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00:00The World Series
00:20The World Series
00:22The World Series
00:24The
00:372003年にあった
00:4017年間勝てなかった
00:42暗黒期を乗り越え
00:482003年
00:50阪神はどうして圧倒的な優勝を掴むことができたのか
00:59ダメトラから
01:01猛超え
01:03チームを生まれ変わらせた伝説の阪神9そのミラクルに迫る今回のレジェンドの目撃者は2003年の阪神の優勝にスポットを当てていきたいと思うんですが。
01:2785年の優勝タイガースがしてからずっとBクラスなんならほとんど最下位が多かったっていうような印象でだから他のファンもあっついにあのタイガースが優勝するんだってことでみんなが注目してたシーズンだったんで今日も振り返りの楽しみです。そして今回は2003年阪神の優勝を最も間近で見ていたゲストの方をお招きしていろいろお話を伺っていきたいと思います。本日はお願いいたします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。お願いします。
01:56まずは今年のタイガースは強かったですね矢野さんこんだけ早いかっていうぐらい優勝もはい決まりましたしまだまだちょっと強いタイガー続きそうな予感はするのでこれからもちょっと楽しみな優勝だったんじゃないかなと思います戦力的にはねしっかり整ってたんでもうその選手それぞれがしっかりと力を発揮したシーズンかなと思いますね
02:26何かいいように言ってますよねそう思います今回は2003年の優勝の橋をいろいろ伺いたいと思いますが
02:33どんなシーズンでしたか?今までは本当に勝てないシーズンばっかりだったんで本当に勝てるのかなとか
02:42まあ勝利数が上がっていってもずっと不安があるような感じでしたね 意外ですねめっちゃ打つなっていう印象ですよねもうチームがなのでまあピッチャーとして投げてて
02:56まあ楽っていうかまあ取られてても逆転してくれるんではいそれではここで目撃者の証言をご紹介したいと思います目撃者の方はVTRの中で2003年の阪神についてこのように語っていました今年結果出せなかったらもうこの先ないなぐらいの勝負をしなきゃいけないそういうふうにおっしゃってる方が誰やろ?
03:23いやーまあベテランの方ですかね
03:27レジェンドの目撃者は2003年阪神の優勝をこのように見つめていました
03:32サヨナラ勝ち!サヨナラ勝ち!また押しサヨナラヒット!
03:45阪神祭が18年後に4回目のリーグ制覇!
03:49今から22年前の9月15日当時セリーグ歴代2番目の圧倒的なスピードで優勝まで駆け上がった阪神
04:03星野さんが優勝した時にうちの猫の名前は千一になります
04:09もうほんま泣いて泣いて呼び捨て怖い
04:12労働部に行って飛んだのかなと思ったんですけど
04:17前任の野村監督が基礎を叩き込み
04:22後を継いだ星野監督が闘争心を植え付け
04:27見事18年ぶりの優勝を果たしたのだったこの年阪神のユニホームをまといグラウンドで戦った選手たちはうまくいきすぎて第1年じゃないのかなと思いますね
04:46今の現在の阪神タイガースの形がこの年のまず打順とかそういうのを見て通ずるものあるんじゃないかなって思うんですよね
04:58今年圧倒的な強さを見せた阪神の原点は2003年にあるという
05:06気になりますね
05:08今年は史上最速の9月7日
05:12126試合目に優勝を決め2位に13ゲーム差をつけた
05:18これに対し2003年は当時球団史上最速となる9月15日
05:26ミートは14.5ゲーム差だった
05:30なるほどね
05:31足っこなそうね強かったけどな
05:34どちらの地もプロ野球史に残るスピードそしてゲーム差でリーグ制覇を成し遂げたのだ
05:47それではなぜ2003年阪神はぶっちぎりで優勝することができたのか
05:542003年の春就任2年目の星野監督の下
06:03オープン戦でいきなり43年ぶりとなる6連勝スタート
06:09シーズン開幕後から9試合続いたロードでも6勝3敗と勝ち星を重ねていた
06:19しかしそんな阪神の猛攻をファンたちは
06:25半分諦め諦めというか
06:3120年に1回優勝してくれたらいいわぐらいの気持ちで
06:36いつかは来るぜってそう思わんとやっていかれへん時代が長かったんでかなり長かったんで
06:45そうやったな
06:45そうなんですか
06:47みんなそうでしたね
06:48どうせまた負けてしまうだろうと
06:52阪神の好調に疑いのまなざしを向けていた
06:57前回阪神が優勝したのは1985年
07:05バックスクリーン3連発に象徴されるホームランの一発攻勢が売りのチームだった
07:14しかし強打者が次々とチームを去るとホームランが激減
07:23その後の阪神は17年間でAクラス入りがわずか2回と低迷
07:29終わりの見えない暗黒期に陥る
07:336ばっかりその頃の阪神を間近で見つめていた男がいる長距離砲としての期待を集めていたがやっぱり弱いんでやっぱり自分個人主義になっちゃうんですよ
07:58そうですか
08:01たとえ最下位でも自分の成績が良ければ給与上がるっていうのがあるんですけどやっぱり勝つためにはってなったりするとそれを捨ててやっぱりチームが勝つためにどうすればいいかとかやっぱり次のバッターにつなぐためにはっていうことをしないとやっぱり勝てないですよね
08:17チームには一発頼みの体質が染み付いていた
08:23選手たちは個人主義に走りバラバラだったという
08:291999年 名称野村勝也監督を招くも
08:383年連続再開と暗黒期から抜け出せず
08:452002年 球団は星野戦一に監督の座を託した
08:54すると星野はその年のオフシーズン 18人の選手に戦力外を通告
09:004人をトレードに出し広島からFAで金本智明を獲得
09:08血の入れ替えとも呼ばれた大改造を行った
09:13血の入れ替え
09:14へぇ
09:17お?
