プレイヤーにスキップメインコンテンツにスキップ
  • 4 分前

カテゴリ

📺
テレビ
トランスクリプション
00:00今で起こしたと明かしました
00:06東洋の撮影所ってのは大泉っていうところが練馬の
00:12僕は寮でいたんですよその頃
00:15沢井慎一郎っていい監督ですよ
00:17その方もまだ助監督ですけど
00:21そこにいたんですよね沢井さんも一緒に
00:25寮にお風呂はもちろんあるんですけどね
00:28町の銭湯へ洗面器持ってね
00:31当時だからね洗面器持って下駄履いて
00:34向こうポルシェで来ておい沢井乗れって言ってね
00:37いや風呂行くんですよっていいから乗れって言って
00:41下駄と洗面器持ったまま3ヶ月
00:46その車で旅しちゃって
00:52だから会社は大変ですよ
00:57それはすごい解消法だよね
00:59最高にこう詰まったんだろうね
01:06そんなある日高倉さんは映画館に足を運びます
01:14上映されていたのは自らの主演映画
01:19その客席の様子に衝撃を受けました
01:24通路も全部座ってるんだよ
01:27こんなにドアが開いちゃって閉まらないっていう
01:31何回か劇場見に行ってね
01:33これ何なのかなと思ったことあるよ
01:35分かりません僕には
01:37なんでこんなに熱狂するのかなっていうのは
01:41明らかに見終わった後人が違ってるのね
01:48疲れ果て
01:50全力で演じていない自分に
01:53夢中になってくれている人たち
01:57湧き上がってくる思いがありました
02:04一体俺は何をやっているのだろう
02:16俳優となって21年目の45歳の時
02:21高倉さんは大きな決断をしました
02:31長らく在籍してきた映画会社を辞めたのです
02:37それは安定した収入や看板俳優としての地位を
02:41手放すことでもありました
02:47あえてそういう厳しい道を選ばれてました
02:50いやーあえて選んだんだね
02:53選んだんだねやるって言ったんだから
02:55選んだんだけどそれが運命ということでしょうね
03:03やっぱり同じパターンのヤクザモノばっかり
03:06何十本もやっててもそれは自分が変われないなと思って
03:12志願して出てきたんだけど
03:21それは言った人しかもうわからないね
03:26やっぱりなんかそれはいい俳優になりたいと思ったからね
03:34時を同じくして一本の映画の出演依頼が舞い込
03:38みます
03:40発光打算
03:44旧陸軍の真冬の遭難事故を描く超大作でした
04:03それはつらいよねあの雪の中で体どんどん痩せていくしね
04:09もうじっとしてるだけ痩せるんだよね寒いって
04:14出発用意終わりました
04:15共演した北王子錦也さん
04:19壮絶な撮影に挑む高倉さんの姿が脳裏に焼き付
04:23いています
04:24出発!
