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00:00Backyard, I'm going to enjoy it.
00:11This is the Aageha町 of Sana-ki.
00:16It's a beautiful town that is now in the city of Sana-ki.
00:20Oh, I'm going to enjoy it.
00:23I'm going to enjoy it.
00:25Oh, I'm going to enjoy it.
00:27It's not a creature!
00:32It's a creature!
00:34It's a creature!
00:37This is the creature of science!
00:40It's a creature of the human nature!
00:46What a creature!
00:48It's a creature that is in the world!
00:52The human life-saving strategy is a lot!
00:56例えばこの地味なゾウムシ。
01:01植物に寄生をすると。
01:05この寄生によって植物の眠っている遺伝子が揺り起こされて、それによって予想外の現象が引き起こされている。
01:15寄生昆虫が遺伝子を捜査!
01:20さらに成長を止めてしまう驚きの毒の仕組みを発見嫌がるのではなく学ぶんです!
01:36寄生昆虫の生存戦略に迫ります!
01:43さあ今日は昆虫が暮らす世界にお邪魔してますよ。
01:48すごい植物が大きくて昆虫の目線で眺めていこうということですね。
01:54そうです。やっぱり昆虫サイズにならないと今日の主役、寄生昆虫の凄さわかりませんからね。
02:01なるほど。実は怖いもの見たさで、寄生昆虫の本を買って読んでたことがあります。
02:08寄生昆虫の本?
02:10はい。
02:11なんかうわーって思いながら読むみたいな。
02:13アゲハチョウかと思うけどうわーみたいな。
02:16ちょっとゾワッとしましたね。
02:18そうなんです。でもそれがちょっと楽しくて。
02:20あーなるほど。そもそも寄生っていうのは、ある生物が別の生物、いわゆる宿主の体に住みついて、そこからエネルギーや栄養をいただくという生き方ですよ。
02:36なんでこれちょっとずるいイメージがあるんですよね。横取りしてるみたいな。
02:40まあでもその生き方っていうのが意外なことにメジャーな生き方なんですよ。メジャー?はい。地球上の動物、植物、菌類など生物種のうち、およそ40%が寄生しているといわれてるんです。あ、そうなんだ。はい。では最初に見ていくのは、寄生する蜂、寄生バチについてです。おぉ、寄生バチ。はい。寄生バチというのは、多くが毒を持っていて、宿主の体に卵を産みつけるときに、毒を持っている。
03:09こちら見てください。そのまま卵を産みつけようとすると宿主が暴れてしまうのでうまくいきません。そこで毒を使うんです。毒に含まれる麻酔成分で宿主の体をまひさせて動きを止めます。そうすれば落ち着いて卵を産めますよね。なるほど。
03:38そして毒で宿主の免疫を抑制することもできます。すると寄生バチが産みつけた卵は宿主の免疫から攻撃を受けることなく、安全に成長できるってわけなんです。
03:52ほう言葉だけ聞いてると麻酔とか免疫を抑制するとかお医者さんのお話聞いてるみたいな毒っていうともう命を奪うっていうイメージあると思いますけどそうですねスズメバチみたいなちょっと違いますよねこのね生かさず殺さずみたいな絶妙な毒っていうのが大事な規制のポイントなんですよ
04:22その中でも一風変わった毒を使う寄生バチがいると聞いて訪ねたのは筑波大学
04:32その毒を特定した島田裕子さんと庭龍介さんです。
04:402人は夫婦で寄生昆虫の研究に取り組んでいます。
04:46もう17年か18年かそれぐらい一緒に研究しています。
04:50やはり昆虫は面白いですからね。
04:53あ、とても面白いと思います。
04:56やっぱり自分たちが想像もつかないような生活史とか戦略を持ってて、そういうのを調べるのがすごい面白いと思ってます。
05:05そんな2人が研究をしているのがこちら。
05:09日本アソバラコマユバチ。
05:16体長わずか2、3ミリの寄生バチです。
05:22その毒にはとってもユニークな効果があるといいます。
05:30この先端から出ている液体が寄生バチの毒。2人はこの毒からIDDFという分子機構を明らかにしました。
06:17さなぎになって。
06:20やがて中から寄生バチの成虫が出てきました。
06:24ん?変わったところってありましたか?
