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  • 19 hours ago
Transcript
00:00迎えてください
00:02今日のテーマは
00:04痛い痛い痛い痛い
00:07とにかく痛い病気
00:10しかも日本人の9割が予備軍と考えられるねん
00:15それは
00:18退場方針です
00:22え、ありますか?
00:24あるんです。あるというか、2ヶ月、3ヶ月前くらいに
00:27え、めっちゃ最新
00:29体上方針は体の片側にプツプツとした発疹が出る病気帯状に出やすいため体上方針と名付けられたその症状は耐え難い激痛しかもその痛みが10年以上にわたり残ってしまうことも。
00:59こんなのやるもんじゃないんですよ。一緒にして大変なことになっちゃう。
01:04実は今、そんなつらーい体上方針になる人が急増中。
01:10発症率はこの25年で70%増加。80歳までに3人に1人が発症する人事ではない病なのだ。
01:25そこでトリセツショーは体上方針を経験した87人に徹底取材。すると。
01:34まさか体上方針と思わんかったですもんね。
01:37ほんとにまさかでしたね。
01:40体上方針やけどって言われた時にまさかと思いました。
01:45その思いがけない経験をひも解くと、体上方針に苦しまないためのヒントが見えてきた。
01:54治療から予防まで、体上方針の対策もたっぷりご紹介。
02:00僕もその周りで体上方針とかっていうことを聞いたことなかったから何の知識もないからホンマに怖かったそうですよねだから知らないと怖いですねちょっと。
02:28なった人しか分からないその怖さ詳しく聞いてきたでおめでとうございますお願いします
02:38健康的な生活を心がけていたが1年前突然異変が起きたそれ痛かったんですよ。
02:52あの声出して目がさび寄ったから夜も寝られない痛みさらに。
03:08こちらの深澤さんも激しい痛みに苦しんだ。
03:14当時の画像を見せてもらうと。
03:41だいぶひどいなあガンガンしてるというかもう首も頭も痛いっていう感じですね人生で一番の痛みだったと思います急に痛くなるんです急にまずこの発疹とか最初出てなくてあっ出てなくて?痛みから来るんです原因不明の僕はこのおなかのこの辺りお尻にかけての辺りだったんですけど何やこの辺りのような感じです。
04:09なんやこの痛みは独身で一人暮らしやからどうしようもないしこのままなんかおかしな病気でどうかなったりとか済んちゃうかみたいなちょっと不安になってあの宅配のネット通販定期便で届くみたいなやつをちょっと解約しやすいです。
04:31なんでちょっとそもそも体上方針ってなんでこんなに痛いと思います?
04:38何でなんでしょう?
04:40確かに原因気になるな。
04:43体型痛みを生み出している犯人それはVZウイルスこのウイルスが体内で増殖すると。
04:58刃物で突き刺されたようななるほど焼きごてを押しつけられたような腎痛以上と表現する人がいるほどの激しい痛みに腎痛味わってしまった確かにしかも痛みや麻痺などの後遺症が何年も続いて生活に大きな影響が出ることも。
05:21こりゃ恐ろしいで恐ろしい。
05:24でも安心してください。もし体上方針になってしまってもできるだけ症状を抑える方法があるんです。
05:32診療ガイドラインの作成にも携わった皮膚科医の松尾香馬さんに聞いてみたで。
05:41早く抗理石を飲んでそのウイルスの増殖を抑えてあげるっていうことがやっぱり発疹を重症化させないとかその後の痛みを和らげる。
05:52合併症を防ぐって言っても大事なので。
05:56そう。とにかく急いで薬を飲む。
06:01ひとたびウイルスが増殖しだすと最初は小さな発疹でもあっという間に広がってしまう。
06:11いち早く薬を飲んで増殖を防ぐのが鍵なんやで。
06:16痛み。そこに何かポツポツ出てきた場合には、体上方針を疑ってすぐ受診していただくというのが一番いいと思います。
06:27ではどれだけ急いだ方がいいのか。
06:30今年3月に発行された体上方針の診療ガイドラインに書かれているのは。
06:37発疹が出てから72時間以内に薬を飲む。
06:42医師によっては診断したその場で薬を飲むように進めるくらい急がなあかんねん72時間つまり3日以内皆さんならいけると思います?いやいけないかもなあ。
07:03僕の場合これ飲みか何かに噛まれたんかって最初思っててちょっと清潔じゃなかったんかなとかと思ってだからまず病院に行くよりシーツ洗ったの。
07:14で土日挟むとか仕事もあったしとかで3日以上たってたかと。
07:23ただ3日過ぎたら効果がなくなるわけではないのでそこはご注意を。
07:30大事なのはとにかく急いで医療機関に行くこと。
