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00:00日本の人気スポット
00:07最近、外国人旅行者にも注目されている日本の人気スポット
00:22商店街だ
00:25日常空間だからこそ商店街はよりディープな日本を感じられる場所なのだというそんな日本の商店街に注目する外国人研究者がいる
00:45ここは面白いですね非常に面白いですねあとこれもすごく面白いです
00:51カナダ人文化人類学者エドマンドホフ来日して27年宇都宮名古屋東京とさまざまな街に住むそこにある商店街を観察してきた
01:122年前にはコスプレイベントで世界的にも有名な名古屋の商店街を分析
01:23ポップカルチャーと商店街の関係性を考察した論文は近々出版もされる予定だ
01:31多くの外国人の目には日本の商店街は魅力的かつ不思議なものと映るらしいなんて言っても日本の商店街がカオスの特徴があふれている場所なんですね商店街はカオス?
01:52カナダ人研究者が商店街に隠された謎に迫る世界のあらゆる学問分野の専門家が我々の知らない日本の姿を映し出す最新日本研究
02:13コフの研究スタイルは自然体だ
02:23コフの研究スタイルは自然体だ
02:37客として商店街に溶け込みながら研究を続ける
02:45この日やってきたのは東京世田谷区の梅ヶ丘商店街
02:52尾田急線梅ヶ丘駅開業とともに発展
02:58駅前通り
03:00中通り
03:01本通りの3つの通りに店舗が連なる
03:04その数およそ200店
03:07商店街というのは日本では一般的に小売店や飲食店サービス業の店などが通りに密集している地域多い
03:22たくさん歩かなくても欲しいものが揃う買い物のしやすさが自慢
03:29しかしコフが注目するのは日本の商店街に見られるカオスぶりだ
03:36まず商店街の中で街灯があるかどうかということは一つの判断というか色々見えます
03:46ここからは街灯はきれいに見えますし街灯の形が違います
03:55梅ヶ丘商店街ですと貯鎮のような形になってますし先のところは2つのライトになってました
04:05これは1つでパッと見るだけでどこの商店街であるのが分かりますのでそれがすごく面白い
04:15商店街によって街灯のデザインもさまざま同じ通りでも違うことがありこの統一感のなさにカオスを感じるという
04:27こういう看板も特徴的ですね
04:35ホフの学問分野は文化人類学ある地域に入り込み人々の営みを調査観察することでその地域の文化や社会の仕組みを理解する学問
04:50あとはこれ電線配置なんですけどもあのここで割と広い道なのでそれほど目立ってないものですもっと狭い道ですとほぼ道の上に
05:10一番走りますのでそれも特徴的です 電線があのたくさんあるということはあのお店もたくさんあるということですね
05:23よく商店街の中にはあるものです
05:31これはすごくいいですよここ見てください
05:35神社があるということがあの すごく面白い
05:44教育会
05:45日本人ならあの普通にあるものなんだけども外国人の目から見ると非常に特別なあの場所ですね
05:56カナダとかアメリカの場合駐車場も必要だしたくさんの人が集まるという考えで離れているところにあの
06:04商店街の中に古くからの祠などが当たり前のようにあることは来日したホフを驚かせた
06:17日本の商店街をカオス混沌とした場所と指摘するホフ
06:28それには理由があるという
06:33私の近くの
06:36バンクバ郊外のギルフォールモールですね私があの子供の頃よく遊びに行ったショッピング
06:43ウォールマートがあり百貨店これがメインの中で小さなお店たくさん並んであります
06:52カナダで生まれ育ったホフ
06:56街の郊外に週に一度は行くショッピングセンターがあった
07:02200店舗以上が東京ドーム2個分以上の敷地に並ぶ
07:08テナント料が高額なためある程度の収益を見込める人気チェーン店が中心となって出店をしている
07:19日本でも1969年に大きな駐車場を持つ本格的な郊外型ショッピングセンターがオープンした
07:281990年代
07:34政府による大型店出店の自由化が進められ数が急増
07:40車社会の広がりとともに天候に左右されない快適さから人気を呼ぶ
07:47しかしホフは快適さと引き換えに失っているものがあると指摘する
07:53ショッピングセンターの方では仕切って展示方法とか
08:02それを細かく整理されているという
08:06どんなお店でも同じように見えることは多いです
08:10いろんな形で自由性がない形なんですね
08:15ショッピングセンターでの買い物が当たり前だったホフにとって
