- 2 days ago
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00:00Bistro Voice
00:30神田博山さん
00:31そして歌舞伎役者尾上宇子さんです
00:34どうぞ
00:35よろしくお願いします
00:38お願いします
00:39どうぞどうぞこちらへ
00:43初めまして
00:43もう光栄です
00:45いやでも今日はね
00:47今僕がめちゃめちゃ一番かっこいいと思っているお二人
00:51生きていただいたということ
00:53宇子さんはでもその気になるタイプなんで
00:55やめてくださいよ
00:55いつもそうやって僕のことを
00:58花道の七三へやって来た時に半開きにしていた傘をスッと上げるとそこで初めて見えを切る
01:08講談の人気を復活させた立役者で独演会のチケットは即日完売
01:19寄席も常に超満員という令和の講談会を担う人物です
01:24テレビラジオのほか2024年には声優にも挑戦
01:32はい大辻探偵社であるからしてうちは小学校でも個人でもない
01:38劇場長編アニメーション映画
01:41櫓蔵庇庫庭では主人公の探偵宗太郎を演じました
01:46読んどころない訳ってやつも一緒に思い出しちまった
01:50それに続きも気になる
01:52攻撃史上初となる二足のわらじで注目を集める近年では舞台の上にとどまらず映画・ドラマにも出演しています。
02:22さらに2024年の映画ライオンキング・ムファサでは声優に初挑戦、主人公を演じました。
02:42枠にとらわれない活動で伝統芸能を盛り上げる神田白山さんと尾上右近さん。
02:54イジャンルの3人が繰り広げる声談義から見えてくるそれぞれの芸の真髄とは?
03:04本当にようこそいらっしゃいました。ありがとうございました。
03:06もうこの2人に来ていただくのがこの番組やるにあたって一つの目標だったんですよ。
03:12だからもうね、あの終わってもいいです。
03:14ウコンさんさっきから聞いてると山寺さんのこともう何一つ信用できないよね。
03:20そんないいかげで人みたいに言われてください。
03:22本当ですかね。
03:23っていうか初めましてなんですね。
03:24初めまして。
03:25初めまして。
03:26初めまして。
03:27初めまして。
03:28あ、そうですか。なんで?
03:29絶対なんかどっかで接点終わりなんだろうなと思って。
03:31いや、一方的に僕がファンっていう。
03:33いや、僕も一方的に大好きっていう。
03:35ウコンさんは僕ラジオに呼んでいただいて、そこで数年前にね、初めましてで。
03:40こうしてご縁が広がって本当にありがたく思っております。
03:43そんな嬉しそうじゃないよ、でも。
03:45何がでしょう。
03:46声沈んでってるから。
03:48いやいやいや、改まったときにはそんな感情そんな前に出さないでしょ。
03:51あ、そうなんだ。
03:52何なんですか。
03:53数年くらい。
03:54何で?