07:37ところがそれがいかに難しいか私たちの取材で明らかになりました。
07:43教えてくださるのがこちら。
07:50退場方針経験者の皆さん。
07:53今回トリセツでアンケートを行ったところ668人から回答がありました。
08:03これまでのトリセツアンケートの中でもダントツの回答数。
08:10今回の取材で87人の方にお話を聞いたところ多くの人がもっと早く病院に行っておけばよかったってすごく後悔しててん。
08:23みんな自分の経験を知ってほしいと積極的に答えてくれたんやで。
08:30皆さんの貴重な体験談から見えてきたのは3つのまさかまさかこの3つのポイントを知っておくだけで予防も症状を軽くすることもできる可能性ダイヤで1つ目のまさかはこれまさか自分が鳴るなんてうん確かにイメージできない
08:58今回話を聞かせてくれた経験者の中には若くして体情方針になったという人もウトさん38歳。
09:11体情方針と診断されたのは23歳の時だった。
09:18最初はなんかちょっと痛いなぁぐらいだった。何かをぶつけたからかなって思ってた。若いですし。
09:272、3日立てば治るかなって思ってたので。
09:34しかしその後、鋭い痛みが襲う。
09:38剣山みたいなのでガッと刺されているような感じの痛み。
09:4510分もあれば着くようなところがもう1時間ぐらいかけて進まないと。
09:51そんなに?
09:53もう痛めに耐えれないぐらい痛かったですね最終的に病院行くまでには1週間弱かかっていたと思いますはいそんなウトさん今だから感じるこの病気で後悔しないために知ってほしいことがあるという年上の人がかかる病気だとかっていうイメージで多分広がっていってるような気がするので。
10:22なのでまあそうじゃないよっていうところは知ってもらった方がいいのかなとは思いました石原ちゃんの周りで体情奉仕になった人っておる?私の周りにはいないんですけどほら65歳以上だとこの予防接種のための助成金が出るっていうのでやっぱりこう65歳以上の方たちが多いのかなっていうイメージを持っていました。
10:51確かに高齢者の人がなりやすいイメージはあるかもしれんなでも今回のアンケートを見てみると確かに50代以上の人が多いんやけど若い人も結構おる意外と若い人多い4割の人が40代以下で発症しててんしかも実は今若い世代の患者さんが増えているんです。
11:20これは20代から40代の体情方針の発症率の変化を表すグラフ
11:27これ発症率が急に上がっとんねん10年前ぐらいから上がってるポイントは2014年14からねここから急激に上がっとるやろえ?何かあったっけ?何があったと思います?え?2014年何があった?2014?2014年って私何してた?
11:57それだけは覚えてるんですけど
11:59不景気?
12:01いやですね不景気になると体情方針になりやすいとか
12:06まあね景気がどうこうとかまあ言うてますから
12:10それによってのストレスとかもあるかもしれないです
12:13別にその前後別に何のストレスも感じてなかったんです
12:18本当ですか?
12:19講師ともに別に何にも変わらず一人で暮らしてて
12:25一体なぜ患者さんが増えたのか実はあの病気との意外な関係があったんです
12:33やって来たのは宮崎県この海辺の町に体情方針急増の謎を解き明かした人物がいるという富山臨さん同じ名前50年以上体情方針の診療に携わってきたまさにスペシャリスト
12:59そんな富山さんが28年前に始めたのが体情方針の発症数の調査県内の医療機関に協力を依頼し毎月体情方針と診断された人の数を年齢と性別ごとに集計して送ってもらっているのだ
13:21各医療機関から毎月ファックスで送ってもらったやつを集計しています。
13:32体情方針の実態を知りたいと始めた地道な調査
13:40集めたデータは16万人分にも及ぶという富山さんを中心に宮崎県の皮膚会たちが一丸となって続けてきたこの取り組み
13:54宮崎スタディと呼ばれ日本を代表する体情方針研究の一つに位置づけられている
14:02富山先生ってどんな人ですか全然年齢を感じさせないようなね学会で発表したりとかねアプティビティがすごいと思うんですよね
14:14体情方針の発症率を継続的に記録した研究は貴重で10本以上の論文などが生み出された
14:30中でも注目は子どもがかかりやすいある病気との関連を詳しく調べた調査
14:38それがこちら水暴走正式には水痘と呼ばれる病気だ
14:47ちっちゃい時にそれを経験してるかどうかで変わってくるとかなんかそんなに言ってたような
14:55水痘ウイルスとか体情方針ウイルス水痘体情方針ウイルスというのが正式なウイルス名です
15:03水暴走と体情方針は同じウイルスが原因なのだえっマジなの?
