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00:00The Non-Fiction
00:29そこで今回はそこに映されていた人々のその後の物語を5週連続でお届けします。
00:43家族の消えた家は死んだように静まり返っていた今では決してカメラが入れないような場所で大不況で生じた社会のゆがみを記録した映像
01:13それはバブル崩壊のなれの果て絶対に潰れないと言われた都市銀行が破綻し今年の漢字に唐という字が選ばれた1997年に放送されました世の中がお金に翻弄され地獄を味わったあの時代の物語です
01:41今とは全く違うオープニング映像の中番組はあまりに生々しいやりとりで幕を開けます
01:56支払い日はもう過ぎてるんだよ。それはわかっています。支払い日に過ぎてるものを待てないから一回利息入れて次の支払いまで伸ばせ、引き伸ばせばいいじゃないかよ。できないんですよね。それも。できなきゃあったお宅から毎日食っていけないじゃないかよ。
02:15いやそんなことないですよ。結果的にそうでしょ。
02:22だって赤字経営じゃったらやっぱり出せないんですよ。まあね。そうなんだ。今状態がもう。
02:30赤字経営はお宅の店はそうかもしれないけどお宅は人様からは税に借りてるんだからね。間違いすんなよ。
02:34だからそれは払わないと私は絶対言ってないんですよ。5件も借りてるから。
02:39わかってるよそんなこと。うちはお宅は1対1だから。お宅は1対1だから知らないけどね。
02:47予想なんか関係ないからうちは予想もあるからってそれは言い訳しかならない。
02:52はい、わかりました。
02:56電話しますって言ったでしょ。できない、できない、電話しますって言ったら誰だい。
03:01うん、だから今日今電話しようと思ったんですよ。
03:04今電話しようと思うんだよ。今日は8日だろ7日のやつそうじゃないかよ。
03:07うん。
03:08でも言ってんじゃねえよ、ほら。
03:10払ってくれよ。
03:11うん、なんかちょっと。
03:12払ってくれよ、払ってくれよ。
03:13ちょっとできないんですよ。
03:14ん?
03:15いざとできるのじゃ。
03:16ちょっとわかんないです、これ。
03:17わかんないじゃ困るんだよ。
03:21金がすべての世の中で、借金地獄の入り口、無人契約機が今日もあなたを待っている。
03:31誰でも気軽に借りられます。
03:34ただし金利は高い。
03:35最低でも25%以上。
03:38これで儲からないわけがない。
03:42昨年度企業決算で、ついに消費者金融3社が50位以内に登場。
03:48あのソニーでさえ追い抜かれた。
03:52その陰で、今日も借金地獄が生まれている。
03:57リストラの嵐の中、住宅ローンが払えない。
04:01あるいは事業に失敗して、家を差し押さえられ、競売にかけられる。
04:06マイホーム受難の時代。
04:09この家はローンが払えずに夜逃げした。
04:18そして我が家を競売にかけられる家族の悲しみ。
04:23大事なもんね。持っててくださいね。
04:27その競売で儲ける男もいる。人呼んで競売屋。
04:32なんせこの競売の面白さというのは、宝物を探すというようなね。
04:40宝物を探すというようなもんですよ。宝くじが当たるというようなね。
04:46競売屋の資本は根気と体力。
04:49体を鍛え、汗を流し、物件を探す。
04:54競売屋、噛み打ったない秀樹。42歳。
04:58借金地獄を生き抜く男。
05:01借金を返したいから風俗で働く。
05:05保湿マッサージ、ファッションヘルスの娘たち。
05:11サービスと引き換えに大金を稼ぐ。
05:1419歳で月収100万円以上。
05:21悲しいよ、でも。
05:25なんで?
05:27なんかいろんなことあったのに。
05:31こんなにコンパクトに収まって。
05:33収まって。
05:342人サインしてちょう。
05:352人サインしてちょう。
05:37借金地獄の向こうには、男と女、それぞれの物語が渦巻いている。
05:432人サインしてちょう。
05:502人サインしてちょう。
05:542人サインしてちょう。
05:57It's cheap. It's cheap. It's cheap.
06:07It's expensive.
06:11Do you have your father's house?
06:14Yes, I do.
06:16If you have a father's house, I'd like it.
06:21It's expensive.
06:24I'm trying to sell it.
