そういう鮮やかなものがあって、なおかつそれを食具の中に入ってるっていうのは、それだけで、なんていうか、つぶっていくのにいいものがあるんですが、豊かになる部分っていうのが。
00:07:16黄色い色っていうのは、人が元気になるし。
00:07:22映画で、幸せのついろいハンカツってあるでしょ。
00:07:25はい。
00:07:26だから、ついろって、あの、相手の人を幸せに釣る色なんだそうですよ。
00:07:31だから、そういう意味で、ついろの粒は、なんていう、長方がられだんで、ネビだなと、つぶ悪くなる人いねんからやな、ついろっていうのは。
00:07:43今年も美味しくできました。はい。
00:07:48はい。
00:07:49味見をしててください。はい。
00:07:52はい。
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00:08:00
00:08:01ご飯と合いますね。
00:08:03おいしいです。
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00:08:09
00:08:10Yes.
00:08:19Yes.
00:08:21Okay?
00:08:22Yes.
00:08:25Yes.
00:08:29集落みんなで豊作を祈願
00:08:35祈りの先には全身わらの正気様
00:08:44集落の入り口で悪者たちに睨みを聞かせています
00:08:55秋田小町の稲穂が揺れる横手市末野集落 7月年に一度正気様を作り変えます
00:09:12豊かな実りへの願いを込めて胴体は活腹よく
00:09:22疫病をはね返すよう手足は藁を何重にも巻いてたくましく
00:09:33そして大きな手
00:09:38江戸時代盆地のあちこちで盛んに作られていたわらの神様明治になると文明開化にふさわしくないと禁止のお触れが出ますがその直後村で疫病が流行したといいます。
00:09:53村人たちは
00:10:10内緒で神様作りを再開。このためだけにわら細工の技を受け継ぎ作り続けてきました。
00:10:211年間雨風に耐えながら集落を守ってくれます。
00:10:32実際に何かこう守られてるって感じられる時とかってありますか?
00:10:38やっぱり29年の上水側の氾濫の時はちょうどここまで水ついたな。
00:10:45ここまで。
00:10:471、2、3、4軒が湯が湯が湯になったけれども誰も気がもなす。それがやっぱりこの神様が守ってくれたなと思っていずばここにいるもんだからと思います。ほんとに。
00:11:08今も横手盆地では40ほどの集落がわらの神様をまつっていますお姿も名前もさまざまな中でも異彩を放つ神様がいると聞き湯沢市オッペチ集落へ。
00:11:37こちらがオッペチの鹿島様。
00:11:44こちらがオッペチの鹿島様。
00:11:50釣り上がった目に大きな鼻口には着せる。
00:11:57大きな鼻口には着せる。
00:12:04鹿島様が動き始めます。
00:12:11こちらがオッペチの鹿島様が動き始めます。
00:12:18日暮れ。
00:12:21せーの。
00:12:22鹿島様が動き始めます。
00:12:28おもむろにあてがわれたのは。
00:12:35おもむろにあてがわれたのは。
00:12:50ガモと呼ばれる巨大な弾痕。
00:13:05かつては新婚家庭を回り嫁をつついて子宝を祈願したというこの儀式。
00:13:20今ではガモでつつかれればどんな役も逃げていくというありがたい儀式に。
00:13:35きっと今年も豊作です。
00:13:56横手盆地のど真ん中にあるタイユー地区見慣れない緑の畑を見つけましたお邪魔してみるとノンベイにはたまらないほろ苦い香りあっこれが?
