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00:00SIREN
00:22すいませんちょっと胸の音聞かせてくださいね
00:24ありがとう
00:30What are you doing?
00:37What are you doing?
00:40The smell of gas.
00:56What are you doing?
00:58No, that's it.
01:00I don't know.
02:00If you don't want to go to jail, you will be able to go to jail.
02:06Of course, you will be able to get there.
02:30殺人事件とお聞きしまして。
02:32でも普通は司法警察職員の資格を持った刑務官も捜査するはずでしょ。
02:37よく警視庁が入りましたね。
02:39だからこそ我々が揉めている場合ではありません。
02:42あっ、刑務官だけで捜査する口実を与えちゃいますね。
02:46というわけでお互い仲良くしましょう。
02:48マジかよ。
02:5418時4分、波岡修造の死亡を確認しました。
02:58水錠、つまり調理場の包丁だそうです。
03:02でも、牛犯の片付け後確認した時はありました?
03:06じゃあ、その後犯人がこれを盗んだ。
03:09事件発生時、刑務所内に部外者は。
03:13いません。
03:14つまり犯人は刑務所内にいるということですね。
03:17お前、ゼル返しろ。騒ぐな。
03:23騒ぐな。
03:24スーパーしろ。
03:28ここです。
03:29何でもありませんから、安心してお休みください。
03:37あの、鍵はかけてないんですか?
03:40ええ。自力で動けない自由病人の坊にはね。
03:44いざという時、鍵の開け閉めしていると手遅れになる場合があるんで。
03:48なのに、ここだけ鍵を閉めてた。
03:50ええ。波岡は回復に向かっていて動けたので。
03:54ということは、犯人はここの鍵を開けられる人物。
03:58あ、鍵を開けたのは自分です。
04:01佐野先生に頼まれて。
04:03佐野先生。
04:04どうぞ。
04:05あ、こちらが教会士の佐野先生です。
04:08教会士?
04:09罪人、教え、悟し。正義に導く人です。
04:15あの、被害者にどんな用があったんですか?
04:18波岡さんに教会を受けてもらおうと思いまして。
04:21でも、拒否されました。
04:23先生、だから無理に教会を進めないでくださいとあれほど。
04:27すみません。まさかこんなことになるなんて。
04:30だとすると、看護師さんが来るまで、ここには被害者と佐野先生だけってことになりますけど。
04:36ああ、私は看護師さんが来る前にここを出ました。
04:40廊下で変な音が鳴っていたので気になって。
04:43佐野先生も水上から包丁を持ち出せますよね。
04:58いや、しかし、正職者を疑いたくはないんですが、これも仕事なんで。
05:03佐野先生は被害者以外にも教会を進めていたのでしょうか。
05:07いえ、私の知る範囲では波岡だけだったと。
05:11なぜ、波岡さんだけなのでしょう。
05:13警部殿、あの、そんなに操作してるなら分担しませんか。
05:18はい。
05:19職員は我々は調べます。
05:22お二人は、あの、病気の受刑者。
05:25なるほど。病気の受刑者はほとんどが動けない人ばかりですからね。
05:29しかも動ける人の棒には鍵がかかっている。
05:32なるほど。容疑者の可能性が低いから僕たちに押し付けるんですね。
05:36われわれは構いませんよ。
05:38寛部君。
05:39はーい。
05:42問題のガスレンジの指紋は?
05:48こちらです。
05:53こちら、部分的に指紋が消えてました。
05:58あと、こちらなんですが。
06:04狂気の包丁があった。
06:07ここも一部、しもむを聞いてました。
06:10なるほど。
06:11つまり犯人は手袋をしていた可能性が高い。
06:14ということは、犯人は夕食の片付けが終わり、誰もいなくなったここに忍び込んで、包丁を盗み出し、ガスのつまみをひねって出た。
06:25やがてガス漏れで放置機が作動。刑務官がここに駆けつけ、某の警備が手薄になった隙に、波岡を刺し殺した。
06:33受刑者フロアと職員フロアを仕切る扉には鍵がかかっています。よってここには職員しか入れません。
06:48ここで調理をする。経理夫はどうでしょう。
06:52経理夫?