06:28It's the best way to sell it.
06:32I don't want to sell it.
06:35I'm trying to sell it.
06:38I'm trying to sell it.
06:41It's expensive.
06:44It's expensive.
06:47It's expensive.
06:53It's expensive.
06:55It's expensive.
06:59This is the first place in the house.
07:01The goal is to sell this property.
07:03If it's a conversation,
07:05you can earn money for 300 million dollars.
07:11The aim is the building.
07:13The building is 700 square meters.
07:15The building is about the building.
07:17It's about 5,700 million dollars.
07:19It's about 5,700 million dollars.
07:21The building is about 55,000 dollars.
07:23The building is about 55,000 dollars.
07:25The building is about 55,000 dollars.
07:27It would be probably only 50,000 dollars.
07:31It's down to a little bit.
07:33There is a building in Japan about 79,000 dollars.
07:35A building that is 170,000 dollars for a stop line.
07:39The building price gives to a .
07:41It's elsewhere to have 55,000 dollars.
07:43It's just a firm nearby aisles.
07:45There is so much easier to say that the building comes in about 50,000 dollars.
07:49It's some kind.
07:51Was it a window?
07:53I want to fund the garden without any gaps in the progress.
07:56I think my face is a good thing.
08:00If you're in a car, you're going to be able to get a car.
08:05You're going to be able to get a car.
08:08It's a bubble bubble.
08:10It's not a bubble bubble.
08:14It's not a bad thing.
08:16It's not a bubble bubble.
08:21If you hit the bubble, you'll need to get it.
08:26The stock market is bad, but you can't get it.
08:30It's a good thing.
08:36He was looking for a store,
08:38and he was looking for a store,
08:41and he was looking for money to sell.
08:44The name of Hideki is a store for a business owner.
08:51金を貸した方が裁判所に頼み家や土地を差し押さえ一般に売り出す
08:59借金取り立ての最後の手段が競売である
09:02そのためか値段は驚くほど安い
09:07例えばこの物件敷地百坪の住宅
09:11借金総額1億6700万円
09:15これが最低価格2635万円で競売にかけられている
09:24この値段に人より1円でも高く付ければ誰でもこの家と土地が手に入る
09:30ちなみに相場では6000万円を軽く超えるという
09:41最近手に入れた住宅へ向かう 今日は明け渡し家族が出て行く日
09:48その大きいやつでしょ
09:50このインちゃん
09:52年老いた母と息子の2人暮らし
10:00商売に失敗し30年以上住んだこの家を今日明け渡す
10:07明け渡し書にサインをし母音を押す
10:14はい
10:21冷蔵庫は誰持っている
10:23いらないです いらない
10:24冷蔵庫いらない
10:25はい
10:26あとはこういう食器
10:29食器棚環境もいらないね
10:33あとは大事なもんねあの持っててくださいねよくお尻の奥にあの通帳を入れていたとかそういうのとか
10:50はい
10:53翌日家の表に立ち入り禁止の張り紙を貼る
10:57神売った内はこの物件を壺50万円で手に入れた
11:03相場では70万円を下らない
11:06この古びた家はいずれ取り壊すつもりである
11:11はい このままいいですか
11:13はい
11:14いいですか
11:15家族の消えた家は死んだように静まり返っていた
11:22家族の消えた家は死んだように静まり返っていた
11:26家族の家族は死んだ dür�しい
11:28家のディガエlっていた
11:31家族の入っていた
11:32家族の封壮を増えてくる
11:33家族は死んだような
11:34家族の中原用です
11:35家族族を追い返っていた
11:36家族に引に帰っていた
11:47家族の上手は死んだので
11:48家族の中原手は死んだLink зн op
11:54家族の中原返年代表са
11:55郷売や紙売った内は東北の貧しい農家の次男として生まれた。
12:03昭和45年、集団就職で上京。
12:07中卒の少年は仕事を転々としながら野学に通う。
12:12金を貯め、自分の家を持つことが夢だった。
12:1722歳の時、警視庁巡査になる。
12:21しかし1年余りで退職。働けば働くほど金が入る。
12:26そんな仕事をしたかったからだという。
12:32事務所には今も20年前の任命書が飾られている。
12:39お金と。最終的にはお金です。
12:42ですからよく皆さんね、いろんなことを私も言われました。
12:48いろんな私も職業をやってきました。
12:50その中のある会社の社長さんはですね。
12:53社長夫人が私にこう言いました。
12:56神田内君ね。
12:58金、金、金と言うけれども、そういう世の中ではないんだよと。
13:03私に私が言われました。
13:06それで私は違うなと思いました。
13:09なんせその金がなければ生活できない。
13:13例えばキャラメルを買うにしても、ただではくれない。
13:19ですからそういった形でですね。
13:21なんせその金がなきゃダメなんだと。
13:24今その私に金、金ってそんなに思うんじゃないと。
13:28言った社長夫人のとこはどうなってるかと。
13:30言いますとですね。
13:32はっきり言って倒産してます。
13:34金がなきゃ、女房子供も養っていけないと。
13:38私はそう思いますね。
13:40うん。
13:43リオ、いいか?