03:55いや、そもそもお二人の関係ってどういう感じなんですか。
03:58もともとね、7、8年前に世田谷パブリックシアターというところで、
04:03琵琶とか、あとまあ踊りだよね。
04:05そう、戦日本舞踊。
04:06僕は舞踊で。
04:07舞踊で。
04:08私は講談で。
04:09そこでご一緒して。
04:10そんなステージにね、立った。
04:11そうなんだ。
04:12そんな古典芸能の講談の世界、歌舞伎の世界、ましてや清本。
04:15それをね、この30分の番組で語るなんて無理だと思うんですけども、
04:18ビストロボイスという番組なんで、それぞれやってらっしゃる。
04:21特に声に特化して、お話をいろいろ歌う。
04:24いや、めちゃくちゃ楽しみです。
04:25声です。
04:26声に関して言うと、どうですか。お互いどんな印象。
04:29秋澤さんですか。秋澤さんはとにかく、やっぱりその、なんていうか、
04:33古典芸能ってなると守られた世界でもあるし、受け継ぐものがあるので、
04:38どうしても保守的になるところを、やっぱりその日本のカルチャーじゃないですか。
04:42でもカルチャーが日本の中で、どこか遠いものになってしまっている、
04:47日本人の感覚に対する根本的な、いい意味での怒りっていうのを、
04:52すごく声から感じるっていうのを、最初の印象からずっとそれ変わらずに。
04:57声に怒りを感じる。
04:58感じる。
04:59その熱量というか、やっぱりその怒りって僕もすごく大事だと思っていて、
05:04エネルギー源として。
05:06エネルギーとしてその威力と迫力っていうのはまずないと、
05:09伝わらないと僕は思っているんですけど、
05:11そのエネルギーを一番こう、やっぱり感じて尊敬しています。
05:15よく落語は笑いで、老曲は泣きで、
05:18高段は怒りの芸ってことを言いますけど、
05:21そう言っていただけると、じゃあ職業に合ってるのかなと思ったりはしますけどね。
05:26映画館でスマホ見てるおじいさんに思いっきり買ったりするわけですもんね。
05:30ちょっとね、ちょっとスマホとか今映画館やってますから、やらないほうがいいですよって言ったら、おじいさんにブチギレられて、ブチギレ返すという。
05:39ああいう怒りがこう、口座に来てる。
05:41そうですよね。
05:42口座に来て。
05:43めぐりめぐって。
05:45本当に声に出るってなんかあると思うんですよね。
05:48山寺さん、やっぱりもう山寺さん、最初のオープニングの裏で、もう聴かせていただいてても、もうバッてエンタメ、バッて広がるじゃないですか、もうその世界が。
05:58もうちょっといい語彙ないで。
06:00十分でしょ、今の。
06:01何ですか。
06:02これすごいでしょ。
06:03ギュッととかなんか擬音が多かった。
06:04俺のさっきの褒めもなんか怒りっていうのはもうちょっと、もう一個あってもいい。
06:07何でですか。
06:08欲しがる。
06:09欲しがる。
06:10何でですか。
06:11こんなに居心地悪くなる予定じゃなかったんですか。
06:13こんなに気持ちよくやってんのにね。
06:15そんな白山さんは。
06:17ウコンさんはまず二刀流なんですよ。
06:20清本のまあ弟様は清本の方なんででまあ歌舞伎役者の血ももちろん神様といわれた六代目菊五郎城の血も弾いてるっていうまあハイブリッドなんですよね。で清本でも出ていただいた回があったんですよ。認識してじっくり聴くっていうのは初めてだったんですけど。
06:38もうこれ天使が舞い降りたかのような声ってああごめんなさい僕もチンプな言いながらちょっとニヤッとする本当にでも本当にこれは真面目に歌舞伎役者としてのその声の出し方とやっぱ清本の出し方のまあプロだから当然違うこの人いく上にもその技術というものを持ってらっしゃるなという技術の高さみたいなのをこの大若さでうんうん。
07:06彼は逸材だなというのを改めて確信をしたと思っています。
07:14歌舞伎でも男役と女役女方も両方やった上でしかも清本というこれは本当に今までの歴史の中でもいないんですよね、そうです。
07:23そうですねないですけどまあ環境がでもそうだったんでまあ子供の時からやっぱり触れてきたことをまあプロとして磨いていくっていうということでここでですね当店自慢の声ソムリエってもいろんなことを分析してくれるんですよはい2人の声を分析してもらいましたのでちょっとここでご覧いただきたいと思います
