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  • 19 hours ago

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00:00俺たちは大きめの書店へと足を運んだ
00:02予想通り剣もホロロに追い返されてしまったけれど
00:07まあ当然のことだと思う
00:10倉栓に頼まれたという大義名分はあるど
00:13向こうからしたら勝手な言い分でしかない
00:16そんなわけで友達でもなんでもない俺が
00:20山崎君の個人的な事情に土足で踏み込み
00:23これから払って話すために必要な最低限の礼儀として
00:27Well, I'm going to read the light novel that I'm going to read.
00:31I didn't know that I had a bad idea.
00:35I don't think it was a good idea, but...
00:38I don't remember the name of the山崎.
00:43I don't remember the name of the name.
00:45I don't know.
00:47I'm going to have a half of it.
00:50I'm going to have a good idea.
00:52I'm going to have a half of it.
00:55Well, I thought I was going to read it. I thought I was going to read it. After that, I was a bit of集中 and I was going to hear it.
01:04I was reading the book that was quite different from the title, so it was an impression of the title.
01:10But in the end, I thought it was about one or two.
01:13At the end, I was looking for the book from the corner of the corner of the corner of the corner, and I thought I was going to find out what I was looking for.
01:22So, you know, it's like Saku-kun, right?
01:28If you look at it, it's cool to talk about the conversation, and you can remember the best and best of the Saku-kun.
01:37So, you know, it's like Saku-kun, right?
01:41The reaction of what I was looking for, I was focused on the book of Saku-kun.
01:47結局山崎君が口にしていたタイトルのうち書店で見つかったのは4つだった
01:55とはいえそれぞれが何巻も出ているシリーズ作品だったため紙袋には20冊近くの本がずっしりと詰まっている
02:03一度腹をくくった以上今更自分の発言を撤回しようとは思わないがこれに加えてあと6シリーズ
02:13本腰を入れて読み進めないと想像よりも時間がかかりそうだ
02:16薄ぼんやりとした記憶を手探りしながら宿泊しているうちに外はすっかりと夜の帳が降りている
02:25いや家まで送ってくよ
02:28うんありがとうでも正直ちょっと疲れちゃったかも
02:34まあそれはそうだよなその辺でちょっとお茶してくか
02:38うん
02:40なんて少し気取った言い方をしたけれどあいにく福井はちょっとお茶できるようなカフェがそこかしこにあるような街じゃない
02:48俺たちはコンビニで2人分の飲み物を買って近くの河川敷に腰を落ち着けた もう春なんだなと改めて実感する
03:02特にライトアップされているでもない桜が申し訳程度の街灯に照らされてほのかに浮かび上がっていた
03:10ついこの間までは肌寒かった夜の風がほんの少しだけ心地よくなった温度で肌を撫でていく
03:19サク君はさ
03:21ホットのほうじ茶ラテを両手で持った岩が口を開いた
03:25山崎君のことどう思ったの
03:29俺はアイスカフェラテをチュルとすすってからそれに答える
03:34ピュアな人間なんだって思ったかな
03:40ピュア
03:41岩は俺が叩かれてるのを見てるからよくわかると思うけど
03:46人はいつでも人に優しくいられるわけじゃない
03:50親しいと思っていた相手が影では自分の悪口言ってるなんてことも割とありがちだ
03:57俺は特別多い方だって自覚はあるけど
04:01普通は高校生にもなればそういう経験の一つや二つぐらいあるだろ
04:06まあそうかもね
04:09山崎君はなんというかあまりコミュニケーションの得意なタイプには思えなかった
04:15もしかしたらこの年になって初めてその手のトラブルに遭遇したのかもな
04:21だから他人に対してあそこまで攻撃的になってるとか
04:25こういう問題で難しいのは自分が嫌ってる
04:30あるいは明らかに自分を嫌っている相手から攻撃されるのと
04:34友人だと思っていた相手に裏切られるのでは
04:38校舎の方が段違いにきついということだ
04:41もちろんほとんど話ができなかった今の段階では根拠のない推測に過ぎないけれど
04:49初対面の人からあそこまで言われて
04:52よくそんな風に考えられるね
04:56まあ叩かれるのには慣れっこだからな
04:59面と向かってはいないけど
05:02直接言われる分いっそ清々しいよ
05:05それに
05:07最初の印象が悪かったとしても結果として長い付き合いになることだってあるだろ
05:14誰かさんみたいに
05:16あんまり思い出させないでほしいなそれ
05:20トプトプとまどろむような水音が響く
05:28チリンとどこかで自転車のベルが短くなった
05:33空に浮かぶ月が今日も夜の底を柔らかく照らしている
05:40山崎君の部屋のカーテンはまだ固く閉ざされたままだろうか
05:47もったいないなと思う
05:51例えばこういう穏やかな時間が窓の外には流れているのに
05:58さてどうなることやら
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