13:45リオはカブトムシやるんですって。
13:46家族は妻と2歳の長男。
13:49うん。
13:50そして6歳の長女。
13:51いいか?
13:52何年ぐるぐるってあげんな。
13:54はい、はい、カブトムシ。
13:571、2、1、2、1、2、1、2、1、2、1、2、1、2、1、2、1、2。
14:00家族そろって健康に暮らす。
14:02これが一番幸せですという。
14:041、2、1、2、1、2、1、2、1、2、1、2。
14:07念願の家は10年前に8000万円で買った。
14:11ローンはない。
14:19明け渡しから1週間後取り壊し、
14:22家族の思い出が詰まった家が消える。
14:30ここにはやがて新しい家が立ち、
14:33新しい家族が住む。
14:35そして上売った内は金を儲ける。
14:44上売った内の事務所は船橋市にある。
14:49事務所に落ち着く暇はない。
14:52じゃあ行きますか。
14:53はい。
14:54じゃあ行きます。
14:55有利な物件を探さないことには、
14:57金は一銭も入ってこない。
15:02現地を自分の目で見る。
15:04これが鉄則である。
15:06千葉地裁。
15:077月入札の目干しい協売物件を、
15:09一つ一つ見て回る。
15:11浦安市の住宅。
15:16敷地34坪。
15:18門地にあって環境はいい。
15:20最低価格、坪86万円。
15:26相場では100万円を下らない。
15:28これは隣の家が欲しがる物件だ。
15:35迷わず隣の家に飛び込む。
15:41うちは素直に言います。
15:42これですよ。
15:442936万円。
15:47現金で。
15:49そう。
15:50ただしですね、
15:52もしお宅さんが欲しいっていうことであれば、
15:54うちの方で一時的にお金の方も出してみます。
15:58出してあげて。
15:59それでね。
16:001ヶ月ぐらいうちの方でタデ買いしてあげて、
16:02ローンを出たらうちの方に払ってもらうと。
16:05だいたい我々もですね、もし奥さんの方で買わないよって言ってもですね、
16:10うちの方でも検討しようと思ってます。
16:13入札はね。
16:15ですからそういった面ではね、
16:18うちの方はもうすべてオープンに素直に話してます。
16:23感触は悪くなかった。
16:25連絡を待つことにする。
16:28次は市川市の物件。
16:30同じく住宅。
16:3132坪。
16:34安いですね。
16:352,100万。
16:37はぁ。
16:38何つどこやるのかしら。
16:3932。
16:40安いです。
16:42今どんどん安くしても、ここ100万では。
16:45うん。
16:46うん。
16:47私ですね。
16:48神戸名と申しますので。
16:49もし何か。
16:50もし何かあったらね、お電話を頂いてください。
16:52はい。
16:53はい。
16:54もしもおたく様のね、知り合いで欲しいっていう方がいればね、
16:57私の方でその辺もお手伝いさせていただきます。
17:00もう少し早かったらね、うち来たの娘でも買わせたんだけども、
17:04もう建てましたもの。
17:06うん。
17:07貧乏人に必要なものは気力と体力。
17:14中卒の少年はそう信じて生きてきた。
17:23世の中は甘くない。
17:25返せない金は絶対借りるな。
17:28そう信じる男にとってバブルのはじけた今は人生最大のチャンスである。
17:34明日は落札物件の強制執行の日。
17:43体力が必要だ。
17:53去年落札した住宅から住人がどうしても立ち退かない。
17:58今日は裁判所に頼んで明け渡しの強制執行を行う。
18:04暑いですね。
18:14あなたの方が任意に逮捕してないからよ。
18:17処分できなくなっちゃったんだよ。
18:19ねっ。
18:21処分していいんだったらこんなに外しちゃってよ。
18:24本気、この本気社代で。
18:26この家の元住人は落札価格が安すぎると8ヶ月以上も立ち退きを拒否していた。
18:39話し合いに1回のお金の方が応じていないっていうことについてはね。
18:43夫婦は残るけど。
18:44まああとはね。
18:45まあ体健康ね。
18:47気をつけ。
18:48いずれにせよ、強制執行が決まった以上。
18:50元住人はここを出るしかない。
18:57残された家具の処分を決める。
19:01これどうする?
