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  • 8 minutes ago
Transcript
00:00アレは…
00:19きっと精霊だ
00:28ガディエル
00:32陛下
00:35まもなくロベル・バンクライフトが 娘を連れて城にやってくる
00:41お前にも会わせるからな
00:44はい
00:58今度を超えてきらめいて どこまでも行けるような気持ちになれるの
01:05窓辺に差し込んだ光が やけに暖かくて
01:16いつもの笑顔って
01:19大きなのなんて聞くから照れくさい
01:23いつかもらった優しさを そっと育ててゆきたい
01:26いつかもらった愛情を きっと誰かに渡したい
01:29そばにあるだけで 愛しいものばかり
01:32眩しい日々は
01:34魔法みたい優しさは いつも私を少し強くしている
01:42そっとを超えてきらめて
01:44どこまでも行けるような気持ちになれるの
01:49あたしは明日からも このまま本気ないように
01:59生きてゆけるの
02:11まだでも
02:19きゃーん かわいいわ エレンちゃん
02:23想像以上よ
02:25ロベルもね
02:26ついでみたいに 言わないでください
02:31馬車の準備ができました
02:33ローレン すまない
02:35今回は天威魔法で 行くことにする
02:38
02:39さようでございますか
02:41父様 本当は逃げようと思ったときに
02:44御者の方がいると いろいろと面倒だと思ってます?
02:48鋭いね エレン
02:50頑張ってね エレンちゃん
02:52腹黒に負けたりしないでね
02:54兄上五分を
02:56戦いに行くわけじゃないんだから
03:01あなた ちゃんとエレンちゃんを守ってね
03:05それでは行ってきます
03:07ファイトよ エレンちゃん
03:09では
03:10ファイト
03:23ああ 嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ 嫌だ
03:25父様 嘆いていても仕方ありません
03:28きっちり肩をつけに行きましょう
03:31エレン なんでそんなにやる気なの?
03:34実を言いますと 腹黒さんと直接お話がしたかったのです
03:40さあ 行きましょう 父様
03:42何だろう 恐ろしい予感しかしない
03:48ロベル様だ 開門
03:51ロベル様と一緒にいる娘は誰だ?
03:55さあ
03:59ロベル様がおいでになられました
04:08ああ 待っていたよ ロベル
04:11そして 小さなお姫様
04:21初めまして 陛下
04:25ロベルの娘 エレンと申します
04:28エレン 私は君に会いたかったんだ
04:32そうですか
04:36そういうところ 本当にロベルの娘だ
04:39恐れながら 陛下
04:41人外です
04:42ひどい ひどいよ エレン
04:44エレン 最近どうしたの?
04:46合気がひどくない?
04:48父様 泣いちゃうよ
04:50お父様 巣が出てますよ
04:52あっ
04:55まあ 座ってくれたまえ
05:00巣のお前はそんなに明るかったのか
05:04小さい頃から我慢を強いられてきたのだ
05:07アギエルとの婚約のことはすまなかった
05:11だが あれは父上が決めたことだ
05:13それに今 二人ともここにはいない
05:17いない?
05:20問題を起こしたアギエルと
05:22その件で責任を取って退位した父上は
05:25辺境の屋敷へ移ったのだ
05:28もうここに戻ることは二度とないだろう
05:33妹の悪行を利用して 父親を王座から引きずり下ろした
05:39やはりこの人は腹黒です
05:41しかし サウベルも災難だな
05:44再婚相手がアギエルと同じような女だったとは
05:48同じと?
05:50気づいていないはずがないだろう
05:52貴族の間ではすでに噂の的だ
05:56父様
05:59どうしてそのような噂が?
06:01小さなお姫様に聞かせる話じゃないよ
06:04それは嘘ですね
06:07私が理解できると確信した上で 陛下はお話になっています
06:12ああ アルベルトを説得しただけはある
06:17ふっ
06:19陛下はいやらしい人ですね
06:21アルベルト王子様は バンクライフト家の窮地を切々と訴えていたのに
06:26その弱みにつけ込んで利用するなんて
06:31本当を言うと 二重スパイをしてもらってもよかったのですが
06:36それはやめました
06:37ほう
06:38ほう?
06:39陛下がアルベルト王子様を どう思ってるか分かりませんが
06:43私 王子様はスパイには 向いていないと思いましたので
06:48くっ… 予想以上だ
06:51ロベル お前 すごいな こんな子供を育てたなんて
06:57だったら 分かっているのだろう?
07:00サウベルの再婚相手の噂の出どころが
07:03試しているのですか?
07:05陛下は父様の交渉に その噂を利用している
07:11ですが すでに噂が広まっているということは…
07:16陛下が口を滑らせたとは 考えられません
07:20では 誰が?
07:22王子様ですね
07:23なぜそう思うのかな?