15:11子どもの頃水暴走にかかった経験はあるだろうか実は症状が治った後もその原因となったウイルスは免疫細胞に見つからない形で体の中に潜伏している大人になり過励やストレスなどで免疫が低下してくると潜伏していたウイルスが活発に皮膚を壊し体情方針となるのだ
15:40予備軍やったではそんな帯状方針が2014年以降急増した理由とは何なのか
15:52やっぱりびっくりしましたね急激に変化増えてるけどいわゆるブースター効果がなくなったためにここの部分が上がってきてるんですよ
16:04ブースター効果子どもが水暴走にかかると空気中に水痘体情方針ウイルスを放出その子どもに接すると体が警戒モードに切り替わり免疫が強化されるこれがブースター効果だ
16:28しかし小児の水暴走ワクチンの定期接種が2014年に開始 この年を境に子どもの水暴走は激減
16:40一方これまでブースター効果を得ていた若い世代は逆に体情方針にかかりやすくなってしまったのだ
16:50弱な人生でもやっぱり注意しなくちゃいけないと思います やっぱりそういうふうな症状があったら早めに
16:57皮膚科受診するのが一番いいと思います
17:00体情方針の原因となるVZウイルス その正体は子どもの頃にかかった
17:08水暴走のウイルスだったんです 20歳以上の日本人で水暴走経験者は9割 誰の身に起きても不思議やないねん
17:23知らなかった 自分はならないという思い込みは捨ててください
17:30私はならないと信じたい
17:33水暴走のウイルスに触れるきっかけがもう少ないから 結構なっちゃうってことですよね
17:41水暴走って聞くと あのなんか水泡が割れたりとかできたりするとチクチク痛かったのが
17:48あれかって何となく想像しようより身近になりますよねその方がねうん経験者がどうしても知ってほしい体情方針に苦しまないためのポイントはまだまだあるぞさあ続いては
18:06まさかこれがこれが発疹が出ても体情方針のある特徴を知らないと受診が遅れてしまうことがあるんです体情方針とインターネットで検索するとおなかや胸に発疹が出ているものが多いところがこんにちはこんにちは
18:35まさかの出来事を経験したのが福田さんどこに発疹ができたのか教えてもらったところはい左のお尻にバーって散布したみたいにできてましたね
18:55寝れないじゃん。
19:00福田さんは元理学療法士、体情方針の後遺症と向き合う患者のリハビリに携わり、知識はあったのだが、直前に趣味の登山をしていたことで、こんな勘違いをしたという。
19:19山にいた2、3日後ということもあり、これは虫にやられたと思ってしまったんですね。
19:28虫刺されと勘違い山の頂上とか茂みとかに座る場合ってやっぱりお尻がつくじゃないですか。
19:39結局、福田さんが病院に行ったのはかなり悪化してからだった。
19:46先生にこれ体重方針やけどって言われた時にえ?って思いました当時は痛みがひどく趣味の登山にも行けなくなるほどだったというおなかであったり肩であったりそういう部分に出てたとしたらこれは虫じゃないというふうに思ったと思いますね。
20:11まさかを経験した人は他にも週に6日趣味のテニスをしていて健康そのものだったのだが3年前顔に発疹が出て激痛に襲われた。
20:34ズーンというような痛みが痛みが走るという感じですね。
20:41痛みが走るんですか。
20:43稲妻のように走る。
20:45しかし最初は発疹が3、4個出た程度で体重方針だとは全く思わなかったという。
20:54たまたまその梅の実を取ってて額に枝が当たってそれでこうかぶれたのかなと思ったぐらいなんですね。
21:06原因思い当たるとこみんなあんねんや何か結局皮膚科を受診したのは発疹ができてから5日後のことすでに顔の広い範囲に発疹が広がっていたただのかぶれと甘く見たことを後悔したという
21:36これがやっぱり素人考えで一番の範囲かなというふうに思っています。
21:45他にも今回話を聞いた経験者の中には頭や顔にできると頭痛や虫歯、口内炎、ニキビと勘違い。
21:56おなかや背中では汗もや腰痛足にできると筋肉痛と思ってしまう人もいたほんとね皆さんみたいに座ったから虫に刺されたとかだとか額に枝が当たったからかぶれたのかなとか何かの理由を探しちゃいそうですねそうやね
22:17勘違いの原因はほかにも実は体上方針は見た目だけだととっても分かりにくいんですどれが体上方針か分かりますかうわ難しいどれがまあ言うたら僕の出た位置的には一番のこのまあ脇腹だったりっていうこのおなかファーリーなんであんなちっちゃいんですか?