19:02いらない。
19:03いらない。
19:04これもいらない。
19:05これもいらない。
19:06これもいらないね。
19:07うん。
19:08何もなしと。
19:09はい。
19:10この家を強売で買ったのは、17年間付き合った隣の家の主人だった。
19:16元住人はそのことに驚き、価格のあまりの安さにさらに驚いた。
19:21はい。
19:22何もないね。
19:23時価2000万円はくだらないこの家が、なんと1100万円で落札された。
19:29値をつけたのは代理人の上売った内だった。
19:34隣の土地は安ければ誰でも欲しがる。
19:38そんな上売った内の持論そのままの強売結果だった。
19:42すぐに鍵を取り替える。
19:48これも強制執行の一部である。
19:51事業に失敗し、自宅を隣家の主人に強売で、
19:58買い取られる。
20:00しかも落札価格が安いから、借金はまだたっぷり残っている。
20:0717、18年ですか。
20:14あそこに一緒におったわけです。
20:16その間には、言い尽くせないお互いの助け合いがあったわけですね。
20:20私の方でいろいろなお世話をする時もあるし、また向こうのお世話にもなることがあったわけですね。
20:25そういう交流があった人が、ぱったりその点から向こうは交流を遮断してきたわけですね。
20:33だからそういうものに対して自分として、こうだあだということは、これは何の権力もないし、あれだから、いいもしなかったし。
20:42で、向こうがいわゆるこういう代理人を立ってきたんで、うちの方でも一応代理人を立って、
20:48代理人同士で話をしようと思ったけれども、まあこっちは応じなかったということですね。
20:541ヶ月後、その家はリフォームされ、家賃9万8000円の借家となった。
21:03入札手続きからこのリフォーム、そして借り手の募集まで、すべて紙売った内が受け負った。
21:14今日も紙売った内は物件調査に歩いていた。
21:237月の千葉地裁の入札日も近い。
21:32そろそろ数ある物件の中から、入札物件を絞り込まなければならない。
21:43まあ、面白い物件ですよ、これ。
21:46彼が最終的に狙いを定めたのは、奈良篠市の物件だった。
21:52現在は倉庫として使用されているが、敷地が200坪と広く、駅からわずか400メートル。
21:59相場では土地代だけで1億6000万円を下らないこの物件が、最低売却価格、わずか7921万円で競売に出されている。
22:14この土地を自前で入札し、運よく落とせれば数千万円の利益が見込める。
22:21しかし、そのためには8000万円を超す自己資金が必要である。
22:27私どもは入札します。
22:32それで保証金を振り込んできましたので、1584万2千円と、これが2割金なんですね。
22:40最低金額の2割金です。
22:44保証金というか最低売却価格の2割。
22:47ですからもうこれ振り込んでますから間違いなく私どもはやります。
22:577月29日入札の日上売田苗は入札価格をいくらに決めたのだろうか。
23:10一応ですね9521万1000ですから1600万アップですね1600万売却に。
23:30おそらくこれだと落ちるか落ちないかギリギリの線だと。
23:40ですからこれは来月の8月の6日が改札ですから、その時にどういうふうな結果が出るか、これは楽しみに待ってますけどね。
23:50入札書の入れる袋ですねこれはいそれの中にこれを入れると入札書をですねはい四角証明入札書あとはこれはまあいらないと分かりましたじゃあそれやってもらって入札価格9521万1000円果たして落とせるだろうか?
