Saikin Yatotta Maid ga Ayashii 03

Eastern.Horizon

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Transcript

00:00gozaimu seka

00:01うん大丈夫

00:03botchama

00:04本当によろしいのでしょうか

00:07だから何度も言ってるだろう

00:09送り迎えはいらないって

00:11ですが

00:13最近は何かと物騒ですし

00:15それに

00:16もう大丈夫だから

00:18リリスはおとなしく留守番してて

00:21でも

00:22いいな

00:24あっ

00:26承知いたしました

00:29じゃあ行ってくるから

00:31ぼっちゃん

00:32ネクタイが緩んでいます

00:35あ、ありがとう

00:37あ、靴に埃が

00:39やっぱり

00:42あっちの服の方が良かったでしょうか

00:45あっ

00:45お口が

00:47お袖が

00:49どうしましたか

00:52ぼっちゃん

00:52はっ

00:57もしかして

00:58私に見とれてしまって

01:00学校に行きたくなくなってしまいましたか

01:03いや

01:03夫婦みたいだなって

01:05ぼっ

01:06ぼくの母さんも父さんに毎日

01:09同じことをしていた

01:10あっ

01:11あつあつだったぞ

01:13あっ

01:14あつあつ

01:15ぼっちゃんは

01:20学校に遅刻してしまいますよ

01:23あ、そうだった

01:25じゃあ行ってきます

01:27行ってらっしゃいませ

01:32ねえ待て

01:35えこれで絶対

01:37だってだって

01:38ときめき

01:39ラビュー

01:40ラビュー

01:40どこかを

01:52風に乗った声

01:55長いまつげ

01:57不思議なその視線も

02:00惑わされて

02:02ときどき苦しい

02:05友達から

02:07恋だって

02:08恋だって

02:09言われたんだ

02:10すべてにも

02:12お気づけ

02:13気持ちを

02:15わかんないだけど

02:16コンティベントはひとつ

02:18確信してる

02:20君を守りたい

02:22エキバッテ

02:23レッツゴー

02:24恋なんて知らないよ

02:25今日の箇所に乗って

02:29泣いちゃう

02:30ニーチュー

02:31ニーチュー

02:32朝まで君分かる

02:33夢でも君だよ

02:35ハートは弾んだ

02:37絶対感情

02:39ハテナになる

02:40ジョッシュー

02:41ジョッシュー

02:42君のこと好きなのかな

02:46不好きじゃない

02:57メイビきっと大好き

03:12ありがとう

03:26藤崎

03:27行ってらっしゃいませ

03:29お嬢様

03:34あ

03:35ユーリさん

03:36確かご両親がなくなられたと

03:40藤崎から聞きましたけど

03:43まだお元気が

03:45はぁ

03:47リリスのせいで遅くなっちゃったよ

03:50シュー

03:52しっかり言いつけてきたんだし

03:55大丈夫だよな

03:57なあなあ聞いたか

04:03えっ何知らないの

04:06あいつの親事故で亡くなったらしいんだよ

04:09えっほんと

04:11使用人とかもみんな辞めちゃったんだってさ

04:14えっじゃああいつ家で一人ってこと

04:17どうするんだ

04:19さあやばいって聞いたけど

04:22学費も払えるのかな

04:24ちょっとよしなさいよ

04:25そうよかわいそうでしょ

04:27ゆうりさん

04:29こんばんは

04:41こんばんは

04:42同じ学校で同じクラスのまっすぐな瞳が印象的な男の子

04:52恥ずかしがり屋でおとなしい私にも声をかけてくださってとても嬉しかった

04:59余計なお世話かもしれませんが

05:04私にできることがあれば力になりたいですわ

05:09えっ

05:10すかさ勇気を出すのですわ