08:22日本に来て初めて見た商店街は全てが新鮮だったのだ
08:28茶色茶色のごめんなさい茶色
08:31灰色って言いましたか
08:33ホフが特に注目している商店街
08:37世田谷区下北沢
08:40小田急線と京王井の頭線が通り6つの商店街で構成されている
08:49ショッピングモールを超える758店舗が軒をつなねる巨大な商店街
08:58平日でも2万人以上が訪れている
09:03もともと農村だった下北沢
09:10昭和2年の小田急線開通を機に商店街が形成された
09:16空襲も比較的少なく
09:18戦後は駅前にできた闇市とともに商店街は賑わい続けた
09:2470年代から80年代にかけては劇場やライブハウスが立ち始め
09:31サブカルチャーの街に変化
09:35さらに近くに大学のキャンパスができ
09:38若者の街として古着屋、雑貨屋、カフェなどの店が増えていった
09:48都市化が最も進んだ東京で
09:51なぜこの巨大な商店街が維持できているのか
09:57その鍵としてホフが注目するのが
10:00店が打ち出す独特の個性だ
10:04カードを販売するお店ですよね
10:09おそらくゲームカードいろんな種類を販売していると思います
10:13その鮮やかさ
10:15自動販売機の形になっている
10:17ちょっとお店に入ってみたいようになりますね
10:21これは
10:26ちょっとした入ったところでこんな看板もあります
10:30すごくきれいですよ
10:32モザイクのようにの作り方ですね
10:35すごくいろいろ工夫してお金かかるのではないかと思いますね
10:40こういうのすごく珍しいものですね
10:43一見構えたところのない外観の店も
10:50商店街では個性になる
10:53昔から戻ってきたような外見なんですね
10:5950年代でも60年代でも当時でもあるような店ではないかと思います
11:07こんにちは
11:08こんにちは
11:10前から気になって何回か覗いているというホフ
11:14こんにちは
11:15えっと
11:16いや本当にすごいですね
11:19ビッグボーいたくさんお持ちですね
11:22アメリカのファミリーレストランのキャラクター
11:26なぜ商店街に経営しようと思いましたか?
11:31下北に
11:32下北は学生の頃から遊んでたんですよ
11:34なるほど
11:36それでよく来てて
11:38古着はあってもキャラモンを扱っている店はなかったんですよね
11:42でもそれも面白いのかなと思ったんですかね
11:49外見はそんなに力を入れてないという風に見えるように
11:54実際にはオーナーがいろいろ細かく記載してますね
11:59That's what I'm looking for today, but it's important to me.
12:05It's a special place that is the魅力 of the魅力 of the show.
12:14Hi.
12:16It's a special place that is from下北沢.
12:22下北商店街新国名長沼です。よろしくお願いします。
12:28特徴のあるお店が、なんとなく私、メインに入ります。下北さんはそういうお店、非常に多いんですか。
12:41あいつちょっとおかしいとこ好きだよねとかちょっとあいつ変わってるよねみたいな人でも全然OKなんですね。街並みが崩れるから嫌だとかそういう話が全くないんですね。そこ潰しちゃうとショッピングモールとかデパートみたいになっちゃうんですね。それが商店街としては死んじゃうんじゃないかなと思ってます。それぞれお店のだけで自由性があるっていう。そうですね。
13:08一つ聞けなかった質問ですけれども商店街組合を運営する難しいところは商店街って商人の集まりですから利害ぶつかるときあるわけですよ。そこの調整が一番大変になりますね。混沌としてるところにメスを入れてきれいに整頓するんじゃないんですよ。
13:37カオスの状態でバランスが取れているという商店街。店の側は商店街とどう付き合ってきたのか。ここです。訪ねるのは商店街の外れにある創業94年の酒屋。やはりちょっと個性的。
14:05こんにちは。とにかくフィギュアがすごく面白いですね。スターウォーズ系のヘルメット。映画からのものもあるし。パイロットのヘルメットですね。いろんなキャラクターが並んでありますし。あと特徴としては鮮やかなビールですね。
14:32クラフトビール専門店として営業している。この店先代は商店街振興組合に参加していなかったが自分たちの代で参加したという。
14:44商店街ってあんまり密にミーティングだとか細かいことが全然なくてすごく緩いものであって。