09:18はい よろしくお願いしまーす
09:21星野に熱望され阪神に加入した鉄人金本
09:27広島で4番を任されていたスラッガーだ
09:34最初星野さんと田淵さんに4番を打ってくれって言われたんですけど僕は目立っちゃいけないって僕はその脇役で縁の下の力持ちって言うたらちょっとかっこよすぎるかもしんないですけどそういう役割で勝てたらいいなと思ってたんで金本がチームに与えた影響力を間近で見ていたスポーツ新聞の記者は
10:01大事なピースが金本さんであり本当に星野さんも金本の血を追っかけ回しはええんやという風に野手には言ってましたし
10:16グッと野手の結束力を高めてたような気はしますね
10:22背中で
10:23そうですね姿勢でしょうね
10:24個人主義からの脱却
10:31阪神は金本をモデルに献身的にチーム一丸となり勝利を目指すこととなる
10:39そんな金本の信念とは
10:43常に考えてやりなさいっていうことを
10:46それは本当に監督の指示ではなくね
10:50僕はそういうチームバッティングをするのを広島で学んだことを
10:56僕の経験もありますしね
11:00当時のカープってすごく状況判断とか状況バッティングっていうのを
11:04めちゃくちゃ言われて厳しかったんで
11:07そういうのを大事だよっていうことをやっぱ教えたかったっていうのもありました
11:12目指したのはクリーンアップだけでなく
11:17誰でも点を取れる打線を作ること
11:20それまでの阪神の常識を打ち破る
11:26つなぎの野球の実現だった
11:29その鍵を握ったのが赤星のしっかり育てるっていうか
11:36チャンスを与えて足をとにかく生かしてあげたいみたいな
11:40セ・リーグ史上唯一、5年連続で盗塁王を獲得した俊足、赤星範博、3番金本の前、2番を任された男は、当時の阪神をこのように見つめていた。
12:06ある意味もう今年結果残せなかったらもうこの先ないなぐらいの勝負をしなきゃいけないなっていうのは思ってましたので
12:132000年、ドラフト4位で入団した赤星
12:19ルーキーイヤーから盗塁王を獲得していたが
12:22打線がつながらずチームの勝利に結びついていなかった
12:27一体何が足りなかったのか
12:31やっぱそういうコミュニケーションというかそういうのがすごく不可欠だなっていうのはあの2003年のシーズンで学ばせてもらって今日俺走れるからちょっとごめん人気埋まってくれへんってやったりとか
12:44お前走れよとお前が走るまで俺は待つからみたいな俺はもう何とかつなぐからずっと行かないとにらまれてましたしバッターボックスから早いけみたいな感じでそういう何か連携みたいな確かにそういう話ってルーキーやん時したことなかったよなみたいな他のバッターと
13:03コミュニケーションを取ってバラバラだった打線をつなげていく星野監督はそれによってあることを実現しようとしていたといういわゆる星野さん前へ前へっていう部分ですよね
13:22勝手にバントしたんです僕そのランナーを勝手に進めてでベンチ戻ってきて誰よバントのサイナーしてんだお前野郎って言ってこっちは1点取りに1点じゃねえんだよって言われてお前がつないで2点3点取ろうと思ってんのにお前俺の言うこと聞けねえんだったら使わねえぞって言って切れられてで僕の脳裏から記憶が飛ぶというのを
13:50それは切れるな
13:551点取ればいいのではなく 2点3点とつながっていく打線
14:04その起爆剤となったのが 2番赤星3番金本のいわゆるビーナスラインだった
14:15開幕直後早速このビーナスラインの力が試された試合があった
14:224月9日の中日戦 相手ピッチャーは山本正
14:27大阪神通算48勝 中日で最も多くトラを勝ったまさに天敵だ
14:35トラを勝った へえ
14:37その4回
14:422番赤星が失礼すると 3番金本は通常なら一発を狙っていくところ
14:55あえてライト方向へ引っ張り 瞬速の赤星を生還させた
15:02そしてこれに満足することなく 金本は直後にまさかの3投
15:13そんなことある
15:155番檜山にチャンスをつなげた
15:21続く5回にも赤星の粘りのバッティングで追加点
15:40鈍翼に点を狙っていく つなぎの打線で
15:45山本をマウンドから引きずり下ろした
15:48これは嫌やな もう打たれてないですもんね
15:51なるほどね そうですね
15:532003年の快進撃を決定づけたこの試合
15:57それを目の当たりにした男がいる
16:0140年以上阪神戦を見てきた 実況アナウンサーの梅田淳
16:08ホームランで勝つということよりも やっぱり走れる赤星がいて