06:53刑務官の作業を手伝う短期の受刑者です。
06:57そういう健康な人の棒には鍵がかかってるんじゃないですか。
07:01はい。でもその時間、トムラという経理夫が油ごみが気になると言ったので、ここに入ることを許可しました。
07:12つまり入れたのは職員とトムラという経理夫。
07:15経理夫ですか。
07:17あ、あれ、受刑者の捜査は僕らの担当では。
07:22いや、お二人は病気の受刑者です。
07:25健康な受刑者は我々が調べます。
07:29殺された波岡修造は暴力団員だったようですね。
07:3410年前。
07:36やめろって!
07:37やらー!
07:40大丈夫?
07:42つまる。
07:43喧嘩の仲裁に入った男性を刺し殺し、
07:46懲役12年の判決で、調布刑務所に服役。
07:50その後、服役中に肝硬変を発症。
07:53去年の12月、既得状態で青梅医療刑務所に移送されています。
07:58回復に向かっていたと言ってましたね。
08:01治療が成功して14日だから。
08:04あ、今日には元の刑務所に戻る予定だったみたいです。
08:08つまり、医療刑務所にいるのもあとわずかだった。
08:12元の刑務所で満期まで過ごす予定だったんでしょうね。
08:15何せ、暴力団員には仮釈放はないですから。
08:19いえ、浪岡は暴力団を抜けたようですよ。
08:22えっ?
08:23前の刑務所で離脱指導を受けています。
08:25あの、離脱指導って。
08:27ふっ、知らないの?
08:30受刑者が暴力団を抜ける意思を示すとね、その暴力団を管轄する警察に離脱願いが送られるんで。
08:40その離脱願いを受理した警察は暴力団の責任者に足抜けを承認させる。それが離脱指導です。
08:47離脱指導です。
08:48勉強になりました。
08:50ふっ。
08:51確かにそれで浪岡は仮釈放になる予定でした。
08:58最近取り消しになりましたけどね。
09:01えっ?
09:02あっ、暴力団からの離脱が嘘だと分かって。
09:06どうして嘘が分かったのでしょう。
09:09浪岡は出生後の身元非経験人に内縁の妻を指定したんですが、その女との間に交際の事実がなかったんですよ。
09:18女は浪岡と同じ暴力団員の妻でした。
09:22つまり浪岡に暴力団を辞める意思はなかった。
09:26全く反省してなかったんだ、浪岡って男は。
09:29それで最近仮釈放を取り消された。
09:32一週間前です。
09:34自業自得ですが、ひどく荒れましてね。
09:37ふっ。
09:38ふっ。
09:39殺人じゃねえぞ!
09:40殺人じゃねえぞ!
09:41殺人!
09:42殺人!
09:43殺人!
09:44殺人!
09:45殺人!
09:46殺人!
09:47殺人!
09:48殺人!
09:49殺人!
09:50殺人!
09:51殺人!
09:52殺人!
09:53その受刑者も浪岡同様ここで治療中。
09:56ええ。
09:57余命はどれぐらいでしょう。
09:58何でそれ。
09:59そうですか。
10:00やはり、手遅れでしたか。
10:03すいません。
10:04こういう人なんですが、公害はしませんから。
10:08それがないと、どこも行けなくてね。
10:09なるほど。
10:10だから、鍵がかかってないんだ。
10:11お迎えは浪岡さんのお部屋ですね。
10:14死んでくれて生成した。
10:15おや。
10:16死んでくれて生成した。
10:17おや。
10:18死んだとは言っていませんが。
10:20故。
10:21故。
10:22故。
10:23故。
10:24故。
10:25故。
10:26故。
10:27故。
10:28故。
10:29故。
10:30故。
10:31故。
10:32故。
10:33故。
10:34故。
10:35故。
10:36故。
10:37故。
10:38故。
10:39故。
10:40あんたたち刑事が来た。
10:42病死じゃないよね。
10:43殺されておうだろう。
10:44だとすると何か心当たりが。
10:46あれよ。
10:47天罰だ。
10:49天罰。
10:51アイツはね、俺と同じような病気で、俺と同じ人殺しだ。
11:00つまり、枝さん、あなたの罪状も殺人。
11:03なのに、アイツだけ助かるなんて不公平だろ。
11:08言うべ、向かいから何か物音しませんでした。
11:12非常ベールが鳴った。
11:14が鳴る前に。
11:16さあね。
11:17じゃあ、最近は。
11:21叫んでたな。
11:24叫んでた?波岡側はなんて。
11:26殺してやるって。
11:28えっ。
11:30殺してやる。誰を。
11:32さあね。
11:34入ります。ちょっと見せてください。
11:38あ、俺構わないよ。オンスカールの刑事さんたちが見てても。
11:44あ、これは。失礼。
11:48あ、ありましたね。
11:512日前の夜19時過ぎに。
11:53誰のことを殺してやるって叫んでたんですか。
11:56さあ、そんなことよくあるんで。
11:59殺してやる。死んでやる。呪ってやるって。
12:04受刑者は夜精神的に追い詰められてよくもがるんです。
12:09もがる。
12:11ああ。
12:12もがり笛知ってます?