22:45あんなんで済まないもっとバババババババってこうだからじゃあなると2みたいなことですかが一番体上ではありますよねこうそっかなので2番かな正解は3番ですえっ1番なんやつやと思ってたの絶対あれぶつけただけでしょえっ2は2番は毛虫です毛虫?刺されたなあ
23:14あまり知られていない体上方針の特徴それは
23:20発疹が全身どこにでもできること実際に1065人を対象に行われた研究の結果がこちら一番イメージの強いおなかと腰は19.6%意外と少ない一番多いのは胸や背中なんやけど頭や腕足も結構出やすい
23:50バラバラやとすぐに体上方針やと疑いづらそうやなこれはどういう何か理屈でその場所に出てくるのかっていうのがちょっと気になりますよね何でそこに出てくるんだろう?
24:20入場一度水ぼうそうになると治ったあともウイルスたちは体の中に居座り続けるんですそれがここ神経節です神経の分が神経節というのは痛みや温度などの情報を脳に伝えるための中継地点うんうんうんうんうん
24:50隠れてる寝てるーくつろがないでーここウイルスたちにとってとっても居心地のいいところだからこうしてのんきにお休み中神経節でそこにやってきたのはウイルスはいないか?彼らは体内をパトロールする免疫細胞たちうんうんですが
25:20ウイルスがお休みモードだと免疫細胞は気づくことができずウイルスはずっと居座り続けるんです寝ないでよさらに憎たらしいのはここからカレーやストレスによって免疫の活動が低下するとカレーで?
25:46よっしゃー今だーすっごい顔再び活動を開始
25:52いやーおねだもんなそりゃ元気やわな
25:55皮膚表面に到達してウイルスが増殖発疹ができます
26:06ああなんてこったさあここが大事なポイントこのウイルスの隠れ身のとなる神経節実はえ?え?そんないっぱいあるの?こんなにたくさんあるんですあそうなん?
26:27水ぼうそうになったあとどの神経節にどれだけのウイルスが潜んでいるかは全く分かれへん分からないだからこそ全身どこにでも発疹ができる可能性があるんですこんな仕組み全然知らんわじゃあ岩尾さんはもうこの脇腹というかおなかまわりの神経のとこにいたんだうん
26:57まだ首元だほかですやすやすや寝てる可能性もあるしねまだ確かに今もどこかで休み続けてるんです私の中にはうん
27:08では体上方針にいち早く気づく方法はないか教えてください今回の取材でその手がかりを見つけました例えばこちらの前田さん前田さんが体上方針になったのは24歳の時背中からおなかにかけて発疹が出たそうなんやけど注目するのはここん?