16:13金本が3番で確実に決めてみせる
16:16あっという間に点が入る リズム感というか攻め
16:21これはもう抜群だったんですもんね
16:26中日の絶対的エース 山本昌
16:31ヴィーナスラインの怖さを このように見つめていた
16:35よく走られましたけども
16:36赤星選手が入った 金本選手が入ったことによって
16:40攻撃のバリエーションも増えましたし
16:42基本的には金本さんという人は
16:46ピッチャーに追い込まして
16:48相手のウィーニングショットを狙う っていう
16:50とてつもない高等技術を使う人なんで
16:52すごいな
16:55これに対し ビーナスラインの2人が
16:58天敵である山本を攻略した秘訣は何だったのか
17:02山本昌さんってけん制がめちゃくちゃ苦手なんですよ
17:08当時まあ僕らで5、6歩なんですから
17:118歩ぐらいいってみろとかって赤星に言ったことあるんですよ
17:14ただ赤星がほんとブワーッと出て
17:17さすがに昌さんがえ嘘やろってパッと外したらしいんですよ
17:22お前それやりすぎだぞみたいな
17:25申し訳ないですけど一番走りやすかったのは山本昌さんですかね
17:30やっぱり金本さんに集中しなければいけないのでだからランナーがもううろろされるのが一番困るからもう早いカウントでもう赤星行ってくれっていうような感じでこうやって行ってくれってやってるように見えたもう見えた見えた見えたというかもういいから早いはい行けみたいなね
17:50これは本当ですかそこまではっきりじゃないんですけどもういいよ言ってともうバッター集中させてくれとだからもう本当もういいや行けってもう分かるんだよもういいから好きにしろみたいなでもタイガー戦よく勝たせていただいたしそう考えるとまあどうぞって感じで
18:13中日の大エースすら課金出される赤星と金本の連携
18:21その結果赤星はこの年投類得点ともに前の年から大幅増
18:28一方の金本はつなぎの野球に徹したためホームラン数は減ったものの投類得点ともに前の年を上回る成績を残した
18:40すごいなさらにこの年活躍したのはビーナスラインだけではない
18:497番バッターでねもう結構彼のバットで決めた試合あったと思いますよ打点も僕より上ですからね
18:59なんと7番の矢野を軸とした階打戦も異例ともいえる活躍を見せたのだ
19:1197年オフ中日で正保守になれず阪神に来た矢野
19:19その後野村監督の下レギュラーを獲得するも
19:252002年オフ血の入れ替えで日本ハムの正保守だった野口俊博が加入
19:33こういうことするんですよ星野さん
19:35レギュラーを奪われるわけにはいかない
19:40これが矢野の闘争心に火をつけたという
19:45矢野は勝負強いバッティングで3割を超える打率と
19:54チーム2位の79打点
19:588番藤本も3割を超える打率をマーク
20:057番や8番ですら3割を超える脅威の打撃力で
20:11恐怖の下打戦と呼ばれた
20:14いやそうですね安心できます
20:16その進化が試されたのは4月26日広島戦
20:248回表が終わった時点で6点ビハインドの絶望的な状況
20:31しかも裏の攻撃は6番の下打戦から
20:35これまでの阪神なら諦めムードが漂っていたが
20:396番片岡に続いて7番の矢野
20:50すると8番の藤本が2点タイムリーを放った
20:58代打中村もレフト前に転がし3点差に
21:06そして打順は1番へ上位打線につながっていく
21:11さらに1点を追加しノーアウト1塁で赤星が粘る
21:19中西さんは大きな違いが変わりましたよね
21:22気合の出塁
21:26金本も懸命に粘り
21:33デッドボールで満塁のチャンス
21:37そして檜山
21:41金本ちゃんは状況に応じて
21:47わざと自分がアウトになってデモリーに進める
21:50そういう姿もまたベンチに伝わるので
21:53そうすると次のバッター以下は何とか
21:56という選手がやってくれた仕事を
22:00やっぱり花咲かせないとというような
22:03この回打者14人で9点を奪い
22:28見事大逆転
22:291番から8番までどこからでも点が奪える
22:34まさにこの年の阪神を象徴するような試合だった
22:38とにかくつながりましたね
22:442アウトからでももう連打連打連打って
22:47相手がミス選ばせてくれると
22:50そこからまたドドッと連打ミスにつけ込むみたいなね
22:541人がチャンスでバーンと打つと
22:57これエンジンかかるぞという
22:59なんとなくそういう雰囲気になってくるんですよね
23:03ほら行くぞこの回行くぞ