04:28大将大
04:29我々はまあ200人近い人間が青森隊が待つわけです
04:34けど
04:34やっぱり対立が崩れるんですよ
04:37何時間待つのとかね
04:39耐えられないとかいろんなことが起こってくるんだけど
04:43そしたら大きな声でね
04:46高倉隊は6時間待ったんだーっていうね響きが
04:50これは監督かな?大作さんかな?っていう
04:55要するに何言ってんだってお前ら
05:00それでまあみんなも気が
05:02もうバッと引き締まって
05:06いやー高倉隊は6時間だ
05:10もう全員それからまたね
05:12あのギアの切り替えですよね
05:16頑張らなきゃ頑張らなきゃ
05:203年に及ぶ撮影の間
05:23高倉さんは他の仕事をすべて断りました
05:28次第に経済的に苦しくなり
05:32次々と財産を処分し
05:34現金に変えました
05:38北王子さんは
05:40この映画のラストシーンが忘れられないと言います
05:51高倉さん演じる徳島大尉が
05:54北王子さん演じる神田大尉の遺体を前に
05:58涙する場面
06:02命がけで部下を率いた徳島大尉の姿が
06:06過酷な撮影の先頭に立ってきた高倉さんと重なりました
06:14それだけが今度の節中工軍の楽しみだと申しておりました
06:29僕はラストシーンの徳島大尉というのは
06:35棺の中に入って
06:37目をつぶってますから
06:41見てみれてない
06:44その場面が
06:46死者の時に初めて僕見るわけですよ
06:52その時は僕ね
06:53もう恥ずかしいですけどね
06:55本当に
06:57もう声が止まらないくらいね
07:03泣いたんです
07:08それは
07:11神田大尉としてでもあるけど
07:14私個人としての
07:18徳島大尉に対して
07:21検査に対して
07:22またそれだけ大勢のね
07:27スタッフの方々の
07:29ペラビッドの頂点に立ってる
07:42何て言ったらいいんだろうね
07:54その
07:58男の姿っていうのかな
08:03それに
08:10大感動したんだと思います
08:30高倉さんは
08:31心からやりたいと思える役だけを選び
08:36全身全霊で挑んでいきます
08:42不器用だけれど
08:44己の本分を全うしようと
08:46懸命に生きる男を演じ続けました
08:50北緯41度を超えて
08:53北へ行くんだ
08:57その人の中がやっぱり
08:59人生体験というか
09:01それが俳優さんの
09:04価値なんでしょうね
09:07一番勉強させられてるのは
09:09俺かもしれないね
09:10こういうのが
09:11いい人間っていうことだよと
09:13いうことをずっと
09:14お金もらいながら
09:16教わってきたのかもわからないよね
09:25次第に高倉さんは
09:27自らに向け
09:29一つの問いを突きつけるようになります
09:38自分は
09:39その役にふさわしい生き方を
09:42しているだろうか
09:51映画のために
09:53多くのものを捨てました
10:0040歳で離婚してからは
10:03家庭的な温かささえ遠ざけ
10:06その後
10:07独身を貫きました
10:18小林年次さんは
10:20そんな高倉さんの
10:22心の奥を
10:23垣間見たことがあるといいます
10:28あの方の部屋に行くと
10:335つか3つ
10:355つか6つの男の子と
10:37女の子
10:384つか3つの女の子が
10:42外国で買ってきたみたいですけど
10:44手をつないで
10:46浜辺に立ってるんですよ
10:47それを後ろから
10:48描いてるんですよね
10:50はっと
10:50心打たれましてね
10:52ああ
10:53やっぱり
10:57そういう絵をね
10:58買って
11:01人知れず
11:02自分の部屋にね
11:03語ってやるっていうのはやっぱり
11:09ちょっと胸を打たれましたね
11:10何にも僕は言わなかったですよ
11:12いい絵ですねとかね
11:13もう言えなかった
11:18うん
11:21生きていくことは切なく
11:24生きていくことは
11:26愛おしい
11:30高倉さんは全てを背負って
11:33カメラの前に立ち続けます
11:38子供もおかみさんも死なして
11:44なのにみんなして
11:46よくしてくれるっしょ
11:50本当に幸せもんだ
11:56晩年の代表作
11:58ポッポ屋の撮影現場を訪ねた
12:00映画監督の佐藤淳也さんは
12:04出迎えてくれた高倉さんの姿が
12:07今も忘れられないといいます
12:11あの撮影の最中は
12:12現場は離れない人なんですけど
12:16セットに会えたら
12:19すごく嬉しさがして
12:20出ましょう出ましょうと
12:21言って
12:23その時に
12:24なんか
12:27いわゆるその
12:28高倉健のイメージじゃなくて
12:32すごく優しい
12:33優しいというか
12:34温かい
12:36温かさを
12:40感じたことを覚えてますけどね
12:43健さんこんな柔らかい笑い方できるんだ
12:47っていうことだってですね
12:49やっぱりなんか
12:50それまで笑っても
12:53どっかやっぱり
12:55限度があったり
12:59目が笑ってなかったり
13:01その時のポップ屋の時は
13:03本当に優しい顔で
13:07笑ってたのを覚えてますけどもね
13:22ほぼ
13:23よし
13:412011年秋
13:44映画あなたへの撮影は
13:46佳境を迎えていました
13:50来た
13:50おー痛い
13:51おー
13:53大ちゃん
13:53学校の人終わったの?