06:29一般的なイメージ通りですよね。
06:32そうですね。
06:34そこで宿主の体内を蛍光実体顕微鏡で見せてもらうことに。
06:45左は寄生されていないハエの幼虫。
06:49右は寄生されて3日経過したハエの幼虫です。
06:54比べると、ある器官が小さくなりほとんどなくなっています。
07:01これは一体。
07:04緑で光らせているのはちょうど羽原器、将来羽になる原器の一部分ということになります。
07:10将来羽になる組織だけじゃなくて、目や触覚になる組織、生殖器になる組織などがあって、それを全部合わせて成虫原器って呼ぶんですけど、成虫原器が小さくなってしまっていると。
07:23小さくなっていたのは、成虫へ育つのに欠かせない組織、成虫原器。
07:33このキセイバチの毒は、成虫原器だけに作用し、細胞分裂をとどめ、宿体させる。
07:43これがIDDFの効果だったんです。
07:48成虫原器を壊された宿主は、幼虫からサナギまで成長できても、絶対に成虫にはなれません。
07:57なるほど。すごい毒だな。
08:00この時、成虫になるために必要だったエネルギーは、使われることなく余ったままに。
08:09キセイバチの幼虫は、この持て余したエネルギーを横取りしています。
08:16つまり、通常は生かさず、殺さずが基本ですが、このキセイバチは、生かさず、殺さず、使わせずという生存戦略をとっていると考えられるのです。
08:30相手の免疫を抑えることによって、蜂が攻撃されなくなって、蜂が生き延びられるようになるというのが、
08:37基本的にどの蜂を見ても取る戦略の一つなんですが、
08:40この蜂のすごいところは、結局それに加えて、相手の成虫原器も壊してしまうということによって、
08:47免疫と成虫原器宿体の二重の技を組み合わせることで、
08:53すごい高い規制率っていうのを、ほかのキセイバチに比べて、恐らく実現してるんだろうと考えられる。
09:00うーん、毒を最大限に生かして、したたかにいいところまで生かして、寄生してましたね。
09:09ねえ、命までは奪わないと。
09:12うん、あっぱれでしたね。
09:14では、詳しく聞いていきましょう。
09:17寄生昆虫や昆虫の環境適応能力などを研究している、東京農耕大学の多分野木博子さんです。
09:23よろしくお願いします。
09:24よろしくお願いいたします。
09:26たくさん昆虫がいる中で、多分野木さんはどうして寄生昆虫を研究しようと思ったんですか?
09:33えっと私もここまでその寄生昆虫を研究するとはもうまるで思っていなくて最初はお手伝い程度で始めた研究だったんですけれども次々と新しいことが分かってきていてそれでもうのめり込んじゃったっていう感じですじゃあ寄生昆虫の魅力を1つあげるとすると何ですか?
09:56やっぱり狙い撃ちにしてしまうというところが特定のものに特定の場所に効かせるっていうのはすごく難しいんですよね今の科学技術でもそれをこんな小さな橋がやってしまうっていうところがすごいところだと思いますすごい寄生にハマってらっしゃるんですねはい沼があるんですか?
10:20寄生の沼がありますなんかイメージがガラッと変わりそうですよね毒ってちょっと怖いと思ってましたけれどもそうですね戦略知りたいですねただちょっと気になったんですけど寄生昆虫って栄養をもらうだけならわざわざ体の中に入り込まなくても
10:50中にこう入り込むとその触手の体がシェルターみたいな役割をしますよねそうすると外から敵が来た時とかも安全に過ごせたりとかしますよねおまけに温度とかそういった気候とかそういうものも左右されにくくなりませんか?
