Skip to playerSkip to main content
  • 7 hours ago
the drops of god s01e04

Category

📺
TV
Transcript
00:16でその営業部の先輩がうまかったっていうワインの名前全部忘れちゃっててこんなに楽しい食事は久しぶり夫は私をガラス細工みたいに扱うところがあってご主人はお医者様でしたよね?
00:39はい精神科医で記憶を呼び戻す治療として絵を描かせてくれたのも夫なんですよ神崎さんを訪ねてみようと思ったのはいっそのこと記憶を取り戻して何も変わらないことを証明した方が夫にとってはいいんじゃないかとどうぞ鹿肉のワインソース添えです
01:08なんだか懐かしい味がするわ不思議夫とは食べたことがないのにどうぞありがとうおいしい香里さん本当はこういうワインが飲みたいんじゃないかと思ってブルゴーニのワインです意外
01:32はい夫は私の好みじゃないだろうからって一度も飲ませてくれなかったんですそうでしょうね ご主人はあなたの記憶にあるワインがブルゴーニの何かだと考えていたんだだから記憶が戻ることを恐れてあなたに飲ませなかったやっぱり夫を裏切ることに
01:51違いますよ香里さんこのままだとあなたは未来の幸福さえも遠ざけてしまうことになる未来の幸福そう例えばワイン素晴らしいワインと巡り合う至福の時もあなたは知る権利がある
02:01あなたが大嫌いで大嫌いで会いたくてしょうがない冗談じゃない売れはさられて止められないみたいI
02:02miss you
02:23ごまかさないでと言ってもとぼけたように笑うから伝えたい話もできずに甘いビロードに乗っかる重いで遠いままリアジョは戻れない足とを辿ってく
02:48現実なんて興味ないほら幻想だっていいんじゃないグラスを傾けばあなたが大嫌いで大嫌いで会いたくてしょうがない願いにやっと気づいてももう叶えはしたいでしょ勘違いさあ愛だなんて酔っかれてるんじゃない冗談じゃない運命は最低止められないみたい
02:50I miss youI
02:52hate youI
02:53love youI
02:54miss youそんなに何みたいI
02:58miss youI hate
03:01youI love
03:02youI miss
03:18youあなたが大嫌いごまかさないでと言ったらとぼけたように笑ってよあの日の続きをしようよ甘いビロードに乗っかる思い出と今のマリアジョは終わらない
03:45永遠の幻想最後のグラスをどうぞ間違いなさそうだな
03:58はい彼女の失われた記憶の中のワインは恐らく泉のほとりに一人たたずむような静かなワインシャンボールミジュニー
04:16どこか足りない私の心象風景には儚いときめきのような何かが感じられるんです
04:30ときめき見よあの絡み合う墨で色の蝶たちをしかしその印象がどこから来るのか絞り込むのは大変だぞ
04:48んどういう意味ですか畑の特徴つまりテロワールから来るものなのかそれとも作り手すなわちドメーヌの特徴なのかビンテージ収穫年のもたらす特徴なのか探していかなくてはならないということだよ
05:15まいったな酒は長いのかシャンボールミュージニーのワインはお高いしね片っ端から飲むっていうのもいい方法があるぞやっと美音さん来ましたなはいまたよろしくお願いしますよしどうかな?
05:44実によく似合うよワイン初心者には見えないでもお客さんに何か聞かれたら困っちゃうな大丈夫三島社長と渡してフォローするから今日はシャンボールミュージニーのフェアということにした君はお客さんが頼んだワインを片っ端からテイスティングするんだ三島さんありがとうございます香里さんの記憶の中のワインが分かるかどうかは君のテイスティングにかかっている
06:09そして第一の使徒の正体もだろうごゆっくりお楽しみくださいどうだったしずくさん20本くらいテイスティングさせてもらったけどピンとくるワインはなかったそっかいらっしゃいませなっ?
06:15シャンボールミュージュニーのペアをやっていると表の看板にあったのですがうん
06:26この三つの水を聞いてみてくださるはい
06:44研ぎ澄まされた刃物による大理石の彫刻自然の持つ優しさよりもどこか芸術の端正さを感じさせる
07:13お見事あのあれって水ですよね最初の一杯は井戸水じゃ人の力でくみ上げたいわば作られた水その味わいには彫刻と同じ人の力という要素を内包しておるはあはあ彼はな心の中に見えるワインを飲んでおるのじゃして次の一杯はボンヌバール
07:19大地のもたらす恵みをたっぷりと受け取った澄んだ小川のようなワイン
07:49まさにして最後の一杯はこれはいかなるワインがあそこに見える見えました使徒がここに降臨いたしましたワインリストですありがとう良い品揃えですねありがとうございます実は今日は妻の命に出てくるんですよ
08:18それでどうしてもこのワインが飲みたくなってねあちこち探してようやく出会えたよ何回目の命日ですかかれこれ20年になりますたった5年の結婚生活でしたがすみません私的な話でただいまお持ちします非常に高価なワインだぞこのワインをテイスティングできる君は幸運だよすぐサーブしますん?
