Skip to playerSkip to main content
  • 4 hours ago
Transcript
00:00シトセって好きな人いるの?
00:08今のところそれに答える義理がないことだけは確かだな
00:12つまり私に対して少なからず好意を持ってるわけですね
00:16俺の日記帳でも盗み見したのか?
00:19だって私たちみたいな人種は線の引き方が上手いから
00:23もし私に女の子として興味がないなら まあそれなりにとか答えてたはず
00:30ただまだ関係を進めたいほどでもないってとこか
00:34体より先に心を丸裸にするのはやめて
00:38ごめんとなんてやりづらい女だ
00:44ねえ私たちって似てると思わない?
00:48打ち破れ Liar
00:53傷つくのが怖いか
00:56砕けたその先で僕を笑う
01:01どこの誰が僕を構えるんだ
01:04空に溢れるフライヤー
01:07揺らいだ矛先に
01:09君は迷う
01:12今の君の声は誰の声なんだ
01:15時より僕は空っぽで話す言葉とはいい距離感
01:25君との日々には嘘はないけど
01:30それでもどっかごまかして
01:33無意識のうちに器用になって
01:37何で今日だって寄りかかり方がわからないや
01:43身動きが取れない
01:46迷路 by meの檻の中
01:52打ち破れ Liar
01:55傷つくのが怖いか
01:58砕けたその先で僕を笑う
02:03どこの誰が僕を構えるんだ
02:06空に溢れるフライヤー
02:09揺らいだ矛先に
02:11君は迷う
02:13今の君の声は誰の声なんだ
02:17どうしてそんなに恋人が欲しい
02:23なぜ相手が俺なんだ
02:25私が普通の女の子みたいに
02:28かっこいいっていう理由だけで
02:30ちとせを好きになっちゃダメ?
02:32ダメなわけないさ
02:34俺だって可愛くて美人な七瀬が大好きだ
02:37いつか恋に落ちる日が来るかもしれない
02:40だけど それは今日じゃない
02:42恋人が必要だから じゃないのか
02:47ひどいなぁ
02:49ちとせをずっと目で追いかけてたんだよ
02:51俺も七瀬の胸をずっと目で追いかけてたさ
02:54どうしたら信じてくれる?
02:56夏の通り雨みたいに唐突で儚いキスでもしてくれたら
03:00あるいは
03:03認めるよ 確かに俺と七瀬はよく似ている
03:08だけど台本通りじゃ ドラマは埋まれない
03:12だとすれば 私はセリフをとちらなければならない
03:16完璧な役者ではなくなるために まるで仮面を外すように
03:20その下に醜い素顔があったとしても
03:23まっすぐ見つめて2回キスでもしてやるさ
03:26私がオペラ座の会心で あなたがクリスティーヌなのね
03:30それじゃ結局千歳が他の誰かと幸せになるのを見送ることになるじゃない
03:36やあよ そんな役回り
03:38やっと七瀬ゆずきに触れた気がした
03:42でも だから千歳なの
03:45仮面をつけてるのに気づいてない相手の前でいきなり素顔を晒すことはできないでしょ
03:51七瀬は普段から周囲の目に自覚的な立ち振る舞いをしてるってことだよな
03:57この容姿だと妬みを受けやすいでしょ
04:02人気のある男の子って大抵一度は私のこと好きになるものだし
04:07俺は理解できるけどそのセリフは大抵の人間から反感を買うぞ
04:12もちろんこんな話をしたのは初めて
04:16似ているどころかまるで鏡を見ている気分だ
04:20恋人になってほしいぐらいだから色恋絡みだろ
04:24だけどモテすぎて困るって前提を共有できる相手じゃないと本音の話ができない
04:30理解してくれると思った
04:33女の子が困ってるのに見て見ぬふりするのは千歳作の美学に反するもんね
04:39ありがとうな七瀬
04:42ずっとメッセージを送ってくれてたんだろ
04:45私は勘違いして好きになったりしないよって
04:50裏を返せば勘違いして自分を好きになったりしない相手だから七瀬は俺を選んだ
04:56参ったなぁ
05:01深くにも今のはキュンときたぞ
05:04だからそういうのをやめろっつーの
05:07それで
05:14それで
05:18ストーカーにつけられてるかもしれないの
05:22心当たりは
05:24最近
05:25夜魂高校の男の子を見る機会が多かった気がする
05:29ヤンコーか
05:31柄の悪い連中が目につきやすい高校だ
05:36これで頼られた理由が分かった
05:43つまり
05:44待った
05:45頼み事をする側の礼儀として私に言わせて
05:49私が千歳に求める役割は二つ
05:54第一にストーカーが一目見て諦めざるを得ないような恋人であること
05:59これは現時点でクリア
06:01第二にタチの悪い生徒が相手でも対処できること
06:05あいにくだが喧嘩なんてしたことないぞ
06:09しないとできないは違うと思わない?