07:45声のソムリエ長塚善さんが2人の声を分析まずは尾上右近さんのボイスプロフィールから尾上右近さんは喉と喉が織りなす三刀流です喉には2つの漢字があります陰と甲この陰と甲はそれぞれ指し示す場所が違います陰の方の喉は陰刀とも呼び鼻の奥から食堂の入り口までを指します
08:13一方甲の方の喉は口頭とも呼び口頭蓋からいわゆる喉仏までを指します右近さんはこの陰と甲の使い方で男性の立ち役女性の女方そして歌の清本で全く違うパフォーマンスを生み出していますまず立ち役の時です
08:34これはこれはしずかさまとちむのはしたわなのって思わぬちさんまっぴらごめんくださりましょう基本的には口頭の中にある火星体をしっかり広げさらに口頭全体を下げていきます全体的に声が通るパイプが太く長くなりますのでサックスでいえばバリトンサックスのような低く太い声が生まれます
09:04一方女方では立ち役とは逆に今度は口頭全体を引き上げて裏声にしていますがこのままでは息もれの多いか細く弱い声になってしまいますそこで陰頭を適度に締めて声に針を出していますさらに陰頭最上部付近にある軟口蓋を少し下げ
09:34鼻から息を通すことで演じる女性の柔らかさを出していますそして清本として歌われるときの声です
09:41このときの声を見てみるとほれぼれするほどきれいに3000Hzを中心とした周波数が出ていますこれを歌声フォルマントといいますなにこれ世界的歌手の多くはこの歌声フォルマントを出すことができますなぜかというと人間の耳は3000Hz付近の音を最も感度より出すことができますなぜかというと人間の耳は
10:11一つの場所に集約した声は艶やかに強く遠くまで届き人を魅了します右近さんの声を聞くと多くの方が艶とキラキラした華やかさを感じるのはそういった理由があるんですこのように尾上右近さんは陰と甲を巧みに操るまさに喉と喉が織りなす三刀流の使い手といえるでしょう
10:41三刀流喉も三刀流だったというそんな言っていただいても正直本当にでも確かに音色っていうのはすごく大事なことなんで池本でも池本一番それが大事なのかなと思うんですよその耳心地聞き心地がいいっていうところ艶やかさっていうことが一番テーマなんでそれはまあ教わってあとはまあ先輩たちの出し方をまねして自分の喉と相性がいいところを探してやっていく
11:11なんでまだまだ多分見つかると思うんですけど華やかさキラキラ僕もね聞いてて声に花があるなってずっと思っていたのはそういうことだったんだなという感じが3000ヘルスを中心としたっていうそういうのがあるんですねどうですか今のウコンさんの喉の
11:27いやだからウコンさんがあのV降りてからやっぱ声張ってるんですよねちょっとねちょっとね気持ちねやっぱ意識してんなと思って自然自然ですよさっきから変わってないですってでも僕は本当清本で彼が言ったように
11:41これ日本文化ってこういうことなんだなっていうようなことは感じたんですよねだからそうか科学的に分析しても耳心地がいいっていうのはなんか普遍的なやっぱりその日本文化のこの定流にあるものなんだなっていう自分の感覚は間違ってなかったんだっていうのを知れてちょっと良かったですね
12:01今ちなみにこのVTRだったのはねNHKで放送した芸能極み堂吉野山でしたっけこれね合成でもちろんやってるけど3つをやるというね
12:10それがこちらの舞踊吉野山で右近さんは自身の語る清本に合わせて立ち役女方を演じる一人三役に挑戦しました。
12:32せいめいそう言えてただの者も待ちかねましたわいがこれはこれは静かさな
13:02そこへの大好きなの難しかったですけどねどっちから先に取るのか踊り取っちゃうと歌後に合わせるいや歌を先に決めちゃうでも踊りと歌って意外とやってみて分かったのはあのつかつ離れつっていうか歌が踊りを見ながら演奏するところもあればやっぱりこう踊りが後動き握るところもあれば譲るところもあるんでこうどっちともつかないようなところがあるんですよねかなりだからノリシロがあるみたいな。
13:04本人としてはこういうのね今ここを使わせることができるんですよね。
13:14そこはあのつかつ離れつっていうか歌が踊りを見ながら演奏するところもあればやっぱりこう踊りが後動き握るところもあれば譲るところもあるんでこうまあどっちともつかないようなところがあるんですよねかなりだからノリシロがあるみたいな。
13:32本人としてはこういうのね今ここを使うそこを使うっていうねソムリエの分析があったけどそこを意識は特にしてないけどずっと修行している中でそういうふうになっていった。
