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00:10東京に中華料理店は星の数ほどもあるだろう
00:16だがその中で頂点に立つのがここ
00:20銀座五番町飯店であることは間違いない
00:23五番町飯店こそ中華の王
00:31そしてその厨房では今日も第一級の料理人たちが炎と戦っているのである
00:45オーナー
00:48みんなおはよう
00:50おはようございます
00:56うん精が出るの八一総料理長自ら銀座に立っているのか
00:59はい今日はパーティーも重なってますので
01:05うん店の方も繁盛してるようだしお前たちは頑張っているおかげだよ
01:06ありがとうございます
01:12すぐに昼食を作らせましょう
01:16何かリクエストはありますか
01:32キリコさん
01:34ああキリコさんいたいた
01:36総料理長が呼んでます
01:38来てください
01:39キリコさん
01:42あのどうかしましたか
01:45キリコさん
01:46キリコさん
01:47お好き
01:49何度も言ってるだろ
01:52細工者をやってるときは大声出すんじゃない
01:55私の手元が狂うだろこのアホー
01:56えっ
01:58あっ
01:59す、すみません
02:05見習いだって気の抜けた真似は許されないんだぞ
02:09ここが中華の最高峰五番調飯店だってこと
02:11忘れないで
02:13はい
02:20白飯に溶き卵万能ネギ
02:24つまりオーナーのリクエストはチャーハン
02:32五番調ではネギ、チャーシュー、卵、生姜、グリーンピースを使ったオーソドックスなものを出す
02:37だがオーナーの五番調ムツジューがチャーハンといった場合
02:40使える具材はネギと卵のみ
02:46最も単純で最も難しいと言われる黄金チャーハンを指す
02:47用意はいいか
02:49はい
02:49では、やれ
02:51はい
03:00手早くかき混ぜる、スピードが命
03:02そうだ
03:10ネギのみじん切りを入れて、塩、コショウで味を整える
03:11手早く
03:14醤油は色をつけない、あくまで香りつけ
03:18酒、卵と飯がふわっとするように
03:33黄金チャーハンとは半熟の卵と白飯を混ぜたもの
03:37ただそれだけのことだが、それだけではない
03:38はい
03:43まず、飯は完璧にバラバラになっていなければチャーハンとは言えない
03:48さらにそのばらけた飯粒の一つずつに卵がコーティングされていること
03:52それでこそ五番調の名物となり得るのだ
03:53え악
03:56はぁ
03:58うん
04:00うん
04:01うん
04:02うん
04:04うん
04:05うん
04:05フッフッフッフッフッ あははは
04:10ハハハハハ videog
04:12You're right, Kiriko!
04:14There are five people who can do this in Japan, right?
04:19Thank you!
04:20You're good to be my brother.
04:23No, no, my brother.
04:26Well, whatever it is, it's a good taste.
04:29I don't have time for a休憩.
04:32Yes!
04:34You, leave me.
04:36There's still a talk.
04:48You're good.
04:49You're good.
04:51You're good.
04:52Hey, someone who's the boss, the owner, has come to the house.
04:56Yes.
04:58What?
05:03Oh.
05:04Oh.
05:09Oh, my...
05:10Oh, my God.
05:11Oh, my God.
05:11Sorry, but the hotel is closed, and...
05:14The hotel is closed, and...
05:15Chef?
05:16No...
05:16No.
05:17That...
05:17Oh, my...
05:18It's all good.
05:20Just get out.
05:22Oh.
05:24Oh, my God, I don't know.
05:26I didn't care yet.
05:29You've got a lot of lights.
05:30Oh, my God.
05:31Oh, my God.
05:35I've been waiting for a while.
05:37Please, slowly.
05:55Oh, the客!
05:57The客, it's a problem!
05:58We're going to do it!
06:00The客!
06:03What's that?
06:04What's that, the客?
06:06What's that?
06:08What's that?
06:09You've got a piece of cheese.
06:11It's a piece of cheese.
06:12It's a piece of cheese.
06:13I've got a piece of cheese.
06:14I've got a piece of cheese.
06:17What did you do?
06:19What are you doing?
06:21I've made a piece of cheese!
06:23You're so serious!
06:41I've got a piece of cheese.
06:47I've got some cheese.
06:51How many of you did this?
06:53What are you doing?
06:53...
06:57Oh, you're right.
06:59You're in the room that I'm...