06:12千歳しかいないの
06:14お願いします 私と付き合ってください
06:18七瀬は勘違いしている
06:21現状 七瀬の彼氏認定されることはデメリットしかないな
06:25好きにしていい
06:26私のこと好きにしていいよ
06:29千歳が望む限り何度でもどんな願いでも受け入れる
06:33それなら釣り合わない
06:35全くどこまでも俺みたいな奴だ
06:39いいのか?何をお願いするか分からないぞ
06:43他人の時間や労力を奪うことに無自覚でありたくないの
06:47どう? 策
06:52わかったよ ゆずき
06:54契約成立だね
06:56契約成立だね
06:57何度でもどんな願いでもだったか?
07:01うん
07:02何度でもどんな願いでもだったか?
07:06うん
07:07ちょうどいい 最近溜まってたんだ 抜かせてもらうぞ
07:13うっ…ま…まって…お願い少し休ませて
07:20一回や二回で終わると思ってたのか?
07:23だってこんな激しいの…だめぇ!
07:32はぁ…もう無理 休憩
07:36だらしないなぁ 本職だろ
07:40うん…はぁ…
07:45策ってさ、一人で耐えてて辛かったんだなとか
07:50俺を頼っていいんだぞとか言わないんだね
07:53俺たちみたいなタイプは弱みを見せてもいいんだよなんて言われることが死ぬほど嫌いだろ
08:00だから頼ろうなんて思わなくていい
08:03弱さを他人に預けようなんて考えるな
08:06俺の力を借りるのが合理的だと思ったときだけ
08:10好きに使えばいいぞ
08:12そのときサクがそばにいなかったら?
08:15ヒーローを呼ぶときは大きな声で名前を叫ぶと相場が決まってる
08:20時に山と聞いて連想するものは?
08:23谷間
08:25見てたな
08:26げふんげふん
08:31あ、サク!おはよう!
08:34あれ?ゆずきも?たまたま?
08:37たまたまじゃないよ、れいサク
08:40ん?サク?
08:43あ、ああ!ゆずきの家まで迎えに行って一緒に登校したんだ
08:47ん?ゆずき?
08:49んー?
08:53その、私たち付き合うことになったの
08:57え?
08:58なにそれ、そんなの聞いてない
09:04こう、勢いというか、つい二人とも盛り上がっちゃって
09:08サクは勢いに流されて誰かを選んだりしないもん
09:12どうせゆずきが厄介ごと持ち込んだに決まってる
09:15そんなんじゃないよね
09:19流されたわけじゃないよ
09:21ほら、サク困ってる!優しいから断れないの!
09:24えっと、ゆうこ
09:26私とサクが付き合い始めるって、そんなにおかしいこと?
09:30うん、おかしい!
09:31少なくとも今のゆずきとサクじゃ、絶対にありえない!
09:38だけどさ、ありえないのは今のゆうこも同じじゃないかな
09:42むっかちぃ!
09:44はい、その喧嘩買いましたー!
09:46えぇ、私なんか変なこと言って
09:48うむ、どっちを
09:51と、いうわけだ
09:53だ、大丈夫ですか?
09:55まあ、なんとかするさ
09:56サクくん、ゆずきちゃんの代わりに自分が狙われても構わないって思ってるでしょ
10:05お、おやけど、私たちも注意するようにするで、大丈夫やさ
10:10ほやの?
10:12ていうか、ゆずきのためにもさっさと見つけてお説教しなきゃだね!
10:16え?
10:17私だったら一人で外歩けない
10:20サク、ゆずきのこと守ってあげてね!
10:23まかされた以上は、なんとかするよ
10:27ま、そこで千歳を選ぶってあたりが、ゆずきらしいよ
10:31あんたたちよく似てるもんね
10:33千歳、週末の試合見に来なよ
10:36終わったあと、少し付き合ってくれるか?
10:39旦那、浮気早くない?
10:41馬鹿者、ワンオーワンでリベンジじゃ
10:44なら、私が勝ったら恋人のフリでもしてもらおっかね
10:48これ以上火種増やすのやめて!
10:50え?
10:51アッハハハハ!
10:53アッハハハハ!
10:58それで、倉仙はどう思う?
11:03前世でどんな徳を積んだら、Dカップの美少女JKと秘密の関係になれるんだ
11:09なこと言ってる限り、来世も倉仙だよ
11:12千歳、あまり一人で無茶な真似はするんじゃねえぞ
11:18警察とかに頼れってこと?
