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00:00国際報道2025です
00:10今日お伝えする主な内容はこちらです
00:14ウクライナ侵攻後初めてインドを訪問しているロシアのプーチン大統領
00:20モディ首相と会談を行いウクライナでの和平交渉をめぐって意見を交わしました
00:26後ほど詳しくお伝えします
00:30アメリカ・トランプ政権の外交軍事戦略の指針となる国家安全保障戦略が公表されました自国の防衛や西半球の安定を重視する一方で同盟国である日本や韓国に防衛費の増額を求めていくとしています
00:47就任時から一貫してアメリカ第一主義を掲げてきたトランプ大統領
00:54これまでの政権は国内の危機に対応せず国外での出来事に巻き込まれてきたと主張しています
01:02アメリカの脅威だとする不法入国や犯罪への対応を最優先にする姿勢を示してきました
01:11今回公表された政権の外交軍事戦略の指針となる国家安全保障戦略
01:41また中国については市場の開放や投資を通じてルールに基づいた国際秩序に組み込むというこれまでの考えが間違っていたと主張。
02:11台湾海峡を巡るいかなる一方的な現状変更の試みも支持しないと明記したうえで、いわゆる第一列島線における侵略を拒否する軍事力を築く必要があるとしています。
02:29ただ、それはアメリカのみで行うべきではないとし日本や韓国、それに台湾などに防衛費の増額を求めていくとしています。
05:41憲法違反の疑いがあるとして、新しい区割の実施を差し止めるよう命じました。
05:48すると今度は州知事が上訴。
05:53上訴を受けた連邦最高裁判所は4日、最終的な判断を示すまで差し止めの執行を停止するとして、来年の中間選挙では改定した区割で実施することを事実上認める判断を示しました。
06:11これによりテキサス州で共和党に有利な選挙区が5つ増える可能性があります。
06:29みずからの党が有利になるように選挙区の区割りを見直すことはゲリマンダーと呼ばれ来年の中間選挙を前に与野党ともに各州に働きかける動きが相次いでいます。
06:45自らの党が有利になるように選挙区を見直すゲリマンダー、名前の由来となったのが19世紀初めにボストンの新聞が掲載したイラストです。
06:58ボストンがあるマサチューセッツ州ではゲリーという名前の知事が自分の党に有利になるよう選挙区の区割りを主導していました。
07:08その結果、いびつになった選挙区の形がまるで架空の怪物、サラマンダーのようだと皮肉を込めてこのゲリー知事、サラマンダー、2つの名前を合わせてゲリマンダーと呼ぶようになったんです。
07:22そして今、新たなゲリマンダーが生まれようとしているのがこちらです。共和党の地盤の1つ、中西部インディアナ州です。
07:31現在の連邦議会下院の9つの選挙区を見ていきます。
07:35赤色で示したのが共和党が下席を獲得した選挙区、また青が民主党が下席を持つ選挙区1区と7区2つですね。
07:44この2つは州とインディアナポリス、そして隣接する大都市のシカゴに近い都市部の選挙区です。
07:51これに対して今月、衆議会下院の共和党が出した新しい区割り案がこちらです。
07:58重ね合わせて見てみますと、この1区の部分は大幅に拡大されて、共和党が強い地域と一緒になりました。
08:07また、真ん中7区は複数の選挙区に分割されました、新たな1区、そして7区、どちらも共和党が有利となります、ゲリマンダーはなぜ生まれるのか、そして有権者はどう受け止めているのか、インディアナ州からの報告です。
08:259つある連邦議会下院の選挙区のうち共和党が7議席を占めるインディアナ州トランプ大統領は残りの2議席も来年の中間選挙で共和党が獲得できるよう、区割りの見直しを衆議会の共和党に求めました。
08:51If you look at what's going on with the redistricting or whatever you want to call it, the Democrats have done it long before we started. They've done it all over the place. We'll see what happens. I think there's tremendous support for it.