07:00What do you do?!
07:02You're there!
07:03Let me do that!
07:04Grrrrr!
07:05Just,Sir, who the man in here?
07:08You're here to be Sir料理長!
07:10Sir料理長, who is he?
07:12You know that...
07:13You're here, guys?
07:14You say you're here to your family...
07:16The owner said to be young people.
07:19Maybe that's what a no-one...
07:25秋山貝一郎の孫、秋山じゃん
07:26秋山?
07:32五番町六十にとって唯一のライバルだった男、秋山貝一郎
07:3510年以上前に突然行方をくらました
07:38お前はまだ小さかったから知らないだろうがな
07:40ついこの間死んだとさ
07:46まあ秋山の名を知ってる現役はだいぶ少なくなっちまったが
07:47中華の覇王と呼ばれていたよ
07:50そいつの孫ってこと? そんな奴がなんでうちに?
07:56シェルカ、だが見ろ、あの手際の良さ
07:59貝一郎に徹底的に中華を叩き込まれている
08:04しかもあいつは、たぶんチャーハンを作ってるぞ
08:05チャーハン?
08:08チャーハン…
08:15星貝柱と豆腐を塩で味付けし、鍋で煮て
08:22豆腐の半分をもっと細かく切って油であげる
08:25総料理長、本当にいいんですか?あんなやつ
08:29カレー、本当にチャーハンを作りますかね?
08:31チャーハン?
08:36まさか、豆腐を使ったチャーハンなんて消えたことないっすよ
08:39炒めりゃ崩れる、水があふれて台無しですよ
08:43いや、秋山の孫ならチャーハンを作る
08:47秋山にとって、料理は勝負なんだからな
08:56熱したフライパンに別々に豆腐とご飯を入れて…
08:58どうする?
09:07おいおいおいおい!
09:10み、水漬けちゃーん!
09:11ハッ!
09:13ハッ!
09:15ハッ!
09:16ハッ!
09:17ハッ!
09:18ハッ!
09:18ハッ!
09:19ハッ!
09:19ハッ!
09:19ハッ!
09:20ハッ!
09:20ハッ!
09:20ハッ!
09:21ハッ!
09:21ハッ!
09:23ハッ!
09:28ハッ!
09:31どうしたの、みんな。食べさせてもらおうよ
09:31えっ?いやぁ…
09:35いいから、あいつはうちに挑戦してきたんだ
09:36つっ…
09:41ハッ!
09:44ハッ!
09:47ハッ!
09:49ハッ!
09:49ハッ!
09:50ハッ!
09:51ハッ!
09:51ハッ!
09:54なるほど…餅好きの作るものよりうまい!
09:56ちょ、そんな! 星貝柱のだしの染み込んだ豆腐、海鮮風味のチャーハンね多すぎた水はフライパンのジャックルで綺麗に飛ばされ
10:06乾いた飯は酒でふっくらとしている
10:10チャーハンの周りには錦糸卵と紅生姜
10:15だしに使った星貝柱はスープになり、揚げた豆腐をクルトンにする
10:20豆腐の表面は油でパリッと香ばしくなっていながら
10:23星貝柱の旨味が豆腐に封じ込められている
10:24こんなチャーハンを作るなんてね
10:27ここまでやるのが料理だ
10:29おい、秋山!
10:31お前、秋山じゃんだろ?
10:33自己紹介くらいしろ!
10:37みんな、こいつは明日から一緒に働く仲間だ!
10:38おい、くしっ!
10:43ジジイが死ぬ時に行ったんだ
10:44ここへ行けと
10:46ここは中華の最高なんだと
10:49だけど来るんじゃなかった!
10:53中華の最高は五番町じゃない!
10:55秋山こそ最高!
10:59秋山こそ、中華の王だ!
10:59中華の王だ!
11:16ジジイ…
11:18六重の店なんて大したことなかったぜ
11:21なんで俺をあんな店によこしたんだ?
11:24何があるってんだよ
11:44すごいね、秋山くん
11:46なんでそんなに早く皮がむけるの?
11:48そうね
11:50おお、早いな!
11:53じゃあ、次はこっちで鍋洗ってくれるか!
11:56じゃあ、見習いのくせに面白くねえ野郎だぜ!
12:02おお、秋山!
12:04おお、洗え!
12:06使ったばかりの熱い鍋よ!