11:20今のままじゃまず相手にされないだろうな
11:23つまり?
11:25上手くやれってことさ
11:26ヒーローが悪者をやっつけるためには
11:29誰もが納得する正義の旗を免罪符にする必要があるんだ
11:34差し加減が難しいな
11:36子供のいざこざの範囲を超えたら
11:39すぐに俺を頼れ
11:41I don't know, but I'll just talk about it.
11:44If you're a teacher, I'll take care of it like this.
11:54I'll do it.
11:58One, two, three, four, five, six, six, seven.
12:05Zetose-kun.
12:07Nazuna-chan, you're one of them are beautiful.
12:10That's good, you're really good.
12:12You really did a lot of七瀬?
12:15It's a good thing.
12:17I'm not sure.
12:18I'm not sure what you think about him.
12:22I'm not sure.
12:25I'm not sure.
12:26I'm not sure if he was a friend.
12:28You're not sure when he was a kid.
12:31I'm not sure if he was a kid.
12:34I'm not sure how to say it.
12:36You're a kid.
12:37You're a kid.
12:39I'll ask you that, I'll ask you to ask him a boyfriend.
12:49I don't want to go with my wife.
12:54Bye bye!
12:55I'm sorry to say that I was very fast.
13:02Go, let's go!
13:05Wait?
13:06I don't remember.
13:07The end of the day in the end, HALU-chan's great, it's so happy!
13:12What?
13:13You're talking about a guy that don't spread.
13:16You're talking about him!
13:17Yuzuki?
13:18There's no trace of Padre?
13:21What's her?!
13:22Don't you bother?
13:23No...
13:24I'm telling you in line, you're talking about I don't know you're talking about you.
13:28What is she doing!?
13:31I'll have a lot of trouble!
13:34No!
13:35Sorry I got it!
13:37Oh
14:07That's why I'm trying to make a deal with the Diodorant Sheet.
14:11Just, what do you mean?
14:13It's a bad thing to wear. It's a bad thing. It's a bad thing to use with a towel.
14:18Are you serious?
14:21It's not natural.
14:23I don't want to get married.
14:27I don't want to get married.
14:29I don't want to get married.
14:31It's a bad thing.
14:33Let's get married.
14:36Why?
14:37恋人同士はデートするものじゃない?
14:40別に構わないけど、部活は?
14:43明日からテスト期間でお休みでしょ?
14:45そっか。けど、週末に練習試合あるって?
14:49あれは特別。県外の教合校で前から決まってたの。
14:54だったら全言撤回だ。
14:56ん?
14:57応援に行くから勝てよ。試合。
15:00そしたらご褒美デートってことにしよう。
15:02作ってそういう熱いこと言うタイプだっけ。
15:05ゆずきの熱いところを見てみたくなったのさ
15:08言っておくけど私って結構すごいからね
15:11真似するわけじゃないが本当に勝ったら何でも一つ言うことを聞いてやろう
15:16はい現地取った何してもらおうかな
15:20ありがとうサク
15:25何のことだ
15:27さあなんだろうね
15:30その気があるならお礼に太ももぐらい触らせてくれてもいいぞ
15:34バーカ
15:43サクくんサクくん
15:46あれぼーっとしてた
15:49こっちこそごめんね ルーズリーフは待ってないかなって
15:54ああ あるよ
15:56はい ありがとう
15:58今日はメガネなんだな
16:01やっぱり変
16:03変だなんて思ったことはないぞ
16:05去年を思い出してちょっと懐かしい
16:08あんまり思い出さないでほしいかな
16:11もともとメガネキャラだったんだ
16:13見た目のことを考えてなくて そういうのどうでもよかったの
16:18俺がコンタクトにしてくれって頼んだんだよ
16:21メガネを取ったら美少女でしたよりも 美少女が不意打ちでメガネをかけるのにときめくタイプなんてね
16:27へえ 覚えておくよ
16:40エスキ
16:41ん?
16:46
16:47見えたか?
16:58知ってる人はいないと思う
17:01しばらく一人でも大丈夫か?
17:03どうするつもり?
17:05何?気分転換のお散歩さ
17:09えっ ちょっと
17:14
17:24なあなあ さっき七瀬ゆずきと同じテーブルにいたやつだよな
17:31だな 一応あいつの彼氏なもんで
17:34じゃあ お前が千歳咲くか?
17:37藤子の千歳咲くは多分俺だけだと思う
17:40紹介してくんね 七瀬ゆずき
17:43俺の彼女だって伝えなかったか?