27:32実は発疹が出る3日前から肋骨のあたりにズキンとした痛みを感じていたそうやねんそうそうそう出るうんそしてこちらの小林さんは1年前に体上方針を発症右のおなかから背中にかけて発疹が出たんやけど発疹が出る2、3日前からピリピリとした痛みを感じていたらしい一緒痛みが先そう
28:01発疹が出る前に痛みの前触れがあったんですこれ全苦痛と呼ばれるものこのようにウイルスが皮膚に向かって神経を通る過程で起こると考えられていますこれが痛いんだ
28:21今回取材した87人のうち全苦痛を経験した人は5割5割みんなそうなんやっぱり発疹が出る前に電気が走るようなピリッとした痛みや針でつつかれるようなチクチクした痛みを感じてた人が多かったで
28:41このような痛みを感じたらまずはその場所をじっと観察発疹が出たらすぐに医療機関に行ってください
28:53ちなみに発疹が出ないと体上方針とは診断できないからそこんとこは注意してな
29:01帯状方針の診療ガイドラインの作成にも携わった松尾鋼舞氏です
29:08よろしくお願いします
29:38ああなるほどそうなんですか
29:41これってなりやすい人なりにくい人みたいなものってあるんですか
29:45あります
29:46例えばあの免疫を下げるようなお薬ですね
29:50抗原病とか関節瘤待ちそれでステロイドを飲むとか免疫薬剤を飲むとか
29:55あと高型なり使って免疫落ちたりとか糖尿病であるとか
29:59あとアトピー性肥炎そういった過疾患の方でもなりやすくなると
30:04若い方なんかですとやはりこう仕事でこうすごく疲れて
30:08徹夜明けであるとかあとは忙しい仕事がこう長くついたとか
30:13そういった患者さんはやはり多い傾向にあるかなというふうに思います
30:16あとはストレスもそうですよね
30:20やっぱそうなんですよ
30:21いやじゃあなんでなったんでしょうね
30:23そうなんですよ
30:23僕思い当たるようなストレスもないんですよ
30:27ただそういうストレスとかなくても
30:3030年40年経って免疫が落ちてきてなったっていうことは
30:35僕ギリギリ40代なんですけど今年50になるんで
30:38たまたまその時期に出たという
30:41また思いも得らない場所に出ることはやっぱりありますので
30:45固定概念というかそういうことにとらわれずに
30:48痛みがあって発疹があれば退場方針だっていう
30:51そういう考えをやはり持つっていうのはすごく大事だと思います
30:54ちょっとでも知識があれば早くに治療ができるんで
30:59知識が大事ってことなんです
31:00経験者の皆さんが知ってほしい
31:043つのまさか最後はこちら
31:07まさかこんなに長く苦しむなんて
31:12退場方針の最大の恐ろしさは
31:17長引く後遺症です
31:19増殖したウイルスは皮膚だけでなく
31:23神経にも感染して細胞を破壊してしまう
31:27ひどい場合はウイルスがいなくなった後も
31:31神経はボロボロのまま
31:34治ってないのか
31:35回復するまでに時間がかかってしまうんです
31:38実は取材に協力してくれた87人中
31:442割の人たちが数ヶ月以上続く後遺症に悩まされていた
31:50最も多かったのが
31:53発疹が収まった後も続く痛み
31:56これは体調方針後神経痛と呼ばれている
32:03その経験を語ってくれたのが
32:095年前に体調方針を発症した吉田さん
32:13最初に左の奥歯ですね
32:17がちょっと痛みだしたんですね
32:20その後すぐに発疹が顔一面に広がったという
32:28全体的にこの辺がずっと痛かったですよ
32:32抗ウイルス薬を投与し
32:35およそ2週間で発疹は引いていった
32:38しかし
32:41痛みはもう全く継続です
32:44全く収まらない
32:46もちろん痛み止めを処方していただいているんですけども
32:50なかなかそれが効かないという
32:53寝ようと思ってベッドに入っても
32:56もう我慢できなくなっちゃうんですね
32:592ヶ月は完璧に眠れなかったですね
33:02眠れないはつらい激しい痛みで睡眠不足に仕事も休みうつに近い状態に
33:12テレビの音自体がもうちょっとイラつく状態になっちゃってて
33:17本当につらかったです
33:18痛みだけではない
33:22神経が傷つく恐ろしさを知ってほしいという
33:25経験者のもとを訪ねた
33:28平香さんは1年ほど前に体調方針を発症
33:34胸とお腹の2カ所に発疹ができた
33:37その後腹部の神経に障害が残り腹筋の右側がまひ
33:46今でもお腹が垂れ下がる後遺症に悩まされている
33:50こんなお腹じゃないんですよ私はもともと
33:54あっそうなんだ
33:56お腹に物を入れるとすぐ膨張しちゃうんですよ
33:58ああだから支えられないんだ
34:00まず苦しいですよ