13:40ですね。
13:41今僕はあの清本でやはりこの上のね使い方というかファルセットなんですかね。
13:47裏に返すところと表で張るところと両方ね。
13:50両方ね。
13:51両方あります。
13:52そこの行ったり来たりを清本の場合拳とは言わないのかな。
13:55振るって言います。
13:57振るっていうのは振るっていう言い方をします。
14:00この行ったり来たり僕も今覚えとり言ってるんだけどそこの境をなくすのが一番難しいところをすっごくやってるなっていう感じが。
14:07でもそれはすごく重要でなぜかというとやっぱり毎日やるんで物によっては1時間弱ぐらいあったりするんですよね。
14:14なるほど。
14:15なので結構その持続的な筋肉も必要だし瞬発的に張る筋肉も必要だしってどっちも多分必要なんで。
14:22そのためにはその裏声と表をこう使い分ける。
14:26なるほど。
14:27表で張りすぎて疲れすぎちゃっても持たないんで。
14:29なるほどね。
14:30派手って裏って結構楽してるっていう感じの印象が強いんで。
14:33裏に逃げすぎてもいけないし。
14:35裏で逃げ続けてると結構その年月が経ってくるともう表で張る筋肉が衰えていく傾向にあるんですよ。
14:44大体。
14:45歌でいうと清本も歌というふうなジャンルで考えると他にもねもちろんミュージカルとかも出たり普通の演劇をやったりとかいろんなことやってるしポップスを歌ったりそれぞれによってちょっと曲によっても違うと思うけども発声の仕方の意識の違いとか。
15:00かなりあると思います。息の量が僕の感覚では違うっていうのがまず一つあって息が確実に多いので普通のポップスだと。
15:12水でもなんかホースから出す水の量が違うと思うんですよその高さに出すために水圧を水の量水量を上げて届かせるのか少ない水量で水圧を上げていわゆるそのホースをつまんでピュッと出すイメージでつまり絞って届かせるのかっていうその音程に対しての息の量が違う感覚があるように思っているんですよね。
15:39なのでなんかその違いは結構清本とポップスでは全然違うと。
15:43だからなんか一番わかりやすいのはあの奄美の方とか奄美大島の方とかがあると思うんですけど。
15:49花とかっていう曲。
15:51もしもあなたが雨に濡れ言い訳さえも。
15:57ってこの普通に歌ってたらこういう感じだと思うんですよ。
16:01もしもあなたってこういうのが入ってくるじゃないですか。
16:05あれがそのいわゆる清本の花のようにってこの入るっていうのがちょっとこう締めてる感覚。
16:13花のようにってこれ普通の歌い方だと思うんですけど。
16:17息の量が全然違う。
16:19楽なのはどっちかっていったら僕は清本の方が楽なんですよもうそれで慣れちゃってるんでだからポップスの時の方が息がすごいたくさん使うからあのボイトレとかちゃんといかないと全然できないっていう感覚が強いです。
16:33喉をしめて少ない息で声を出す清本の声もう一度聞いてみましょう。
16:58歌舞伎をたくさん見てらっしゃるハグさんとしてはどうですかこのまあ女方ってやっぱちょっとこう何でしょうかね面白い存在ですよねつまり女性でもなく男性でもなく生き物としてねあの要するに完全に女性の声ではないんですよねあくまで男性がやってる女性像で逆にそれがより女性の魅力的にこう見せることができるという。
17:26だからなんというか歌舞伎の世界というのは不思議なこう舞台は世界観だなというふうに思いますね。
17:33男性が女性を追い求めた結果のものがやってるっていうああこれが特殊な日本文化の今の流れの一つなんだっていうなんかその存在のすごさに圧倒されるっていうのはありますよね。
17:45講談とか落語とか浪曲もこのマイクが出てきてからかなり変わったんですよそっか初期はなかったわけですねもちろんねもうつまり昔の浪曲詞とかそういう声もまあ大変節を使いますけどまず届くっていうことになるともうとにかく声の質よりも届くってことが大事なまず大選定としてそりゃそうですよねだから結局このそこの役者の声一つとっても箱によって違うんですよね。
18:04時代によってもそれが生きたり生きなかったりするってところがだから今そこで言うと歌舞伎役者さんは偉いのはあの基本的にマイクつけないじゃないですかあの新作とか以外はつまり何にもつけずにあのものすごい千何百人くらいですか歌舞伎座は歌舞伎座2000か
