00:00白川郷
00:13岐阜県の山合いに佇むこの集落は少なくとも700年以上の歳月を自然と共に生き続けてきました
00:22しかしこの村の物語はずっと穏やかだったわけではありません
00:28かつて日本の経済成長の波に飲み込まれそうになった
00:33そんな危機の時代が確かにありました
00:37昭和30年代から40年代
00:46日本は空前の経済成長期を迎えます
00:51山奥の村にもその波は押し寄せました
00:55ダム建設や道路整備都市への人口流出
00:59白川郷でも合唱作りの家々が解体され山を降りる家族が増えていきました
01:06このままでは村が消える
01:09かつての住民の中にはそう語る人もいました
01:13この時村はある大きな決断をします
01:18この暮らしこの風景を守るにはどうしたらいいのか
01:22繰り返された議論の末に出た答えは自分たちの手で守るという選択でした
01:28昭和40年代白川村を保存する会が設立
01:34資金を集め口かけた合唱作りを修復し
01:38観光に頼りすぎない持続可能な地域作りを模索し始めたのです
01:43活動の中心になったのは戦争から
01:47福音した小木町の青年たちだった
01:50最初は文化財を保存するという高い見識じゃなく
01:56どうやってこの村で自分が飯を食っていくかというところから発足していったという
02:03その目的は保存よりもむしろ村の将来を見据えての
02:09なりわいの模索でした
02:11中でも集落外れにある食堂建設の経緯が興味深い
02:17村人の一人が甘町で食堂をやるという話が上がりました
02:22甘町なんかにお客さんが行くわけないと多くの人が思っていました
02:28しかし村人の他の人が私たちがやってみせないと誰もやらんし
02:34合唱はなくなってしまう
02:37移築してきてでもやってみせないかと
02:39民宿が軌道に乗ったことで
02:42うちもやってみようかという動きになり
02:45観光関連業者が急激に増えてきたということです
02:49保存活動の成果は実を結び
02:541995年白川豪は世界文化遺産に登録されます
03:00世界中から注目され観光客が一気に押し寄せることに
03:05ここでもまた白川豪は選択を迫られます
03:10過剰な観光化を避け暮らしを優先する
03:14ゴミの持ち帰りルール
03:16警官保護の条例
03:18そして村の人々による丁寧なガイド活動
03:22訪れる人にも持続可能性の一部になってもらう工夫が
03:27この村を再び支える柱となりました
03:30近年白川豪には新たな風も吹いています
03:35伝統だけでなく現代の知恵も取り入れながら
03:40次の500年を見据えた暮らしが少しずつ始まっています
03:44かやぶきの家を再生し移住者を受け入れるプロジェクト
03:49地元の子供たちがふるさとをガイドする授業
03:53そしてテレワークによる静かな定住も始まっています
03:58残すのではなく続ける
04:01白川豪の持続性は今も進化を続けています
04:06音楽
04:36音楽
05:06白川豪
05:21それは風景を守る村ではなく生き方を守る村
05:26地域に直面しても自分たちの知恵と意志で道を選び
05:31つなぎ続けてきた
05:33この小さな村の長い歴史は
05:36持続可能な社会とは何かを静かに
05:40でも確かに私たちに問いかけてきます
05:43次の旅先で出会うのは美しい風景だけではなく
05:48未来へのヒントかもしれません
05:50未来へのヒントかもしれません
05:50未来へのヒントかもしれません
05:50soit 恋もすることはえなし
05:59ご視聴ありがとうございました
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