12:15もがり笛。
12:16季語ですね、冬の。
12:18ええ。我々も受刑者も廃校する者が多いんで。
12:22強い風が電線や竹垣の間を通るときに出す音です。
12:26あの、かんだかい笛のような。
12:28転じて狭いところに押し込められた人があげる悲鳴。
12:42刑務所ではそういう解釈をしたりします。
12:45興味深いですね。
12:47ところで一つお聞きしたいのですが。
12:49あ、枝の独房にあった封筒でしょ。
12:52ええ。受刑者が便箋や封筒を要求することはあると思うのですが。
12:56でも封筒だけってのは珍しいですよね。
12:59いえ。便箋二枚と封筒を一通与えたはずです。
13:10一週間前、被害者遺族に手紙を出したいという理由で。
13:14被害者遺族へ手紙を。
13:16まあ、結局書かなかったようですけどね。
13:19すみませんが、枝の身分帳お預かりできますか。
13:24枝勤む64歳。
13:27若い頃から窃盗や傷害など犯罪に手を染めてますね。
13:31唯一の憎しんであった父親が死亡した後、
13:34調理士免許を取得し後世。
13:37しかし、これを読む限り犯罪歴が分かるたびに
13:41解雇されていたようですね。
13:4460歳の時に勤めていた飲食店で、
13:48また犯罪歴がばれた。
13:50お願いします。
13:52追い出されたらこの年で他に仕事なんかないんです。
13:54善家者に包丁は持たせられない。
13:57包丁使う犯罪なんてしてませんよ。
13:59犯罪に違いがあるか。
14:01お願いします。
14:03そんな、お前にうるさん。
14:05電気!
14:08電気!
14:10電気者が!
14:15電気者!
14:17被害者の伊藤雅宏さんは死亡。
14:20枝は懲役12年を命じられています。
14:24山梨刑務所で凸血をしたのが去年の10月。
14:27それで移送され、末期の胆脳癌が発見されています。
14:31罪状も判決も病気も、奈美岡によく似てますね。
14:36だからですかね。奈美岡とは仲が悪かったです。
14:42同じような病気で奈美岡だけが助かったからですか。
14:45かもしれません。
14:47治療を始めたのも同じ頃でしたか。
14:50その枝が1週間前、被害者遺族に手紙を出したいと言い出した。
14:54他に最近、彼に変わった様子はありませんでしたか。
14:58同じ頃、急に教会を希望しましたね。
15:02教会を。
15:031週間前、彼はなぜ突然、教会を希望したのでしょう。
15:07さあ、私がここにいる日だったからでしょうか。
15:10ここにいる日とは。
15:12私が教会に来るのは、週に1度なんで。
15:15あれ、でも先生、昨日も今日もいますよね。
15:18私のせいですから。奈美岡さんの死は、私が彼を人にしたせいで。
15:23いや、誰もそんな風には思ってないと思いますよ。
15:26あの、なぜ枝さんが教会を希望した理由を調べているんですか。
15:35奈美岡さんの事件と何か関係が。
15:38枝勤務は、被害者遺族に手紙を出そうとしました。
15:45そのすぐ後、教会を希望した。
15:48ともに1週間前です。
15:511週間前、彼の身に何かが起きた。
15:55僕はそう思います。
15:581週間前、枝さんが教会を希望された日の朝、
16:03すぐにドクターを呼びに行きました。
16:07彼女はなぜ医者も看護師も呼ばずに。
16:12私の見間違えかもしれません。
16:16見間違えであなたの不利益になってはいけないと、その人はまだそのことを刑務官に話していません。
16:25見間違えじゃありません。
16:29痛みで苦しむ枝さんを私はただ見ていました。
16:36でも足がすくんで動けませんでした。
16:53でもかなりの痛みのはずですよね。
16:56毎週に告げ口したら承知しないぞ。
17:00随分。
17:01井上さんの肩を持つのですね。
17:05あっ。
17:08こちらの封筒と一緒に便箋を2枚もらったはずですが、結局手紙は書かなかったとか。
17:15書きそくなったから捨てたんだ。
17:17捨てた2枚ともですか。
17:19そうだ。
17:20受刑者のゴミは刑務官が点検するはずですね。