23:05何か知らんけどみたいな雰囲気になるっていうか
23:09この試合で単独首位に立った阪神
23:134月を15勝9敗で勝ち越すと
23:17ここから独走を始める
23:215月にはエース井川まで
23:24チャンスの場面でスクイズに挑む
23:28これはすごいです
23:33よく当てましたね
23:38井川はこの年自己最多16技打で
23:44つなぎの打線に貢献した
23:46打撃成績を見ると
23:50強打者が並ぶ巨人に比べ
23:52ホームランの数は圧倒的に少ない阪神だが
23:55打率と得点はリーグトップ
23:58ビーナスライン
24:03そして恐怖の階打線
24:05個人趣味を捨てた
24:09全員でつなぐ野球が完成した
24:13一つのものを勝ち得るためには
24:19やっぱり一致で暗決しないといけないよ
24:21っていうような部分の
24:23歴史を作れたのかな
24:25っていうのはありますね
24:267月
24:29セリーグ史上最速の
24:32優勝マジック49が点灯
24:34ぶっちぎりの快進撃を
24:37見せることとなる
24:38今年結果出せなかったら
24:46もうこの先ないなぐらいの
24:47勝負をしなきゃいけないと
24:49元阪神タイガース
24:50赤星のりひろさんに
24:52証言していただきました
24:53その85年からの成績
24:56吉穂さん出てたじゃないですか
24:57近年の阪神からしたら
24:59信じられないぐらい
25:00Bクラスばっかで
25:02暗黒時代軽減してますから
25:044年連続再開
25:06その前年トレードで来る前も
25:09僕チームじゃ最下位だったんで
25:10僕うちちゃん5年連続再開
25:12だからもう勝てないんじゃないかなとか
25:16負ける怖さはむちゃくちゃ知ってたんで
25:18そういうこともあった
25:20だからここの年はちょっと違いましたね
25:22もうみんなが負けが続いてて
25:25個人主義だったみたいなのを
25:27言ってましたけど
25:28いやむっちゃ感じました
25:29個人主義
25:30僕もちょっと
25:32えぇこんなんなんていう
25:34えぇなんか自分の個人の成績
25:35良かったらええの?みたいな
25:37やっぱ同じプラキューで
25:38やっぱチームによって
25:38全然空気は違うもんですか
25:40全然違いました
25:41それはびっくりしました
25:43で中で
25:45星野監督が
25:47阪神タイガースにやってきます
25:49お嬢さんも天国に行かれてますけど
25:51最悪やと思いました
25:54僕は
25:56マジか
25:58俺やっとトレード出されて
26:01タイガースで自分の居場所が
26:03やっと作れた都市ぐらいじゃないですか
26:06そこでまた星野さん
26:09うわまた一緒かっていうのと
26:11僕にもありました
26:12野口っていう選手をやっぱり取るんですよね
26:15キャッチャーをライバルは
26:16やっぱ俺は信用されてないのかなとか
26:18いろんなこう怖さというか
26:20ああなるほど
26:21だから本当に最悪やっていう感じでした
26:23でもやっぱライバルが活躍することで
26:25自分も頑張らないけど
26:26それはむちゃくちゃありました
26:27むちゃくちゃこう
26:28星野にいい意味で火がついて
26:30頑張らないとっていうのは
26:31結果的にすごくライバル意識を持ててやれたので
26:34僕の力を出してもらったっていうのはすごくあります
26:37井川さんはピッチャー出身の監督になるわけですけど
26:41これいかがですか
26:41当時はちょっと自分知らなくて
26:44なんか
26:45いやあのもともと
26:49その前のシーズン野村監督と最後
26:52お前のおかげでもう1年やれるわみたいに言われたんですよ
26:55でうちもオフ
26:58茨城に帰ってトレーニングしてたら
27:00急に星野監督に変わってるってことで
27:02ちょっとびっくりっていうか
27:04なんでなんだろうっていう
27:05来年も野村監督だと思ってたのに
27:07思ってたのに
27:08なのでちょっとそうなんだぐらいの感じでしたね
27:12そして星野監督になったと同時に金本選手が
27:16まさかのカープからの
27:18来てくれたってのほど大きかったし
27:20やっぱり全試合フルイング出てるんですよ
27:23金本は
27:24その姿勢を見てるんで
27:26僕らこんなんじゃとか
27:28勝ちに対する意欲ももちろんそうですし
27:31その全力にあった結果の
