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  • 1 day ago

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00:00What's your mother?
00:19Why did your mother look like that?
00:23Come on, go back to the room.
00:30《あの老人はあの老婆は誰だったのだろう》《うまく思い出せない》
00:48嫌な夢だ
00:59あの老人と老婆が何者なのかあの頃は知るよしもなかったが後に教えられた
01:14老人は父で老婆は祖母だった
01:18そしてずっと父だと思っていた男は兄だということも
01:24妙なところで鈍いあの旅館でもそろそろ気づくはずだ
01:33もしくはすでにだったら気が楽なんだが
01:38いつまでも黙っておくわけにもない
01:42昔々この国には別の民が住んでいた
01:54その民たちは長を持たなかったが陶吉より尊い血筋の女性がやってきてその腹に天の子を宿した
02:04それが李の最初の皇帝となられた
02:08月のない夜も見通せる目を持った女性はやがて王母と呼ばれ戦海から降りてきた女仙とも言われた
02:18この国の建国の昔話か
02:21どうだ薬屋
02:23人士様顔が見えてしまいます
02:26せっかく勉学に勤しんでいるのにこんな生き物が覗いていたら勉強にならない
02:33生徒は20名ほどですか
02:35もっと集まるかと思ったんだがな
02:38最初は10名ほどだったので増えた方かと
02:41まあこんなもんだろう
02:43とはいえ
02:45人士様の目論みが成功して下女の識字率が上がれば高級のありようも変わってくるだろう
02:52現にシャオランは今は簡単な物語を読む段階に移っている
02:58人士様そろそろお時間が
03:01ああお前はどうする
03:04私はもう少し見学していきます
03:07そうか 気になったことがあれば報告してくれ
03:11分かりました
03:13シャオラン
03:15ああ!マウマン来てたの?
03:18どう?少しは字覚えた?
03:21まだまだだよ
03:23また先生に聞きに行かないと
03:25マウマンも一緒に行く?
03:27おう
03:28隣の塔に先生がいてね
03:30時々聞きに行ってるんだ
03:32そちらのお嬢さんは初顔だね
03:47妙に細長く奥まで伸びているような柱の間隔が狭いかなり細かく部屋が分かれているんだろう
04:01あの病が気になるのかい?
04:04ええ少し変わった造りの建物だなと思いまして
04:08あれはこの地にもともと住んでいた民が造った病だよ
04:12王母様はこの地を治める際に古い信仰を拒まなかったんだね
04:18王母様ってさっき習った初代皇帝のお母さん?
04:22そう、王母様は息子にこう伝えたんだ
04:27この地を治める者はあの病を通り抜けないといけない
04:32そして正しい道を選んだ者だけがこの地の多さとなる
04:37息子は無事あの病を通り抜け皇帝になったというわけだ
04:42この地にせんとしたのもあの病があったからだね
04:46ええ?
04:47しかしもう何十年も使われていない
04:50今後も使われるかどうかね
04:53どういうことですか?
04:55さきの首相、先帝の兄君たちはみんな流行病で倒れただろう
05:01残ったのは先帝のみ
05:04通過儀礼を行うまでもなく決まったというわけか
05:08あれに興味を持ってくれる子がいてうれしいよ
05:12ずいぶんと久しぶりだね
05:14昔は興味を持つ方がいたんですか?
05:17ああ、昔ここにいた遺憾が変わり者でね
05:21暇があったら高級内をうろうろしてたよ
05:25今のお前さんみたいにあの病のことも
05:28それってローメン?
05:29知ってるのか?
05:31しまった、つい
05:33養父です。高級を出た後は花町で薬屋を営んでおりまして
05:38そうか、ローメンの…
05:41この人は親父と仲が良かったんだろうか
05:45ママ!見て、かけた!
05:47ああ!
05:49毒はございません
05:54失礼いたします
05:58待て、クスシ。この後行くところへついてきてほしいのだ
06:03どちらへ?
06:04洗濯の病へ
06:06突然どうされたのですか?
06:11一体何をなさるのやら…
06:15昼間見た古い病…
06:17それに…
06:19手習い所の先生?
06:21お待ちしておりました
06:23もう一度、チンが通ってもいいのかな?
06:26何度来られても同じかもしれませんが、それでもよろしければ…
06:31帝に対してヒヤヒヤする言葉遣いだ…
06:34お付きは、どなたが?
06:36うん…
06:37では、この二人で…
06:39あっ…
06:40あの、ここは、女人禁制では…
06:43あっ…
06:44ほぼも女帝も女性ですよ…
06:47あっ…
06:48どうぞ…
06:49では、参ろうか…
06:56三つの扉…
06:58赤き扉、通るべからず…
07:01扉の色は青、赤、緑…
07:05青か緑を選べってことか?
07:07どの扉を選びますか?