05:16ああの

05:18ユリス

05:19はいみなさん席についてね

05:22はーい

05:23うーん

05:30ぼっちゃま

05:31どうしてあんなに嫌がるんでしょうか

05:34やはりまだメイドとして未熟な私には任せられないということでしょうか

05:41はぁ

05:45いえ落ち込んでいてはいけません

05:47一日でも早くぼっちゃまに認めていただけるように頑張らないと

05:54ねえねえ夏休みはどちらに行かれましたか

05:57うちはおじいさまの別荘に行ってましたの

06:01僕は海に行ったんだよ

06:03でっかいボートに乗ったんだ

06:05わぁいいなぁ

06:08あ、あの、ユーリさんは

06:10ちかさちゃんはどこか行ったの

06:12えっ

06:13ごちそうさまでした

06:14あっ

06:15あっ

06:18あっ

06:20ふぁ

06:21すかさちゃん

06:22えっ

06:26今日の夕食は

06:28ハンバーグとサラダとコーンスープ

06:32ん、決まりました

06:33さて、あとはぼっちゃまのお迎えですね

06:37ぼっちゃまには怒られてしまうかもしれませんが

06:40やはりメイドとして

06:42ご主人様のお迎えは当然の役目ですから

06:4815時からピアノのレッスン

06:5117時から英会話か

06:54ん?

06:55あれは

07:01あれは

07:03また明日ねーよー

07:05お帰りくださいませ

07:09ふん、僕は一人で帰れる

07:16迎えなんかなくたって

07:18うわー、きれいなメイドさん

07:20どこのお屋敷のメイドさんだろ

07:22な、なんでリリスが迎えに来たのか

07:29あれほど学校には来るなって言ったのに

07:32あっ

07:35ふん

07:37ふん

07:39結局声をかけられなかった

07:42ユーリさん?

07:44シャンスですわ

07:45さあ、勇気を出すんです、すかさ

07:48あ、あの、ユーリさん

07:50お迎えに上がりました

07:51え?

07:52ぼっちゃま

07:54だ、誰?

07:56学校には来るなって言っただろ

07:59いえ、メイドとして当然のことをしたまでです

08:04使用人を全て解雇したという大噂は嘘だったのですね

08:09ですが

08:11だから

08:12怪しいですわ

08:16もしかしてぼっちゃまは

08:19私たちの中を誰かに見られるのが恥ずかしいのですか?

08:24な、な、な、な、な、なんだかただならぬ関係っぽいことをおっしゃってますわ

08:29そんなんじゃない、僕は心配なだけだ

08:32こんなきれいなメイドがいたらみんなが見惚れてしまうだろ

08:36だからお前を他の奴らに見せたくないんだ

08:38そ、そうでしたか

08:46ペタボメですわ

08:49しかもメイドの方もまんざらでもない感じ

08:53間違いありませんわ

08:55これはきっとご主人様とメイドの禁断の恋

09:01きっとユーリさんはあのメイドのことを愛しているのですわ

09:05私がもっとしっかりしていれば

09:09もういいよ別に気にしてないから

09:12お休みも長かったので

09:15もう私とずっと2人きりでいたいのかと思ってしまいました

09:19うん、2人きり!

09:24おすけべですわ!

09:26男女が2人きりだなんてそんなのいけませんわ

09:30ユーリさんはまだ子供なのに

09:33主従関係で年の差、何もかもタブーですわ

09:37でも、だからこそ燃えるのですね、わかります

09:44私もたくさん本で読みましたもの

09:46当たり前だろ

09:48できることならお前をずっと監視していたい

09:51えっ?

09:52学校にいる間もずっとお前のことを考えてたし

09:56早く顔が見たくて仕方なかったくらいだ

09:59本当は24時間!

10:01ひとときも離れたくないぞ!

10:02えっ?

10:04わー!

10:11くー!

10:13何ですか、この胸を打つ感覚、なんて破壊力!

10:19ユーリさん、あの真っ直ぐな瞳は今も健在?