17:26ええ。
17:27ええ。
17:28一週間前のゴミでも嘘ならわかっちゃいますよ。
17:30あっ。
17:31あっ。
17:32いい。そんな無理しないよ。
17:33あっ。
17:34失礼。
17:38これは佐野先生からもらったものですか。
17:42一週間前から教会を受けているとか。
17:47暇つぶしにな。
17:49暇つぶしにな。
17:50暇つぶしにもらったカードをお守りのように枕の下に入れていましたか。
18:00あっ。
18:02車いす。
18:04先ほどの場所から動いていますね。
18:07あっ。
18:08もしかして一人で乗れますか、車いす。
18:12介護士がどかしたんじゃおもう使い物に邪魔だから。
18:15畳まれて部屋の隅にあった車いすを邪魔だからわざわざ広げてベッドの近くにどかした。
18:24暗視に罪打ちしたかったらするがいいえ。
18:27そうですか。
18:30一人で乗れるんですか。
18:33波岡にあげたでしょ。自分の分の果物。
18:37果物ってここではご馳走なんだって。
18:40かわいそうだと思って。
18:42無所の中で病気で。
18:44でも自分の食べ物あげるって懲罰の対象だろ。
18:48刑務官が言ってたよ。
18:50刑理婦は頻繁に受刑者と接するからどうしても弱みを握られやすいって。
19:03枝はあの時間被害者の棒に入れたはずですよね。
19:06被害者の棒も枝勤務の棒も鍵は開いていました。
19:10そして枝は車いすで自由に動ける。
19:13だとすると疑問が一つ。
19:15はい。
19:16誰が狂気の包丁を用意したのか。
19:18枝は水上、つまり調理場へはいけません。
19:22協力者がいるってことですよね。
19:24あの時間水上に入れたのは職員全員とトムラという経理婦。
19:29トムラの線は捜査一課が調べているでしょう。
19:33では僕たちは職員の線で。
19:35トムラの線で。
19:42.
19:49.
20:03.
20:05.
20:10I have no idea why.
20:12I was wrong when.
20:14I was wrong with it.
20:16What did they say?
20:18I was in the first place to go to the first medical agent in the first place.
20:22I got to go to the show and ask for a visit.
20:25I got to go to the show and see them.
20:29I was in a miracle.
20:32It was a matter of thinking.
20:34I was in the case of the case.
20:36You can't touch with your hands!
20:38私の父を殺した男ですから父が殺された後母は新郎で寝たきりになりました
20:47その介護のため介護士の資格を取ったんです
20:53でも資格を取ったときには母はもう
20:58枝のいる刑務所にお勤めになった理由は何でしょうもちろん復讐するためです
21:05いやーっ
21:08呼ぶな
21:10痛み止めを先生に
21:12罰なんだ
21:15うん これも罰だ
21:19呼ぶな
21:21でも枝はまるで罰を受けるように生きていた
21:26復讐する気持ちは消えましたか
21:31枝が生きている間
21:36彼の介護をしようと思います
21:40死んでいく姿をしっかり見ておこうと思います
21:44強いのですね
21:46あのこのことは刑務所側は知らないんですよね
21:50黙っててください
21:52もちろん枝にも
21:53もちろん
22:02きっと
22:04枝は気づいています
22:06彼女に復讐されるかもしれないという恐れから
22:09急に教会を希望したと考えるのが自然ですよね
22:12つまり1週間前には気づいていた
22:15でもどうやって気づいたんでしょう
22:17それは分かりませんが
22:18枝が遺族に手紙を出そうとした理由は分かりました
22:24えっ?