17:45お前有名なやりちんなんだろ そんで七瀬ゆずきもすぐやらせてくれるんだよな
17:51そのおいしいネタどこで仕入れたの?
17:54うちの先輩が七瀬ゆずき狙ってるらしくてさ
17:57えっ その先輩って怖い系?
17:59超怖えよ すぐ殴る
18:01んで美人でやれそうな女に目がない系
18:05じゃあ その先輩に命令されたから
18:08ここ最近ゆずきのこと付け回してたの?
18:11は?
18:12答え合わせはお預けか
18:14ごちゃごちゃ言ってねえで連絡先を教えろよ
18:17仲良くしようぜ
18:24そうすりゃ解放してやるからさ
18:27ヘヘヘヘヘヘ
18:29はぁ…アメリカ式ね
18:32オーケー
18:33ふざけんなよ
18:36てめぇ
18:39ここまでは予定通り
18:41今喧嘩を売っておけば
18:43こいつらのメンツ的に
18:45まず俺をやり込めるか
18:47ゆずきに直接話をつけるか
18:49今後の行動はほとんどこの二択に絞られる
18:52おいこら!何調子こいてんだよ!
18:55てめぇ!
18:56おい!
18:57なぁにやってんだよ!
18:59うぅ…
19:05チッ…
19:06ああしらけた
19:07もういいわ
19:08でもお前のことは先輩に伝えておくから
19:11ゆずきは俺と清く正しくお付き合いしてるんだから
19:15ちょっかい出さないでくれると助かるな
19:17くっ…
19:22あいつらなのか?
19:24ストーカーって
19:25まっ…
19:26今のところ最有力候補だろうな
19:28うっ…
19:30うっ…
19:31水切り…得意だったんだけどなぁ…
19:36うっ…
19:38うっ…
19:40水切り…得意だったんだけどなぁ…
19:45ごめんね…
19:54あんなことさせてごめん…
19:57しさく…
19:59あんなことがしてみたかったんだよ…
20:02だけど…
20:04殴られそうになってた…
20:06まさか!
20:07あんなひょろっちぇ奴らのパンチなんて当たるもんか!
20:10もういいからしばらく黙っとけ…
20:15七瀬ゆずきになったら戻ってこい…
20:19きっとこんな風に…
20:21七瀬ゆずきが七瀬ゆずきでなくなってはいけない…
20:25カツ丼食べたい…
20:30あ?
20:32カツ丼、ヨーロッパ圏の…
20:35なんだよ…
20:36ヤブコラボに…
20:37福井県民ならこんな時はカツ丼でしょ?
20:40それにしても…
20:41サクすごいね…
20:42あんな怖そうな相手に堂々としてて…
20:45覚えておくといい…
20:47おしなべて男というのは…
20:49股間をほんの4割程度の力で蹴り上げるだけで停止するという…
20:53致命的な設計ミスを抱えてる…
20:56そうなの?サクも?
20:58いいか、試すなよ…
20:59絶対試すなよ…
21:00そっか…
21:02覚えておくね…
21:08はい、ご褒美…
21:10身体張ったのに報われねぇ…
21:34かっこよかった…
21:36サンキュー
21:37頑張った甲斐は…
21:40あったかもな…
21:44早く行くよ!
21:49華奢で…美しくて…
21:51凛々しい背中が遠ざかっていく…
21:54誰もが強くは生きられない世の中で…
21:57それでも強くあろうと意地を張るその後ろ姿は…
22:01とても綺麗に見えた…
22:03曲がり角の向こう側で…
22:08ゆらゆらと揺れる陽炎…
22:12焼けるアスファルトを蹴り飛ばして…
22:16はしゃぐ僕が浮かんで消えた…
22:21追いかけても離れた…
22:27青臭い夏の残像…
22:32駄菓子屋で飲み干したサイダーの…
22:36飛びる影を見てた…
22:39絡みと音が鳴る…
22:43ビー玉を取ってみたかった…
22:46欲しい物で溢れるのは…
22:51今も変わらないんだな…
22:54街角に溶ける影帽子…
22:57光の粒が煌めいて…
23:00揺れる夏の木を…
23:03その隙間を…
23:05歩く動きに似ている…
23:07水面に映る夕焼け空…
23:08光の隙間を…
23:09歩く動きに似ている…
23:13水面に映る夕焼け空…
23:16ばかり綺麗だと思うのかな…
23:20思い出が突破一つで…
23:23乱雷射して…
23:25眩して嫌になっちゃうな…
23:29消えないのに掴めないな…
23:37青色のバッシュ…
Be the first to comment
Add your comment