12:08あ、秋山くん掴んじゃダメだ!
12:11あっ!
12:18料理人の制服は袖を長く作ってある!
12:23普段は折りたたんであるが、鍋を掴むときは伸ばして使うのだ!
12:24あっ!
12:26あっ!
12:30あっ!
12:32何をぼーっとしてやがんだ!
12:34おめえもさっさと皿でも洗え!
12:36おい、餅月!
12:39しょうがねえなあいつ
12:41最近あれ気味っすよね、餅月さん
12:47まあ気持ちは分からなくもねえけど、あの新入りは確かに腕はいい。
12:50伊達に秋山を名乗っちゃいねえな。
12:52有能にして傲慢。
12:54妙な奴が入ってきましたね。
12:57大したことじゃない。
12:58おい、お前、お好き。
13:00あの女は一体何なんだ?
13:03キリコさんのこと?
13:08ここに来たときから見てたんだが、調理場のすべての部署をこなしている。
13:10教えろ、あいつ何者だ。
13:15ここの後取り娘だよ。五番長、キリコ。
13:17男以上の腕と気性。
13:19どの仕事もこなす腕前なのに、
13:26僕らと同じ見習いなのは、いずれ上に立つときのために、すべての仕事に精通してなければならないからさ。
13:3113歳のときからこの調理場に入って鍛えられたって話だよ。
13:33へえ。
13:36でも君だって中華の覇王と呼ばれたおじいさんに育てられたんだろ? すごいよ。
13:42ところでさっきからなんで同じ皿同士に分けておいてんの?
13:45仕事を早くするためだよ。
13:46おぉ、なるほど。 見習いの仕事なんか、じいさんに散々やらされたって感じだな。
13:53ランチタイム、注文すべて終わりました。
13:56各自、休憩に入ってください。
14:00おい、今日のまかない誰だ?
14:02まかない。
14:08まかないとは、料理人たちが休憩時間に食べる食事のことである。
14:18作り手は料理人たちの持ち回りで、そしてみなこの時に、自分が習い覚えた味や調理法を試し、力をアピールする。
14:21時ならぬ品評会となったりする。
14:26もちろんまずいものなどを作ったら、クソ味噌に罵倒された挙句。
14:33てめぇが食えと、全員が外に行ってしまい、手つかずの料理の前で呆然とすることになるのだ。
14:35はい、今やります。
14:37おぉ、今日はキリコさんか。
14:39楽しみ、楽しみ。
14:41で、何を作る?
14:45内蔵料理。
14:49す、すみません。臭いの苦手なんです、僕。外に食べに行ってもらう。
14:53馬鹿野郎。料理人に好き嫌いがあってどうすんだ。
14:56大丈夫。食べられないものは私は作らない。
14:57内蔵料理を作るにあたってのポイントは?
15:04手間暇を惜しまない。美味しく食べていただく心がポイントです。
15:06よし、やってみろ。
15:07はい。
15:12使うのは子牛の胃。臭みがないからです。
15:15花切りにしたものを小麦粉で揉み洗いします。
15:17念入りに。
15:20小麦粉の粒子が臭みを取ってくれるからです。
15:22水で洗い流して。
15:24次に鳥のすなぎも。
15:29こちらも花切りにし、流水にさらして臭みを抜きます。
15:352つともしっかりと水気を切った後、下味をつけて湯通します。
15:38これでさらに内蔵臭さが取れます。
15:40へえ。
15:42念入りに臭み抜きするんだな。
15:47ネギ油に具材を投入。
15:52ネギ油に入る。
15:55以上。
15:59うん。
16:01お好き、食べてみろ。
16:06うん。
16:08うん。
16:10うん。
16:11うん。
16:11うまー。
16:12え、でもなんで。
16:14全然臭くない。
16:17それどころか、すごく上品な味で。
16:19確かに。
16:20内蔵じゃないみたいに臭みがないね。
16:22そのくせ。
16:23ミノやすなぎものはざわりをそのままで。
16:28まかないどころか、立派に店に出せる味ですよ。
16:29プロの仕事です。
16:33内蔵料理は臭みを出さない。
16:35ポイントはこれにつきます。
16:38格子を使ったのも臭みがないからです。
16:41料理にとって敵である内蔵独特の臭みは、
16:43小麦粉や片栗粉で洗い流せます。
16:47これは臭みのもとであるぬめりが小麦粉のほうにくっつき、
16:49肉から離れるためです。
16:53さらにそれを湯通しすることで臭み抜きを完璧にします。
16:55わかった、お好き。
16:56うん。
17:00きちんと材料を選び、きちんと調理すればこんなにおいしくなる。
17:02うん、はい。
17:03料理は心。
17:07プロとして手間を惜しまず、少しでもおいしいものを出す。
17:10それが料理人の心ってものよ。
17:11違うな。
17:15内蔵は臭みを消すこと?