07:10青にしよう…
07:11前は緑を選んだからな…
07:13さようでしたね…
07:15ではこちらへ…
07:17管理する我々の身にもなってください…
07:22使われなくなったと思ったら突然やってくるお方がいるのですから…
07:26苦労をかける…
07:28また三つの扉…
07:29緑、茶、水色…
07:30次は茶の扉を通るべからず…
07:31緑にしよう…
07:32まさか…
07:33これをずっと…
07:34繰り返すのか?
07:35上がったり下がったり、戻ったり曲がったり…
07:42もう方向が分からない…
07:44同じところをぐるぐる回っているような気もする…
07:51帝はどうして私を連れてきたんだろう…
07:54早く終わらないもんか…
07:56もう…
07:58もう…
07:59何か…
08:01同じ所をぐるぐる回っているような気もする…
08:04帝はどうして私を連れてきたんだろう…
08:09早く終わらないもんか…
08:11This is the last door.
08:19The next door is green,紫, and wood.
08:24We will not be able to pass the green door.
08:27And the other door is connected to this other way.
08:34Yes, I've decided.
08:36I'll choose the wood.
08:39I'll choose to.
08:43The door is an important door.
08:45The door is locked.
08:47I can't be here.
08:57The door is out there.
09:01I see.
09:04I don't know.
09:07何をおっしゃいますやらこの廟を高級の中に閉じ込めた時点でここを管理する者は私一人になりました天意に何の意味がございましょうおそらくこの老管眼は高級ができる前からずっとこの廟を管理してきたのだろう管理を続けるため虚勢して肝眼になってまでここにお帰りはあちらです
09:37帝は看板の指示に従って進んだ間違いはしなかったはずだなのに正解にはたどり着けなかった何か別の意図があったのか部屋の数選んだ扉の色かきっと老面ならわかるだろうね親父ならわかる養父ならわかるというのですかさてねどうだろうね
10:07確かに親父の知識はすごい でもお前には無理だと言われるのは腹が立つ
10:14親父は特に医術に関しての知識が群を抜いている それに関係するということか
10:21三つの扉三つの色 王の子よだが王母の子ではないこの言葉の真意は何だ
10:40秦が王母の子ではないという言葉の意味がわかるか?
10:49そういえば建国の物語に登場するのは初代皇帝の母 王母だ
10:56父親は出てこない ならば母方の血を重んじそうなものだが
11:01実際には男子による世襲制をとっている その中で王母の血筋を残そうとするなら
11:09先帝の兄君たちはみんな流行病で倒れただろう?
11:14神師様
11:15何か気づいたことが?
11:18先帝のご兄弟は同福だったのでしょうか?
11:22全員が同福ではないが 王子を産んだ母君たちは姉妹だと聞いた
11:27つまり血が近かったということですね
11:30無礼にも聞こえるかもしれませんが 一つよろしいでしょうか?
11:36許す 行ってみよ
11:39代々 定位を継いだのは 目の悪い方が多かったのではありませんか?
11:45確かにあまりよくなかったと聞いたことがあるだが先帝の目はよかったぞやっぱりあの病の中もう一度通ることはできませんか?
11:58娘さんはその資格があるというのかいさっきは連れて行ったけどそう何度も入れるのはね扉の選択に口を挟むとなればなおさらまして妃でも悲鳴でもないだろうただの下女だもんな
12:17ふーん ならば妃に召し上げようか?
12:21ラカンの説得には骨が折れそうだが
12:24え? ご冗談を?
12:26ご冗談を? 他の妃たちがどう思うことか?
12:29あはははそれもそうだならばお前が連れて行くか?
12:35あ?
12:36それなら構わぬか?
12:38主将がそうおっしゃるのであれば
12:41では参ろうか
12:43あ?
12:44いつもより茶めっきがある
12:47まずは青赤緑の扉
12:52赤き扉を通るべからず
12:55どれを選ぶ?
12:57
12:57ここは帝が選ばれたものと同じ
13:01次は緑茶水色の中から茶を通るべからず
13:08水色の扉を
13:11うん
13:13ジンの選んだ扉と違うな
13:16さっき通った時は分からなかった
13:19大母の子にしか選べない扉があるとしたら
13:23扉の色に鍵があるはずだ
13:28これで10個目
13:32白紫緑の扉
13:35汝、赤い扉を選べ
13:38ふぅ、赤い扉などないぞ
13:42どういうことだ?
13:43緑の扉を
13:45緑の?
13:47くぐれば分かります
13:50ここは
13:54おめでとうございます
14:02正しき道を選ばれたようで
14:05その昔
14:06王母に選ばれた者は
14:08次の王になりました
14:10その者はここに立ち
14:12民に先制することが決まりでした
14:15誰もこの道を選ぶことができなかった時は正しき道を選ぶ妃を連れて再度この廟へやって来たと本来正しき血を受け継ぐ者がそれをなすわけですがこの度はどうも違う者が当ててしまったようで
14:35挑発してきたのはそっちなのに何だこの爺
14:39それよりどういうことか陳に分かるように説明してくれぬか
14:44それはそちらの娘に聞いてはいかがかと
14:48このジジイ言いにくいことを私に言わせる気か
14:53だそうだ
14:55建国の物語では王母は暗闇も見通せる目を持っているということでした
15:05この病に選ばれし者
15:07つまり王母の血を引く者は色の識別ができない目を持つということです
15:13色の識別が?