22:261 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1 2 1…
22:34だから、水上から棒へ戻る脚取りを聞いてんだよ
22:40脚取りって何ですか?そんな離れてませんよ
22:42つまり、途中で波岡の棒に寄ることもできる
22:46You can do it.
23:16Don't worry, it's hard to get out of here.
23:18Tomura, what did you say?
23:21No, it's fine.
23:22It's fine.
23:24Tomura, you can go back.
23:27Yes.
23:33You see, you see, Tomura's eyes.
23:35You see, Tomura's eyes.
23:38You see, Tomura's eyes.
23:41There's an influence for chiefs of police officers.
23:46Tomura's eyes.
23:47You see, Tomura's eyes.
23:51Tomura says he is a very old man.
23:54Tomura says he is the youngest.
23:59Tomura says he is the Trust.
24:03Tomura says he is the Name of the PINZEN.
24:07Tomura says he is the Heim temptation.
24:10重大な懲罰の対象です。佐野先生だって知ってるはずなのに。
24:25瓶銭は書き損ねたから捨てたってあれ嘘ですよね。
24:30あなたはそれに何かを書き佐野先生に託した。
24:35礼状を取れば先生に提出させることもできます。
24:40失礼します。
24:44教会の日ではないのに今日もいらっしゃいましたか。
24:47ちょうどよかった。先生にお聞きしたい。
24:48ダメだ!あれ絶対見せちゃダメだ。
24:51は? あなたに渡した手紙のことを言っています。
24:55こいつら、礼状とかなんとか言って、先生からあれ無理やりとる気だ。
24:59瓶田さん落ち着いて体に触ります。
25:01でもね、あれだけは。
25:02大丈夫。たとえ礼状を示されても断ります。
25:06そんなことできんのか。
25:08警察の応酬を拒める職業の一つが、宗教家です。
25:13あ、そうでした。僕としたことがつい、うっかりしていました。
25:20波岡の遺品にありました。
25:24波岡宛ての手紙ですか。
25:27差出人は茂田さなえ。
25:30ああ! ああ! ああ! ああ! ああ!
25:33波岡が殺害した男性の奥さんです。
25:36え?
25:37波岡は彼女に謝罪の手紙を出し続けていたそうです。
25:40失礼。
25:41仮釈放を狙って離脱指導を受けたような男が。
25:44謝罪の手紙を出し続けたのも、仮釈放を受けるための拘束な手段ですか。
25:49はい。刑務官たちもそう思っていたようですな。
25:52でも返事が来たんだ。
25:54私の夫を殺したことは絶対に許せません。
25:57出所したら真面目に償うことを望みます。
26:01心の広い被害者遺族ですね。
26:04それがそうでもないんです。
26:06ちょっと失礼。これ、いいですか。
26:09あの、このメガネかけてもらえますか。
26:12うん。
26:16調べた結果、鉛筆で番号が振ってある文字がありました。
26:21消しゴムで消されてますが、こうすると、筆圧が浮かび、この番号通りに文字を読むと、
26:28まず1、出所したら、2、殺、3、出所したら殺す。
26:36これが被害者遺族の本心なんでしょうかね。
26:40いえ、番号を振ったのは被害者遺族ではないと思いますよ。
26:44え?
26:45少なくとも番号が振られたのは、刑務官がこの手紙を検閲した後のはずですから。
26:52出所したら、殺、す。
26:57こんなもの、見逃さはずありません。
27:00この手紙が届いた日の夜ではありませんか。
27:03は?
27:04浪岡が殺してやると叫んでいたのは。
27:07あ、そうです。
27:10なるほど、出所したら殺す。それを見て、逆に被害者遺族を殺してやると叫んだ。
27:16この手紙が届いたのは、仮釈放が取り消された後でしたね。
27:20ええ。内縁の妻が偽物だとばれて。
27:23偽物だとばれて。
27:24それです。
27:25なぜ?
27:26偽物だとばれたのでしょう。
27:28保護観察官が再調査したんです。
27:31匿名の告発文が来て。
27:33告発文?