18:342000人のお客様3回席まで生声で届かせるそれを毎日やってるっていう大変なことですこれはだからとんでもないあのことをものすごい非日常を日常にして生きているのが役者の声であり役者さんだなということはつくづく思いますね
18:50でも声でしっかり届けるっていうのはねやっぱり声は歌舞伎にとって大事なんですね
18:55そうですねでも役者でもまあいわゆる歌舞伎の純邦楽の音楽の歌のお稽古とかやっぱりやるんで基礎としては
19:02だから歌の要素っていうのはすごく重要なんですよね歌うようにしゃべるっていうのはまあセリフをもっと歌わないとっていうこともよく言われることなんでただやっぱり歌自体とそのセリフは違うんでそういう意味で言うとなんかこうセリフとあのお芝居
19:17お芝居と清本っていう意味で言うとその割合が違うという歌とセリフのでも清本もやっぱりこう歌なんですけど情景を表現したりとか心情表現したりとかするのでただ綺麗に歌うってことではなくてやっぱり気持ちを込めて心なら心を込めて歌うってことは非常に重要なんでそういう意味ではお芝居みたいな
19:39お芝居もあるしそうなんですよだから割合が違うなっていう割合が違う
19:44だから芝居と清本で言ったら芝居は気持ちが7割歌の部分が3割で清本は気持ちが3割で歌の部分が7割みたいな感覚
19:557割で逆転している感覚は結構あるんですよ例えば静御前のさっきの吉野山手番組なんですけどそのセリフで歌っているようにセリフを言いながら清本に入っていくところを比較すると
20:09お聞きを呼ぶその時に平家の方にもなだかき強い海ってこれ歌ってる感じじゃないですか
20:20でも清本になるとノートの神って歌になっていくんでだけどノートの神ノリツネっていう一つの人物名を歌にしてるんで
20:32その喋るような気持ちも込めながら歌ってるっていう感覚があるんですよ
20:37だからもう行き来してる感じです僕一人の個人体で言えば
20:42それ単純に疑問なのはさその何かこう意味を理解させようとしてるよりも音の気持ちよさを取ってるってどっちの方が演者としてはあるの?
20:52私もですね僕人によると思うんですけど僕はそのやっぱりこうビジュアルとかニュアンスとかそういうものが歌舞伎の要素の中で惹かれたものだったんで心地よさ見心地の良さ楽しさみたいなものを優先してお稽古して磨いていこうっていう気持ちで経験重ねてるうちに例えば普通映画に呼んでいただいたりとか声優のお仕事もそうですけどまあこの表現っていう仕事はやっぱり心込めないと成立しないといけないといけないといけないといけないといけないといけないといけないといけないといけないといけない
21:22直面するじゃないですかそこでようやく何かこう意味が伝わるようにやることの重要性に気づいたっていうタイミングが僕はそうだったんですか
21:33ちなみに先ほど気を持てて例えば今歌っていただいたのっていうのは旋律っていうのは確実こうやりなさいっていうことを決まってます
21:41本当に細かく楽はないんですね楽ないですね節はある程度そのメロディーが決められてて細かいところは自由だったりするんですけど
21:52とっても微妙なニュアンスなんである程度やっぱり三味線が決まっているのはその三味線に乗っ取ってただセリフの場合は例えばちょっと声の調子悪かったら
22:01そのさっきのお聞き及ぶっていうこれもなんか例えばちょっと男声が入ってきちゃっても高いところにキュッて行く瞬間があれば女方の静か御前のセリフじゃないようには聞こえないんですよね
22:14だからおーおーってこうなっちゃってもおーおー聞き及ぶってここまで下がっちゃってても
22:20まあ静か御前の役柄のニュアンスからはずれない
22:24ほぼ聞き及ぶその時にってこれはきれいなんですけど
22:29ほぼ聞き及ぶここまで言っちゃってても大丈夫
22:34その時にってこの1回ここまで言ってるんでキー的には
22:40でもそれは気持ちの問題で静か御前の気持ちでやっていれば音程的にちょっと男声の部分があってもそんなに気にならないんですよね
22:50なるほど
22:51清本はもうノートーってこのキーってのも決まってるんで
22:55決まってるんですね
22:56ここに届かないとなるともう裏に逃げるノートーこれ弱いじゃないですか
23:00ノートーオーノーってこうなるとちょっと弱い
23:04弱い
23:04それはファルセットではないよ
23:07ミックスボイスかな
23:08この瞬間ですよね
23:09これスタッフはね俺と白山さんにそれをやってみろって