14:56なんかこう別にこういうふうにしてくださいとかああいうふうにしてくださいとかってそういったことは全くなくてですね。誰でも気軽に入れるし。また辞めることもできるし。
15:12商店街は入るのもやめるのも自由。この緩やかな関係性を保てるのが日本らしさであり。カナダのショッピングセンターとの大きな違いだという。
15:28きれいですね。
15:33つまりショッピングセンターはきっちりしている。
15:38それはどういうことか。ホフが説明を始めた。
15:43ショッピングセンターマネジメント。
15:49ホフが書いたのはショッピングセンターの形成要素と力関係。
15:55ステークホルダーとは利害関係者のこと。
16:20この丸一つ一つがステークホルダーであり。
16:28互いに影響を与えあっている。
16:31ショッピングセンターにはステークホルダーとして。
16:35マネジメント会社、店舗、客、住民、自治体が並ぶ。
16:41マネジメント会社がトップダウンでショッピングセンターの運営を取りしきっているという。
16:56対して、日本の商店街のステークホルダーは。
17:01日本の商店街では、店舗は、
17:30客、住民、自治体以外に組合、銀行、学校、宗教施設と数多くのステークホルダーが並列的に関わっているという。
17:45カオスのように見えて、民主的で平等な関係。
17:52それぞれが統一感なく自由にやっていながらも、巨大な商業地域を維持している。
18:00ホフのカジュアルで自然体なアプローチから読み解いた日本の商店街の特殊性だ。
18:09ここから見た方が面白い。
18:1630年以上、日本や海外の地域社会を研究してきた石見豊教授もホフの研究を評価する。
18:28普通に自転車で街をぶらっとしていたりとか、そこに素敵な店があったり商店街があったりすると、
18:38そこから何かの観察とか面白いことが出てくるというような、
18:44そういう風のような自然体で何か研究をされるという。
18:51柔軟だし固定観念に縛られないというところがですね、すごいなというふうに思います。
19:01この日、ホフは京都で開催される学会を訪れていた。
19:16漫画、アニメ、ゲームなど、アジアのポップカルチャーの研究を発表する学会だ。
19:242001年からアメリカ、韓国、日本と3カ国で開催。
19:35実は日本での開催を長年仕切ってきたのが、ホフだ。
19:42研究者からの信頼も厚い。
19:45How are you?
19:52研究が愛しているものなので、ここに来て同僚と交流するのが、
19:58痛い感というか、幸せさを感じます。
20:03カナダ、バンクーバーの出身。
20:07身近に日系コミュニティが多く、幼少期から日系人に興味を持つ。
20:15日系人のルーツを研究するため、26歳で来日。
20:22研究の転機になったのが、名古屋の大洲商店街で行われた世界的なコスプレの祭典。
20:32通訳として、このイベントに関わり、今まで見たことのない光景に衝撃を受けたという。
20:41その後、20年にわたり、商店街とポップカルチャー、2つの軸足を持って研究を続けてきた、ホフ。
20:56来年、日本で出版予定の論文には、コスプレで世界的に有名になった大洲商店街を取り上げた。
21:15論文では、日本の商店街は買い物をする場所という限定的なものではなく、文化的な場所でもあることに注目。
21:30だからこそ、コスプレイベントの舞台として、商店街が選ばれたと考察している。
21:42日本の商店街はポップカルチャーを表現する場所だと思います。
22:00東京北千住。
22:13ここもホフが気になっている街だ。
22:19すごく面白いなんですよ、商店街がこっち側にあります。
22:26ここから広げます。
22:28で、こっち側にショッピングセンターがあるんですよ。
22:33大型ショッピングセンターが2つ、その周辺には9つの商店街があり、450店舗以上がひしめく。
22:48中でも旧日光街道沿いの商店街にホフは注目した日光街道第一の宿場として今年改宿400年を迎えたホフが歩いているのは宿場の中心地となった場所だ。
23:17しかし。
23:21商店街に入って、客さんが少ないではないかと思います。
23:26もう少し見てみたいですね。
23:29やはり、ショッピングセンターの影響だろうか。
23:35これもシャッターの面白い使い方ですね。
23:41シャッターが閉まっていることよりも、描かれている歴史と伝統に注目するのがホフ。
23:52入ったのは観光案内所。
24:01地図ね。
24:02明治43年の中町商店街は1940年代までこの辺り。
24:10その後、北筋の駅とか都電、私電が出てくることによって、こっちの北筋の駅の方に中心が移ってきます。
