00:00春
00:00皆さん取りますよ
00:03ともこは今日明律大学女子部に入学します
00:07え、それ持ってないとダメなの?
00:09ダメなの
00:10はい取ります
00:113、2、2、1
00:13井の爪家に花江も加わり
00:16一家はより一層にぎやかになりました
00:18取りますよ
00:19お察しと思いますが
00:26有蔵はまた試験に落ちました
00:28今でいう司法浪人生活2年目に入ります
00:33はい、行きます
00:353、2、1
00:37温め頑張って
00:40頑張る
00:41急いで帰ってくるから
00:43いったいどんな子が来るのかしら
00:55法律を学びたい女の子なんて
00:58変わり者に決まってます
00:59どら、辛かったらすぐやめていいんだから
01:03はい
01:04では地獄へ行ってまいります
01:07いらっしゃい
01:09いらっしゃい
01:10どこかは春が巡り来るのか
01:14知らず知らずの乙女になった
01:18見上げた先におつばめが飛んでた
01:23気のない顔で
01:25もしも私に翼があれば
01:30願うたびに悲しみに増えた
01:34さよなら100年先でまた会いましょう
01:38心配しないで
01:39心配しないで
01:40いつの間にか花が落ちた
01:46誰かが私に嘘がついた
01:49どしゃぶりでも構わず飛んで
01:53ことの力が欲しかった
01:57誰かと恋に落ちてまた砕けて
02:04やがて離れ離れ
02:07口の中肌と血が滲んだ
02:11空に唾を吐く
02:14瞬け
02:16羽を広げ
02:18気ままに飛べ
02:20どこまでも行け
02:22100年先も覚えてるかな
02:26知らねえけれど
02:28さよならまた会いましょう
02:31明律大学は女学校と同じく
02:48お茶の水にあります
02:52この町は私の庭のような物顔
02:56のともこです
03:00今年度こそ
03:02夫人にも弁護士資格を与え得る
03:04法改正が行われるのはほぼ間違いない
03:08君たちは放送会の
03:10いや
03:11夫人の社会進出という明るい未来そのものだ
03:17入学おめでとう
03:21女子部入学者全60人
03:25この全員が法の道を志しているせいか
03:30女学校とはまた違う雰囲気です
03:33続きまして
03:35新入生代表
03:37桜川良子
03:39はい
03:40はい
03:41お嬢様
03:42ありがとう
03:43この時代
03:55家族のご霊場は雑誌でも特集が組まれるほどの有名人
04:01女子の憧れの的
04:03お嬢様
04:23お嬢様
04:25お嬢様
04:29イエス
04:41年齢も多いたちも違うわたくしたちですが
04:47志は皆その同じでございます
04:56先生、講座させております。
04:58井のつめくん。
05:01あ、あの、今日、あのお方は?
05:05あのお方?
05:07えっと、私が初めて大学に伺った際、先生とご一緒に授業をなさっていた。
05:15今、君が先陣を切って血を流したとしても、何の報いもないだろう。
05:21お黙んなさい。
05:23お母さん?
05:23お母さん?
05:24桂場くん、彼はあの日、急遽来てもらっただけだから、普段は東京地裁の判事をしている男でね。
05:35そうですか。あ、よかった。
05:39ひと安心な、ともっこ。
05:41お話中失礼します。私、帝都新聞の竹中と申します。
05:48ちょっとお二方にお話伺ってもよろしいですか?
05:51あ、私もですか。
05:52ははは、穂高教授が、法律を学ぼうとする彼女たちに、願うことは何でしょうか。
06:02ご夫人方が権利を得て、新しい世界を切り開くために、ぜひ、法律を味方につけてほしいね。
06:10おー、それを聞いて。はい、一言。
06:14そうですね。先生のおっしゃる見方という意味を、完全に理解できているか怪しいのですが、より一層、勉学に励もうと思いました。
06:25よく言った。
06:26ありがとうございます。
06:27なるほど。
06:28では、写真一枚、よろしいでしょうか。
06:31あ、でも、先生、そちらに。
06:33100点満点の答えだったのでは?
06:36では、行きます。
06:38得意げになっているのが、丸わかりです。
06:40絶賛迷子中のトモコ。
06:51あのー、すみません。
06:55あのー。
06:59すみません。
07:00えっと、この方は。
07:15何?
07:16あ、女の子か。