23:13いやいやいやできないできないできないですしやろうとも思わない
23:16いやだと不思議な不思議なねそういう気持ちにはなりますよね
23:21なんかこうヘリコプターとか別に運転しようと思わないじゃない
23:25なんか見るのはいいなと思って
23:28やってみたいなってちょっとやってみたいなって思っちゃう
23:31やってほしいですよ
23:32やってみたいと思っちゃう
23:33山寺さんはやっぱその声というものに対して全てをねやっぱ支配したいというか
23:38支配したくないですよ
23:39神の領域
23:40ちっちゃいこれから興味がある
23:42もしかしたらできんじゃないかななんて
23:44調整したら気持ちいいんじゃないかなと思うけど
23:47でも何か何でしょう
23:49例えば民謡とかやっぱり演歌には近いですよね
23:53そうですね
23:53一つ一人より力持ちいいのこの感じですか
23:57ああ確かに
23:58響くな
23:59もっと高いとこ行ってる
24:02このもう基本的には民謡とか演歌の人と
24:05声の出し方的には変わる
24:07ちょっとソムリエさん
24:07ソムリエさんさっきの清本の高いとこは
24:10あれファルセットじゃない
24:12ミックスですよね多分
24:13そうですね
24:13それは
24:14そうなんですか
24:14ミックスボイス
24:15歌詞が憧れるミックスボイスですよね
24:17そうです
24:18ミックスボイスですね
24:20声帯は裏声のように薄くなっているんですけども
24:24右近さんがおっしゃったような
24:26ホースを握るようなという形で
24:28引頭をキュッと握ることによって
24:30そこで圧を上げて
24:31地声のように聞かせるというのが
24:33これは何表声ではないんですか
24:35そうですね
24:36チェストではない
24:37聴いた感じは地声に聞こえますので
24:39それも含めて地声っていう風に
24:42言うのが一般的かなとは思います
24:44どこから変わってるんですか
24:45綺麗なミックスボイスとか境がないってこと
24:47でも低い音でも
24:48例えば
24:48これも普通のポップスっぽい感じだったら
24:53アーモニットボイスたちって
24:55あったと思うんですよ
24:56それが清本譜だと
24:57とかこういう感じになるんですよ
24:59これも地声ですよね
25:01それは地声ですね
25:02もちろん
25:02でもこっから
25:03ああーーーーーって
25:07これどうなったんですか
25:08その
25:09ああーって
25:11ここ実が変わる瞬間があるんですけども
25:13そこでミックスになってるんですね
25:14そこはですね
25:15こちら側の声帯が
25:17厚いところから
25:19はい
25:19薄く閉じるところに
25:21こうチェンジするっていう言い方をするんですけども
25:23It's a lot of people who are going to change and do not change.
25:28But there is a lot of people who are changing, but they are not changing.
25:32But they are changing and they are changing and changing.
25:37I have a lot of people who are using this kind of work.
25:42I can't do that.
25:46I know that he has no idea.
25:48Yeah!
25:48Yes, he's going to make it all out.
25:52Yes, he's going to make it all out, to make it right.
25:54Yes, he's going to make the grip.
25:56He's going to make it all out and make it easy to do, and he's going to make it.
25:59That's the last thing he really wants.
26:01Yes, he's going to make it.
26:02Ihrn't know how hard to take it.