07:26アリアおばさまの父を見る目
07:28女性なら 気づけたと思います
07:31その後の披露パーティーが 途中で中止になったことからも
07:35何かあったと 勘づいたのでしょう
07:38それで?
07:39ただし 皇爵家である バンクライフト家の噂を オイソレとは流せない
07:45ならば 噂の主は同等か それ以上の地位の貴族
07:50そこで 王子様だと推測しました
07:56素晴らしいな
07:58私は一言も漏らしてないぞ
08:02断罪のことは
08:03断罪?
08:05何のことでしょうか?
08:07そう?
08:09てっきりおばさまの男癖が 悪いという噂かと思っていたのに
08:13断罪とは?
08:15女神バールの断罪だ
08:17サウベルの妻の手首に 茨のあざが浮かんでいるのだろう?
08:22アギエルと同じように
08:24隠し立てすると 後で困ることになるぞ
08:28お前?
08:30茨のあざなんて 見たことありません
08:33父様 私たちは王家の方々に 嫌われているのですね
08:37だとしても こんな根も葉もない噂まで ばらまかれているなんて
08:41思いもしませんでした
08:43本当だな エレン
08:45不愉快だし もう帰ろっか
08:48はい 父様
08:51まだ話は終わっていない
08:53どうやら憶測で しゃべってしまったようだ
08:58それについては 謝罪しよう
09:00妻にも あれは 誤りだったと伝えよう
09:03そんなことをして いいんですか?
09:06なぜだ?
09:07噂を流したジョー本人が 全言を撤回したら 王家は…
09:13はぁ… ここまでとは 思わなかったな
09:16だが そのままにしてても いいのかな?
09:21もともと 陛下は そのつもりでしょ?
09:24なぜなら 噂が広まる前に 私をここに連れてくる約束を
09:29すでに 父様と 取り付けていたのですから
09:32ねぇ エレン
09:34え?
09:35私の娘にならないか?
09:38陛下!
09:39家族への干渉の制限を 申し上げたはずです
09:42どうだったかな?
09:44うっ…
09:45私からお断りします
09:46私の父様は 父様だけです
09:49エレン いい子だね
09:52はぁ… 英雄の本当の姿が これだなんて
09:56実は今日 息子たちを 紹介したいと思っている
10:01いえ 結構です
10:03息子たちを ここへ
10:05はっ…
10:06エレン 君も きっと 気に入ると思うよ
10:09二人とも 他家の祝女たちに 大変な人気だ
10:13お金と権力が 目当ての方々ですかね?
10:16はっ… 親は そうだろうな
10:19だが 彼女たちは 純粋に 息子たちを 慕っている
10:23大人気じゃないですか
10:25でしたら 私は 必要ありませんね
10:28私が言うのも なんだが 見た目も いいと思う
10:31見た目の良さなど 父様や 母様を 見慣れているので
10:36さっ 帰りましょう 父様
10:39そうだな
10:40はぁ… ローベル お前の娘は 一体 何なんだ
10:45陛下が 私の娘に 勝てるはず ありませんよ
10:49親である 私ですら 勝てないのに
10:52なるほど
10:54入れ
10:56父上 失礼します
10:59失礼します
11:00おう 来たか
11:02紹介しよう
11:04上がガディエル 12 歳
11:06下がラスエル 9 歳だ
11:11英雄 ロベルと その娘 エレンだ
11:14あ…
11:21ロベル・バンクライフトです
11:23お会いできて光栄です
11:25もう 本当に あの英雄なのですか?
11:28こら ラスエル 失礼だろ?
11:30うわぁ… ごめんなさい
11:32あ…
11:35あ…
11:37あ…
11:39あ…
11:40あ…
11:43あ…
11:44照れているのかい?
11:45あ…
11:46あ…
11:47あ…
11:49あ…
11:50Are you okay?
11:52Are you feeling bad?
11:56Don't do it!
12:07Are you really okay?
12:10If you're feeling bad, let me relax.
12:16Go!
12:20Go!
12:26Say...
12:29What are you doing?
12:31I didn't want to meet you.
12:34What are you saying?
12:35Help me!
12:37Help me!
12:39Help me!
12:43Are you... me?
12:46Help me!
12:49Help me!
12:51Help me!
12:53Help me!
12:54Help me!
12:56Help me!
12:57Help me!
12:58What is this?
12:59What is this?
13:02What is this?
13:10This...
13:12You are...
13:14You are a ...
13:16I'm willing to serve our power!
13:17Men...
13:18Don't go down.
13:19Are you...
13:22Why are you open?
13:24Then...
13:25...
13:26...
13:27...
13:28...
13:29...
13:30...
13:31...
13:33...
13:34...
13:35...
13:36...
13:37...
13:39...
13:41...
13:42...
13:47...
13:56...
13:57...
14:07...
14:09...
14:10I'll go!
14:11You'll be the king!
14:12I'll be the king of the army!
14:15Why?
