- 5 minutes ago
Category
📺
TVTranscript
00:00The end of the day
00:02.
00:10.
00:15.
00:16.
00:18.
00:22.
00:24.
00:26.
00:27.
00:31.
00:31.
00:31.
00:31.
00:31Why?
01:01それでは
01:31私は寝込んじまうからね
02:01この写真は
02:03盛り
02:05音楽に0時を過ぎている
02:07夜の道を徘徊 寝るように会いたい
02:09柳のよう 明かい風に
02:11強いことに気付かない君
02:13人生で打ち上げ予定の花火
02:15終わってしまって観客は愛
02:18しこれた肺になってさえ
02:21瞼に焼き付いた母の面影
02:23長い旅路 笑い春の日
02:26銀色の風を纏って
02:28赤い鳥 燃やすいのち
02:30My life is a parade for you
02:32Your smell will never touch
02:34It's time for the time
02:36It's time for me to take care of me
02:38I want to take care of you
02:40I want to take care of you
02:46Let me see
02:48Let me see
02:50Let me see
02:54Let me see
02:56Let me see
02:58Let me see
03:08昨日大阪から届いた岩起こしだよ
03:11見舞いの品にするには
03:12ちょっと硬すぎるかなとは思ったんだけど
03:15ええ
03:16もしまだ無理なら
03:18これはおはるちゃん達に食べてもらって
03:20いや、食うのは全然平気なんだ
03:23うまい
03:25さすが名の通った歌詞だけあるね
03:28まったく
03:30私が英吉の見舞いに来る日があるなんて
03:32思いもしなかったよ
03:34医者のことといい
03:36見舞いの品といい
03:37本当によくしてもらって
03:39だって
03:40英吉が襲われたのは私のせいだもの
03:43俺に切りつけたのは
03:45白髪頭のおぶけだったけどね
03:47一太郎
03:49お前さんいつから日本刺しになったんだい?
03:52私がお前さんに用を頼まなきゃ
03:54昭平橋などには近寄らなかったろう
03:57若旦那、あれだけ叱られたのに
04:00まだ松之助さんと会おうとでもしていたんですか
04:03金をいくらか届けてもらうよう頼んだんだよ
04:06松之助兄さん、高校先を追い出されるかもしれないんだ
04:10だからといって
04:12なんで若旦那が金を出さなきゃいけないんです
04:15二吉さん、そう言わないで遅れなさいよ
04:18実は一太郎から預かった金のおかげで生き延びたんだ
04:23どういうこと?
04:24あの日、もうすぐ松平橋が見えるっていうあたりで
04:28いきなり小刀を抜いたおぶけに刺されたんだ
04:31腹のど真ん中を切りつけられたんだけどね
04:35懐に金の包みを入れていた
04:38そいつで刃先が滑って
04:40脇腹を切られただけで済んだんだよ
04:43お前さんを襲った奴はどんな風だった?
04:46ああ、そういえばなんか変だったよ
04:49第一、なんで大刀の方を抜かなかったんだろう
04:53それはそうだね
04:55そいつはいきなり近づいてきて
04:58香りがする、お前持っているだろう
05:02と言ってきたんだ
05:04わけがわからないだろう
05:06金に困っているのかと思って紙入れを出したのに
05:10切りつけてきたんだ
05:12この話を聞いた日切りの親分も
05:15頭を抱えてきたよ
05:18そうだろうね、間違いない
05:21英吉を襲ったのは成り損ないだ
05:24でもなぜ薬師屋でもない英吉を襲ったんだ
05:28一体何が成り損ないを引きつけたんだろう
05:32英吉、切りつけられた日のことだけど、陰狼を持っていたかい?
05:37陰狼?いや
05:39香りのするものは?
05:42そんなもの、平素は持っていないよ
05:44そうか
05:46ああ、いけない
05:48一つ忘れてた
05:50一太郎が書いたあの書き付け、そのおぶけに取られてしまったんだ
05:54ごめんよ
05:55書き付け?
05:56何です?