08:33テイスティングをさせていただけますかもちろんいただきます素晴らしい香りでしょう一度味わえば何があっても忘れない
08:49分かりますよこのワインは完璧です完璧妻を亡くして以来ほとんどのヴィンテージを飲みましたがこの年ほど完成された作品はない
08:59おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
09:01Thank you very much.
09:50自然に身についているんだよそれでどうだった今のワインかおりさんの絵は第一の使徒の表現に限りなく近いと思ったよだけどどこか違うんだ違うって足りないってこといやそうじゃないむしろ
10:18あきれたわ山寺でワインの代わりに水を飲んできたってそんなことで使徒の正体が分かるの私自身の経験の中から想像力を持って答えを紡ぎ出す私の試みは成功したなんだか分からないけど見つけたのね今日はそれを確かめるために来たんですこのワインを出していただけませんか第一の使徒です
10:1999%間違いないここの料理はとてもおいしいのきっと気に入るわそれは楽しみだちょっと意外でしたねこのワインうんこのヴィンテージはグレートとは言い難い神の雫や十二使徒というからには最高のワインの最高のヴィンテージばかり集めたコレクションかと思っていたが親父の遺言状を読むまでは俺もそう思ってました
11:16でもともかく今はこのワインをかおりさんに飲んでもらいたいきっとヴィンテージの特徴も似てるはずです記憶を取り戻すきっかけになってくれる行ってきますすごいなえっ彼の才能だよ行く末を見届けたいという気分になるはい私もです
11:25あっこのワインは大丈夫大丈夫だから
11:38間違いないこれは親父の表現したワインだどうぞお召し上がりください
12:18かんぱいしよう待ってかおり
12:37いかがですか私の目指した大地
13:06あっ記憶が戻ったのかところどころでも決着はついたから明治は思い出せないけど私は香里水澤香里それで十分そうか神崎さんもう一杯頂けます?ええ心ゆくまで楽しんでくださいねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえねえ
13:25いやー飲んだ飲んだ悪かったなあ水澤さんにおごらせちゃったみたいで神崎ただいま戻りましょうお水どうぞありがとう気が利くねえってえ?え?え?え?え?え?え?
13:30モデルのフェアちゃん?こんにちはな、なんでこんなところに
13:41?宣伝部の打ち合わせがあったんですそしたらワイン事業部ができたって聞いてご挨拶に神崎しずくさんでしょ
13:43?はじめましてえ?あれ
13:56?部長さん実はワインのことでお話があってちょっとだけしずくさんをお借りしたいんですけどえ?今カフェのテラス席に座ったところです
14:03セイラちゃんって確か二十歳ですよねワインの話なんてできるのかな
14:05?もうあなたね知らないの?え?セイラちゃんはねフランス人のお父さんと日本人のお母さんを持つフランス生まれなの相当なワイン好きらしいわよなんでも勘違いワインマニアの芸能人に招かれてブラインドで銘柄はもちろんヴィンテージまでビシバシ当てて赤っ端書かせちゃったとか
14:25そそんなに?
14:31バッグにワイン界の有名人がいるなんてうわさもあるわね有名人?誰だろう?ごゆっくりすごくいい香りだ花嫁の美しく透明な白いベールその奥に潜む表情を和らげてくれるあっちょっとカッコつけすぎたかな?うん!
14:57素敵!ああいやー照れるなーって感じですあの子はまっ
15:05!ところで最初の使徒は見つかった
15:06?え?ワインマニアの間では注目の的よビール会社の社員とトーミネ一世が争うってで最初の使徒の謎は解けたの
15:17?ああまあね
15:25ねえこっそり教えて言えないよ正しいとも限らないしでも飲んだんでしょ
15:29?いや飲んでないよえ?飲む必要もないと思ってる
15:48俺の中に見え始めてる確信が正しいかどうかそれにかけてみたいんだだから対決の日まで飲まないあれどうしたの?行けなーい仕事忘れてたごめんねしずくさんまた今度ん?
