Golden Kamuy S04E09

I love anime 2

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Transcript

00:00Doctor Bona

00:14I'm a Matagi.

00:16I'm a Matagi.

00:18What are you saying?

00:20Oh...

00:22I'm already matagi.

00:24アバシリにインカラマはもういない。よそへ移した。

00:31抜けるなら女を殺すとでも言うんですか?

00:34まさかまさか。そんな濃い真似を私にさせないよな。谷垣玄二郎は。

00:44金塊探しも政権転覆も俺には向いてない。

00:49身の丈にあった素朴な人生を送りたいだけです。

00:52そこらにいる庶民でいるのは罪ですか?

00:55そこらの庶民は命懸けで戦ったのに、報われなかった兵士たちのことを知らん。

01:01お前はそれを知っておきながら、何もなかったように暮らせるのか?

01:06人質を取ったところで、お役に立てません。俺がいれば士気を下げるだけでしょう。

01:12あの女のことだから、回復すれば自分で逃げ出すだろうと、鷹をくくってるんだろうが。

01:19もうそれは難しいぞ。

01:22インカラムに何かしたんですか!

01:24谷垣玄二郎の子を宿している。

01:28俺の子…

01:38アシリパを連れ戻せば、お前もインカラマも解放すると約束する。

01:43そもそもお前の役目は、アシリパをおばあさんのところへ返すことだったな。

01:50谷垣よ。

01:55お前なら、杉本サイチに警戒されずに近づけるはずだ。

02:13この漢字はロでいいのか?

02:15うん。ロダ、これが死とか、差。

02:22それにしても、まさか平太師匠が囚人だったとは。

02:27でも、こうやって新たな入れ墨認否を手に入れたおかげで、本来の目的に立ち戻れたよ。

02:33俺たちはもっとでっかい埋蔵金を探すんだってね。

02:37そうだな。

02:39そこへたどり着けば、アイヌを殺して砂金を奪った事件の真相も明らかになるかもしれない。

02:46危ない、危ない。

02:48ハクの話に我を忘れてしまった。

02:51ちまちまとサハッキンを集めてる暇はねえぜ。

02:54そうそう、先へ進まないとな。

02:57平太の煙草入れ、クマそのものの姿を掘ったものは珍しい。

03:02魂を持って悪さをすると言われてるから。

03:06な、なんか重いぞ。

03:09あ、砂金か。

03:11じゅっしゃー!

03:18見ろよ、これ。

03:19貴重めに取れた皮ごとに砂金の標本を集めていたみたいだ。

03:24砂金には顔があると言われています。

03:28取れた場所によってそれぞれの特徴がありまして。

03:32顔を見れば熟練の砂金掘りはどこの皮で取れたものか特定できます。

03:39大昔、アイヌは取った砂金を一箇所に集めて隠したんだろう。

03:44災いの元となる埋蔵金の存在を風化させようと秘密にし続け、隠し場所を知る者は年老いてわずかになった。

03:53それがノッペラボー事件で殺された七人だったわけだ。

03:58だが他にも隠し場所を知ってる奴がどこかにいる可能性はあるわけだよな。

04:04だからノッペラボーはそこからさらに移動させたんだろ?

04:07ああ、でも一人でだぜ。

04:10一人で大量の金塊を運ぶのは難しい。

04:13近くにしか移せなかったんじゃないかと俺は考えてる。

04:17元の隠し場所を知っているアイヌを探し出すにはどうすればいいか。

04:22砂金の取れた川の近くに今も住んでいる可能性は高いよな。

04:27つまり、埋蔵金を判別してどこの川で取れたか産地を割り出せばいい。

04:33ああ、埋蔵金は隠されてるのにそれをどうやって判別するんだよ。

04:38へっ、忘れたか?

04:40ノッペラボーは砂金の一部を持って逃げたが、船は転覆。

04:45その砂金も沈んだと。

04:47はぁ…

04:48四骨湖か。

04:49それを探しに行こうっていうのか。

04:51今更、入れ墨認否とは関係ない方法で埋蔵金を見つけようってことなのか。

04:57いや、めちゃくちゃ見込み低いだろう、それ。

05:00四骨湖は北海道で一番深いんだ。

05:03潜って砂金を見つけるのは絶対に不可能だ。

05:06そうでもねえぜ。

05:08ん?

05:10見ろよ、これ。

05:12既に見つけられていたのか。

05:14海賊さん… って、誰だ?

05:17ん?