05:57ただの紙切れ一枚だよ
05:59長崎屋の名と、あずま屋の松之助兄さんの名が書かれていただけ
06:04何だってそんなものを
06:07切られた時、金巣と一緒に懐から落ちたんだ
06:11侍は金には目もくれずにその紙を拾うと
06:15そのままどこぞへ行ってしまった
06:18ほっとするのが先だったから、今まで紙のことなぞ…
06:22えい、忘れていたよ
06:24あずかった金巣、全部揃ってるよ
06:30これで、精のつくものでも食べておくれ
06:33いや、でも…
06:34余計なことは考えず
06:36しっかり養生して、早く良くなることだよ
06:41本当に、いつもと逆だな
06:44なんだか妙な気分だよ
06:49A吉には感謝しているんだよ
06:52いつも助けてもらって
06:55お互い様だ
06:59若旦那、あまり長いすると、A吉さんの体に触るのでは?
07:04うん、A吉、また来るからね
07:08うん
07:14寒かったでしょう、すぐにお茶を入れます
07:17何ですか、若旦那、そんなに怖い顔をして…
07:26ねえ、二吉、サスケ、A吉は、私と間違えられて斬られたんじゃないかい?
07:35驚いた、なんで突然そんなことを?
07:36二吉と一緒にボテフリに襲われた日に…
07:38あいつは私の前で、香りがする、間違いないと言っていたよ
07:43A吉の時は、私が渡した書き付けを持っていた
07:45おまけに侍は書き付けを手に入れると、どこぞに消えてしまったという…
07:50A吉さんが薬師屋と間違われて怪我をしたなら、気の毒なことです
07:55そういうことじゃないだろう
07:57私の周りに、なり損ないが目当てにしていた
08:00と言っていた、なんで突然そんなことを?
08:03二吉と一緒にボテフリに襲われた日に…
08:05あいつは私の前で、香りがする、間違いないと言っていたよ
08:08A吉の時は、私が渡した書き付けを持っていた
08:11おまけに侍は書き付けを手に入れると、どこぞに消えてしまったという…
08:14A吉さんが薬師屋と間違われて怪我をしたなら、気の毒なことです
08:17だろう、私の周りに、なり損ないが目当てにしている香りがあるんだよ
08:22でも私は、家では陰謀など持っていないし
08:25第一、その中には特別なものなど入っていない
08:29一体、何の香りなんだい?
08:32どういうことだい?
08:34それを私らに聞くんですか?
08:36なり損ないが何を考えているか、分かりかねます
08:40私のことなら、二人の方が私自身よりよく知っているじゃないか
08:45爺様に連れられてきた時から、妙に心得ていたくせして
08:49どう言われましょうと、知らぬことを答えたりできませんよ
08:54若旦那、ちょっといいですか?
09:00屏風覗き!お前の出てくる場ではないよ!黙ってな!
09:04犬神さん、白鷹さん、お客がお見えだ
09:09え?
09:11ああっ!
09:13ああっ!
09:15ああっ!
09:17ああっ!
09:21ああっ!
09:27ああっ!
09:29これは、みこしの入道様!
09:31わざわざのおいでとは知りませんで
09:33こちらへどうぞ
09:40ちょっとお邪魔しますよ、若旦那
09:46おお、今日は具合もいいようだ
09:49まずはよかった
09:51それは、どうも
09:52ん?
09:53ははははははははは
09:56入道様、今日はどういったご用件でいらしたのですか?
10:00そのことだがな
10:02聞き慣れないことは話すかもしれないが、若旦那
10:06お前さんのことだ
10:08よく聞いておくれ
10:10わたしの?
10:11わたしの?
10:18わしがここに来たのは、川ごろも殿の頼みによる
10:22犬神たちが、このところ派手にあや頭を動かしているからな
10:27なんぞあったのかと、体の弱い若旦那のことが心配になったんだろうて
10:34その川ごろも殿とは、どなたなんですか?
10:38おぎんのことだよ
10:40え?
10:41長崎屋伊沙風郎の妻おぎん
10:44おたえの母、お前さんの祖母だわな
10:48しかし、祖母は早くに亡くなったと聞いています
10:53おぎんの本性はあやかし
10:56弱い三千年の太陽さね
10:59わしとは昔からの知り合いでな
11:02あやかし…
11:07おやおや、まったく信じられぬのか?
11:11では、若旦那にあやかしがついているのはなぜだと思うかな?
11:17それにお前さん、あやかしがいたらそうと分かるだろう
11:22たとえうまく人の姿に化けていてもだ
11:26そう、わたしもあやかしなんですか?
11:31うん
11:32アハハハハ
11:35古来、ようこらと交わり、こうなした人は結構な数いてな
11:40生まれたこらは、人として生を受ける
11:43もっとも尋常ならざる力が多少は受け継がれるようだがの
11:50あの、もし分かっているのなら、教えていただきたいことがあるのですが
11:57わしが知ることならばな
12:00おっ母さんは、祖母があやかしだったことを知っていなさるのですか?