24:20上売田苗は取り壊した家の跡地に新しい家を建てるための自沈祭に参加した。
24:30入札から家の建築まですべて彼が受け負っている。
24:36疲れ祭様。
24:48競売で家を失った家族の思いを含め様々な災いが新しい家族に降りかからないように土地の神様に祈る。
24:58家を建てるのは33歳のサラリーマン。
25:14家を建てるのは33歳のサラリーマン。
25:26子供の学校もありますし、実家から近いところで探したんですけども、大変なのはこれからですよ。
25:36ローンを払っていかなきゃいけない。
25:4630年ローンで総額4000万円。
25:56新しい家は11月には出来上がる。
25:598月7日、入札結果発表の翌日。
26:08昨日の改札はどうでした?
26:11昨日の改札は結果はダメでしたね。
26:17これですね。
26:191億200万で脅してますね。
26:22住宅さんが脅したと。
26:24それで私どもの方が9521万1000円。
26:30アサヒホーム株式会社。
26:32自住院なんですか?
26:33自住院です。
26:34競売っていうのは自住院じゃ何の意味もないと。
26:38脅すか脅せないか。
26:40もうこれですね。
26:41はっきり申し上げましてね。
26:43ですから102…
26:46壺51万ですね。
26:49壺51万っていうのは安いですよ。
26:52決して高くはない。
26:54エンドユーザー、一般のお客さんが買うとなれば、壺80万から90万ぐらいではいくんじゃないかなと思いますね。
27:04今回、自住院さん、今回ちょっと残念な結果になってしまった。
27:07そうですね。
27:08だけど、これからね、ボンボン出てきますから。
27:11それをね、まだ期待してね。
27:13競売物件っていうのは、湧き水のようにね、湧いてくるわけですから。
27:17それを、その湧いてくる水をね、うまくこうすくい上げると。
27:23湧き水のように増え続ける競売物件。
27:27建設途中で放置されたこの建て売り住宅も、いずれは競売にかけられる。
27:37ローンが払えなくなって余逃げした家。
27:41最近こうした家が増えている。
27:47畜産年のこの家は、わずか500万円で競売に足されている。
27:56住宅ローンは借金である。
27:59払えなくなれば差し押さえられ、競売にかけられる。
28:05ローン破産の予備軍は、日本全体で100万世帯に上ると予測される。
28:15実はですね、おたくさん競売に出てるっていうのは、ご存知ですよね。
28:21それでね、ちょっとご相談にお伺いしたいんですが。
28:27あのー。
28:29えっ。
28:31あの、不動産屋さんか何か。
28:34ああ、そうですか。お母さんの方で。
28:36ああ、そうですか。もし差し控えなければですね。
28:39あの、私の方からですね。
28:41電話でも結構なんですけれども。
28:44娘ちょっと、ちょっと聞きたいことがあったもんですね。
28:48あの、電話番号は0473の何番でしたっけ。
28:54ファッションヘルスで働く娘たち。
28:59彼女たちの半分以上は、借金を返すために働き始めた。
29:11風俗の娘たちの借金地獄。
29:15午後5時。
29:20出勤。
29:21横浜あけぼの町に彼女の店はある。
29:25おはようございます。
29:29店では約40人の娘たちが、3交代制で働いている。
29:41仕事着に着替える。
29:45今日は体調が悪い。
29:55一日にシャワーを何回も浴びるせいか、夏風がいつまでも抜けない。
30:01仕事は夕方5時から12時までの7時間。
30:23多い子は10人以上の客の相手をする。
30:29クロスターのコース、オルファーは3番でお願いします。
30:33お願いします。
30:46幅2メートルあるかないかという狭い個室。
30:49店にいる時間のほとんどを見知らぬ客とここで過ごす。
30:57今日は給料の支払い日。
30:59全て部合制である。
31:01客の数とサービスの内容で彼女たちの収入は決まる。
31:06この辺効いてるな。
31:10何これ。
31:12早番預かりだ。
31:1516万。
31:1716万。
31:21様々な手当を含め稼ぎ高は150万円を超えた。
31:37言われたのは今日。
31:39店長にも。
31:41客は何を求めに来てるんだって。
31:45理想以上の彼女。
31:47優しくていつも笑顔でわがまま言っても聞いてくれて。
31:53それでストレスはたまるよね。
31:57たまるたまる。
31:59誰も知らない遠くへ逃げる。
32:03私も行こうか。
32:05仕事とは関係ない友達だからさ。
32:11ここで出会ったけどね。
32:12そう、ここで出会ったけど仕事は関係ない。
32:19ああ。
32:20万札の飛び交う町だ。
32:23うわあ。
32:25午前4時30分。
32:42午前4時30分。