26:05He's going to make it.
26:07But, you can hear me only in the air around the wheel.
26:11I can hear you.
26:13僕はかすれたいんですけどないかすれたいっていうのはやっぱり立ち役になった時はこのツルツルが良くない時もある
26:21なのであのそれに集中しているパーセンテージがちょっと頭の中にあるんで純正にそのセリフをその役で言ってるっていうのと
26:29違っちゃってる時があるんですよ僕の中ではこれはこれは静かさもあってこれをもうちょっとこずってる
26:36もっと普通に出しているのに萩田さんもそうだと思うんですよ全然普通に出してるのに かすれてる部分があるからそこにこう色があるというかぬくもりがあるというか
26:47これはね面白いのは歌舞伎はもうその一月だったらもう同じ演目をやるわけじゃないか 僕は今日体調悪いなってことになったらネタを別にネタ出ししてない回だったら自分がやりやすいネタに変えられるんですよ
27:02要するに今日ちょっと喉の調子悪いかすれるでもう完全に声が出ないって時もあってそれでいてなんか朝昼晩とものすごい仕事がある
27:11はいしたらもうおじいちゃんおばあちゃんが出てくる講談の中にそういう話をやろうっていう風にこちらはネタチョイスで自分の喉と相談をしてネタを決められる
27:23なるほど ただ僕はやっぱり役者さんすごいのはもう演目は決まってる調子が悪いってなったらここまでできないかもしれないっていう中でずっと立ち向かって
27:32でも時々僕も歌舞伎好きなんでいきますけどめちゃくちゃ二日酔いだなって 声全然出ないなみたいなそれありますよね
27:41あの二日酔いで声が出ないっていうことはあんまり実はないと本当ですか 本当に出ない時はもうわからない状態なんですよもう本人としてももうこれが原因だってわからないですよ
27:54僕は割とは潰さないんですけど潰した時は何が原因ってわからないですよちょっと傷が入ったところからもううわーって傷が広がっちゃってもう腫れないっていう状態になっちゃうっていうイメージなんですよ
28:07だからその二日酔いで声が出ないむしろ ああそうですか
28:10むしろ二日酔いの時の方が出ます
28:13えってことで二日酔いで舞台に出てることはよくある
28:16ないです
28:16すぐ来てました
28:18ないです
28:19ないないですか
28:20次回は白山さんの声を徹底分析
28:26これウッコンさんの気持ち分かったら嬉しいですね
28:28この角度の褒めはなかなかないですね
28:33さらに声優を経験した白山さんが山寺オーナーに切り込みます
28:40山寺さんがもう声優自分のすごく大事にしているフィールドに
28:47そのなんか要するに違う世界の人が来る
28:51嫌じゃないですかなんか
28:52声優って何言ったらしいですよ
28:54その人じゃない
28:55次回も他では聞けないディープな声談義をお届けします
28:5918世中村勘三郎に芸の真髄を伝えた伝説の名優
29:0817世勘三郎
29:10その前世紀に収録した60年前のフィルム
29:15春京鏡獅子をNHKの最新技術でカラー化
29:20孫の中村勘九郎さん吉之助さん兄弟と時空を超えた鏡獅子の世界へ
29:28ぜひご覧ください
29:30芸能極み堂
29:34歌舞伎の集名を大特集します代々の市川團十郎をはじめ集名のお宝映像を一挙公開ゲストは講談師の神田白山さん集名って名を襲うっていうね鷹が名前なんですけどされど名前で鷹
30:001年齡 Umfeld
30:01119世紀に収録した60年前の波子場を呼んでいました
30:042年齡をにくしては
30:063年齡を支持した60年前の波子場と5月頃の度に立ってくる
30:091年齡が聴いた
30:092年齡人の後攻打し
30:112年齡を取る
30:141年齡が後攻打し
30:192年齡を取る
30:192年齡に落ちてから
30:202年齡が発着
30:222年齡を営んでいる
30:232年齡を張って
30:253年齡が形を出す
30:262年齡 July
30:282年齡が発着
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