15:15どういうことだ
15:17では先ほど私が選んだ扉の基準についてご説明を
15:22最初は青、赤、緑の扉があり
15:26赤い扉を通るなとありました
15:29なら青でも緑でも正解なはずですが
15:32王母の子は青を選ぶはずです
15:35なぜなら赤と緑の区別がつかないから
15:39確実に赤ではない扉を選ぶ
15:42赤と緑が区別できない
15:45この国では珍しいのですが
15:47裁縫には赤と緑の判別ができない男性が
15:5110人に1人の割合でいたそうです
15:54ローメンならわかるだろうね
15:57裁縫に留学していた親父ならこの特性を知っていただろう
16:01あれはそういう意味だったか
16:04次の扉も同じです
16:06茶を通るなの指示で
16:08茶と緑の区別がつかない場合
16:11消去法で水色を選ぶでしょう
16:13最後の扉も赤を通れとありながら
16:17赤い扉がありませんでした
16:19ですが
16:21白と紫の扉が確実に見分けられるなら
16:25残る扉が赤だと判断します
16:28つまり正解は2つあるように見えながら
16:32本当の正解は1つしかなかったのです
16:36しかし代々の皇帝にそんな特徴があれば
16:40気づきそうなものだが
16:42養父から聞いたことがあるのですが
16:44色が判断できなくても
16:46慣れてしまえばどうにか対処できるので
16:49案外周りにいても気づかないのだとか
16:52そして色の識別が困難な分
16:55嫁が効くとも効きます
16:57それが王母の目の言い伝えのもとではないでしょうか
17:01王母から引き継いだ特性を持つ者しか
17:04ここを通過できないということか
17:07時には偶然通過した者もいるかもしれませんが
17:11最後の部屋までたどり着ける確率は相当低いでしょう
17:16昔話には王母は陶吉よりやってきたものとある
17:22彼女は色彩の判別が困難な特性を持ちながら
17:26裁縫の地より従者と共にこの地へとやってきた
17:31新たな地に定住するのは容易なことではありません
17:34そこで彼女はこの地の長と婚姻を結んだのです
17:38待て薬よ
17:40伝承では王母は夫を持たなかったと聞くぞ
17:43そこが王母たちのしたたかなところです
17:46血が濃くなりすぎないよう
17:48よそから来た者を目取るのは珍しいことではない
17:53王母を祖としながら代々男子が行為継承しているのは
17:57この地の長さを立てたやり方に従ったからだと思います
18:01しかし王母の血族はそのまま自分たちの血が薄れ
18:06途絶えるのを良しとしなかった
18:09王母の血を確実に後世に残す方法
18:12それがこの選択の病なのです
18:16もし特性を持つ者がいなければ
18:19王母に近しい血筋の者を妃として迎え
18:23共に病に入る
18:25妃も病に立ち入ることができるのはそのためだ
18:29そうやって少しずつ国の中心に入り込んでいく
18:33元いた王子の存在を物語から追い出し
18:37王母を祖にするほどに
18:39やがて当時を知る者がいなくなれば
18:42残った物語が真実となる
18:45それはとても平和で気の長い乗っ取りだったわけだ
18:49まあさすがにそれは言えないけどね
18:52つまりチンには王母の血は流れておらぬということか
18:57確実な判別法としてこの病の存在があるだけです
19:01親にその傾向があっても子に伝わらないこともあります
19:05それに血は濃くなりすぎても弊害が起こります
19:09先帝のご兄弟が病で倒れられたのもそのせいかもしれません
19:15よもやこんな小娘が本当に謎解きするとは思いませんでした
19:21小娘?
19:22王母がこの血を治められたのは類稀な聡明さがあったからこそと言われております
19:29この際血を薄めるのであればいっそこのようなものを取り込んでみては
19:35は?
19:36何を言っているのだあのクソジジイ
19:40それも面白いかもしれぬがラカンを敵に回したくはないし
19:44何より胸周りが15センチほど足らぬ
19:48余計なお世話だ
19:50しかしお気をつけください
19:52よその血が入ることを心よく思わない連中も多いでしょう
19:56分かっておるよ
19:58ええ、主情は分かっておられますでしょう
20:02お気をつけください
20:06分かっている
20:09一体何者なんだろう
20:21帝のお気に入りの勘願
20:24それだけで済ませるには何か
20:27誰だっていいか
20:31知らぬが仏
20:33誰だっていいか
20:35私は少しも
20:37思い出すために
20:39何を言っている
20:41ありがたら
20:42何度でも見えるか
20:43何はそれなら
20:45あれば
20:47そのお気に入りの
20:51血切り戻り
20:53そろそろ私たちは
20:55最後に
20:57火を触った
20:59夜の血切り戻り
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