10:23いえ、レイドを見つめるあの瞳は、あのときよりも。私は余計なお世話を焼くところでしたわね。でも、もうしばらくお二人の様子を拝ませてくださいませ。

10:42すかさお嬢様、お迎えの車をいつまで待たせるおつもりですか?まったく、探しましたよ。

10:52ごめんなさい、これにはお訳が…。

10:55ほう?

10:56ん?どうしたの、リリス?

11:06やはりあなたでしたか。

11:08お久しぶりです。

11:10えっ?えっ?

11:11ご乗員、つかささまですね。

11:14は、はい。

11:17いつも、ゆうりぼっちゃまがお世話になっております。これからも仲良くしていただけますでしょうか。

11:25は、はい。よ、よろしくお願いします。

11:30ありがとうございます。それでは私はこれで。失礼します。

11:35お知り合いなのですか?

11:44ええ、少し。

11:46素敵な方ですわ。

11:48ええ。

11:49それに服も。

11:51ねえ、藤崎、うちもあの服にしようかし…

11:54そうなったらやめさせてもらいます。

11:57ぼっちゃま、学校はいかがでしたか?

12:00うん。楽しかったよ。給食もおいしかったし。

12:04そうでしたか。

12:06まあ、リリスの料理が一番だけどな。

12:10ありがとうございます。

12:13あ、今日の夕食はハンバーグですよ。

12:17えっ?ほんと!?

12:18ほんと!

12:24あ、うん。

12:31よし。これでお掃除は終了です。

12:34でも、夕食の買い出しがまだです。急がないと。

12:39Tadai ma!

12:50Rilis?

12:56Rilis?

13:00Rilis?

13:01さては隠れているんだろ僕を驚かそうとしても無駄だぞ観念して出てこいおかしいなどこに行ったんだ買い物かまあいいやあいつがいないなら帰ってくるまで思いっきり一人を堪能してやるぞ

13:30こうおー

13:36さて今晩は何にしましょうか?もう秋ですからねー

13:42旬な物がいいでしょうかかぼちゃにレンコン、さつまいも、まつたけはちょっとお値段がしますね

13:51そうです

13:53しゃせいしゃせい今日は息のいいのが入ってるよ

13:57秋の味覚といえばサンマですね今日は豪華にサンマのフルコースにしましょうへいらっしゃい何にするお嬢ちゃんサンマをいただけますでしょうかあちゃごめんよサンマは売り切れちゃったんだよえっそうなんですかああ最近はなかなか手に入らなくてね入ってもすぐ売り切れちゃうんだよ

14:25あっ代わりにいいカツオ入ってるけどどうだいあいえ残念ですそうだ他のお店にも行ってみましょう

14:37ん

14:39ん

14:45どこにも売ってないなんて今日は諦めて別のメニューにしましょうか

14:53いいえ諦めちゃダメです坊ちゃまにおいしい料理を食べさせてあげたいのですからそうだ隣町まで行ってみましょう

15:05ん

15:07ん

15:08おもしろかった

15:10あ

15:12もうこんな時間かリリスのやつ遅いなどこまで行ってるんだろう

15:18ん

15:19遅くなるなら連絡くらいくれてもいいのに

15:21ん

15:22ん

15:25ん

15:27ん

15:28ん

15:29ん

15:30ん

15:31ん

15:32もうこんなに暗くなってます急がないと

15:42あいつがいないとこんなにも静かなんだな

15:46もしかして買い物じゃなくて僕に言えない用事で出かけたのかだっていつもは留守の時必ず書き置きがあるのに今日は置いてなかった

16:00確かあいつの携帯の番号が

16:04ん

16:05ん

16:06ん

16:07ん

16:08ん

16:09ん

16:10ん

16:11ん

16:12ん

16:13ん

16:14なんで携帯がここに

16:16ん

16:18やっと手に入りましたこれでぼっちまにおいしい料理を作ってあげられます

16:24ん

16:26そうでした遅くなってしまいましたからぼっちまが心配されているかも

16:32ん一度連絡をしておきましょう

16:36あれっない

16:38もしかして携帯をお屋敷に置いてきてしまったのかもとにかく急いで帰りましょう

16:46ん

16:52帰ってこないこんな時間まで一人でいるのはリリスが来てから初めてだ

17:00あっイリス!