11:16確かに暖かいしシェルターにもなるし遺植中が全部揃ってるみたいなことなんですかねはい究極のお家ですよねそうですね究極のお家ですねもう食べ物に囲まれてますみたいな
11:32ただですね中にいるっていうことは免疫ですとか結構大変なこともあるのでそういったその中にいるための仕組みを進化させてきたからいろいろな毒ができてきたっていうところがあるのかなと思います
12:02育成してます今すごくじゃあさらにさらに高めてもらいますよ次はですねなんと地球の食料危機を救うかもしれないそんな寄生昆虫です
12:13どういうことですかはいこちらです
12:15あーゾウムシそうですえゾウムシこれまだらけしつぶゾウムシというゾウムシの一種で大きさは2,3ミリ
12:25いやゾウムシは結構メジャーだと思うんですけどあんま寄生のイメージないですけどね
12:31植物に寄生して暮らしてるんです植物
12:35富山大学の土田勤さんは植物とまだらけしつぶゾウムシの不思議な共生関係に注目しています
12:46日本各地に河川敷ですとかあと海岸の植物のところにいます
12:54この虫は植物に卵を見つけるという規制の仕方をします
12:59まずはこのゾウムシがどんな植物に寄生するのか見せてもらいました
13:07このツル状の植物で名前はアメリカネナシカズラといいます
13:16これもともとアメリカのもので外来生物です
13:22ゾウムシが寄生する植物とは葉っぱではなく
13:25それに絡みついた細長いスル
13:30少し黄色っぽいこの植物の生態にはある特徴があるそうで
13:36実はこの植物は光合成をするのに必要な植物の葉緑体をほとんど持っていないので
13:44緑にならずこんな色落ちています
13:46また根も持ちません葉も持ちません
13:49なんとゾウムシの寄生先は
13:56生植物
13:58光合成がほとんどできないので
14:04別の植物に巻きついて
14:06栄養を横取りして生きています
14:09つまり植物に寄生する寄生植物に
14:15さらに寄生するダブル寄生だったんです
14:19一体ゾウムシはどうしてこの植物に寄生するのでしょうか
14:26実際の寄生の様子を見てみましょう
14:32まずゾウムシが植物に卵を見つけます
14:36そうして2日経った頃
14:39ある異変が
14:41あれれ
14:45なぜか植物のツルが次々と膨らみ始めています
14:49あ
14:51あ
14:52なんだなんだこれ
14:55さらに1週間後
14:57直径およそ1センチの
14:59コブのようなものが出来上がっています
15:01これは一体
15:04なんだこれは
15:06この中にゾウムシの幼虫が住んでいて
15:10中の組織を食べながら大きくなっている
15:14という状態になっています
15:16この膨らみの部分というのは
15:19外側はかなり固い組織になっています
15:22天敵生物はそこから襲ってこれないですね
15:27なのでこの幼虫はですね
15:29いわばお母さんが用意してくれた
15:31シェルター付きのお菓子の家で大きく育っていっているというような状態になります
15:37いい環境ですね
15:38幼虫は頑丈なコブの中で安心して暮らしていました
15:44ところでお菓子の家とはどういうことでしょうか
15:51その意味がよく分かるという実験画像を見せてもらいました
15:57コブの断面に特定の波長の光を当て
16:03蛍光顕微鏡で観察すると
16:06幼虫がいるスミカの周りが
16:09より強く赤く光っています
16:12これは一体
16:14赤くかなり染まっていますけれども
16:19光合成をする器官である揚力体が持っている色素を示しています
16:24このことからゾウ虫が寄生して
16:29ネラシカズラがこのように肥大化すると
16:32内側の部分で揚力体が大量に増えてくるということが示されました
16:39なんとゾウ虫が寄生をすることで揚力体が急増
16:46光合成活性は40倍以上に増加し
16:50栄養がいっぱいに
16:53ほぼ光合成をしないはずの寄生植物が
16:58なぜ光合成を始めたのか
17:01ここにこのゾウ虫の生存戦略がありました
17:05まずゾウ虫は植物の中に卵を産みつけます
17:12この時一緒に分泌液を注入していました
17:17この分泌液が寄生植物の中で眠っていた
17:24複数の遺伝子を一気に活性化
17:27果実を作る時の遺伝子が働くと大きく膨らむ
17:31これがお菓子の家だったんです
17:34さらに中で孵化したゾウ虫の幼虫も遺伝子操作を
17:40幼虫が分泌する物質によって
17:43光合成をするための遺伝子を活性化させていると考えられています
17:52ゾウ虫は栄養の少ない寄生植物を
17:56自分ごろみの植物に作り変えていたのです
17:59このゾウ虫が育成することによって
18:04餌としての価価価値をものすごく上げて
18:07ライバルが全然いないところで
18:09利用が可能になっているんじゃないか
18:12そういうメリットがあるんじゃないかな
18:13自分好みの住みかというかご飯というかそういうものに植物を変化させちゃってしかもそれがダブル規制でって何か本当面白いですね
18:30もうかなり緻密なコントロールをしてますよね
18:35このツル製の植物ってあんまり栄養がないっておっしゃってたじゃないですか
18:41他の生物との競合関係って作りづらいですよね
18:45それってゾウ虫の戦略で言えば
18:48ブリューオーシャンを開拓したっていうような
18:53そういった戦略を取ってるのかなって思いました
18:57目の付けどころがいいですね
19:00それでいうとちょっと芸能界も同じかもしれませんね
19:05やっぱりライバルが多いじゃないですか
19:09なんで私はなるべく隙間産業といいますか
19:13ブリューオーシャンを狙ってここまで頑張って生きようとしてきたというか
19:20だから走ってるんですか
19:21でも正直少ないんですよ20代の女子ランナーは少ないので
19:28ブリューオーシャンです
19:30ブリューオーシャン
19:31植物の遺伝子を操作するマダラケヒツブゾウムシの能力
19:38土田さんはこの解明を進めれば応用が広がると考えています
19:44例えば農作物の収穫を増やして食料危機を救う可能性もまさにブルーオーシャンの研究でしたさあ井上さん続いてのすごいキセイ昆虫はタブノキさんからご紹介して頂くんですがタブノキさんもキセイバチの研究者なんですよあっそうなんですねえっ早く言ってくださいよすみませんフフフフッ!
