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  • 2 days ago

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00:00Thank you very much.
00:30今回のテーマは子育て中の大ピンチ
00:33か弱い子供は常に危険と隣り合わせ
00:39親は大切な我が子を守ろうと
00:46あの手この手のユニークな技を繰り出し
00:49ピンチに立ち向かいます
00:50でも時には親自身が危険にさらされることも
00:56ピンチを乗り切り次世代へと命をつなぐ
01:01生き物たちの子育てサバイバルです
01:05最初の舞台はインドネシアの海
01:16ここは世界トップクラスの海洋生物の宝庫
01:241万種を超える海の生き物がひしめき合い
01:28日々命の攻防を繰り広げています
01:31そんな厳しい世界で子孫を残すため
01:38独自の技を編み出した生き物がいます
01:42キンチャクガニです
01:48コーラの大きさは1センチほど
01:50お母さんガニはおなかに数千個の卵を抱えます
01:56そして一番の特徴は
02:05ハサミでつかんでいる
02:06ふさふさした不思議なもの
02:09これはイソギンチャク
02:14このイソギンチャクこそ
02:17卵を守るとっておきのアイテムなんです
02:20サンゴの陰から近寄ってきたのは
02:32コーイカの仲間です
02:35エビやカニが大好物
02:37背後から忍び寄ります
02:42これは大ピンチ
02:50あれ?コーイカが離れました
02:53もう一度見てみると
02:56襲われた瞬間
02:58カニがイソギンチャクをコーイカに押し当てています
03:01なんとイソギンチャクには
03:05敵を撃退する力があるんです
03:08表面には突起がびっしりと生えています
03:12この突起に触れると
03:15毒針が次々と発射
03:20カニにとっては敵から卵と自分の身を守る欠かせない武器なんです
03:28イソギンチャクを持つ理由は他にも
03:38ゆらゆらと大きく振って
03:42今度は口元に寄せてパクパク
03:47これ実はイソギンチャクについたプランクトンを食べているんです
03:52イソギンチャクは食べ物集めにも役立つんですね
04:02卵を守るお母さんガニの背後に新たな脅威が
04:12現れたのは同じ巾着ガニです
04:18こちらはイソギンチャクを持っていません
04:20飛びかかりました
04:27イソギンチャクを横取りしようとしているんです
04:30激しく争う2匹
04:33イソギンチャクは守りの要
04:38奪われるわけにはいきません
04:45襲いかかったカニがその場を離れました
04:48よく見るとお母さんガニのイソギンチャクが片方ありません
04:56これまた大ピンチ
04:59するとイソギンチャクを両方のハサミでつかみ
05:072つに分けてしまいました
05:11高い再生力を持つイソギンチャク
05:15半分になっても生きていて
05:18しばらくするとそれぞれ元通りになるんです
05:22これでまた卵を守れるようになります
05:26卵を守り続けること数週間
05:44ついに子どもたちが旅立つ日を迎えました
05:52数週間ほどすると子どももイソギンチャクを獲得します
06:01イソギンチャクがカニの命のバトンをつないでいくんです
06:08続いてはアフリカのナミブ砂漠
06:16年間降水量は100ミリほどしかありません
06:20この乾ききった大地で子育てをしているのが
06:27クリムネサケイです
06:28生まれたばかりのヒナたち
06:34無事育つには飲み水が欠かせません
06:37ヒナは1日に最低1回は水を飲まないと衰弱してしまいます
06:45水の確保はお父さんの役目
06:49早朝一斉に巣を出発します
06:55広大な砂漠を飛び回り
07:00空から水場を探すんです
07:03飛び続けること30キロ
07:07小さな池を見つけました
07:11砂漠の貴重な水場
07:20続々と集まります