27:32フルイニングっていうのを
27:34姿をずっと見てたので
27:35だから僕らは
27:37野手は特に刺激になったと思いますし
27:39特に若い選手は
27:40金本さんやってんのに
27:42俺らみたいな
27:43そういうのが常にいたので
27:45そういう刺激も
27:47すごく大きかったんじゃないですかね
27:49だから金本ちゃん来てくれたっていうのは
27:51本当にチームが変わる
27:52もしかしたら一番大きな
27:55きっかけだったかもしれないですね
27:57やっぱり金本さんよく
27:59ウエイト上とかにいらして
28:02トレーニングしてる姿がよかったんですけど
28:05若い選手も
28:06それに続いてやってるのも
28:08よく見ましたし
28:09なんか雰囲気が変わりましたよね
28:12ちょっとピリッとして
28:13閉まってきたと
28:15それでビーナースラインの話
28:16今井上さんこれピッチャー側から見てて
28:19あの2人がつながってるというのは
28:21どう見えてたんですか
28:22いやもう嫌ですよね
28:24もう嫌ですね
28:25ほんま嫌やんな
28:27どう崩すかですよね
28:29そこをピッチャー的には
28:30自分が敵のチームだとしたら
28:32僕がキャッチャーだったら
28:34こんな嫌な打順ないんですよ
28:36本当に山本松さん言ってたじゃないですか
28:41もうね本当うっとうしいんですよ
28:43考えることがもうむちゃくちゃありすぎて
28:46だからもう本当言ってくれって松さんの気持ち
28:49本当素直な気持ちだし
28:50僕らがバッテリーがすごく嫌で
28:51監督やってる時もずっとこの打順
28:54この2人をイメージしてました
28:561番2番でも2番3番でも
28:59こういう選手ができたらいいなっていうのが
29:02僕の理想でずっとありました
29:04ただ強い選手が2人というよりは
29:06もうお互いが隣にいることによって
29:08さらに何倍の力にもなっていくような
29:122人だったんで
29:13なるほど
29:13やっぱり野球って4番だけが打っても
29:16勝てないですし
29:17ジャイアンツの比較もありましたけど
29:19ジャイアンツあんだけホームラン打っても
29:21僕らが上行ったっていうところで言うと
29:22やっぱり野球っていうのは
29:23戦でみんなでやっていくっていう
29:26また1つのアウトでも類を進めるとか
29:28全員で点取るっていうような
29:30意識をみんなつなげていったような
29:32やっぱり上位だけで点取ってると
29:33そんなに複数点にならないんですけど
29:36やっぱり回の僕らがつないでいくことで
29:38さらに先ほどの広島ひっくり返すとか
29:40ああいう試合も
29:41僕らのところも結構絡んでくるんで
29:43それはすごく大きかったと思います
29:46結果それで矢野さん
29:473割2分8人ですよ
29:49できすぎですね
29:50これすごいですよ
29:53すごすぎて
29:55僕も次の年どうしようと思います
29:56俺こんなに打ったらもうないやん
29:59と思って
30:00やっぱり打てると
30:02リードもめちゃくちゃ思いっきり出るんですよ
30:05はぁー
30:06つながってるんですか
30:07つながってるんですって
30:07例えば赤星金持ちゃんの
30:09あこで大事に4番で返して1点取ってくれた1点って
30:12めちゃめちゃ守る意識になるんですよ
30:14こんだけ頑張って取ってくれたら守らなあかんな
30:16自分がそこに絡んでいったら
30:18ちょっとええかとか
30:20違うことやったろかとか
30:22思い切ったことやっていいよなとか
30:23発想がやっぱり変わってくるんで
30:26やっぱり打てるのは僕
30:27リードもむちゃくちゃ変わると思います
30:29大胆な
30:29持っていきますやっぱり
30:31はぁー
30:31そこもつながってるんですか
30:33つながってますね
30:34見てて打つなって思ってました?
30:35いやめっちゃ打つなと思いましたね
30:37いや矢野さんが打ってたらやっぱり怖いですよね
30:41ピッチャーどこでアウト取るのかっていうのは計算できないんで
30:44やっぱりキャッチャーとかピッチャーは取りやすいんで
30:47そこを狙うんですけど
30:48そこで打たれるともうパニックになりますよね
30:51そうか
30:52井川さんも打つときにスクイズすごかったですよね
30:55あれすごいですか?