00:14:24これがビールの魂って言われる。
00:14:26ホップですね。
00:14:28ビールの香りと苦みを決める。
00:14:32実は横手市はホップの生産量4年連続日本一。
00:14:41国産ホップのおよそ2割をつくり大手ビールメーカーを中心におろしています。
00:14:49品質の決め手は盆地の寒暖差。
00:14:53夏でも朝晩は20度ほどですが日中は35度まで上昇。
00:15:01その気候が香りと苦みのもとになる成分ルプリンを育てます。
00:15:11ホップ農家の三藤博之さんはビール好きが高じて7年前横手に移住。
00:15:19元々は東京の税理士事務所で働いていました。
00:15:2730歳の時にビールってすごく好きだし、たぶん体を壊さない限りはずっと飲み続ける飲み物だと思って。
00:15:35飲み手として何か関与するっていう形もあったと思うんですけれども。
00:15:41原料っていう立場の目線から見るビールの世界っていうのも楽しそうだな。
00:15:47もう本当にそれはビール好きで、そのホップっていうのはビールにとても大切なものであるっていうのを知ったら、おそらくホップを栽培したくなりますよ。
00:15:59畑には21種類のホップ。
00:16:03秋田県内の小さな醸造所、ブルワリー向けに育てています。
00:16:11これはなんて品種ですか?
00:16:13これはセンテニアルっていう品種。
00:16:16アメリカ原産のホップですね。
00:16:20柑橘のいい香りがしますね。
00:16:25これはザーツっていう品種なんですけど、セコのホップですね。
00:16:30すごく軽やかな苦味づけとか、軽やかな香りづけとかに使われる。
00:16:35昔からあるホップですね。
00:16:38ピルスナーとか。
00:16:40ちょっとクリア系のビールで使われることが多いですね。
00:16:448月半ば。
00:16:50ホップは収穫後すぐに劣化が始まるのでふだんは長期保存のため乾燥期にかけます。
00:17:03でもこの日は特別朝取れたての青々しいホップを横手市内のブルワリーに届けます生のホップでビールが作れるのはすぐそばに畑があるからこそおはようございますありがとうございますありがとうございます
00:17:29去年横手市初のブルワリーを立ち上げた塚和素直さんです。
00:17:36地元横手のフレッシュホップでビールを作るのが夢でした。
00:17:43地元横手のフレッシュホップでビールを作るのが夢でした。
00:17:58塚和さんまずはめったに手に入らないホップの葉っぱや茎をそのままタンクへ。
00:18:17何かより青々しさみたいなのは出るかなと思ってますね。
00:18:24それが果たしておいしくなるかどうかはやってみないとって感じですけど。
00:18:32何か楽しそうですね。
00:18:34そういうのが面白いんですよね。
00:18:39やっぱりいい香りしますね。
00:18:47ホップは丁寧に手ですりつぶし、香りと苦味の成分を引き出します。
00:18:59横手生まれの塚和さん。
00:19:02ブルワリーを始める前は、東京の土木会社で技術者をしていました。
00:19:11序盤改良して、それが終わったらまた次の現場、次の現場って完成品を見ずに渡り歩いてたんですけど。
00:19:20規模が大きすぎて、自分が何をやっているかがわからないというか。
00:19:27今はこの麦を引くところから始まって、醸造をして。
00:19:34お店もやっているので、飲み手に届く、本当に最後まで見届けられるっていうのは、またちょっと違ったそのうれしさみたいなのはありますね。
00:19:49いよいよ生のホップを爆汁に投入沸騰した爆汁にまず苦味漬け用のホップを入れて55分最後に香り漬け用のホップを加えて5分煮沸します。
00:20:12大丈夫でしょう。
00:20:31酵母を入れて発酵させることひと月。
00:20:38この土地だから作れるビールが出来上がりました。
00:20:45酵母を入れて発酵させることができます。
00:20:55やっぱりフレッシュ、独特な香りとか苦味とか、あとみずみずしさ、青さ。
00:21:06うまいっすね。うめぇなぁ。
00:21:10苦手がたいなぁ。
00:21:12横手城から1キロほどの市街地にある上神山町会の集会所です。