13:55終わったの?
13:56はい
13:57学校
13:57エアミキです
13:58エアミキしてきたのか
14:00本当かよ
14:01本当かよ
14:03本当にね
14:03高倉さんは
14:05漁村の子供と
14:06すっかり打ち解けていました
14:086年1組
14:09はい
14:10NHK取ってください
14:13僕の養子です
14:14理由?
14:16義教だよ
14:17ちょっと離れすぎてるな
14:22なんだって言って
14:23学校に入るとしたんです
14:24え、なんか休養
14:25うん?
14:26休養で
14:28これ休養だな
14:29怒られちゃうじゃないか
14:32大丈夫です
14:33俺が一緒に行ってやるかじゃあ
14:34先生
14:35本田の先生
14:39映画あなたへは妻を亡くした男が妻の故郷を訪ね
14:45るロードムービー映画のクライマックス妻の遺骨を海
14:55に巻くシーンの撮影が近づいていました撮影当日
15:12スタッフの間には張り詰めた空気が流れていました
15:23スタッフの間には張り詰めた空気が流れていました
15:39高倉さんは
15:41高倉さんはいつもと変わらぬ穏やかな表情で本番を
15:44待っていました
15:46スタッフの間に配った空気を入っていました
15:54スタッフの間に配達は良いでしょう
16:03スタッフは良いでしょう
16:04スタッフの間に配達を受けながら固まっていて
16:14スタッフさんのルールのセステージに行っていました
16:15部屋って言ったのが もうなじくらいも考えてるしね
16:21俺が思う通りになんかならない 結果的に
16:29監督から声がかかりました
16:41それをくっつけてやるんですか
17:08できるだけ水の近くまでお願いします
17:14もうちょっと左回り
17:18はい
17:29はい
17:30検討の上に影出さないでね 透けて見えてる
17:35いただきます
17:37よーい
17:42スタート
17:48お疲れ様でした
17:52全ての撮影が終わりました
17:58生涯205本目の映画 高倉さんの遺作となりました
18:07お疲れ様
18:21クランクアップから4ヶ月後
18:26高倉さんに最後のインタビューをお願いしました
18:4550年以上俳優さんやられてきて 長かったですか
18:52長かったったら長いしね あっという間と言えばあっという間だ
18:57よね
19:05高倉さんはそういう中で ご自分で何か背負われてきたもの
19:09みたいなのを感じてらっしゃることがあるんですか
19:11ねえ 何よそんなん
19:22今何か夢みたいなのあるんですか
19:25夢?
19:29何だろうね
19:49いろんな国の人で映画を止めて
19:51いろんな国の人で映画を止めて
20:04あいつが出てると日本人だよなっていう そういう範囲になりたい
20:08っていう
20:10僕は中国人やりたいとか ベトナム人になりたいとか思ったこと
20:16ない
20:18だからどんなに舞台が何とかって言われても 何の脅威も感じ
20:22ない
20:25日本人しかやりたくないと思ってるから
20:33映画は叶わないんですよ
20:37映画は叶わないんですよ
20:37それ以外の何かこう ピペって刺激するもの
20:42終わり
20:44ありがとうございます
20:56高倉健という俳優がいました
21:03信じた生き方を 愚直なまでに貫き通した人生でした
21:35信じた生き方を 愚直なまでに貫き通した人生でした

お勧め