30:57いやまああの前の球で多分失敗してるんですよね
31:01で2球連続でスクイズのサインで
31:03だからめっちゃそれるか
31:06自分のところに来るかっていうのはちょっと張ってたんで
31:08ある程度考えてましたね
31:10考えてもできへんもう一回やれって言われても絶対できない結局これ今振り返るとこんなにつながった一番の要因というのはやっぱりこう勝ちにこだわる星野さんの思いというか先ほどのインタビューありましたと前々とか僕らの気持ちの部分で勝つためにそれが必要だっていうことは植え付けで言ってもらいましたしそういう気持ちがつながっていくっていうのが打線もつながるっていうところに変わっていった
31:40本当の心の部分
31:41お前ら勝たないと意味ないんだよ
31:44勝ったらこんな嬉しいしこんな楽しいことあるんだよっていうようなことをやっていってくれたっていうのは大きかったと思います
31:50デマークってつながっててもマジックがつきましたね
31:5485年の時以来のマジック転倒
31:57確か自分が投げた試合でマジックがついたと思うんですよね勝って
32:02なんですけど自分はあんまり気にしないというか新聞も見ないですしあんまり情報は入れてなかったですね
32:10何見てたんですか情報は
32:12何ですかね
32:13ゲームしてた
32:14ゲームしてたぐらいです
32:14マイペース
32:17そうかあえて遮断することで集中する
32:19そうですね余計なことは入れないようにしてましたね
32:22ということでこの後の展開をこれから見ていきましょう
32:25それではここで目撃者の証言をご紹介したいと思います
32:30目撃者の方はVTRの中で2003年の阪神についてこのように語っていました
32:36あの試合が取れたんでこれで100%いけると思いました
32:42そんな試合ありましたか
32:44あの試合が取れたんでこれで100%
32:49100%そんなに何でしょうこれは気になります意外とピンときてないですよ
32:54そうですね
32:542番赤星が盗塁を決めれば
33:003番金本がチームバッティングでホームに返す
33:05さらに7番8番を務めた矢野藤本まで3割を超える打率
33:142003年の阪神はつなぎの野球でセリーグを席巻した
33:217月が終わった時点で2位中日にゲーム差17.5をつける独走状態
33:29そのまま難なく優勝かと思われたか
33:35ただ夏場に差し掛かって選手たちも疲れてくる怪我も若干あったりする中で
33:45甲子園を明け渡す期間というのはどうしても来るんですよね
33:49それを通称市のロードと
33:52阪神は毎年8月の高校野球開催期間
34:00本拠地甲子園球場が使えなくなり
34:04暑さが最も厳しい夏場に
34:08およそ1ヶ月の長い遠征を強いられる
34:15疲労
34:15さらには怪我との戦いとなる死のロード
34:191985年の優勝以降も
34:24この長期遠征では
34:2617年間で14回負け越しを記録していた
34:312003年も例外ではなかった
34:36チームの中心だった矢野・檜山・片岡が
34:41死のロードの前後に相次いで怪我で脱
34:45うわっ
34:47やっぱちょっと焦りはありましたね
34:49僕自身は
34:50その危機感で
34:52バットスイング始めたのを覚えてますね
34:56球場残って
34:58家帰っても
35:00ユニフォームに着替えてしただけね
35:03焦りからです
35:05また夏に調子を落とすのか
35:09そんな嫌な空気が漂っていたが
35:13誰が頑張った踏ん張ったかっていうと20勝を上げるスーパースターが生まれるわけですよね井川圭という見事な男でしたそうこの年20勝を達成しMVPを獲得することになる井川圭しかし前年までの井川には不安材料があった
35:41我々は井川投手が1年頑張ってほしいんだけど
35:45夏場にちょっとペース調子を落とす時があったんですよね
35:49だからそれが不安というか心配事の一つだったんです
35:52その男が万全の体勢で来てくれて
35:56いやこれはもう強烈でした
35:59これまで夏場に調子を落としていた井川
36:03この年は開幕前からシーズンを見通して体力の使い方を計算していた
36:10開幕時点では8割に抑え
36:15山となる夏場に10割の力を発揮しようというのだ
36:20本人もやっぱりチェンジアップと真っすぐはほとんど全力で投げないといけないんで
36:26疲れるっていう話してきたんで
36:29そう語るのは当時の投手コーチ佐藤義典
36:34佐藤さん変わらんない
36:36井川が夏場に調子を落とさないよう
36:41春からさまざまな試行錯誤を重ねたという
36:45キャンプからはカーブを覚えようと
36:51やっぱりカーブ投げることによって
36:53リラックスもできたり
36:55イニングを投げるためにはそういう
36:587、8割で投げるボールも必要かなと
37:01その作戦が功を奏し
37:058月2日には12連勝を達成した
37:10さらにその後の死のロードでは
37:14前の年一つも勝てなかったが
37:17なんとか一勝をあげた
37:20そんな井川の危機迫る投球を
37:25間近で目撃していたこの男