07:24みんな夢中になって水を飲んでいますよ
07:32こちらでは体をどっぷりと浸して
07:38気持ちよさそうに水浴びをしています
07:41無事水場が見つかってよかったですね
07:45ちょちょっと回った
07:47いやこれじゃお父さんが水浴びして喜んでるだけじゃないですか
07:53ヒナたちの水どうするんですか
07:55それはね水場から帰っていくお父さんたちにご注目
08:01胸の部分をよーく見ると
08:05ほらここ膨らんでるでしょ
08:07おぉ確かに
08:09この膨らんだ部分に水をため込んでいるんですよ
08:14はぁどういうこと
08:15実は砂系の仲間は胸の羽毛が特殊な構造になっているんです
08:22拡大してみるとたくさんの細かい毛がぴったり沿うように折りたたまれています
08:28それが水に浸かると開いてスポンジのように水を吸い込む仕組みになっているんです
08:35へぇそうなんだ
08:37羽毛に水をたくさん染み込ませるには5分ほど水浴びを続ける必要があります
08:44こうして蓄えた水の量は体重の15%にも
08:50人間に例えると大人の男性が2リットルのペットボトルを5本もかかえているような状態なんですよ
08:58いやあそれで飛ぶなんて大変だでも砂漠で子育てする酒井のお父さんの避けられないお仕事ってことかな父ちゃん大変だけど頑張ってくださいね砂漠の水場に集まるのは酒井だけではありません現れたのは熊鷹の仲間
09:25この水場は熊鷹にとっては格好の狩り場です酒井は水を吸って体が重くなっていますが懸命に羽ばたいて逃げ出します
09:42であれなんと逃げずに水をため続けるつわものがいます
09:49あー熊鷹が急接近
09:56間一発
10:01敵の襲撃をギリギリのところで回避しました
10:08さあヒナが待つ末ヒナはもうのどがカラカラ
10:28まるでお乳を吸うかのようにお父さんの胸から命の水をもらいます
10:36ヒナが巣立つまでおよそ2ヶ月
10:43お父さんは毎日砂漠で水を運び続けるんです
10:48次の舞台はイギリスの草原
10:53短い夏を迎えお花畑が広がります
10:58草むらの中を忙しく動き回る生き物がいます
11:03トックリバチです
11:08こちらはメス
11:10ただいま巣作りの真っ最中です
11:16巣の材料は乾いた土
11:26そこに特別な唾液を混ぜて粘土状にします
11:37陶芸のように粘土を薄く伸ばして
11:39壺の形にしていくんです
11:42そして入り口はとっくりのような形に仕上げます
11:48巣は直径1センチほど
11:54完成すると中に1つだけ卵を産みつけます
11:59子育ての大仕事はここからが本番
12:03卵が飼える前にあらかじめ食べ物を準備するんです
12:10獲物となるのは他の虫
12:14生きたままの獲物を巣がぎゅうぎゅうになるまで入れていきます
12:23子供が無事成長するには大量の食べ物が必要なんです
12:31最大のピンチがやってきました
12:39冷たい雨が降るとお母さんバチは自由に飛び回れず
12:50獲物を集めることができなくなります
12:53天気は回復しましたが時間がありません
13:02この一帯では夏があっという間に過ぎ去ってしまいます
13:07寒くなると獲物となる他の虫たちが
13:13次々と姿を消してしまうんです
13:16手遅れになる前に急ピッチで獲物を集めるお母さんバチ
13:27子供の成長を支えるためできるだけたくさん詰め込みます
13:34大きな獲物を持ってきましたが
13:39奥まで入っていきません
13:50どうやら大きすぎたみたいです
13:57なんとか寒くなる前に食べ物を集めきったお母さんバチ
14:03最後に巣にふたをします
14:07次の春には巣から成長した子供が巣立つはずです
14:20力を使い果たしたお母さんバチ
14:261週間後には命が尽きてしまいます
14:31最後の大仕事をやり遂げました
14:34突然ですがここでダーウィンニュースです
14:42日本の絶滅危惧種の最新情報をお届けするシリーズ第5弾
14:49今日本で最も絶滅に近いと言われる哺乳類
14:54それが日本アシカです
