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  • 2016/10/3
白山遺体遺棄で懲役13年判決

去年4月、白山市の工場に止めてあった車の中から男性の遺体が見つかった事件で、実行グループの1人として殺人と死体遺棄の罪で起訴された男について、金沢地方裁判所は懲役13年の判決を言い渡しました。
去年4月、白山市橋爪町の工場に止めてあったワンボックスカーの中から、当時38歳の男性の遺体がみつかり、埼玉県三郷市の無職、福川隆儀被告(47)が、他の4人の男と共謀して男性を
鉄パイプで殴るなどして殺害し、遺体を遺棄したとして殺人と死体遺棄の罪に問われました。
これまでの裁判で、福川被告は「殺害を企てたり、共謀はしていない。死体遺棄は一部手伝っただけ」などと容疑を一部否認していました。
金沢地方裁判所で開かれた6日の裁判員裁判で田中聖浩裁判長は「被告人は鉄パイプを持って被害者を殴打するなど、積極的に殺人を遂行していて、事件における役割は重大で大きい」と指摘しました。
その上で、「動機に酌むべき余地がなく、不合理な供述を繰り返すなど反省する態度が見られず、前の刑の執行終了から1年3ヶ月程度で犯行に及んでいて、規範意識が希薄だ」などとして懲役13年の判決を言い渡しました。
この事件では、ほかにも4人の男が殺人と死体遺棄の罪で起訴されていて、このうち3人は懲役9年から13年の判決を受けています。
2016年06月06日 19時53分

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