09:06トランプ大統領が州知事や州議会議員にたびたび電話をかけたほか、バンス副大統領は州議会を訪れ、何度も会合を持ったといいます。
09:22区割りの見直しに戸惑いを覚える有権者も少なくありません。
09:32こちらではこれから選挙区の変更をめぐり、市民が意見を交わします。
09:38主催者は多様な意見を州議会に届ける機会にしたいとしています。
09:42先月、超党派のグループが住民向けに開いた州議会です。
09:55地元の大学教授が区割りの変更がどう影響するのかを説明し、参加者の疑問に答えていきました。
10:03州議会では、選挙のたびに見直しを繰り返すことにならないか、本当に有権者のためになるのか、といった懸念の声が多く聞かれました。
10:33不安の声は、与党・共和党から中間選挙に立候補しようとしている人からも聞こえてきました。
11:01クレイグ・ハガードさんです。
11:03次の中間選挙では、連邦議会の下院議員に立候補を表明。
11:13選挙区内で有権者の声に耳を傾け、支持を訴えてきました。
11:20もし、区割りが変更されれば、大きな影響を受けると考えています。
11:24中間選挙まで1年を切る中、自分の選挙区がどう変わるのか分からず、戸惑いながら活動を続けています。
11:44今は、衆議会の議員を務めるハガードさん。
12:12トランプ大統領の意向に従い、共和党員として、区割りの見直しを推進する立場でもあり、ジレーマを抱えています。
12:25先月、インディアナ州議会で異変が起きました。
12:43上院で、共和党の一部からも有権者の理解が得られないという声が上がり、反対が賛成を上回ったのです。
12:51ハガードさんは、区割りの議論は終わりそうにないと言います。
13:01そのわけは、
13:01実際に、トランプ大統領は、区割りの見直しが思い通りに進まないことへの怒りをあらわに、
13:30衆議会の共和党議員らは、名ばかりの共和党員だとSNSで繰り返し批判。
13:38賛成しない衆議会議員には、次の選挙で資格を立てると脅し文句まで投稿したのです。
13:48今月1日、衆議会の共和党は、新しい区割りの案を公表しました。
14:00ハガードさんも、賛成票を投じようとしているこの案。
14:05区割りを見直すべきか、見直さないべきか、今も議論が続いています。
14:10取材したワシントン市局の市原記者に聞きます。
14:35市原さん、トランプ大統領が身内の共和党議員を脅してまで、区割りを見直したいのは、どうしてなんでしょうか。
14:46まず、中間選挙での勝利を確実にしたいという強い思いが根底にあります。
14:51そして、インディアナ州のように、自分の方針に従わない州が増えることへの恐れもあります。
15:01今月2日、共和党が本来強いテネシー州での連邦会議員の補欠選挙で、野党・民主党の候補が前線しました。
15:11争点となったのは、生活費の高騰で、トランプ政権への批判があらわになりました。
15:17トランプ大統領は、危機感を高め、さらに各州への圧力をかけるとみられます。
15:26市原さん、このトランプ大統領が仕掛けたギリマンダーの戦略、中間選挙で効力を発揮しそうですか。
15:34トランプ大統領の思惑通りにはいかないという指摘も出ています。
15:38専門家は次のように話していました。
15:47区割り見直しを話し合う時間は、あまり残されていません。
16:07中間選挙の各党の候補者を選ぶ予備選挙が迫っているからです。
16:12例えば、取材したインディアナ州では、年明け1月には立候補の手続きが始まるので、それまでに決める必要があります。
16:20共和党内からは、政権や議官に対する批判を真摯に受け止めて、本来の選挙戦に専念すべきではという意見も出ています。
16:29あまりに強く押し進めると、党内の結束を乱すことにもなりかねないゲリマンダーは、もろ刃の刃と言えるかもしれません。
16:38ここからは、皆さんの声に正面からお答えするボイスとボイスのコーナーです。
16:44今日はソーシャルメディアについての声をいただきました。
16:48ご紹介します。
16:49アラブの春で民主化運動を支えたのはSNSでした。
16:54しかし、近年、SNSは情報戦の強力な武器になりつつあります。
16:59偽情報で人心を惑わし、選挙に介入して体制を揺さぶる。