05:18アバシリ脱獄衆の1人。

05:20こいつは特に気合が入った強靭な男だぜ。

05:28もっと暖かくなってからにしたらどうですか?

05:31死にますよ。

05:32誰かに先を越されるだろう。

05:35こんな推進じゃ潜水婦だって無理ですよ。

05:38お前の意見は聞いてねえ。

05:40砂金を勘別したら好きなところへ行け。

05:43火鉢も見張ってろよ。

05:45消えてたら殺すぞ。

05:47ぷん。何度も言わないでよ。

05:49うるさい男ね。

05:51次は35分を過ぎたら縄を引き上げろ。

05:54いいな。

05:5535分も?

05:57俺は30分までなら潜水できる。

06:03ほぉおーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー!!

06:10海賊坊太郎の足は36センチもあり、指の間にある川が水かきのように広がる奇妙な手をしていた。

06:26子供の頃から木材を川で運搬する妊婦として働き、水中での技に長けていたが、ある頃から人を水中に引き込んでは溺死させ、金品を奪うようになった。

06:39その手口から官房の海賊、海賊坊太郎と呼ばれるようになった。

06:50ほら、兵太師匠の勘別も済んでるようだ。

06:54なるほど。つまりこの川へ行けば、海賊を捕まえられるってことか。

07:00イノシシ来い!イノシシ来い!

07:07イノシシ来い!

07:09はっ、来た!イノシカチョウ!

07:12また俺の価値、門倉弱すぎる!

07:15はぁ…

07:18あっ! ゲフ!

07:19今、尻の穴覗きした!

07:21いや、覗いてない。

07:23尻の穴覗き野郎が!

07:26尻の穴覗きするって、もうおろせ!

07:30こいつら、毎日ダラダラと。

07:37おや?野良尾形が戻ってきてる。

07:40アバシリ監獄から今日まで、何をしていた。

07:45カラフトか。

07:47俺のカラフト土産は二つある。

07:50一つは、ソフィアゴールデンハンドという女の情報。

07:54ウィルクとキロラン家のかつての仲間で、パルジザンの女当主だ。

08:00必ずアシリパを奪いに日本へ来るだろう。

08:04鶴見中尉たちとは別の厄介な勢力となるはずだ。

08:09もう一つは、アシリパはどうやら暗号を解く鍵を思い出したということを。

08:19一刻も早くアシリパを逆さなくちゃ。

08:23向こうからも来るさ。

08:25杉本たちだって、入れ墨人皮を集めるしかない。

08:30入れ墨人皮の枚数は、もはや土方陣営か、鶴見陣営かの二極化しているんだからな。

08:38お父っちゃん、遊んでけ。

08:51金持ってるように見えっかよ。

08:53あんたの宿はこっちなの?

08:56無口な人好きよ。

08:58死んだ旦那も無口でね。

09:01うん?

09:02あれ? あんた日本人も…

09:04あんた日本人も…

09:14あぁ! くふふふ、あっ…

09:21あぶっ…

09:28あぶっあ…

09:30あっ…

09:31Let's go.

10:01目星はついてるんですか?

10:03飯おごるんでなんかネタくださいよ

10:06一躍の砂で有名な家人・詩人の石川拓木は

10:11遊軍記者として道内の新聞社をてんてんと渡り歩いていた

10:16札幌じゃ連続殺人事件ってことでそりゃもう大騒ぎですわ

10:22私も調子に乗って驚々しく書き立てるもんだから

10:26新聞がもう売れて売れて

10:29おだちんください長倉さん

10:33新聞に書かれていない情報を持ってこいクズ

10:37ひどい殺し方だ勝負に恨みでもあんのかね

10:41許せませんね

10:43早く捕まえてほしい

10:45今お気に入りの優女がいるんで殺されたらがっかりですよ

10:49お前はドブで転んで背中打って死ねえ

10:53門倉入れ墨の脱獄衆のうちで心当たりは

10:58いますね 10年近く前に

11:02横浜で優女を滅多刺しにして

11:061週間された男を

11:08犯人が脱獄衆だとして

11:10ここまで騒ぎを起こされると非常に厄介だな

11:15警察は薬器になって犯人を探す

11:19そしてあの第七師団のはぐれ者たちも

11:24匂いを嗅ぎつけてくるだろう

11:27うーん

11:31おい! おい!

11:33誰だ! 俺の馬を殺したぞ!