12:04それを分かっているじゃろうて、お前と同じようにおたいにもあやかしは分かる
12:11おぎんは、お前が生まれる前の年までここで暮らしていたのだからな
12:18じゃあ、祖父は…
12:20あの二人は、思い思われの間柄でな
12:25イサブロー殿は、おぎんと出会った頃、武士で言い名付けまでおった
12:30それをすべて捨てて、あやかしと分かっているおぎんと沿ったのだ
12:36おぎんの同族からは、人ながら大したものと思われたようだぞ
12:41二人は西国から江戸へ、手に手を取って逃げた
12:46互いだけが頼りであった二人を、おぎんの一門は大いに助けたと聞いておる
12:53でも、そんなふうにすべてを捨ててきたのに
12:57祖母だけ早死にしてしまうなんて…
13:00ちょっと待ってください
13:01祖母は、私が生まれる前に死んだんですよ
13:04なぜ、今の私を心配できるんです?
13:07おや?カワゴロモ殿は亡くなったか?
13:10それは知らなんだの
13:13生きているんですね
13:15わしが仙に会った時は元気であった
13:19今、神なる妲己に天様にお仕え申し上げている
13:24なんと…
13:25若旦那、何も目に見える世界だけがこの世にあるのではないぞ
13:32祖母は、そうまでして祖父と一緒になったのに
13:36なぜ別れて家を出たんですか?
13:38乳童様、カワゴロモ様はすべてを若旦那に言えとおっしゃいましたか?
13:43お前さんは、相変わらず一太郎殿を子供扱いしているようだな
13:50まあ、あやかしの年から見ればほんの生まれたてというところだが
13:55人のみになれば、いつまでも甘えてばかりではおられまいよ
14:00人殺しが続いているそうだの?
14:03はい
14:04その騒ぎに、つくも神の成り損ないが関わっていると聞くが
14:09そこまでは分かったのですが、成り損ないが何を求めているのかが分かりません
14:15うん
14:16ただ、奴は欲しいものを私が持っていると思っている
14:21そういう気がするのです
14:23そ奴は、よほどのことつくも神になりたかったのだろうよ
14:28おのが欲にとらわれすぎると、周りのことなど見えなくなるものだ
14:35少し前にもそんなものがいた
14:38まだ若い女だったが、子供に恵まれなくての
14:43一人生まれたのだが、すぐに亡くなってしまったのだ
14:47その時、もう子供は望めないと医者に言われたそうだが
14:52女はどうしても子供を欲しがった
14:55何者にもかえがたく、それこそ狂ったのではないかと思うほどに望んだのだ
15:02女は、おのが命に変えても子供が欲しいと神に祈った
15:07そしてこの気持ちに、女の母が負けた
15:11この先、自分が従者となることと引き換えに
15:15妲己に妲己天様から秘薬をいただいたのだ
15:19死者の魂をよみがえらせる神の薬でな
15:24これを半言香という
15:27死者の魂?
15:30女は母を引き換えにするつもりではなかったが
15:35母はすでに香を残して去った後でどうしようもない
15:39それで妲己天様から授かった香を使ったのだ
15:44生まれたのですか?その香のおかげで?
15:50死んだこの魂がこの世に引き戻された
15:55そう、おたえは母になれたんだ
15:59私は死んだはずの子供だった
16:09いきなり言われても
16:11でも、話の辻褄がそれであう
16:17つまり私は神の薬を使ってこの世に戻ってきたものということになる
16:24人でもあやかしでもない奇妙な生き物
16:29薬の香り…
16:32もしかしたらそれを使った私から今でも薬は香るのだろうか?
16:38なり損ないは欠けてしまった己の魂を取り戻すためにその薬を求めているのだろうか?
16:46仁吉、サスケ、なり損ないはその半言口を求めていると
16:51お前たちは察しをつけていたのじゃないのかい?
16:55まあ、そう起こりなさんな
16:57半言口のことをもっと早くに突き止めたとて
17:01どうこうできたわけではない
17:03それはそうですが…
17:06神の庭山にある半言寺より作られる霊薬
17:10滅多なことでは手にできぬ
17:13どうすればその薬を手に入れられるのですか?
17:16もうこの世にはない
17:18は?手に入らない?