20:10で今日はですね研究対象のその鉢を持ってきて頂きました
20:17あっこれです えー
20:19あっちょっとお返しします えーすごいちっちゃいこれ鉢ですか
20:25えっなんかちっちゃくないですか
20:30めっちゃいますけど
20:32キンウアバトビコバチと言います
20:35キンウアバトビコバチ
20:38はい噛んじゃいますよねはいそれこれどの辺にいるんですかこの虫は多分どこにでもいますえっ東京23区にも実はえっいます東京にもいるんですかはいもちろんですもちろんですえぇそうなんだそんな身近な鉢なんですけどすごい鉢なんですってすごい鉢はい何ですかちょっとこちらご覧くださいはいはい
21:05キングアバトビコバチが寄生する貴重な映像ですキセイバチが乗っている黄色い物体は宿主となるガですこの中に自分の卵を1つだけ1つだけ1つだけ1つだけ産みつけますでは井上さんはいその1つの卵ははいこの後どうなっていくと思いますか
21:35はいでさなぎになってその栄養を食べて浮かして出てくるんじゃないですかって思いますよねはいでもねこんなことになっちゃうんですよえっすごい何これ何これどういう状態ですかこれはこれは金羽バトビコバチが寄生してからおよそ40日ぐらい経った宿主の体ですだからシェルター部分ってことですよね
22:05ガの幼虫の体の中ちょっとすごいことになっていましてあの結構衝撃映像かもしれないのでなんだかちょっと目の開き方開き具合調整していただいてなるほど薄めで薄めでもはいでは行きますよ321
22:26うわっうわすごいうじゃうじゃいら何ですかこれはこれすべてキセイバチのさなぎなんですさなぎめちゃくちゃいるじゃないですか井上さん先ほど私卵何個産んだって言いました1個です1個なのにこれどういうことなんですかこれ1つの卵から約2000個のさなぎができたってことなんですえっ
22:56なんでですか一覧性2000生児になっています双子どころじゃなくて2005ってことですかそうなんですそうなんですこれ中で何が起きていたのか宿主に産みつけられた卵普通は卵が孵化すると幼虫が出てきますよねでもこの鉢の場合ちょっと違うんです
23:26なりのような状態で卵のような状態で卵から出てきてそして宿主の体の中で次々と分裂を繰り返しますその一つ一つの肺が今度は幼虫になっていくわけです
23:41すごいこのように増える仕組みを多肺生殖と呼びます
23:47実はこの寄生バチ寄生先として大型のガの幼虫に狙いを定めて卵を産みつけているそう体の大きな幼虫の容量の限界まで分裂を繰り返してたくさんの幼虫を作ることができるんです
24:05妻が大きいからそれだけ限界まで増やせるんですねすごいなこれはさあ井上さん驚くのはこれだけではありませんもう一つとんでもない生存戦略持ってるんですよね多分の幸さんそのとおりです
24:23何だこちらの宿主となる幼虫はキンウアバトビコバチにとって広くて快適な住みかでもこの住みかには一つ困ったことがありました何ですか
24:41それはライバルの存在です過ごしやすい住みかなので他の寄生バチも同じ宿主に卵を産みたがりますなるほど家の取り合いがあるわけですねではライバルが入居してくるとキンウアバトビコバチの幼虫はどうするのでしょうか
25:05これががの体内の様子を映したものになりますこれは2種類の幼虫が映り込んでいます 2種類というのはキンウアバトビコバチと別の種類のハチの幼虫とかですか
25:21いえいえキンウアバトビコバチの幼虫になります キンウアバトビコバチは自分たちの仲間を守るために2種類の幼虫を持っているんですけれども
25:33こちらの細長い方の幼虫が戦い専門の兵隊幼虫で外から同じご飯を取り合うようなハチがやってきた時に殺す役割を持っています
25:46すごい
25:48なんと普通の幼虫とは別に戦闘に特化した兵隊幼虫がいるんです