37:28共に先発ローテーションを守り続けた
37:33下柳剛
37:34エースへと上り詰める井川を
37:37どう見ていたのか
37:393連戦の頭って
37:42エースって本当のエースっていうの
37:44勝ち方もあるんで
37:46相手の3、4番を打たれて
37:49後ろを押さえて勝ちました
37:51じゃあ残りの2試合を考えたら
37:54うまく回らないんですよ
37:56やっぱり勢い
37:583、4番を勢いづけないように
37:593連戦の頭のピッチャー
38:01行かなきゃいけないんで
38:02で井川が
38:04インコースバンバン行くんですよ
38:06右バッターの
38:07インコースバンバン行って
38:09急にチェンジアップ投げるから
38:11わーって泳がされて
38:13体勢崩れるんですよ
38:14その後に俺投げるんですよ
38:17井川の後で投げる時ってほとんど勝てたんじゃないかな
38:23井川がこう起こしていってくれてるから
38:26俺外側にペロッペロッペロッペロ逃がしてるだけだから
38:29井川の草物でしょ俺の受賞は
38:32そんな井川としのぎを削ったバッター
38:40清水隆行
38:42いいバッターやったな
38:44前年の王者にして永遠のライバル
38:47巨人の中心選手はどう感じていたのか
38:50やっぱりすごかったですよ
38:53あの
38:54とにかくまっすぐ
38:55まっすぐを捕まえながら
38:57なんとか変化球ついていけたらな
38:58っていう感じでいかないと
39:00変化球来たらどうしようかな
39:01っていう形で立ってると
39:02あのまっすぐっていうのは捉えられなかったので
39:04なんとかできなかったと思いますけどもね
39:07そういう思いでは立ってました
39:08大型連敗とかも
39:11井川くんの存在があるだけになかったと思うんですよね
39:15逆に連勝してる時っていうのは
39:16また井川くんが投げれば
39:18高い確率勝てるっていうのもあったでしょうから
39:20そういった意味ではすごく存在は大きかったんじゃないかなと思いますね
39:24チームメートの赤星は井川の成長の陰にある立て役者がいたという
39:32でもやっぱり見てて頼もしかったです
39:35あの時の井川投手は
39:38でもやっぱり
39:40それを作り上げたのっていうのは
39:43やっぱり矢野さんの存在っていうのはすごく大きいと思いますし
39:46キャッチャーの人の対話力っていうのはすごくクローズアップされることが多くて
39:51今年の坂本選手とかもね
39:53僕矢野さん一番すごかったと思うんですよ
39:56そこが
39:56常にピッチャーとのコミュニケーションを取りながら
40:01やってた一番やってた人だと僕は思ったりしてるので
40:05やっぱ大エースっていうかいいピッチャーが出てくる時っていうのはね
40:08一番成長したのは野村さんの時に成長したのは矢野の対話力をそう振り返るのは
40:221982年から長年スコアラーを務めた三宅博史
40:28配球のしかたそれからインサイドの使い方
40:33それからこのピッチャーではこう彫ったらいいっていうことを
40:36全部頭に入れてしまうから
40:38もう自信持ってこれを彫ってこいって言われて
40:42構えられたらやっぱり自然とそこへ彫れるようになっていくんじゃないですか
40:47ピッチャー自身もそれによって結果が出ればまた自信になっていくって
40:53相乗効果ですわねうまいこと
40:55さらに矢野とバッテリーを組んだ久保田や安藤など
41:01若手ピッチャーもこの年大きく飛躍する
41:04若いピッチャー側のベテランキャッチャーにワンワン投げたら
41:10こうしらせっていうような感じになるけど
41:12矢野はもうそこライスボール
41:14もう抜けるより全然マシだライスボールって言って返してたから
41:19好きな球投げるの首不定からな
41:22若いピッチャーは少し気は楽になってたんじゃないかな
41:26矢野と稲葉の活躍もあり
41:29市のロードを4勝11敗と負け越したものの何とかしのいだ阪神
41:36ニートのゲーム差12.5と踏みとどまった
41:42しかし金本はまだ優勝は確実なものにできていると思わなかった
41:51金本さんが確信に変わった中
41:53試合とかってあったりするんですか
41:55甲子園球場帰ってきて僕が初回にスリーラン打った試合があるんですよ
42:01あれであの試合取れたんでこれも100%いけると思いましたね
42:07あれ負けてたらやばかったです多分
42:09その試合は8月27日
42:14甲子園に戻ってきて行われた伝統の一戦
42:18初回にイラボが2点取られてうわーってこれまた流れ悪うと思ってて
42:29そしてその裏阪神の攻撃今岡フォアボール2番赤星のヒットでチャンスを広げるランナー2人を置いてバッターは
42:59バッティングに徹していた金本
43:01ノアと1、2塁で僕あの打席だけ無理して右に引っ張り行かなかったのはあの打席だけなんですよ
43:13本当にここはもうチームバッティングじゃないもう長打打つっていう感覚だったですね
43:18ええええええええええ
43:22センターへ!センターへ!見送った!逆転スレーナー!