17:02ああ

17:04にゃあ

17:08ん

17:10なんだ

17:12お前か

17:14向こう3本目なんだけどああやべえな車両点検の影響で遅れなんてって飲みに行くかどうしましょう帰る手段がまったくお嬢様には困ったものです今すぐ漫画を買ってきてほしいなんてん?

17:38そもそもあいつは突然現れたんだ急にいなくなってもおかしくないだろう

17:48それにあんな怪しいメイド本当はいないほうが

17:52ん

17:58ありがとうございます助かりました

18:00いいえたまたま通りかかっただけですし

18:04何をされていたんですかこんな隣町まで

18:08夕食の買い出しに

18:10地元の店でも問題ないのでは

18:12ええ

18:14なかなか食材が手に入らなかったので

18:16そうですか

18:18いつこちらに

18:20先月です

18:22いいのですか

18:24帰ってきて

18:26はい

18:28そうですか

18:30はい

18:32そうですか

18:36本当にありがとうございました

18:46困ったときはお互い様です

18:48困ったときはお互い様です

18:58ぼっちゃま

19:00あ

19:06連絡もせず遅くなり申し訳ございませんでした

19:10ぼっちゃま

19:12あっ

19:14お前は僕に呪いをかけたのか

19:16え

19:18お前がそばにいないと寂しくなる呪いだよ

19:20あ

19:22絶対そうだ

19:24だってお前が来る前の僕はこんなんじゃなかった

19:28絶対

19:30だってお前が来る前の僕はこんなんじゃなかった

19:34絶対

19:38屋敷が広くても暗くても

19:42たとえ一人でも

19:44平気だったのに

19:46今の僕は

19:48お前がいないと寂しくて心細くて

19:52不安で

19:54帰ってこなかったらどうしようって

19:56いつも以上にお前のことを考えてしまう

20:00なんて恐ろしい呪いなんだ

20:04ぼっちゃま

20:06こんな呪いをかけられてしまったら

20:08僕はもうお前らしでは生きていけない

20:12ふっ

20:14ふっ

20:22ええ

20:23私が呪いをかけたのです

20:26ぼっちゃまが寂しくなるように

20:29それなのにぼっちゃまは偉いです

20:32一人でオルスパンされて

20:35さすがは私のご主人様です

20:38ほう

20:40もう僕に何も言わずにいなくなったりするなよ

20:46はい

20:48かしこまりました

20:50ぼっちゃま

20:52にゃー

20:54にゃっ

20:56シャボン玉のにおい

21:10青空の下で揺れている

21:13目と目があった

21:15始まり始まり

21:17はじまり

21:19心と言葉がちぐはぐなよでぴったりなこと気づいてるかな

21:27またまたこれから

21:30ひとりぼっちの日思い出すのは

21:35あの太陽みたいな

21:39笑顔でしょ

21:41君が生まれて初めて出会った

21:45あたたたくてちょっとくすぐったい

21:49その想いしているよ

21:52明日みんなには内緒でそっと教えてあげる

21:58から待っててその代わり聞こえるよ

22:04どのページにも乗ってなかった

22:09二人の物語のタイトルは

22:14なんだろう

22:36ありがとうございます藤崎

22:38私はパシリではありませんよお嬢様ごごめんなさいねえねえ藤崎これを見てくださるん?やっぱりうちもお洋服これにしましょうよねっいいでしょあああお嬢様何?きょうでやめさせていただきます

23:02絶対似合うと思うのお願いお願いあっあっちょっと待って藤崎!

23:10みさきー!

23:12みさきー!

23:18みさきー!

23:20僕こうやらんぼれかんだよ!

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