24:22なるほど。これ面白いですね。
24:24100年の間で、商店街の位置も変わってきた。
24:30位置が変わってきてます。
24:32道路の拡張や鉄道の不設、戦争など、さまざまな要因から商店街は変化し続けてきたという。
24:46やっぱり、医療品がなくなっちゃった。
24:48医療品がなくなった。
24:49医療品、着物、シャツとか。
24:51なるほど。
24:52うちから履物、下駄屋さん、靴屋さんがなくなっちゃったり。
24:55そうですか。やはり、影響はあるということですね。
24:59逆に、お客さんがこういったショッピングセンターがあるから、商店街の中でも別のゾーンのお客さんがこういったという。
25:09そうですね。そういうのもありますね。
25:12飲食店関係が多いですね。
25:14飲食系。
25:16では、また。
25:17お文字くらいで戻っておきます。
25:22ありがとうございます。
25:23ありがとうございます。
25:24失礼します。
25:25変化し続ける街の中で、8年前に出店したある飲食店が気になるという。
25:35インタビューの予定があるんですね。
25:39すごく面白いお店。
25:41カフェなんですよ。
25:43商店街の真ん中にあるレトロポップな雰囲気の喫茶店だ。
25:53だいぶ古い。
26:00携帯電話。
26:03こういうのも大量置いてあるという。
26:11失礼します。
26:12こんにちは。鈴木さんでしょうか。
26:15はい。
26:16こんにちは。
26:17こんにちは。鈴木さん。
26:19昭和レトロの席がありますね。
26:21素晴らしい。
26:22どうぞ。
26:23はい。
26:24じゃあこちらよかった。
26:25はい。
26:26どうぞ。
26:27ありがとうございます。
26:28そう思います。
26:30まさか、あの、インタビューを元気の前で。
26:36右手で。
26:37右手で。
26:38右手で。
26:39はい。
26:40あの、ショッピングモールと商店街、近くに存在しているものなんですけども、北千住の方では。
26:48共存していると思いますか?
26:50イエスです。
26:51思いますね。
26:52はい。
26:53あの、やっぱりショッピングモールではできないことっていうのが、商店街ではできることがたくさんあって、特に私のような個人でこんな特徴のあるお店。
27:02例えば看板をいっぱい出すとか、好きなように装飾をするみたいなものって、お客様が見て、なんか楽しいお店があるなっていうことで、商店街に来ていただければ、うちのお店ももちろんいいですし、商店街の周りのお店にとっても、やっぱりその、お客様が増えて、トラフィックが増えて、
27:19あの、街が活性化するっていうところにつながると。
27:22うん。
27:23まあ、そんなところなので、まあ、なんでしょう、こういう商店街に、まあ、一軒二軒のうちみたいな変なお店があってもいいんじゃないのかなと、考えています。
27:32はい。
27:33ありがとうございます。
27:34はい、じゃあね、ありがとう。
27:36店の個性を強く押し出すことで、ショッピングモールに負けない商店街を模索する店主が、ここにもいた。
27:45夜6時を過ぎると、商店街に活気が出てきた。
27:58飲食店を訪れる客がやってきたのだ。
28:02シャッピングモールは、ショッピングモールを通る時に発表したい。
28:04地球の人が作った方が多いのは、セリカに活性化したいんです。
28:05それぞれに発表したい。
28:06これがショッピングモールの中に、ショッピングモールはチャンルで、
28:07例えば、ショッピングモールを表して、行動が入る場所によってこんなにメッセージが起こることがある。
28:16やっぱり、ショッピングモールにもって、ショッピングモールが生まれている。
28:18I think that's something that I would really like to look at in the future is even more
28:31商店街 around the country.
28:34文化人類学者, Edmond Hoff.
28:39本当に分かんないんだごめんなさい
29:08ライフヒットパレード豪華名作コントを振り返る10日水曜夜11時雨の日も風の日もたわけきられたこと日の元一のべらぼうにございました
29:29アナザーストーリーズ南北で対立が続く朝鮮半島。
29:53その南北が卓球で飛ぶ
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