00:21:33そこに突如現れた巨大な屋形船。
00:21:48長さ7メートル、重さは700キロ。
00:21:52超階層で今年もひと月かけて作りました。
00:21:59横手で2日間にわたり行われるおくり盆。
00:22:07お盆に帰ってきた先祖の御霊を、船であの世に返します。
00:22:16町内会長の佐藤健一さんは、横手一のお祭り男と評判。
00:22:22初日は町会を回って船をお披露目します。
00:22:44初日は町会を回って船をお披露目します。
00:22:56横手のおくり盆が始まったのは江戸時代。
00:23:00盆地を何度も襲った大飢饉がきっかけでした。
00:23:05人々は亡くなった大勢の人の御霊を船で流して供養したといいます。
00:23:13穏やかに過ぎた初日。
00:23:26しかし翌日、過激な戦いが待っています。
00:23:32穏やかに過ぎた初日。
00:23:39しかし翌日、過激な戦いが待っています。
00:23:46館船の繰り出し。
00:23:48横手城に近い町会同士が激しく船をぶつけ合う
00:23:52送り本のハイライトです。
00:23:59皆さんすごいよ明日は本番今日は以上にもっともっと頑張りたいと思うそのために実はスタミナの料理用意してやがら。
00:24:14横手の夏の郷土食、クジラかやき。
00:24:20塩クジラの皮とナスの味噌汁です。
00:24:27内陸のため生魚が手に入りにくかった横手。
00:24:34塩漬けのクジラの塩分と脂肪が夏の野良仕事を支えてきました。
00:24:40おいしいです。
00:24:57ケンイチさんは昭和21年生まれ。
00:25:01その翌年、戦後のベビーブームが始まります。
00:25:07かつて町は、血気盛んな男たちであふれていました。
00:25:16しかし、高齢化に人口流出。
00:25:20若者の祭り離れも重なり、今、中心メンバーの平均年齢は60歳ほど。
00:25:29未だに青年会の子をするな。
00:25:32寒暦すべても青年会ってあるのよ。
00:25:37お祭りっていうのは、人と人をしっかりと結びつける。
00:25:43これは間違いない。
00:25:45このオグルボンマズンだって、300年の伝統を誇るんだよ。
00:25:50なぜ300年をつながってきたかっていうと、
00:25:54やっぱりその時代自在の人たちが、
00:25:57懸命に工夫して、杖を出して、力を合わせてやっていくさっていう。
00:26:02それが歴史なのよ。
00:26:05だからそれを我々も人がいない、若者がいない、子供がいない、
00:26:10同然だけだなんて悩んでる暇あったら、
00:26:15ずるったんじゃできるお祭りを考えようよっていう。
00:26:20だからお祭りなくなったら、やっぱり追記がなくなっちゃうよ。
00:26:25全国今そういう地域いっぱいあるよ。
00:26:28お祭りがなくなったおかげで、町が浸れていく。
00:26:32けんさん、またねー。
00:26:34ありがとうよー。
00:26:36ありがとうよー。
00:26:38翌日、屋形船の繰り出し。
00:26:44オクリボンに参加しない、新興住宅地の町会からも、
00:26:53助っ人を迎え、いざ、羊。
00:26:56横手市街12の町会の船が、先を争って集まります。
00:27:09戦いの舞台は、霊峰、町海山を遥か西に臨む、蛇の先橋。
00:27:24まずは、瓦でろうそくに火を灯し、先祖たちの御霊を送ります。
00:27:31その後は、この世に残った者たちの年に一度のお楽しみ。
00:27:38700キロの船を持ち上げて。
00:27:44江崎をぶつけ、激しく押し合い。
00:27:51江崎をぶつけ、激しく押し合い。
00:27:57町会の勢いを競います。
00:28:12町会の勢いを競います。
00:28:24健一さんは、最前線で戦を煽ります。
00:28:31かつては、60超えれば、呑気に野獣舞。
00:28:36町内会長は、集会所で留守番と言われた送り本。
00:28:4179歳。まだまだ男盛り。
00:28:50手が、お祭り、町内活動。
00:28:56これに引退はない。
00:28:58免電性もない。
00:29:00それがやっぱり、歴史を延々と繋いでいく鎖になっていくのよ。
00:29:06男たちを煽るように打ち上がる花火。
