田代まさしさん依存症経験語る
薬物やアルコールなどに依存する人への支援のあり方を考えてもらおうと、元タレントの田代まさしさんがみずからの薬物使用の体験を語る講演会が2日、
秋田市で開かれました。
講演会を開いたのは、多重債務問題に取り組む弁護士や司法書士などで作る団体です。
多重債務者にはアルコールやギャンブルに依存する人が多いことから、薬物使用の罪で有罪判決を受けた経験のある元タレントの田代まさしさんを講師に招きました。
田代さんは「タレントとしての活動に苦しんでいたときに知人から勧められた」と、薬物に手を出したきっかけについて話しました。
現在は自分の治療を進めながら同じ薬物依存症の人たちの社会復帰を支援する団体で働いていることを紹介し、「依存症は病気であり、薬物をやめると
いうことは水の中で呼吸を我慢するようなものだ。
心に闇や痛みがあると再び手を出してしまう」と注意を呼びかけました。
そのうえで、話し合いや支え合いの場を設けるなど、環境を変える必要があると訴えました。
県内の公益財団法人で高齢者の生活相談を受けている女性は、「アルコール依存の相談を受けたときは、お酒を控えるように簡単に言っていましたが、
本人の苦しみを理解して寄り添っていきたいです」と話していました。
2016年10月03日 10時22分
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