27:35ええ。
27:45浪岡が殺された件ですね。
27:48ニュースをご覧になったんですね。
27:52ええ。
27:57浪岡が殺された件ですね。
28:01ニュースをご覧になったんですね。
28:04殺した犯人は。
28:06はい。
28:07今、調べてます。
28:09分かったら教えてください。
28:11はい。
28:12犯人の罪が軽くなるために、できるだけのことをしなくてはなりません。
28:18私の代わりに殺してくれたんですから。
28:23浪岡からの手紙は、これだけです。
28:30失礼。
28:31全て読まれたようですね。
28:37浪岡からの手紙は、これだけです。
28:47失礼。
28:49全て読まれたようですね。
28:52茂田さん、あなたから浪岡に手紙を出したことは。
28:59まさか。
29:01念のため筆跡を取らせていただけますか。
29:05筆跡鑑定の結果、この手紙は、重田早恵さんの筆跡ではありませんでした。
29:13じゃあ、誰かが彼女の名を語って出した。
29:16保護観察官に届けられた匿名の告発文はどうでした。
29:21問題はそれです。
29:24保護観察官に届けられた告発文です。
29:30浪岡が仮釈放の身元引受人に指定した内縁の妻は、彼と同じ組員の妻です。
29:37そういった内容です。
29:39あなたの筆跡でした。
29:41どうやってこの事実を知ったんですか。
29:48その名を調査会社を使って調べました。
29:53なるほど。
29:55それで?
29:57偽装離脱っていうのを初めて知りました。
30:02浪岡はやっぱり反省なんてしてなかったんです。
30:08だから、保護観察官に匿名で告発を。
30:12私、何か罪になるんですか。
30:17被害者遺族に被害者遺族の執念っていうのがあるんですね。
30:24その被害者遺族の名を語り、浪岡に返事を出したのは一体誰でしょう。
30:29その手紙に、出所したら殺すと番号を触れるのは刑務所内の人間ですよね。
30:35番号が書かれたのは、手紙が刑務所に届き、検閲された後、浪岡に渡されてからのはずです。
30:42書いたのは、浪岡の単独坊に入れる人物。
30:46しかし、浪岡の坊には普段は鍵がかかっています。
30:50つまり、枝も忍び込むのは難しいと。
30:53あっ、佐野先生って浪岡に教会を勧めてたんですよね。
30:58その度に、坊に入っていたはずです。
31:01事件の時も最後に浪岡の坊にいたのは、佐野先生。
31:05先生に託した枝勤の手紙、やはり知りたいですね。
31:34前田先生、稲田先生!
31:36イナッテ!
31:37アーフィン返します。
31:39それぞれ、本土の編集。
31:40揺られた!
31:41揺られた!
31:42揺られてた!
31:443、4、5、6、7、8、9、10!
31:481、2、3、4、5、6、7、8、9、10!
31:52介護に行ったら、シーツで首をつってて。
31:57大根!
32:01I'm going to use this one in jail.
32:09I'm going to kill him.
32:12I'm going to kill him.
32:15I'm going to kill him.
32:17I'm going to kill him.
32:31I'm going to kill him.
32:36I'm going to kill him.
32:41I'm going to kill him.
32:59Excuse me, I have nothing to answer your question.
33:03You have to tell me that you have a lot of thoughts.
33:07Of course, she is going to go to the hospital hospital.
33:12But,佐野先生, you are possible.
33:18And you have to tell her.
33:21If you talk about this,
33:23I will tell you that you are going to be the judge.
33:27I will tell you that you are going to be the judge.
33:30I will tell you that you are going to be the judge.
33:34How did you do it?
33:37I will tell you that you are going to be the judge.
33:41But...
33:44I am not Christian.
33:50I am a guide.
33:54What kind of悩みですか?
33:57I am...
34:00I am going to kill someone.
34:04That is a scary idea.
34:06Please tell me.
34:08That is a man.
34:10That is a man.
34:12That is a letter.
34:14That is a letter.
34:16You are...
34:17That is a man.
34:19How do you know?
34:20I am...
34:22that is a man.
34:23That is a man.
34:24That is a man.
34:26That is a...
34:27The man.
34:29That is...
34:30that is a man.
34:32He will kill someone.
34:33That is a man.
34:34That is...
34:36My man...