14:27I'm sorry for you...
14:30Help me...
14:32Help me...
14:35I'm going to go on my daughter!
14:41I'm going to die!
14:44I'm going to die!
14:49I'm going to die!
14:52I'm going to die!
14:55I'm going to die!
14:57I can't believe this.
14:59I can't believe this.
15:01What are you doing?
15:03I don't know what the hell is going on!
15:05I'm going to kill you!
15:07I'm going to kill you!
15:11I'm okay.
15:13I'm okay.
15:15Let's go.
15:20...
15:21...
15:22...
15:23...
15:24...
15:26EREEN
15:33EREEN
15:34...
15:35...
15:37...
15:41...
15:42...
15:43...
15:44ELEEN
15:45...
15:46...
15:51...
15:54...
15:56You don't worry about it.
16:02It's still early, right?
16:05Well, I had to meet you.
16:10There were also some呪い that looked like that.
16:14It's the cause of my daughter.
16:16My daughter's daughter's soul,
16:20she asked me to help her.
16:26Oh, my God.
16:31Are you okay?
16:34My son...
16:36I don't have to worry about it.
16:39I've lost my mind, but I'm not alone.
16:44That's right.
16:56Long-Peng Yuki
17:00Oh, my son...
17:05Are you sure?
17:07Where is she?
17:10I'm too late.
17:17This is...
17:18Eloi.
17:20You.
17:21I'll go back again.
17:22Oh.
17:24本当にこの祈りは精霊に届いているのかな毎年精霊祭で祈りを捧げていますけど200年前のことなのだからいい加減許してくれてもいいんじゃないかと思いますがそれに僕たちには関係ないことですよねそう思いませんか
17:47そう なぜ精霊が王家を避けるのか その答えが発見された隠し部屋にあった古い書物に記されていた
17:58王家がやったこと 精霊が受けた仕打ち
18:03そして 人間が怒らせてはならないものを怒らせたこと
18:10あの時見たもの あれが何だったのか 今ならわかる
18:17ここは200年前の惨劇が起きた場所だ
18:24祈りの理由も 人間の後悔も 今はもうない
18:30残されたのは 精霊たちとの加渾 傷 そして 受け取り手のない叫び
18:38また 今年も精霊祭の日が来たよ
18:56ねえ エレン 君はあれからどうしているの
19:01一目でいいから会いたいな 僕は君に謝りたいだけなんだ
19:11いつか精霊にも君にも 許してもらえる日が来るんだろうか
19:20許してもらえる日が来るんだろうか
19:23許してもらえる日が来るんだろうか
19:27また来るからね
19:31また来るからね
19:33そうね 大精霊たちはね 自分たちが何をしでかしたのか
19:45人間たちに分からせたかったのよ
19:52それでね 精霊たちの叫びを王に聞かせようと 魔法をかけたの
19:57当時の王は 知るまで叫び声を聞き続けたわ
20:12魔法は当時の王だけにかけたものだったの
20:17だから 子孫まで受け継がれるはずはなかった
20:21え じゃあなぜ
20:24行き場をなくした精霊の魂たちが 王家の血を呪って
20:30まとわりついてしまったのよ
20:32それが あの黒いもんや
20:35ええ だから今でも王家は呪いを受け続けている
20:40エレンちゃんが精霊祭に行ったことは知ってるわ
20:45そんなエレンちゃんだから
20:48悩んで苦しんで呪いを解こうとする
20:53だから今まで詳しくは話さなかったのよ
20:57母様 私は
21:01私は 囚われたままでいる同胞たちを救いたいのです
21:06あの時に受けた苦痛 屈辱 苦しみ そして怒りから
21:12解放してあげたい
21:15エレンちゃん 私の優しい娘なら そう言うと思っていたわ
21:24私に魂たちを解放する力があるのでしょうか
21:30難しいと思うわ
21:34人間たちは毎年 精霊祭で形だけの祈りをしているでしょう
21:43精霊たちへの感謝は愚か 過ちの反省もない形だけの行い
21:49だから今も許されていないのよ
21:53ロベルを夫とした私が言うのもなんだけど
21:58これ以上 呪いを受けた人間や
22:01彷徨う精霊の魂たちに 肩入れするのはおやめなさい
22:06これは精霊として 女神として 母としての忠告よ
22:12あ…は…は…は…は…はい
22:21丸い夢に溺れた
22:28喉が渇いて目覚めた
22:31これはいつの記憶なんだっけ
22:36誰か忘れてる気がしてまた眠る
22:43子供の振りをして 背伸びで盾になりたい
22:55手を取り合えば暖かくて 抱きしめ合えば柔らかくて
23:05約束しよう 私たちをずっと見つけるって
23:16この先何も起こらないように
23:21邪魔者なんて入らないように
23:27大切な人を大切にしたい
23:33オリジナルの誓い 口ずさんだ
23:41ああ…
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