00:29:23大正時代、この花火を横手の女性と楽しんだ芸術家がいます。
00:29:35登竜した老舗旅館には、大正ロマンの美人が。
00:29:45竹久ゆめじ。
00:29:50大正8年から14年の間に、3度横手を訪れました。
00:30:00当時から続く繁華街。
00:30:03明治から昭和の初めにかけ、ここには70人の芸術家が客を迎える花街がありました。
00:30:18ゆめじは、横手一の美人と歌われた芸術家を見染めます。
00:30:24妻徹子。
00:30:27豪農の家に生まれましたが、父の授業の失敗で芸術家に。
00:30:34懐に、なんと御神様の青大将を忍ばせ、蛇芸者徹子と呼ばれていました。
00:30:45大正8年の夏。
00:30:46大正8年の夏。
00:30:48徹子と贈り本の夜を過ごしたゆめじは、友人に宛てこんな手紙を送ったといいます。
00:31:00その夜と徹子の横顔を思い出しています。
00:31:07その後も横手を訪ねた夢次旅館の7代目平田尚行さんは2人の様子を祖父から聞いています大正10年2月冷え込みの厳しい横手の鎌倉の時でした
00:31:34コタツがあって、普通であれば向かい合って座ると思うんですけれども
00:31:41ちょっと本当に小さいコタツに2人並んで入って、うちのその当時の女中さんたちがあまり恥ずかしくて、すぐ部屋から出てくるような感じの
00:31:58まあ今でいうそのちょっとこう、ラブラブっていう言葉が合ってるのかどうかあれなんですけれども
00:32:07登留中、ゆめじが好んで食べたのは、好物のこんにゃく入りの鮭のかす汁。
00:32:17酒どころ秋田のかす汁で身も心もほてらせてしかし大正14年ゆめじは当時交際中の山田由紀子を連れて横手に現れます。
00:32:40そこに東京で一緒に暮らしていた別の女性が訪ねてきて大混乱。
00:32:49おようさんという方がゆめじさんに会いたいというので、わざわざこの横手までいらっしゃって、で玄関先でえっと、ゆめじさんいらっしゃいますかと。
00:33:07うちのその当時の女将がゆめじさんにその話を伝えに部屋まで来たところ、いや今は結子といるから会いたくないっていうので、そこでお断りをして会わなかったっていう。
00:33:24てつこはゆめじが来ていると聞いて旅館を訪ねますが、会えませんでした。
00:33:39ゆめじ先生が私に気づかないかと思ってひらり旅館の窓から見える場所に私は何回も立ったが先生はとうとう私に気がつかなかった。
00:33:58徹子には少し愛情に似たものを示しすぎたようです。
00:34:13徹子には妻と一緒に似たようです。
00:34:39その後徹子は貧しい戸作人のために戦う農民運動家川又聖恩に惚れて結婚。
00:35:06後に代議士となった夫と共に弱き人を助ける戦いに身を捧げ昭和54年78歳で亡くなりました。
00:35:21激突し合う館船。
00:35:27顔を隠した踊り子。
00:35:31平坦なのにドラマチック。
00:35:35横手コロシアム。
00:35:39大らかすぎる藁人形から目が離せない。
00:35:45横手盆地を東と南から囲むその裾野には美しい魚が。
00:36:01湯沢市にお住まいの渋谷尚人さん。
00:36:16全国に名を知られるフライフィッシングのガイドです。
00:36:31河口から源流に至るまでこの水系は大きなダムが1個もないですから常に清流が流れているいい川だと思いますね。当然魚たちにも暮らしやすい。
00:36:45虫に似せたケバリで釣るフライフィッシング。中でも渋谷さんは水中でなく水面でフライを食わせるドライフライの釣りにこだわります。
00:37:06水面に来る魚をまず視覚的にこう見るところから一番楽しくてもう魚が食べるところが見たくてやってるようなものっていうか。
00:37:32ここに通い始めたのは12歳の時飽きたことは一度もありませんこれはイワナですねあれが見ているこの40何年間そんな大きく変わってないですからそれで魚の数もそんなに変わってないですし。
00:38:00夏休みに関してはもう高校生ぐらいになったら朝に大袋に川に連れて行ってもらって夕方4時になったら林道に上がってれば親父が迎えに来るみたいな。
00:38:17そんな夏休みにやってましたけどもっと思い通りに釣りたいと竿作りも自分で材料は竹三角に削った細い竹を6本六角形に張り合わせて作ります