17:04低コストで甚大な被害を与えられるSNSに、新たな危険性を感じます。
17:12ご指摘のとおり、ソーシャルメディアに向けられる目は、この15年ほどで大きく変化しました。
17:192011年の中東の民主化運動、アラブの春では、ソーシャルメディアは民主主義を後押しする存在として一躍脚光を浴びました。
17:27強端となったチュニジア、こちらですけれども、この地中海で名したこちらの北アフリカの国ですけれども、
17:33チュニジアではソーシャルメディアを駆使した市民による抗議デモで、23年も続いた独裁政権が当時倒れたんです。
17:42厳しい検閲が敷かれた独裁国家で、メディアは当時抗議デモを一切報じませんでした。
17:47そこでソーシャルメディアを使った市民が、情報の拡散を可能にしたということなんです。
17:53私は当時、駆け出しの国際記者として現場を取材していました。
17:59チュニシ市内の大通りです。通りは大勢の若者に埋め尽くされ、1ヶ月前、全政権を大臣に追い込んだ豪洋館が漂っています。
18:08チュニシはアラビア語の国ですけれども、フランス語も広く使われています。
18:38フランス語で書かれているんですけれども、ありがとうFacebookと独裁政権の打倒を可能にしたソーシャルメディアへの感謝が市民の間であふれていました。
18:48ところが今はそのポジティブなイメージだけに包まれているだけではありません。
18:53ソーシャルメディアにはこちらですね。
18:55偽情報、ヘイト、デマ、選挙への介入にフィルターバブルといった様々な課題を感じている人もいるかもしれません。
19:04こちらご覧ください。イプソスなどによる調査です。
19:07偽情報を最も拡散していると思う情報源を聞いたところ、SNSへの投稿が最も多い68%、2番目のメッセージアプリというのは、WhatsAppですとか、Telegramといったアプリ上のグループチャットですけれども、それを大きく引き離して、SNSが偽情報を最も拡散していると考えている人が多くなっています。
19:27選挙介入にすら使われ、民主主義を危機に落とし入れかけない状況は、かつてソーシャルメディアが民主主義を後押しする存在だった頃とは、ずいぶん変わってしまったという気がします。
19:40私自身、今も情報収集などにソーシャルメディアを対応して非常に便利だと思ってもいますけれども、当時の一点の曇りもない胸の躍る高揚感みたいなものは、少し薄れているかもしれません。
19:51さて、今日は声をもう一つご紹介します。私たちのようなニュースキャスターの在り方についての声をいただきました。30代ライターの方です。
20:00坂井キャスターが報道に対して、私はこれを聞いてこうこう感じたのですが、と話しているのを聞くと、ハッとする時があります。
20:08自分とは違う視点だと気づくこともあれば、やっぱりそう感じると自分を見つめ直すこともあり、気づきのいい補助線だと感じています。
20:17気づきの補助線ということはですね、この言葉で私たちも逆に考えさせられましたね、とにかくニュースキャスターというのが、自分たちが、ニュースキャスターがどこまで自分の考えを述べるかというのは非常に難しい問題です。
20:32坂井さんにあった声ですけれども、どうお考えですか。
20:34そうですね、私はニュースの主役はあくまでも情報だと思うので、自分の意見を述べるのは慎重に考えています。
20:41キャスターの意見が前に出過ぎてしまうと、報道の客観性が失われてしまうのではないかと感じます。
20:48藤井さん、どうですか。
20:50一つのニュースに対しても多様な見方があるというのは常に意識しています。
20:53自分の意見が決して押しつけになってはいけないというのは常に気をつけていますね。
20:57そうですね。
20:58メディアへの信頼が揺らいでいる今の時代は特に難しい問題です。
21:04こちらをご覧ください。
21:05キャラクなどが行った世論調査です。
21:08ニュースメディアを信頼しない理由で一番多かったのは不正確さや誤解を招く報道で45%。
21:15そして2番目です。
21:16こちら、意見や感情に基づいた報道というのがニュースメディアを信頼しない理由の2番目に入れているんです。
