00:00みなさんこんにちは。
00:12今回の歴史散策ブラブラリは、ちょっとスケールが違いますよ。
00:17やってきたのは、日本のてっぺん。
00:20北海道。
00:21東京から大阪がすっぽり入っちゃうほど広くて、山あり、森あり、海の幸も山の幸もてんこもり。
00:30でも、知ってました?
00:32この北海道って、名前、実は明治時代になってから付けられたんです。
00:38それまでは、エゾチって呼ばれていたんですよ。
00:41じゃあ、一体、誰が名前を付けたのか?
00:45その名付け親は、なんと、三重県からやってきた一人の旅人だったんです。
00:51さあ、歴史の旅に出かけましょう。
00:54北海道の名付け親。
00:56松浦武志郎を訪ねて、まずは、彼の生まれ故郷、三重県松坂市へ。
01:11やってきたのは三重県松坂市、尾上町。
01:14のどかな田園の中に、ひっそりと佇むこの建物が、松浦武志郎の生まれ育った家です。
01:22時は、江戸時代、文化15年、1818年。
01:27武志郎は、この場所で、生まれました。
01:31家のすぐ前を通るのは、昔ながらの伊勢街道。
01:34行き交う旅人を見て育った少年は、いつしか、自分の足で旅に出ることを夢見るようになります。
01:42おもやには、かつての生活のぬくもりが残されています。
01:47かまどが再現されていて、ここでご飯作ってたのかなぁ、なんて想像すると、なんだか親しみが湧いてきますね。
01:54そして、バナルには、武志郎が送ったふすま絵や、手作りの灯籠も残されていて、からの温かな人柄が滲んでいます。
02:11そして、こちらが、松浦武志郎の偉業を今に伝える松浦武志郎記念館。
02:1716歳で旅に出てから、全国を巡り、28歳で江戸地へ。
02:226歳にも及ぶ調査の旅で、アイヌの人々と深く交流しながら、たくさんの記録を残しました。
02:30その功績を称え、人々は彼をこう呼びます。
02:34北海道の名付け親。
02:36彼が考えた、北海道という名前。
02:40海は、アイヌ語で人間という意味だそうです。
02:44ただの地名ではなく、そこに生きる人への思いが込められていたんですね。
02:52この方はですね、一言で言うと、北海道の名付け親。
02:59その姿が、ただ歩いただけじゃないんやな、こんな地図作ったのかっていうのが、分かっていただけるんですけど。
03:05実は、幕末から明治維新という日本の激動の時代に、ものすごく大きな歴史にですね、足跡を残してきた人なんですね。
03:26江戸時代の終わり頃に生まれて、小柄だったんですね。身長148センチぐらいだったんですけれども、
03:34日本中を巡り歩きまして、沖縄と沖縄以外は、日本を全部歩いた人なんです。
03:40その中で、北海道を6回探検しまして、
03:44そして、それまで江戸時代ですね。
03:47江戸時代ですね。江戸時代と呼ばれていたところに、北海道という名前を考えた人なんですね。
03:52数字で竹志郎さんに興味を持ってもらうために、身長148センチだったとか、
04:021日に半個100個作ったとか、生涯で歩いた道の岩2万キロを超えていたとか、
04:08地球半分ぐらい歩いたんですね。それぐらい。70歳、富士山も残っています。
04:12もう16歳からですね、旅に出て、17歳から26歳まで9年間一度も家に帰ってこないような。
04:18今、若者の皆さんからしたら信じられないことを、次々とやっていた人なんですね。
04:26151冊の探検の記録を合わせて、なんと畳1枚のお部屋を作って、
04:34そして、それを再現したのがこちらと。
04:38やっぱり一番ですね、国会の調査で、作り上げた地図を見ていただくと、
04:48その姿が、ただ歩いただけじゃないんやなと。
04:52こんな地図を作ったのかっていうのは、分かっていただけるんですけど、
04:54この地図、すごいんですよね。
04:56歩いただけで、川がどこをどんな風に流れているかっていうことを、
05:00全部ね、示してあったり、山の形を細かく見ることができるんですけど、
05:04地名が、よく見るとカタカナで書いてある、アイヌの人たちの地名が、
05:24この地図の中には、9800。
05:28アイヌの人たちの地名、呼んできた地名が、記録されているんですよね。
05:34ご視聴ありがとうございました。
06:04松浦竹志郎が見つめた北の大地。
06:11その名に、人を思い、道に未来を託した。
06:15北海道の自然も、文化も、そして、そこに生きる人々も、
06:20彼の眼差しの中には、すべてが、大切な記録であり、出会いだったのかもしれません。
06:26旅することで世界を知り、耳を傾けることで人を知る。
06:31そんな竹志郎の眼差しに、私たちも少しだけ、近づけた気がします。
06:37次に、北海道を旅するとき、この大地の名前の裏に、
06:42一人の旅人がいたことを、ふと思い出してみてください。
06:46北海道の名付け親、松浦竹志郎。
06:50彼の旅は、今も、私たちの心の中で続いています。
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