17:22うん
17:23それでは、なり損ないに口を渡してやって
17:27ことを治めるわけにはいかないのですね?
17:30無理だろうな
17:35そうとなれば、残された道は二つしかない
17:39なり損ないが力を失って消えるまで待つか
17:43あるいは対決の道か
17:45馬鹿旦那
17:47霊薬がどこにもないことを話して納得すればよし
17:51行って特診しなければ、力づくでさせるしかない
17:55そういうことなら、しばらくはおとなしく店にいてください
17:59今までのなり損ないの振る舞いを見ても、話し合いで済むとは思えません
18:03そうしてください、若旦那
18:05この店だけなら、何があってもつくむ神の成り損ないなんぞに入り込ませたりするもんじゃありません
18:11きちんと守ってみせます
18:14きっとそれが一番の策なんだろうね
18:17私だって、何も好き好んで退治したいわけじゃない
18:21お前たちがいるのに、のこのこ出かけていくことはない
18:25そうですとも
18:26だけど、このまま半言口が手に入らなければ、消える時間が迫ったなり損ないは死に物狂いでこう手に入れようとするだろう
18:35ここで逃げたら、生まれてこなければよかったと思うことになる
18:43自分さえいなければ、たくさんの人が死ななくて済んだんだよ
18:50このままでは、おっかさんが半言口を使ったことを、この身自身を呪ってしまうかもしれない
18:59そうなれば、どの道生きていくことも難しい
19:04なんてことだろう、私はそのなり損ないを、何とかしなければならないらしい
19:14何を言いたすんです、おやめください
19:17むははははは、いや、あっぱれだな
19:23寝込んでばかりでしょっちゅう死にかけていると聞いていたのに、中身はどうして豪のもののようだ
19:31やらなくっちゃならないと思うから、なり損ないを止めにかかります
19:36でも、どうしたらできるかという案があるわけじゃない
19:40それでも、お前さんは、やってみるという
19:43いや、妙がなことだ
19:46んっ!
19:47んっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!はっ!
19:50んっ!はっ!はっ!はっ!はっ!
19:53んっ!はっ!はっ!
19:58カワゴロモ殿がの、イチタロウ殿のことで、これ以上人に迷惑がかかるなら
20:04お前さんを人の世から切り離して、自分のところへ連れてきてほしいと、こう言わしゃってな
20:11え?
20:12え?
20:13ただ、私の身を心配してきたわけではなかったのですね
20:17カワゴロモ殿は今、神に仕える身だからの、ウノが孫をこの世に呼び戻したことで、災いを撒き散らすことになってはいけないと思ったのだろう
20:30いや、おのれでなんとかすると言ってくれてよかったわ
20:34つまり、もし店に閉じこもって、災厄をやり過ごそうとしていたら、死ななくちゃならなかったわけですか?
20:41まさか、たった一人の孫を殺すわけもなかろう
20:46ただ、人の世を離れるだけだ
20:49お前はカワゴロモ殿の孫だから、ダキニ天様のお庭の隅にでも置いていただけるのだろうよ
20:57それじゃ、あの世に行くのと変わりがない
21:01では、お手並み拝見
21:08うつしようのアイヤ
21:21あやかしいのスマウコロ
21:23人間の煩悩
21:25欲深く、クラクラ、臆病な本性
21:28それも前のアイヤ
21:30あやかしいのスマウコロ
21:32蝶と惨禁
21:33今、買うほど売り二つの遠い存在
21:37命ひとつ奪ってとっては、叶い戻ることはない
21:42命ひとつ、夢夢、あ、大事にしてちょうだいな
21:46明かりひとつともして照らしては、謎を解き明かしたい
21:51気持ちひとつ、メラメラ、あ、愛さゆえろ、恋
21:55あやかしいと人間の同一性
22:00あやかしいと人間の再生
22:04どうよくて知る深く生きていたい
22:08狂気と心の疾走の形
22:12夜道にお気をつけよ
22:14今夜108のオンナート
22:16モノノケのダンスパーティーよ
22:18驚けよ、踊れ遊ばせ
22:20初が無所、僕が全然
22:23今夜108のオンナート
22:25モノノケのダンスパーティーよ
22:27モノノケは
22:28闇を照らして、仲間と救って
22:31赤き箱のギター
22:33映しろのアイヤ
22:35あやかしいのスマウコロ
22:38ひとつのイナチョウ
22:40どうして
Be the first to comment