14:58かつては全国各地に生息しとても身近な存在でした
15:04しかし人間による腫瘍が原因で急激に数を減らします
15:12明治時代以降は姿を見るのも悪な生き物になってしまいました
15:202025年は最後の目撃記録からちょうど50年
15:28いつ絶滅危惧種から絶滅種になってもおかしくない状況です
15:33ところがそこに新展開
15:38なんとアシカらしい生き物が撮影されていたんです
15:43写真を見た専門家はアシカの仲間だと断言
15:49ダーウィンチームはこの生き物が現れた鹿児島県西部の島へ向かいました
16:00アシカの気配がしてますね
16:04空からそして海から徹底捜索
16:12人がほとんど潜ったことのないこのエリア
16:15魚が群れを泳ぎ驚くほど豊かな海が広がっています
16:20この海に今も日本アシカは生きているんでしょうか
16:30続きは来月放送のダーリンが来た年末スペシャル
16:36放送100年の今年NHKが記録してきた絶滅危惧種の希少な映像をご紹介
16:44さらに世界の現場で絶滅の淵からの驚きの復活劇をお届けします
16:51どうぞお楽しみに
16:59南米パタゴニア
17:01私たち人間の活動が生き物たちに新たなピンチを生み出すことがあります
17:11高知に暮らすラクダの仲間
17:18フワナコです
17:20お乳を飲む子供
17:22栄養豊富なお乳を出すため
17:25お母さんはたくさんの草を食べなくてはなりません
17:29豊かな草地を求めて群れが移動始めました
17:35しかしグアナコたちの前に立ちはだかるのは
17:43延々と続く
17:45目指す草地はこの柵の向こう
17:53飛び越えていくしかありません
17:57こちらの親子も柵に向かって
18:02ジャンプ
18:04まずはお母さんがお手本を見せて
18:07子供がついてくるのを待ちます
18:09子供は
18:13ああ失敗
18:15飛び越えられません
18:17柵の一番上は有刺鉄線になっています
18:28うまく飛び越えないと大けがをしてしまいます
18:35怖くなってしまったのか
18:38子供は柵の前をうろうろ
18:41心配そうに見守るお母さん
18:49一人取り残された子供
18:53すると
19:01お母さんが道を引き返します
19:04別の安全なルートを探すことにしたんです
19:08歩き続ける親子の前に
19:15果てしなく続く柵
19:17ようやく低めの柵を見つけ出しました
19:30お母さんは軽々と飛び越えます
19:34これなら子供でも大丈夫かもしれません
19:40線をよく見て
19:44ジャンプ
19:46やっと飛び越えることができました
19:51これでおいしい草にありつけますね
19:59いやよかったですなそうですねひげじんでもちょっと待ったそもそもこの柵って一体何のためにあるんですか?
20:09この柵はこうした柵はパタゴニア中に張り巡らされていて全て合わせると長さは16万キロにもなるんですへえそんなに広大な範囲に広がっているのでグアナ湖の移動ルートに重なってしまうんです中にはうまく飛び越えられずケガをしてしまうものもいるんですよ
20:37うわぁかわいそうにこの柵どうにかならないんですかね
20:41近年グアナ湖のために柵を撤去することも行われています
20:46もう柵をサクッと撤去して問題をサクサク解決ですな
20:51いえいえそう簡単なことではありません
20:54現地の人にとっては放牧は暮らしを支える大事ななりわい
21:00グアナ湖のために柵を全部なくすわけにはいかないんです
21:04ああそうか人と動物それぞれの暮らしが交わるところにはいつも難しい問題がついて回るんですな
21:13東アフリカのケニア
21:20ここでも人の営みが原因で生き物の子育てにピンチが訪れています
21:27近年気候変動によって雨が全く降らない干ばつが深刻化しています
21:35そして干ばつの後には一転して大雨が降り大規模な水害を引き起こすようになったんです
21:45ケニアを流れるエワソニロ川
21:52長引く干ばつの中周辺で唯一水と草が残されています
21:58その川を目指して進むのはアフリカゾウの家族