21:24裏を返せば公平で中立なファクトについてのニーズが高いということなのかもしれません。
21:32この番組では、無味乾燥にならない一方で、できるだけ多くの視点、アングルを提示したいと思っています。
21:39そうすることで、視聴者皆さん自身の意見を判断する際のお役に立てればと思っています。
21:46画面左のQRコードから皆さんの声を募集しています。
21:50年末の放送に向けて、今年1年、皆さんが気になった世界のニュースについても募集しています。
21:57ぜひお寄せください。
21:59ここまで、ボイストゥーボイスのコーナーでした。
22:01今年で455回目。
22:10フランス東部ストラスブールでは、伝統のクリスマスマーケットが開催されています。
22:15夜になるとイルミネーションが輝き、観光客は夢見心地です。
22:29しかし、よく見ると警察官や機動隊の姿が。
22:35入り口では持ち物検査。
22:37車両も厳しくチェック。
22:39内省がテロの脅威があるとして、各地のマーケットに警備強化を指示したのです。
22:45ここでは、2018年にマーケット近くで銃の乱射事件が起きています。
23:02冬のオリンピックを先取り、フランス・パリ市内中心部のコンコルド広場にスキーのジャンプ台が登場しました。
23:11長さ22メートル。
23:13去年のパリオリンピックの公式カメラマンが写真を撮ってくれます。
23:19イタリアで開かれるミラのコルティナオリンピックは、来年2月開催です。
23:28ニュージーランドのバーにアザラシのお客様。
23:31居合わせた人々はみんなびっくりです。
23:34子供のアザラシはチョコマカと移動し、店の奥にあるトイレに入り込んで、便器の後ろに隠れました。
23:40その後、無事海辺に返されたということです。
23:45一方、アメリカバージニア州の酒販売店には、行儀の良くない客が、もしや強盗?
23:55店内を荒らし、数種類の酒を飲みまくった揚げ句、トイレで気を失っているところを発見されました。
24:05こちらの珍客は野生動物管理当局に捕獲され、酔いを冷ましたあと、自然に戻されたということです。
24:44提案国会議。
24:47今年脱退を表明したのは、いずれもロシアと国境を接するポーランド、フィンランド、それにバルト3国の合わせて5カ国。
24:58ウクライナも条約の運用を停止すると表明しています。
25:04会議では、5カ国の代表団がそれぞれ演説。
25:115カ国は国境を接するロシアの脅威に対処するため、対人地雷の使用や製造もやむを得ないと主張。
25:41エストニアの外務省の高官は、ロシアの条約への不参加を見過ごしてきた国際社会に不満をにじませました。
25:52ロシアの条約に残る他の国々は、軍事侵攻を続けるロシアを非難するとともに、地雷を禁止する国際的な機運が低下しないか懸念を強めています。
26:17ロシアの条約は、ロシアの国の代表団が強い危険な状況です。
29:10ヘレン・ギメルさん、早朝、自宅にいたところ、突然水が押し寄せ、一緒にいた夫は流されて亡くなりました。
29:21現地では、12年前から子どもたちの教育支援を行ってきた日本のNPOが被災者の支援を行っています。
29:28台風が過ぎ去った直後から被害を受けた住宅や避難所を回り、被災者から必要なものを聞き取っています。
29:40現在、要望が多いのが自宅を清掃するためのブラシなどの道具です。
29:53こちらの家は2階まで泥が入り込みましたが、男性は新たな家を買える費用がないため、またここに住むといいます。
30:08台風上陸から1ヶ月余り経った今も、セブ州では18万人以上が避難生活を続けています。
30:28台風上陸から1ヶ月余り経った今も、セブ州では18万人以上が避難生活を続けています。
30:38セブ島中部の避難所です。800人以上がここに避難しています。
30:44十分なスペースがなく、テントも不足していることから、1つのテントに2世帯以上が身を寄せています。
30:52今月下旬に出産を予定しているこちらの女性は、先行きの不安から眠れない日が続いているといいます。
31:05支援を続けるNPOの内山さんは、生活再建のめどが立たない被災者が多いといいます。
31:34ここからどうやって元の状態に戻すかっていうのは、非常に難しい話だなと思います。