00:38:40竿の強度をさらに高めるため使うのは漆。
00:38:47実は渋谷さん。
00:38:56オオウ山脈の木材を生かして作られる川面漆器の職人の家の生まれ。
00:39:05伝統工芸士にも認定されています。
00:39:15その技術を応用した竿を1本20万円から30万円で販売。
00:39:22作り始めてから注文が途絶えたことはありません高校卒業後迷わず家業に入りましたそこには渋谷さんならではの人生哲学が。
00:39:44曜日とかに縛られるのがすごい嫌なんですよ。
00:39:48やっぱり雨絡みとかそういうのがやっぱりいいですから。
00:39:51そういうタイミングに仕事してるなんていうのはちょっと我慢ならないなっていうのは正直あって。
00:39:58これ自衛だったらそこらへん自由にできるんじゃないかっていう単純な思いからですね。
00:40:06最初はだから仕事を覚えるまではちゃんと一応週末休みだけにして2、3年は2年ぐらい。
00:40:19いや1年1年1年くらいかな。
00:40:25最高の釣り場を守るため魚は逃がします心地よいせせらぎと澄んだ空気が何よりのごちそうすごい紅さしてめちゃくちゃきれいですよなんか秋田の山目ってズバ抜けて美人なんですよへぇーっ!
00:40:54色白と色ツヤとなんかコラー玄関っていうか。
00:41:01やっぱり育ち盛りのああいう魚体っていうのはやっぱり見てて綺麗だなって思いますね。
00:41:11横手盆地の南西部にある宇戸町西もない。
00:41:178月10万人の観光客を集める盆踊りが行われます。
00:41:24その前に江戸時代創業の老舗そば屋で腹ごしらへと参りましょう。
00:41:31西もない名物、冷やがけそば。
00:41:38特徴はどんな感じですか?
00:41:48これ二端でツナギさん、フノリ使ってるんですよ。
00:41:53フノリ?
00:41:54うん。
00:41:55うん。
00:41:57うん。
00:41:58うん。
00:41:59うん。
00:42:00うん。
00:42:01うん。
00:42:02うん。
00:42:03上腰だ。
00:42:04基本は全部冷やがけなんですけど。
00:42:05冷やがけ。
00:42:06冷やがけ。
00:42:07温かくなって。
00:42:08冷やがけねえですもんね。
00:42:09吹雪吹いてても冷やがけですもんね。
00:42:11完全です。
00:42:12たまに店の方さん来て、あの、あったかいそばください。
00:42:16こうやって入学者さんいるんですけど、まあそれは好みだからあれなんじゃない。
00:42:21何言ってんだよな。
00:42:22うん。
00:42:23コシャクシャラっぽいですかね。
00:42:24うん。
00:42:25うん。
00:42:26心の中で言いながら。
00:42:27うん。
00:42:28うん。
00:42:29どうもー。
00:42:30ごちそうさまです。
00:42:31どうもー。
00:42:32ありがとうございました。
00:42:33今日は、二人の晴れ舞台。
00:42:40やーっとーせー。
00:42:46よいわーなー。
00:42:48あせっちょー。
00:42:50子供以外、皆、顔を隠して踊る、にしもない盆踊り。
00:43:05目だけを出す彦さずきんは、亡者を思わせ。
00:43:11深い編み傘が、着物と所作の美しさを際立たせます。
00:43:18ほら、おのりのジョールも、みみのよいのも、時からきすぐなら。
00:43:27あー、それそれか。
00:43:29盆踊りの起源は、700年前、鎌倉時代にさかのぼるといわれます。
00:43:44地元生まれの同級生、高橋秀樹さんと和賀真嗣さんは、花形の歌い手。
00:43:53代々この土地で歌われてきた歌、地口で、この世とあの世が交わる夜を盛り上げます。
00:44:03唄いのオダフグっていうのは、自分の奥さんのこと、言うてるんですけど。
00:44:16紙を使って、女の子さんと和賀真嗣さんが、子さんと和賀真嗣さん、
00:44:22でも、汁の音がいるといわれます。
00:44:27My wife told me about my wife, but I had to go to the hotel and go to the hotel and go to the hotel.
