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  • 2016/8/21
“殺人告白”で7日も捜索へ
2016年07月06日 18時51分
13年前に前橋市のスナックで起きた銃乱射事件で、死刑が確定した元暴力団会長が、大型詐欺事件を巡って国会で証人喚問された男性を殺害したと告白したことから、警視庁が遺体を遺棄したという配下の元組員らの証言に基づいて埼玉県内の山林を捜索しましたが、遺体は見つかりませんでした。
7日も範囲を広げて捜索することにしています。
殺害への関与を告白したのは、平成15年に前橋市のスナックで、客など4人が銃で射殺された事件で、指示役として死刑が確定した住吉会系の元暴力団会長、矢野治死刑囚(67)で、平成10年ごろ、東京・豊島区の暴力団事務所で、不動産会社社長の斎藤衛さんを殺害し、配下の元組員らに命じて遺体を遺棄したことなどを書いた文書を警視庁に送っていました。
警視庁は元組員らも「遺体を埼玉県内の山林に埋めた」と証言したことなどから、警視庁は6日、証言に基づき、埼玉県ときがわ町の山林を捜索しました。
警視庁によりますと、捜索は午後5時すぎまで行われましたが、遺体は見つからなかったため、7日も範囲を広げて実施するということです。
斎藤さんは、高い金利と元本保証をうたって全国から多額の資金をだまし取ったとして、当時の参議院議員らが実刑判決を受けた「オレンジ共済組合」の大型詐欺事件に絡む政界工作疑惑を巡って、平成9年に国会で証人喚問されています。

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