31:43まずお金がないので、ゼロの状態で新しい家を借りるとか、新しい土地に引っ越すとかっていうのは、非常に難しいと思います。
31:51一方、9月に起きたマグニチュード6.9の地震では、セブ島の北部で建物や道路などのインフラに大きな被害が出ました。
32:03北部保護市の市役所です。地震で壁が大きく崩れました。
32:12そのため、庁舎の裏にあるイベントスペースにパソコンや机を置いて、屋外での業務を余儀なくされています。
32:22地震発生から数日後、私たちが市内唯一の公立病院を訪れた際、スタッフたちは建物の被害が出たため、屋外にベッドを置いて患者の治療に当たっていました。
32:41現在、病院は建物の検査を終え、患者は妊婦を受け入れていますが、壁にはひびが入ったままです。
32:56地震で家が壊れた住民は、自ら屋外にテントを張って生活しています。
33:17ここでは60世帯、およそ140人が暮らしています。
33:24大きな災害に立て続けに見舞われたセブ州。災害対策の担当者は、復旧の見通しは立っていないといいます。
33:52ここからは、台風による被害が特に大きかったセブ島中部のタリサイ市にいるマニラ市局の近藤記者に聞きます。
34:17近藤さん、避難所にはまだ多くの人がいるようですが、被災した人たちはどのように過ごしていますか。
34:24こちらでは午後9時を待ったところです。
34:31まだ起きている人も多いんですが、高齢の方もいますし、赤ちゃんを抱えているお母さんの姿も見えます。
34:37こちらにはおよそ800人が避難していまして日中は気温が30度以上になり屋内もとても暑いです。また避難所では1つのテントに10人近くで暮らしている家族もいまして厳しい生活が続いています。また何が足りないのか聞きますとおむつだったり整理用品またキッチン用品など生活に必要なあらゆる物資が足りていない印象を受けました。
35:04近藤さん、相次ぐ災害で復旧ははるか遠い道のようにも見えますけれども、今後、どのように進められていくんでしょう。
35:17国の担当者に聞きましたが地震については被害の調査はもうすぐ終わるとしていまして発生から2か月で予約実態を把握できつつある状況です。一方、台風の被害についてはまだ行方不明者がいたり土砂崩れで道が寸断されているところもありますので復旧作業を始める段階ではありません。また行政やがれきの処理に関わる業者も地震と台風という2つの災害対応に覆われていましてひっ迫している様子です。
35:45また島の出力産業でもあります観光への影響も出ています。
35:52セブ島の隣にあるマクタン島のホテルを取材したんですが、ここでは地震と台風ともに被害はほとんどありませんでしたが、予約は去年よりも少なくなっているといいます。そのため、セブ州のホテルなどが所属する協会では割引のキャンペーンを行うなどして対策に乗り出しています。
36:11被災者の人たちはどのようにしたら以前の生活を取り戻すようになるのか見通しない中、不安な夜を過ごしています。
36:20イギリスで7年前に起きたロシアの元スパイの暗殺未遂事件を巡りイギリスの調査委員会は事件はプーチン大統領によって承認されたとする報告書をまとめました。
36:352018年3月、イギリス南部のソウルズベリーでロシアの元スパイスクリパル氏が娘と共に意識不明の状態で見つかりました。
36:48イギリスの警察は新経済ノビチョクを使った暗殺未遂事件として捜査し、これまでにロシア軍の情報機関のメンバーが関与したとしていました。
37:03この事件についてイギリス政府が設置した調査委員会は
37:10また同じ年にノビチョクに触れた女性が死亡するという事件が起きていて
37:29調査委員会はスクリパル氏の事件と関連していると指摘しました。
37:35報告書ではプーチン大統領は死に対して同意的責任を負っているとしています。
37:44報告書を受け、スターマー首相は
37:48今日押さえておきたい世界のニュースです。
38:08来年2月のミラノ・コルティナオリンピックに向けて、ギリシャで再化された聖火がイタリアに到着しました。
38:18先月、ギリシャのオリンピアで灯された聖火が4日イタリアの空港に到着しました。
38:27ミラノ・コルティナ大会組織委員会のマラゴ会長と
38:32パリオリンピックテニス女子ダブルスの金メダリストパオリーニ選手が