17:16料理は心?
17:19全然違うよ、お嬢ちゃん。
17:21ちょっ、お前。
17:22料理は勝負だ。
17:25誰にも負けないうまいものを作る。
17:29それこそが料理人の心がけであるはずだ。
17:31引っ込め、秋山。お呼びじゃねえ。
17:32その証拠に。
17:37俺はこれよりうまい内蔵料理を作れる。
17:44ったく、秋山の奴、俺たちにどんなまかないを食わせよってんだ。
17:47けっ、まずかったら俺がケリ入れてやるぜ。
17:50やってみろ。倍にして返してやる。
17:55選ぶ材料によって彼の腕前も分かりますね。
17:59うん。
18:00ぶ、豚のレバー?
18:05料理によって一番生臭いものを使うのかよ。
18:08ケリコさんは臭みのない子牛を使ったんだぞ。
18:10あっ。
18:11牛乳。
18:13な、何やってんだよ。
18:15ゲー、気持ち悪い。
18:19なるほど。フランス料理の技法だな。
18:19えっ。
18:21何ですか?フランス料理?
18:23臭み消しだよ。
18:25フレンチでは牛乳を使うんだ。
18:31これは牛乳に含まれているカゼンインや乳脂肪が臭みを吸着するからだ。
18:34浸した牛乳を洗い流せば臭みは消える。
18:36あっ。
18:42秋山の料理に国境はないのさ。
18:47ゴー。
18:48あっ。
18:49この炎はボッカ!
18:52ゴー。
18:55ゴー。
18:58ゴー。
19:06ゴー。
19:08ゴー。
19:09ゴー。
19:10ゴー。
19:11うん。
19:18Oh, this is...
19:22How are you? It's me, right? You're just a mistake.
19:27It's just because of the reason you chose the skin of the skin.
19:31What do you mean? Why do you have skin of skin?
19:34It's not that good.
19:37It's not that good.
19:39But it's not good.
19:40It's not good.
19:42So, Akiyama is a grown-up.
19:44It's a good taste.
19:45It's a good taste.
19:47It's a good taste.
19:50It's a good taste.
19:52It's a good taste.
19:56It's a good taste.
19:59I'm not sure.
20:01I don't know.
20:03I can't believe it.
20:06I don't know.
20:08I can't believe that you are good.
20:09You're good, you're good.
20:12I'm so surprised.
20:13It's a good taste in the food.
20:14I'm so happy.
20:15It's because I've made sure that I've made a taste.
20:17I've become a good taste.
20:19I've become a good taste.
20:21I'm not going to make it in the end of the day.
20:25What is that?
20:27The food is a victory.
20:29It's just if you want to win.
20:31What do you want?
20:34You want to win?
20:35You want to win?
20:36You want to win?
20:37I want to win.
20:38I want to win.
20:40I want to win.
20:43You want to win?
20:45You want to win?
20:47You want to win?
20:50I want to win!
21:021995…阪神淡路大震災と地下鉄サリン事件。
21:182つの厄災と後に、失われた30年と呼ばれる経済停滞に飲まれ始めた、この不安と混乱の時代に、新たな少年マンガが産声を上げた。鉄なべのジャン!
21:27破天荒かつ魅力的なキャラクターとその精緻な料理描写が話題を呼び今なお愛される傑作である
21:36そして喜べついについにあの傑作が30年の時を経てテレビアニメとして復活する
21:45我々はこの1995年の物語が現代の観客の心を捉えて話さないことを確信している
21:51食に欠けた才能と命の激突をとくと味わえ
22:09揺らぐ闇の中火を灯って下がる明日も今こじあげ
22:13妥協なんてなしそれが俺のさ
22:16燃え盛るフェイスぐらいして
22:34Yesこの手で定めてく
22:46解き進まされてる這いまうううううううううううううううううううう…
23:17I'll see you next time.
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