25:56この兵隊幼虫はライバルの幼虫の接近を遠くから察知 近づいて攻撃を始めます
26:08こちら兵隊幼虫とライバルの幼虫が接触している様子です
26:15ライバルに比べて兵隊幼虫の方は華奢な体型をしています
26:21遅いですけど
26:22しかしいざ戦いが始まると
26:26キャシャな体も何のその
26:32自分の数倍は厚みのあるライバルに取り付き離れません
26:37えー強そう
26:40ずーっとついたまま
26:43すごい
26:44離れないんだ
26:46これが兵隊幼虫の戦い方
26:50すごーい
26:52一度取り付いたら最後
26:55ライバルの体にかみつき死ぬまで攻撃を続けます
26:59強っ
27:01こうして自分たちの住処の平和を守っていたんです
27:05すごい
27:07攻撃力高いですね
27:10兵隊幼虫って強いだけじゃなくて
27:14ライバルが使う毒に反応して数を増やすんですよ
27:19えー数を増やす
27:20はい 数が2倍くらい増えて
27:23戦闘力を上げて
27:24体を守ってるんですよね
27:26数を増やしたり
27:29ライバルが入ってきたことに気づいたり
27:31本当にいろんなテクニックを持ってるんですね
27:35それにしてもこの兵隊たちは
27:37この後どんな大人になっていくんですか
27:40実は兵隊幼虫は
27:42普通の幼虫が大人になるのを見守って
27:45死んでしまいます
27:47死んでしまうんですか
27:49大人になれない
27:51はいそうなんです
27:52兵隊の役割守る役割だけして
27:55死んじゃうんですか
27:56そうなんです
27:57切ないですねちょっと
27:59兵隊幼虫がいるおかげで
28:02他の幼虫を安心して暮らせる環境になっています
28:05だから全体としてはうまくいってるっていうこと
28:09そうなんです
28:10全体としては非常にバランスが取れた
28:12守り方なのかなって思います
28:15さあ井上さん
28:18今日は寄生昆虫
28:20学びが多かったですね
28:22何ですかね
28:24自分の体が小さかったりとか
28:26弱点があるから
28:27他の生き物の体を借りて
28:30自分たちの生命をつないでいくっていう
28:34策略を見て
28:35何ですか
28:37自分もなかなか一人ではできないから
28:42いろんな人に頼ったりとかしますけれども
28:44それにちょっと
28:46やっぱり一人ではできないんだなっていう風に
28:49落ち込むこともありますけれど
28:51でもそれも作戦の一つなんだなっていう風に
28:55ちょっとこう思うことができたというか
28:58確かに頼ることって
29:01実は簡単なことじゃないし
29:03うまく頼るっていうのは
29:05本当どんな生き物でも大事なことですね
29:08はい大事だと思います
29:10いやー今日はすごい楽しい会社
29:13ですね
29:14興味深い生き物の世界を
29:17知ることができましたね
29:18今日はタブノキさんありがとうございました
29:20ありがとうございました
29:21それではサイエンスゼロ
29:25次回もお楽しみに
29:26ノーベル賞に選ばれた坂口志文さん
29:39発見したのはT-REGという免疫細胞
29:42今回番組の単独インタビューが実現
29:46普通と少し違う
29:48そこら辺に興味を持ちまして
29:50見つけた時には
29:51まあこれでやったと思いましたね
29:54さらに
29:55あ、いっぱいある
29:56実際のT-REGです
29:58坂口さん
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