11:43札幌連続殺人事件

11:45入れ墨脱獄衆の匂いがするな

11:49菊田特務総長

11:51お前は札幌へ向かえ

11:53私はこのままアシリパたちの捜索を続ける

11:57はい

11:58宇佐見城東平を連れて行け

12:01おい!

12:03菊田特務総長と行くの嫌だな

12:07実は俺もだよ

12:10宇佐見はきっと札幌で役に立つ

12:13うん

12:16徳四郎くん日清戦争はどんげらったかね

12:29おもしれーもんを見くことができましたて先生

12:33なんらね

12:35長期間にわたって強練を受けたはずの兵士たちが

12:39いざ戦闘になった

12:41発砲すんふりをすんですがね

12:44アメリカの南北戦争でも同じようなことがあったと聞きましたて

12:50撃ったとしても明らかに敵兵を狙ってねー

12:54圧倒的多数の兵士は殺人に抵抗があり

12:58避けようとすんですがね

13:01徳四郎さん蹴って来なさってたんですね

13:04よー久しぶりー

13:07また背が伸びたねっか徳四毛くん

13:10うんはい

13:12ん? 稽古に来たんじゃなさそうらな

13:16オラ地の徹底があったんですろもフラッと

13:20ここまであんで2時間はかかんでねーか?

13:23南東の稽古のねー日も来てしもんです

13:27何ら変哲もねー道場の敷地の片隅なんですろも

13:31あっ… 僕らの聖地らすけ…

13:39徳四毛道場の方はどんぐらー

13:43頑張ってるんだかよ?

13:44はい徳四郎さんが今まで見たボボたちの中で…

13:48いっぱい才能があんだってよ

13:50ずるみ徳四郎さん?

13:52ふぁー…

13:54あっ… 誰? そした?

13:56徳四毛の道場に行くん

13:58シャレこきな商工さんらがねー

14:07はぁ…

14:08ふぅい重労働らー

14:12ありがとう徳四毛くん

14:14これは足が強いなんねっか

14:17この辺りは地べたが引けすけ

14:20あるは今足踏み水車で

14:22全部の田んぼの排水をしんきゃダメらすけ

14:25いやいや…

14:26徳四毛!

14:28あっ…

14:30徳四郎さんごめんください

14:32やあ友春くん

14:34おどつあま元気ですか?

14:36はい?

14:37フフフ…

14:41なあ徳四毛そうせーや

14:44稽古終わったら今日オラ地に泊まれや

14:47明日一緒に学校行これ

14:49今日は道場に徳四郎さん来るってや

14:52はぁ…

14:53はよはよ

14:59徳四郎さん僕とは…

15:01オラと乱取りしてくんなせんや

15:04ハッハッハッハッハ…

15:06ハハハッハッハ…

15:07アハハハッハ…

15:10今年で卒業ならか

15:12道場へ若いおえんだか

15:14父ちゃんのablo

15:16仕事の鉄にしてないとですんで…

15:18わかんねぇです

15:20You are more than two-way.

15:23Keep going.

15:25You're a man who's a man.

15:27You're going to get me right now.

15:30I'm going to get you back to the village.

15:34So...

15:35So, you're not?

15:37There's a problem in the Philippines.

15:43Tock重!

15:44Come on!

15:45Come on!

15:47C'mon!

15:48I'm sorry!

15:49Ugh...

15:51It's all here.

15:54Thank you!

16:02Oh, it's okay.

16:04Oh, it's okay!

16:05What's that?

16:07I'm sorry. I'm sorry.

16:09Yeah, I'm sorry. I'm sorry.

16:12Well, I'm sorry.

16:17友春君、どんげした。道場に鍵を閉めねえと、私も武田先生もけいれねえがな。

16:29結局、一遍もあいつに勝てねえかった。ほら、この道場に通うんは、今日で最後なんですがね。

16:41時重! 卒業生は東京の学校に行くんだて、オーラ。

16:47家を出て、一人で寮に住むんだがな。

16:50助け! 時重とランドルやんのも、今日で最後なんだ、ワイヤ!

16:55自分からは言い出せねかった、ソーラ。

16:58知ってましたて。

17:01いいれ、もう少しだったら、僕に勝って生きてんだろうが。

17:06ほんとやりとねえんだろうも。

17:08だって気を使って負けとねえすけ。

17:11あったりめえな。尊厳ことしたら、おめなんて親友じゃねえすけな。

17:16絶好らすけな。

17:21武田先生が道場に鍵をかけてけえてしまわれたすけ。

17:25君たち、こっちのいいれとこでやんなせ。

17:29私が見届けすけ。

17:32はじめ!