32:4422歳の娘がバイクで出勤してきた。
32:49おはよう。
32:53元看護婦の榊は500万円の借金を返すため、この店で働き始めた。
33:03朝5時から10時までの早朝晩を、彼女は毎日勤めている。
33:10朝早いからみんな嫌がる早朝晩は、女の子の数が少ないため、客がつきやすい。
33:21榊はこの早朝晩を終えた後、夜8時から12時の遅番もこなしている。
33:29少しでも稼ぐためである。
33:31この時間帯の生活みたいなのも慣れました。
33:34でも1年ぐらい。
33:38あ、でも宝くじ発表になったんですよね。
33:40さまちゃんと、まだ見てない。
33:46でもね、当たってるから。
33:48当たってるはずだから。
33:50見たら、もう次の日にはここいないよ。
33:54みたいな。
33:56せっかく私、全預かりだから、この分の給料なくなっちゃうのは嫌だから、やっぱり社長とか店長とかには辞めます。
34:07預かりはちゃんともらえるようにして。
34:09私だったら、そんな走らない。
34:11いや、いらなくないよ。
34:13だって、体張って嫌な思いして稼いでるお金だよ。
34:17でもそっち、なんて、宝くじの1億5000万と、やっぱり自分で稼いだお金、どっちが重いかって、やっぱり自分で稼いだ方が重いから。
34:26金額的には1億5000万だけど、例えば100万と5000万、自身が1億5000万だったら、やっぱり1億5000万取っちゃうけど、
34:34でもこっちは自分で汗水垂らして、もう嫌なお客さんとかもいっぱいいて、耐えて稼いだお金がやっぱりこっちの方が、見られたくもない裸見られてさ。
34:44見られたくもない裸を見られ、男たちにサービスをして稼いだ金。
34:58榊は今月160万円を手に入れた。
35:04あと3ヶ月後には、男に騙され、抱え込んだ借金の返済も終わり。
35:10何?
35:12一番人でやっぱり、弱金が多かったのは、その男関係。
35:18それが見据えちゃったんですか?
35:20見据えた感じになりますよね。
35:23保証人かぶっちゃったとか、その保証人書いたものを、知らないで書いて、
35:31何かもあれで、サインして、日にかん押してって言われて、
35:35それでやっちゃったら、連帯保証人になっちゃって、
35:40その男がとんずらしちゃって、
35:43それが私に請求期だったって。
35:47親にも言えないし、
35:49だから弁護士、弁護士さんに相談して、
35:53いろいろなしにしてもらうとかできたらしいんですけど、
35:59でも、親にバレちゃうじゃないですか。
36:02職場にもバレちゃったら、やっぱり親らしい。
36:07続けられるかなって、その時は思いましたか?
36:11続けられるかっていうより、続けなきゃって。
36:15稼がなきゃって。
36:18今はもっとやつ慣れましたか?
36:21慣れたっていうか、慣れたくないですよね。
36:31翌朝、午前5時。
36:34榊はプリクラを貼った手書きの名刺を作っていた。
36:40客に渡し、少しでも氏名を増やしてもらえば、
36:43稼ぎも増える。
36:46借金を返し終えたら、次は自分のために1000万円を貯める。
36:52それが榊の目標である。
36:56体調を崩して、ここ2週間ほど休んでいた。
37:06少し痩せたようだ。
37:08少し痩せたようだ。
37:18貰ってなかった7月分の給料を10日遅れで受け取る。
37:24休んだせいもあって7月分の給料は少し減った。
37:34それでも140万円はあった。
37:43これが4度目の給料。
37:45金の扱いもかなり手慣れてきた。
37:55あと8回給料をもらい、1年が終わるまでにはこの仕事をやめたいと考えている。
38:05貯物です。
38:12悲しいよ、でも。
38:15なんかいろんなことあったのに。
38:19こんなにコンパクトに収まって。
38:222人サインしてちゃおう。
38:24コンパクトすぎる。
38:26なんかこうやって形になっちゃうと寂しい。
38:31あっ、これ自分欲しいじゃん。
38:37あ、いいにゃん。
38:41グッド。
38:43グッド。
38:44お疲れさまです。
38:46お疲れ。
38:47お疲れ。
38:48バイ、ビジ。
38:49行きますよ。
38:51お金と。最終的にはお金です。
38:56あれから28年、人生最終的には金と言い切っていた郷梅屋上売った内さんは今どうしているのでしょうか。
39:10あの放送から28年がたった郷梅屋上売った内さんは自社ビルに豪華な社長室を持ち大成功を収めていました。
39:34これを持っていた方の会社が競売に変わったの会社が日知も幸もいかなくなって私に相談があったの扱う資金は桁違いに膨れ上がり競売物件の規模も昔とは大違いです
39:56この緑の部分が全部うちのもの。
40:04これは鎌倉にある企業の保養施設を山ごと落札したもの。
40:10これ全部おいくらで落札されたんですか?