15:55約束の使徒よ開けて構いませんか
16:01?試飲して確信を持ちたいどうぞそのために2本用意してあるんでしょ
16:14?セイラどうした?お兄ちゃん私さっきまで神崎しずくと飲んでたんだけど彼もう第一の使徒の正体が分かってるって
16:26それが正しいかどうかは別の問題だがなそうよね彼飲んだわけじゃないみたいだしっていうか飲む気もないみたいなんだと
16:37?自分の確信にかけてみたいとか変なこと言ってた死因はやめておきますいいの
16:38?確認しなくて
16:40?言ったでしょう99%確信を持っていると?
17:03そんなことで万が一負けでもしたら負ける?あるわけがない昨日今日ワインを飲み始めた素人にあの男に神崎しずくにではこれより神崎豊の遺言上に表現されたる第一の使徒
17:21その謎かけに対して答えを示してもらいたいロベール先生しずく君がこのワインをまだ飲んでいないと聞いて少しでも彼の不利にならないよう私も飲まずに参りましたがキャリアじゃ俺はあんたの足元にも及ばない
17:41だけど親父が俺たちに求めているのはワインのうんちくや知識じゃないと思うぜまだろっこしいいっせささとワインを見せてその心を言うてみこの勝負わしの勘が正しければ分かりやすい形で決着するわい
18:00なるほど素人同然の彼が神崎先生の表現を解き明かせるとは思えませんからね私がこの第一の使徒を外すようなことがあればこの家は君に返そう九十九パーセントありえないことだがねああああ
18:22おおおおおおおおおおおおおおおおーをぉうおー彼らはなんだ
18:49恋人たち完璧で火の打ちどころのないルネッサンス絵画のようなこのワインは全てを持っているそれを神から生まれながらに与えられているそれがあの恋人たちの姿だとしたらどうした99%間違いないんだろ?
19:04君は何を選んだ君が選んだワインは第一の使徒100%間違いない
19:35そんなわけないでしょ平凡なヴィンテージじゃない同じレザムルーズでも99年と2001年じゃ値段だって全然違うのにワインの魅力と値段は別物だろ魅力があるから値段も上がるの世界の有名評論家が高得点をつけるからみんなが欲しがるイコール魅力でしょ?
20:02あんた仕事では優秀なんじゃろうなわしはただの飲兵じゃどこぞの評論家のつけた点数などに興味はないそれは豊かも同じじゃやつは全てのワインをその卓越したイマジネーションで表現しワインに命を与えていったそれこそが神崎豊という男のすごさじゃごたくはいいわで正解は?
20:13第一の使徒それはドメーヌジョルジュルーミエシャンボールミュジニープルミエクリュレザムルーズ2001年
20:42そんなおかしいじゃない?
20:54一枚の名作であり一枚の名画であるしかしいかなる名作名画にも完全無欠なものなど存在しないワインもしかる
21:13十二支とは完成度を競うものじゃないそれは分かってたはずだだからそのワインを飲んだ瞬間顔色を変えたそうだろ奇弁だ完璧で何がいけない欠点がどうして魅力になるんだ雫お前はなぜ2001年だと思った?
21:2299年を飲んだんだそれは本当に完璧な瞬間で完璧であるがゆえに物語はそこで終わっていた
21:36俺はもっと探し続けたかっただけどあの美しすぎる光景の中の恋人たちは完成された一編の映画を見ているように近づきがたくて
21:48欠点があってもいいでも追いかけて行きたくなるようなワインを探してみたいって俺思ったんだ
22:15行ってしまったでも俺は
22:45この光景の中に飛び込むことができたどうしてだろ人の作りし酒だからじゃよシャンボールミュージニー村のレザムルーフはもともと素晴らしい環境の畑じゃこの99年はその環境に歴史的なグレートヴィンテージという天の恵みが加わって花開いたそれに対して2001年の既行の中で
23:15厳しさは作り手にさまざまな試練を課しただがこのワインを作ったクリストフ・ルーミエはブドウの声を聞きながらワイン作りを進めてなそのひらめきは謎めいたワインとなって結実したのだ人の手を借りずに完結した99年のワインは天地神を掲げる使徒としては欠けることになった平凡なヴィンテージのワインにも人間だけが持つ個性ってやつが加わることだよ。
23:33不完全だけどどこか人間臭い魅力的なワインになる俺このワイン好きっすよ気に入ったどうやら今度は私がここを出て行く番のようだ雫くんまた会おう
23:57ちょっと待ってイッセイさんどうやらイッセイを本気にさせてしまったようだなああなると恐ろしいぞ本当の実力ではまだまだ貴様など足元にも及ばんそうでなくっちゃ面白くないまだ始まったばかりだからね親父の後を追いかける俺たちの旅は
Comments

Recommended