“両親を殺害”無期懲役の判決
去年4月、香川県小豆島の土庄町で水道工事会社を経営する両親を殺害したとして、殺人の罪に問われた39歳の長男の裁判員裁判で、高松地方裁判所は、「きわめて残虐で卑劣な犯行だ」として無期懲役の判決を言い渡しました。
川県土庄町の無職、喜田勝義 被告(39)は、去年4月、土庄町で、水道工事会社を経営する父親の喜田春夫さんと、母親の加代子さんを金づちなどで殴って殺害したとして殺人の罪に問われました。
これまでの裁判で喜田被告は、起訴された内容を認めており、検察が無期懲役を求刑したのに対し、弁護側は「被告の広汎性発達障害が犯行に大きく影響した」として懲役22年が相当と主張していました。
2日の判決で、高松地方裁判所の野村賢裁判長は、「就寝中の両親を襲ったきわめて残虐で卑劣な犯行で、両親を殺害する強い意思は厳しく非難されるべきだ」と指摘しました。
その上で、「被告の広汎性発達障害は、家族との関係に極度に執着したことなどに影響したことは否定できないが、現場の下見や証拠隠滅を行うなど犯行の前後を通じて合理的な行動をとっていて、犯行自体に影響を与えたとは認められない」として求刑通り、喜田被告に無期懲役の判決を言い渡しました。
判決のあと、裁判員を務めた3人が記者会見を開きました。
このうち、40代の女性は、「発達障害がある被告の心理を理解するのが難しく、どこまで犯行や態度に影響したのか、明確な結論はなかなか出せなかった。被告は表情がとぼしいと感じたが謝罪の言葉は聞くことができた」と話していました。
2016年12月02日 18時45分
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