38:37聖火が入ったランタンを持って空港に降り立ちました。
38:43このあと聖火はイタリアの大統領府に運ばれ式典で披露されました6日からはイタリア国内での聖火リレーがローマで始まり来年2月6日に開会式が行われるミラノまでつながれ
39:02中国が高市総理大臣のいわゆる台湾有事を巡る国会答弁の撤回を求めて国連の事務総長に2回目の書簡を送ったことを受け日本は改めて反論するとともに日本は冷静に対応するとする書簡を事務総長に提出しました。
39:24中国のフソウ国連大使は高市総理大臣の台湾有事を巡る国会答弁について撤回を求める書簡を今月21日、国連のグテーレス事務総長に送りました。
39:40日本は先月24日に反論する書簡を提出しましたが中国側は1日、日本は責任転嫁を図っているなどと批判し答弁の撤回を求める2回目の書簡を事務総長に送りました。
39:59これを受けて日本の山崎国連大使は4日、中国側の主張は事実に反し、根拠に欠けるものだと改めて反論する書簡をグテーレス事務総長に提出しました。
40:14書簡は日本は今後も平和を愛する国家として国際社会に貢献していくと強調したうえで日本は引き続き対話を通じて冷静に対応していく方針だとしています。
40:31日韓両政府は高市総理大臣とイ・ジェミョン大統領との首脳会談を来年1月中旬にも奈良で開催する方向で調整を進めています。
40:45高市総理大臣と韓国のイ・ジェミョン大統領はことし10月に韓国で開かれたAPEC・アジア太平洋経済協力会議の首脳会議に合わせて初めて会談し、先月もG20サミットが開催された南アフリカで懇談しました。
41:04そして首脳による相互往来、シャトル外交を積極的に実施するなどして、両国関係を発展させていくことで一致しました。
41:19これに続いて、日韓両政府は来年1月中旬にも高市総理大臣の地元・奈良で首脳会談を行う方向で調整を進めています。
41:32イ大統領は10月の会談の際に次は韓国側が日本を訪問する番で東京ではない地方都市でお会いしたいと述べていて高市総理大臣としては自らの地元に招くことで信頼関係の構築につなげたい考えです。
41:52アメリカ軍は東太平洋のルートを航行していた麻薬密輸船だとする船を攻撃し、乗組員の4人を殺害したと発表しました。
42:06中南米とカリブ海を担当するアメリカ南方軍は4日、SNSに公開場で麻薬を輸送していた船を攻撃したと投稿しました。
42:18攻撃により4人の乗組員を殺害したほか、船は東太平洋の密輸ルートを航行していたとしています。
42:28トランプ政権は大量の麻薬の密輸がテロ行為にあたるなどと主張して、中南米周辺の海域で麻薬密輸船だとする船への攻撃を繰り返していて、国防総省は今月2日の時点で21回の攻撃で82人を殺害したと説明しています。
42:50今年9月の事例では、乗組員全員を殺害するために追加攻撃が行われたと報じられ、議会などから攻撃の正当性を疑問視する声も上がっていますが、今回の対応は、作戦を継続するトランプ政権の姿勢を示した形です。
43:13アメリカ国防総省が取材活動を規制する新たなルールを示したことについて、有力紙ニューヨークタイムズは、報道や言論の自由を保障する合衆国憲法に違反するなどとして、新たなルールの取り消しを求める訴えを首都ワシントンの連邦地方裁判所に起こしました。
43:36番組では今後放送予定の特集についても皆さんの声を募集しています来週月曜日は戦争に翻弄された日系カナダ人の歴史を見つめ直そうという国際報道2025また来週のこの時間お会いしましょう。
43:59ゆったり温泉ひとり旅秋の北陸新越歴史自然人とつながる名湯へNHKBS12月6日土曜夜7時半プレミアムドラマ就活シェアハウス亡くなったってことは緊急会議全員集合好きな人がいたのねみんなでお別れしに行くわよ12月7日日曜夜10時
44:29スポーツヒューマンブラックフットボール近江ゆりかただ一途に世界へ一緒に一度のチャンスかもしれないそこに全部そこを着くしかないカーリングミラノポルティナオリンピック世界最終予選女子予選リーグを総合で6日午前11時52分男子はNHKBSで7日正午から生中継
44:59スポーツヒューマンブラックフットボールさんはもちろん
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