34:02一時もうご飯食べなくなりました
34:05食べ物を見ると拒否感を覚えちゃう
34:10食べ過ぎとかじゃないんや
34:12もともと家具作りが趣味だった日高さんだが
34:16手につかなくなってしまったという
34:19手作りすごいなこれ
34:20すごいすぎる
34:21前かがみにするとお腹がきついでしょ
34:24横へ体向けて物を取ろうとすると
34:29またきついでしょ
34:30動くのが嫌になりました
34:33退場方針の恐ろしさを多くの人に知ってほしいと取材に応じてくれた
34:41こんななるもんじゃないんですよ一緒にして大変なことになっちゃう
34:46だからなったらもうとにかくすぐ病院に行くことですよね
34:54これって高齢の方になればなるほど
35:00後遺症も長く続くみたいなことは関係あるんですか
35:04そうですねやはり年齢がいった方がなられると
35:08より残しやすいっていうのがあると思います
35:1150歳以上ですと大体2割ぐらいの方ですね
35:1480歳を超えると3割ぐらい以上っていうことになると思います
35:18実際見てる患者さんではやっぱり5年10年20年と
35:23続く方も長い人がいらっしゃいますね
35:27僕の場合痛みは消えたけど痒みがっていうのが
35:31確かに痛み以外でも痒みを訴える方っていて
35:35それが長く続くと結構つらいんですか
35:39痒みって結構つらいって
35:40僕もこの辺なんであんまりこう
35:45北部を痒いからって言って
35:48仕事中とかでも痒いなとか思うんですけど
35:52そういう書きづらい場所でもあったりとかするので
35:56それがしばらく2、3週間は続いたっていうぐらいですかね
36:01僕の中では
36:03普通に診察みたいになるんですよ
36:05聞いといていいですか
36:06もう今は痒みも何もないんですけど
36:08後だけパパパパパパってまだ残ったままなんです
36:13これは消えずにこのまま残るのか
36:18これは単に傷跡なので
36:20発疹が出た後水膨れがかさぶたになって
36:23かさぶたが取れた後ってこう傷跡と一緒に
36:26あったりになるじゃないですか
36:27それが残っているようなものなので
36:28時間が経てば消えてくるっていうことですよね
36:31ただ乾燥して刺激を受けやすくなってくると
36:34例えば傷のところをまたこう引っかれたりして
36:36跡が残りやすくなったりすることがあるので
36:39まあもう保護してあげて
36:41普通に様子を見ているのがいいかな
36:43なるほど 巻き長に持ちたいと思います
36:46はい
36:46体調方針の後遺症のリスクを軽減する大切なポイント
36:52それがワクチンによる予防と適切な治療です
36:57まずはワクチンについて
36:59今年度から65歳以上を対象に定期接種が始まったから
37:05気になる人も多いんちゃう?
37:08ワクチンについても皆さんお話を聞かせてくださいました
37:12顔の麻痺が残ってしまったエビハラさん
37:17食事がまずうまく食べられなかったですよね
37:22こっちが全然動かんから水を飲むと漏れる
37:25そんな夫をそばで支えてきたのが
37:31妻の美濃子さん
37:33実は美濃子さんも夫が発症した直後に
37:39退場方針になっていた
37:40これほど仲がいいと思いませんよね
37:44主人が10月になって私が12月になりました
37:51ただ美濃子さんは5年ほど前に
37:56退場方針のワクチンを接種していた
37:59発症直後は痛みが強かったんやけど
38:031年たった今では回復してるねん
38:06本当にワクチンのおかげでこれで済んだのかなと
38:12なるほど
38:12実際に食べるにも外見的にも
38:16主人の方が大変でしたよね
38:18激しい痛みと後遺症に苦しんだ八田部さん
38:26自分と同じ経験をしてほしくないと
38:30周りの人にワクチンを勧めてるんやって
38:34怖いな体調方針って
38:36あんなに元気な八田部さんでも負けちゃうんだと思って
38:39この話を聞いて私はワクチンを受けたんですよね
38:44私のテニスの仲間がみんな元気なんですよ
38:49でもなるからねと
38:51できればもう皆さんワクチンを打ってきなさいという話をしてですね
38:59テニスの仲間とか
39:02私の周りの人たち20人近くはですね
39:07ワクチンを打ち聞きましたね
39:09ここでワクチンについての大切な情報です
39:16体調方針のワクチンは2種類
39:20生ワクチンは1回8000円ほど
39:24不活化ワクチンは2回接種が必要で
39:284万4000円ほど
39:29発症予防率と後遺症の予防率は
39:34いずれも不活化ワクチンの方が高いです
39:37一方で副反応は
39:41不活化ワクチンの方が比較的出やすいと言われています