00:44:37But I went to the hotel and went to the hotel, and I got to go to the hotel.
00:44:43If you hear the meaning of the meaning, it doesn't mean anything.
00:44:48It's a song that I've played in a lot of times.
00:44:55It's really beautiful and beautiful.
00:45:01It's a song that I've played in a lot of times.
00:45:18和賀さんは子供の頃にしもない盆踊りの不思議な力を目の当たりにしました。
00:45:32足が悪かった祖父の金之助さんが盆踊りの夜。
00:45:44普段は杖を2本杖でいつも歩く人だったんです。だけど盆踊りになるとその杖いらんぬくなるんですよ。会場もねこうダケダケダケダケってやって、盆踊り始まるとその杖、もう全く見ず知らずの観光技術がこれ持っていれっつって、踊りだすんですよ。杖いらんぬくで普通に踊るんですよ。
00:46:08普通だったら踊れねえはずなんですよ。だけどその盆踊りがかかることによって杖までいらねえくなって踊りだすっていう。
00:46:24普通だったら考えられないじゃないですか。なんかそういうとこに目に見えない何か力って見えないのがあるのかなっていうか。
00:46:32それはすごい感じなんですよ子供を頃にえ何でだよって。
00:46:38先祖代々の魂っていうかやっぱりあそこさ集中するんでしょうな。
00:46:50亡き人の存在を着物を通して感じる人も我がさんの妻陽子さんです。
00:47:02私の祖母が二十歳過ぎぐらいに私用に作ってくれた羽縫いになります。
00:47:12先祖の着物を継ぎ合わせて作るにしもない独特の衣装、羽縫い。
00:47:24こっちの下の方は祖母祖母が着てたやつ、たんぜん。
00:47:28日おばあちゃんが着てたものと身につけて踊るので、やっぱそうなると一緒に踊ってるような感じはあります。
00:47:37やっぱ今の自分の踊りを見て、上手って言ってくれるかなって。
00:47:43似合ってるかなって、いいことって言ってくれるかなっていう。
00:47:47きっと言ってくれるだろうなって思いながら。
00:47:50夜更け、盆踊りを締めくくるのは。
00:47:57よいわな、あせっしゃ。
00:48:01ガンケ。
00:48:04その名は、月光の夜空を飛ぶガンの姿、ガンケイから来ているとも言われます。
00:48:15相手を通してみる Put então
00:48:18台所がしっかりするのに一番多くは?
00:48:21woって見るよね。
00:48:23朝え、月光の夜空と呼んでくれたら、
00:48:26年寺に入ってくるから。
00:48:28やっぱりreciるかに入ってるから。
00:48:32朝え、月光の夜空は、月光の夜空の夜空へ。
00:48:37懐かしい人の気配をすぐそばに感じながら。
00:48:54実りの秋を迎えた収穫が終われば冬はすぐ底です。
00:49:24ふっくらと炊き上げた秋田小町盆地の大豆と米麹で作ったお味噌汁。
00:49:49塩麹に漬けて焼いた鮭はしっとり柔らか。
00:50:28旅人同士すぐ仲良くなれる相部屋ドミトリー。
00:50:37旅慣れた外国人旅行者も宿泊し、盆地の田園風景や肩のこらない和食を楽しんでいます。
00:51:16高校生まではあまり意識したことがなかったというか。
00:51:21雪はすごい降るし夏は暑いなあくらいに思っていて、これといった娯楽もあるわけでもないし。
00:51:33周りの大人が直接的に行ってたわけではないんですけど、やっぱり何もないっていう感覚がこう、小っちゃい頃から植え付けられていて。
00:51:44何もないってみんなそういうふうに思ってる空間だったらもう出ようかなみたいな。
00:51:53大学は東京。そして世界30カ国への旅。
00:52:00ゲストハウスに泊まり多くの旅人に刺激を受けました。
00:52:07海外を股にかける仕事をしたい。
00:52:11けれど就職はうまくいきませんでした。