17:34うっ!

17:36うっ!

17:37うっ!

17:38うっ!

17:39うっ!

17:40うっ!

17:41時重に勝てれば、ほら。

17:43東京でも一人で頑張れっと思うすけ。

17:49うっ!

17:51うっ!

17:52うっ!

17:54うっ!

17:55うっ!

17:56マンダマンダ!

17:58うっ!

18:00えっ?

18:01うっ!

18:02うっ!

18:03うっ!

18:04うっ!

18:05うっ!

18:06うっ!

18:07うっ!

18:08うっ!

18:09うっ!

18:10うっ!

18:11やめなせい!

18:12うっ!

18:15うっ!

18:16うっ!

18:17うっ!

18:18うっ!

18:19はよ、医者だ!

18:20僕は気が進まねかったでがんに。

18:22ん?

18:23うっ!

18:24うっ!

18:25うっ!

18:26うっ!

18:27うっ!

18:28うっ!

18:30うっ!

18:55I should have turned on that!

18:57I should not!

18:58I should not tell you that I had gone, but I should have turned on that!

19:03I should not!

19:05I should not tell you what I got!

19:08I should have heard all of you!

19:11Yes!

19:15He still says he's going to go to Tokyo.

19:19You're the only one who wants to fight for your heart.

19:23If you're still the only one who wants to fight for your heart,

19:26you'll have to fight for your heart.

19:29Really?

19:34I'm not going to do that!

19:37I'm not going to do that!

19:39I'm not going to do that!

19:42I'm not going to do that!

19:45I'm not going to die.

19:50You're only going to do that,

19:52because we only thought you had to do it with a chance.

19:56What?

19:58What are you doing?

19:59Well, I'm not going to die.

20:02Did you die?

20:06You are a good person, right?

20:09I'm not going to die, right?

20:15今から言う筋書きをしっかりと覚えんだれ

20:21あの後僕たちは口裏を合わせ徳四郎さんの乗ってきたウンマにトモハルが蹴られたということにしたんだて

20:37知らせを聞いて駆けつけたあいつの父ちゃんは怒り狂ってウンマを打ち殺してしもた

20:43ここは僕が初めて人を殺した場所ら僕の童貞喪失

20:53今世知恵何度も来ては暗秘のことを思い出すんですがね

21:00僕と徳四郎さんだけの秘密

21:05ラロも先生から聞きましたれ徳四郎さんのウンマがあの子を蹴り殺したすけ

21:12親に逆恨みされて第二次団に移ろうなったと

21:16尊厳なると分かってて僕をかばってくれたんですいね

21:21おかげさんで北海道にさせんな

21:25しかし中央からさらに離れることでより自由にできることもある

21:32それに時重くんという興味深い存在がこんまま潰されていくんはもってえねえと思ったんだて

21:42第七四郎で待ってるすけな

21:46ではどうすれば兵士たちは発砲するふりではのうて敵兵を殺してくれんだろうか

21:57以前殺人への抵抗を飛び越えられる人間について考えさせられた出来事があったんですって

22:06それがずっと引っかかっていたんですらも

22:09日清戦争を経て答えを見つけた気がすんですって

22:14兵士の攻撃性を引き出す原動力と難問は

22:18敵兵への憎しみではねく恐怖でもねく政治思想の違いでもねえ

22:25それは何ら?

22:29愛らんです

22:30しかしそれは罪悪官との戦いにもなるんですって

22:36どんげに部下との愛を育み

22:39どんげな汚れ仕事でも従う兵士を作れっか

22:43それが指揮官の課題なんです

22:47ただ中には生まれながらにして兵士の者もいますがね

22:53攻撃性が強く忠実で

22:57後悔や自責の念を感じねで人を殺せる兵士

23:01軍隊には彼らのような兵士が切実に必要なんです

23:06この連続殺人犯物取りじゃありませんね

23:12そりゃあ貧民屈の勝負は金も物も持ってねえからな

23:16殺しのための殺しですよ

23:19こいつは間違いなく殺害現場に戻ってくる

23:23何度も戻り自分の殺しを妄想して

23:26自意行為をするような変態に違いない

23:29僕には分かるんです

23:33次回完璧な母

23:39オッケージのたぼう

23:51ジャンパル

23:57ジャンパル

23:59ジャンパル

24:03ジャンパル

24:05ジャンパル

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