40:15これはこの数字6億2220万大手企業に買ってもらって低層マンションを作るあとは開発をして木建てを作るか。
40:30当時2歳だった長男も後取りとして父を支えるようになるなど上売った内さんの人生はまさに成功者のそれに見えますが聞きたかったのは今でも人生かねと思っているか否かです。
40:54まず全てがお金今でもそれは言える私はそういういろんな人を見ていくから人の財産をただで食っていこうという人間たちが多くなってるだから人を救って利益を得る今そういう感じになってきているよね。
41:22人を救って利益を得るそう言ってこの日向かったのは高級住宅地で200坪を超える都内の大豪邸です家主は80歳の田渕さん自宅でがんの先端治療を行うクリニックを営んでいましたが半年前に行っていました。
41:50半年前に引退しこの家を売ろうと考えていました。そこへ。
41:57ある人がお金を貸してくれ貸してくれって毎日のように来るんですよお金がないから貸せない貸せないって言ってたんだけれども貸してくれる人が出たよって言ってそれで連れて行かれて連れて行かれたのは都内にある小さな会社そこで土地を担保に6000万円を借り男性に5000万円を貸すという取引をしたのです。
42:24男性は田渕さんに1ヶ月で30倍の15億円にして返すと約束しましたが半年経っても金は返ってこず。
42:39この家を競売にかけられそうになって上売った内さんに相談したのです。
42:46返済の窓口は男性の妻を名乗る女性でした。
42:53いい人だと思っていた。
43:00その女性に電話をしてみると。
43:02返済の窓口は男性の妻を名乗る女性でした。
43:09いい人だと思っていた。
43:11その女性に電話をしてみると。
43:18もしもし。
43:21もしもし。
43:22先生。
43:23帰ってきたの?
43:24帰ってきました。
43:27その人は借金のことなどなかったかのように、今でも食事や遊びに誘ってくるといいます。
43:35はい。
43:36でも借りた人っていうのはケロッとしてるよね。
43:38うん。
43:39カラッとしてる。
43:40ね。
43:41深刻には考えてない。
43:43今、社長と。
43:46上売った内さんは借金を代わりに返済し、宅地の所有権を一旦自社に移しました。
43:55大船に乗ってていいんですよ。
43:57ね。
43:58なぜか。
43:59なぜか。
44:00こういういろんな人が来ても、これをいじることはできないから。
44:06はい。
44:07いろんな人が来てましたよね、不動産屋さん。
44:09きちゃっと来なくなったよ。
44:10でしょ。
44:12買い手が現れたら、所有権を田淵さんに戻し、販売手数料だけを受け取るつもりです。
44:21ありがとうございました。
44:23ね。
44:24お願いします。
44:25本当に分かりました。
44:26確実なお客、買える人、そういう人たちに売っていく。
44:33信じてもらった以上は、あくまでもずっと信じてもらっていきたい。
44:38これを完璧に取引をして、上売った内さんに頼んでよかったなと。
44:42私はそういうふうになってきた。
44:46たとえ、時代は令和になっても、世の中はこの男を必要としていました。
44:56その男は、嫌な子も使っていたかったので、悔しいことは判断されていました。
45:01その男のも、やつもらえたからない。
45:04でも、あなたは見たことが悪い方で、2人たちがない。
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