39:45効果は生ワクチンで5年
39:49不活化ワクチンで10年ほど継続すると報告されています
39:54体調方針のワクチンは
39:58基本的に50歳以上から接種できます
40:01ただしリウマチなどの病気で
40:06免疫を抑える薬を飲んでいる方
40:08がんを患っている方などは
40:11体調方針の発症リスクが高いため
40:1318歳以上であれば
40:16医師の判断でワクチンを接種することができます
40:19今年度からは体調方針ワクチンの定期接種が始まり
40:25対象の年齢の方は
40:27自治体から接種費が助成されるようになりました
40:30詳しくはお住まいの自治体に確認してください
40:34ワクチンについて重要なことを教えてください
40:40やはり発症を予防すると
40:43あとはなったとしても
40:45合併症とか重症度を抑えてくれるというのは
40:47すごくいいものですよね
40:49ただ副反応というのもありますので
40:51医者とよく相談しながら打つのがいいかなというふうに思います
40:54僕1回体調方針になってますけど
40:57そんな僕でもワクチンを打った方がいいんですか
41:01そうですね
41:02やはり2回以上になることもありますので
41:05やはり1回なられた方でも
41:07打たれた方がいいかなというふうに思います
41:09そして最後に
41:12今体調方針の痛みに苦しんでいる人に
41:16伝えたいことがある
41:17教えてくれたのは山口茂樹医師
41:23体調方針後に痛みを抱える方たちを
41:2830年以上診療し続けてきた
41:31痛みの専門家だ
41:33今の生活が体調方針に罹患する前と比べて
41:38問題があるなと思ったら
41:41ぜひ痛みの専門の先生に相談してほしいなと思います
41:44その理由は近年痛みを抑えるための薬が
41:50劇的に進化しているから
41:52この20年で痛みのお薬の治療が非常に良くなってきています
41:59選択肢も増えてきています
42:01昔私たちが何もない時代に治療していた経験と比べてみますと
42:08明らかに今適切な薬の治療を行うことで
42:12痛みの記憶が収まって
42:14最終的に痛みで苦しむ時間というのは
42:18短くなっているというふうに私自身は考えています
42:21体調方針の痛みに長く苦しんでいた吉田さん
42:28痛みの専門家を受診したことで
42:32その後の痛みが軽減された
42:34徐々に徐々に痛みが取られなくなっていったので
42:38半月ぐらいで夜は何とか眠れるようになってきたかなという
42:425ヶ月にわたって悩まされた痛みから解放され
42:48今では販売業の仕事も続けることが可能に
42:52あの痛みはどこ行ったのみたいな
42:56そういう面では本当に愛があると思うんです
43:02体調方針だと思ったらまずは皮膚科の受診がおすすめです
43:08痛みが続く場合は医師と相談し
43:12痛みの専門医の受診を検討してください
43:15やっぱり痛みって我慢するものじゃないですもんね
43:20我慢してると痛みの記憶っていうのが残ってですね
43:23本当は治ってるのに何かこう痛みが落ち着くって
43:27そうなんですだからすごく痛みっていうのは
43:31やっぱりしっかり取ってあげるっていうのは大事で
43:33例えばもう寝れないほど痛いとか
43:35日常の生活にこう不具合を生じるような痛みですね
43:39そういった場合にはもうペインクリニックを受診しておくといいかなって思います
43:45ただ一部の患者さんはどんなお薬を使っても治らないっていうことはありますので
43:51やはりその痛みをゼロにするっていうのではなくて
43:54やはりその前
43:56体調方針になる前の生活により近づけるってことですよね
44:00日常生活が楽しめる
44:02そういった時間が長くできるようにするっていうのを目標にしてあげるといいかなというふうには思います
44:07薬の使い方によってはね
44:09少しでも良くなる可能性はありますので
44:11決して諦めずに希望を持っていただければなというふうには思いますね
44:17石原ちゃん
44:18はい
44:18今日はどうやった?
44:20体調方針って怖い
44:22怖いな
44:23怖い
44:24でも予防ができるっていうこと
44:27そして適切な治療を受ければ
44:29後遺症が軽減できるっていうこと
44:31見てくださった方がね
44:33本当に伝えてほしいなと思いました
44:35つらい経験をお話ししてくれた皆さん
44:38本当にありがとうございました
44:40あなたの自立神経の健康度を
44:53数値を見といて数値を見といて
44:57簡単に
44:58ご視聴ありがとうございました
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