00:52:16絶対受かると思ってたところにやっぱ最終で落とされて、何で落とされたのか聞いたんですよね。
00:52:23電話して。そしたら、安倍さんはもっといいところに行けると思ったのでみたいな、そんなことを言われて、それは何の答えにもなってないし。
00:52:36思いついたのはいつかやりたいと考えていたゲストハウス。
00:52:41とにかく動き出そうと地元へUターン。実家の仕事を手伝いながらクラウドファンディングなどで資金集めも始めました。
00:52:55生まれ育った家は大正3年から5代続く工事の店です自慢は自家製の米工事をぜいたくに使った甘いみそ。
00:53:21高校生まで全く興味がなかった父の仕事。その頃と見え方が変わっていました。
00:53:28米を自分で作り、その米を麹へ持っています。
00:53:35近くで採れた大豆を使ってみそまで作ってしまいました。
00:53:40高校生まで全く興味がなかった父の仕事。
00:53:45その頃と見え方が変わっていました。
00:53:49米を自分で作り、その米を麹へ。
00:53:58近くで採れた大豆を使ってみそまで作ってしまう。
00:54:04一回外に出たからこそ気づかせてもらったっていうペースがあって。
00:54:19流行に乗っているようなものではないけれども、
00:54:22日本人にとってすごくあったかいというか、
00:54:26日本人に染み渡るものなのかなっていうふうに思うようにはなりました。
00:54:34当たり前のことが本当に豊かなことで、すごく派手なものではないけど、大事なものというか。
00:54:49今はもう私より有名な社長なので、子供の時よりも全然変わってしまって、もう経営者の顔してますよ。
00:55:07地元の空き店舗を借り新たな取り組みも始めました横手特産のりんごを使ってお酒作りすっきりした飲み口のアメリカ風りんご酒ハードサイダー。
00:55:34醸造技術は産地のポートランドに行って学びました盆地を共に盛り上げようとする仲間も阿部さんにりんごをおろしている小原徹さんは農家の4代目ずっと地元で暮らしています
00:56:04生食とりんごジュースぐらいしか商品化で行きなかったんで、お酒っていうのは手出せなかったところに踏み込んでもらったんで、ありがたいですね。
00:56:16自然が豊かって言っちゃかっこいいんですけど、自然しかないぐらいなんですけど、自然しかないってでも一周回ってもう贅沢なのかなって思うようにこの年になって思い始めている。
00:56:28都会とかに比べたら確かに何もないかもしれないですけど、自然で楽しんでもらえたり自分も楽しむような。
00:56:40場所づくりをしなきゃ、何もないで終わらないようにしたいなって思いますね。
00:56:52何もないことはない。
00:57:0410月半ば集落のそばにある里山に人影が釣りの達人渋谷さんです秋は毎日山歩き。
00:57:31お目当ては。
00:57:37うわぁ、うまい。
00:57:40こんな歪の形だけど、ちゃんと松茸だ。
00:57:44秋の味覚の王様、松茸。
00:57:50中学生で始めたキノコ取り。
00:57:56これまた一度も飽きたことはありません。
00:58:00これが本しめじ。
00:58:05めちゃくちゃうまいんですよ、これ。
00:58:08ちょっとだけでもすごい嬉しいキノコです。
00:58:13川あるし山あるしそれ一人じめでこうやって遊んで歩けるんだから楽しくてしょうがないですけど俺が欲しいものは大概そろってます。
00:58:30そしてこの先待っているのは盆地の恵みをいっぱい蓄えた厳しくおいしい冬。
00:58:43おー、どー、どー、どー、どー、どー。
00:58:48B.S世界のドキュメンタリー、タリバン復権後のアフガニスタンでは女性の権利が厳しく制限され、全政権が任命したオーストリア大使バフタリも解任を通告される。
00:59:09しかし国際社会に承認されていない政権の命令に従うつもりはないわ2人。抑圧される女性たちのため国外から支援を続ける。
00:59:21南北で対立が続く朝鮮半島。
00:59:50その南北が卓球で統一チームを作った物語うわ
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