34:38In the end of that, I was in the case of an injury jail dealer.
34:42Of course, I would have told you the C-yen is not enough.
34:46D-L-E-A-N-E-A-N-E-A-N-E-E-O.
34:48Or, by the move.
34:51I was
34:56That's right.
34:58What is it?
35:00What did he do?
35:02He left me,
35:04and he left me.
35:06I can't believe it.
35:08The truth is,
35:10it's your hand in your hand.
35:14It's your hand in your hand.
35:20It's your hand in your hand.
35:26I'll see you next time.
35:28He's going to go back to the police.
35:30He's going to go back to the police.
35:32He's going to go back to the police.
35:34He's going to kill you.
35:36He's going to kill you.
35:38He's going to kill you.
35:44He's going to kill you.
35:46I have a letter from the佐野先生.
35:48Mm-hmm .
35:53MONI-
35:55MONI-
36:01MONI-
36:10MONI-
36:14MONI-
36:15MONI-
36:17That's what you are.
36:19That will be possible.
36:23This is the case of the court.
36:25You can't even see it to me.
36:27You can't.
36:29I'm sure you can't.
36:31You can't.
36:33You are telling me.
36:35You are telling me that you have to kill me.
36:39Yes.
36:41But...
36:43This is the reason why you wrote this letter to you, right?
36:50You wrote it, isn't it?
36:54Are you waiting for this letter?
36:59I'm going to work for this murder.
37:09I'm sorry.
37:14I'm sorry.
37:18But I'm sorry.
37:22I'm sorry.
37:27I'm sorry.
37:30I was a man who was dead, but he was a man who was a man who was a man who was killed.
37:42He was very careful.
37:45He was a man who would have to hurt him.
37:51He was a man who was killed...
37:57波岡こそ被害者遺族の恨みを知るべきなんです
38:02それでこの手紙を
38:06手紙はこの刑務所に届き
38:12刑務官が検閲してから波岡に渡されたはずです
38:17その後あなたは彼の棒に入り
38:23隙を見て手紙に番号を振った
38:26その夜波岡は再び手紙を見てそれに気づき
38:41殺せる者なら殺してくれ
38:47どうした波岡
38:50俺の方から殺してやるよ
38:55私が出した手紙のせいで
39:10何の罪もない人を
39:12危険にさらすことになってしまいました
39:16それもあなたと同じ被害者遺族を
39:21しかも波岡はもうすぐ元の刑務所に移され
39:25いずれ出所してしまう
39:27あんな男を出所させちゃいけない
39:29そう思いました
39:32それができるチャンスはあの夜だけ
39:36変わるほど
39:41変わるほど
39:44I don't know.
40:14I don't know.
40:44確かにそう聞いた。
40:47だから遺族に手紙を出したいなんて言ったんですね。
40:51それで間違いないって確信した?
40:54だから、彼女に殺される覚悟もしましたか?
40:58おかげで死を覚悟することができた。
41:02まあ、祈願だと分かってもできなかった覚悟もね。
41:08不思議なもんだが、死ぬ覚悟ができたら、
41:14教会っていうのを受けてみようっていう気になった。
41:17たとえそのままでも、私は決して見ませんよ。
41:26生まれて初めて、人を信じてみようっていう気になった。
41:31その時だ。あんなことが起こったの。
41:37なんでそんなことをしたのか知らないけど、
41:52きっと俺のせいで、俺が彼女を鬼にしちまった。
42:00だから、彼女の罪を背負って死のうとしたんですか?
42:03生まれて初めて、神様ってやつを信じた。
42:09俺に、罪を償う機会を与えてくれたんだって。
42:15枝さん、あなたの自殺未遂を救ったのは。
42:18分かってる。
42:21その時、彼女はこう言っていました。
42:26最後まで生きてつかがって!
42:29彼女の、あの姿を見た時、
42:33僕は思いました。
42:37人の罪をかぶるという償い方は、
42:42絶対にありえないのだと。
42:46じゃあ、
42:49どうすればよかったんだ。
42:52どうすればよかったか。
42:56まだ、考える時間はあるはずです。
42:59もしかしたら、
43:04共に考えてくれる人も。
43:05そうだね。
43:07どうすればよかったんだよ。
43:10だんだんだんだ。
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