22:04群れを率いるのは最年長のおばあちゃんです
22:09おばあちゃんは干ばつから家族を救うため豊富な経験を頼りにこの川へやってきました
22:17長い旅を経て目的地はもう目の前です
22:28無事に子供たちと川にたどり着くことができました
22:41象たちにとって久しぶりの恵みの水
22:50思う存分口へと運びます
22:58この子は顔を直接川につけてガブの実
23:13家族は涼しい川で穏やかなひとときを楽しみます
23:21
23:31遠くの山々に雨が降り始めました
23:42突然の大雨はやがて鉄砲水を引き起こします
24:05穏やかな川が瞬く間に濁流へと一変
24:10ゾウの家族は狭い川岸で行き場を失ってしまいました
24:17広い対岸に向かうにはこの川を渡るしかありません
24:26岸を消して渡り始めます
24:33対岸に近づくほど川は深くなり流れも勢いを増します
24:46恐る恐る進む子供たち
24:56流れが速くなってきました
25:01大人が盾となって濁流から子供を守ろうとします
25:08でもここからは流れが最も急な場所
25:18その時
25:31子供が足を踏み外してしまいました
25:34流されないと懸命に泳ぐ子供
25:39慌てて助けに向かう大人たち
25:48このまま進めば子供が溺れてしまうかもしれません
25:55リーダーのおばあちゃんが危険と判断し引き返します
26:07子供の安全を優先したんです
26:10試練に直面しても生き物たちはたくましく乗り越えていきます
26:17子育ては常にピンチの連続
26:30親も子供も予期せぬ困難にぶつかり
26:37失敗を繰り返します
26:39でもそのピンチは親子が共に学び
26:44強くなるための大切なチャンスでもあるのです
26:49マルールのゆうべ
26:54あら巻貝
26:56でかしたズッキン網焼きにして食べましょう
26:58食べないでくれよ
27:01えまさかアンモナイト
27:03私アンモナイトって初めて食べるわ
27:06マヨネーズがうかしら
27:07じゃなくてアンモナイトって古代生物でしょ
27:10なんでいるの
27:11そりゃこの辺りの海は俺たちアンモナイトの生息地だもん
27:15ほらあれもアンモナイトだよ
27:17いろんな形のアンモナイトがいるのね
27:19味は違うのかしら
27:21おっと
27:21気をつけて
27:23うわーどれかアンモナイト
27:26大変
27:27このサイズを焼ける網あったかしら
27:29どのこと言ってる場合か
27:31
27:32
27:33思う
27:35
27:36アンモニャイト
27:38生き物の面白情報
27:43お待ちしておりますぞ
27:45ダービンが来た
27:49あの超有名古生物
27:51アンモナイトを大研究
27:53天敵だらけの海を一体どう生き抜いたのか
27:57謎だらけの生態にとことん迫ります
28:00大河ドラマ
28:03歌丸ならできる雅吾は当仲裁者楽とする者楽というのは誠源内なのだこの後すぐ手前がドンキュッキュッ?
28:19NHKスペシャル熊異常事態の真相
28:22どんどんしてるどんどんしてる
28:23追跡調査で熊被害の背景に迫ります
28:27総合今夜9時
28:30歴史探偵バケバケの2人が登場
28:53小泉八雲と説夫婦が紡いだ物語を徹底調査します
28:58歴史探偵調査開始
29:01NHK受信料の窓口からお知らせです
29:07引っ越しをされたら受信契約の住所変更をお願いします
29:14お手続きはスマホやパソコンがとても便利です
29:19こちらのQRコードを読み取っていただくと
29:23専用ページ受信料の窓口が開きます
29:27お手続きは住所変更のバナーをタップ
29:32お客様の情報の入力をお願いします
29:36入力はとっても簡単
29:39お名前、新しい住所と転居前の住所を入力
29:44引っ越しする前の月からお手続きが可能です
29:51詳しくは受信料の窓口ホームページをご確認ください
29:55受信料の窓口からお知らせでした
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