43:36強い!
43:37つなぎのチームバッティングではなくあえて狙って見事な一発を決めた
43:43いやいやそれがチームのためのバッティングなのか
43:46すごいな
43:48本当に雰囲気がやばかったんで巨人がどんどんどんどん勝ってるし巨人もその気になりますし
44:01もうここはもう一発行くって思っちゃうんですよ
44:04優勝をもう確信した試合
44:09死のロード明け 嫌な雰囲気を払拭する一発
44:15この試合で勢いを取り戻した阪神は7連勝を記録
44:21一気に優勝を手繰り寄せていく
44:25こうしてマジック2で迎えた9月15日広島戦
44:44別会場のヤクルトが負けて阪神が勝てば18年ぶりのセリーグ優勝が決まる大一番
44:57この日なかなか打てなかった広島から8回に片岡が意地の同点ホームラン
45:04そして運命の9回片岡がヒットで3塁1塁とサヨナラのチャンスを広げる
45:17すごいお客さんすごいですね
45:20俺はほんますごかった広島バッテリーは一番沖原を敬遠する満塁作勝負の相手に選んだんだこの年金本と共に140試合全試合スタメンチームのためチャンスメイクに徹してきた赤星
45:44打席に向かおうとした赤星に星野監督が声をかけるさあ今画面の右下星野監督が赤星に何やら支持を与えています
45:58多分僕が気負ってるのを多分感じたんじゃないですかねお前のな今年の1年の頑張りだったら打ったら外野の頭を超えるからもうお前が決めてこいって背中をたたかれるのをへえはあ同点の9回裏ワンアウト満塁一打出ればサヨナラという場面
46:28何か我に返ったというか何かすごい何か力がこう抜けたというかいい意味で一応一瞬こう足場を鳴らすためにピッチャーにちょっとあのすいませんちょっと待ってくださいっつって言ってる時はもうほぼ冷静でもう決めれるなっていうのはあったんですけど
46:45ライヤは極端な転身守備その初球
46:48初球
46:52初球
46:53うわー
46:54もう
46:56赤星サヨナレット
46:58赤星サヨナレット
47:00赤星サヨナレット
47:01タイガー勝ちましたー
47:03冷静だよね
47:04もう冷静だよね
47:05本当ですね
47:06もう冷静だよね
47:08もう冷静かよ
47:09良かったよ
47:10もう冷静かよ
47:11もう冷静かよ
47:12もう冷静かよ
47:13もう冷静かよ
47:14冷静かよ
47:15なんか
47:16重苦しかったタイガースの雰囲気
47:19一掃させた赤星サヨナレット
47:22見事な勝利です
47:25初球のカーブに打ってるんですけど
47:28僕が想定してたのはカットボールとストレートとシュートだったんですよ
47:31違うけど
47:32違うボールってなんですよ
47:33これはどう打ってこれ
47:34いや分かりません
47:36ふって一瞬止まってるんですよね
47:38止まってそれをパーンと打ってる
47:40それもすごいバッティングしてるわけですよ
47:42The whole thing is they shut it up.
47:59保守野さんに会って抱き締められて痛かったのしか覚えてないですよね相当だからこっちの方がイメージあるけどこっちじゃないやばいみたいなだからこうえ痛いっていう顔がいっぱいでここ終わったあとに指の跡ついてたのほんとにこう冗談抜きでで保守野さんの後々にねあんなに強く抱いたのは初めてやるって言い方それが男
48:29あーしんどかったって18年ぶりの夢を叶えてくれた選手にもう一度は拍手してやってください
48:42いや来てよかったと思いますやっぱり2回ねあのファンの前でね優勝できるなんてもうやっぱりやっぱりすごい幸せでしたね
48:59個人主義を脱却しチーム一丸で優勝を手にした阪神 この年以降22年間でAクラス16回
49:12たびたび優勝争いを繰り広げるチームへと変わっていく
49:17野村さんが基礎を築いてそれを保守野さんが花咲かせたそこにいた矢野さんも金本さんもやがてその後監督を務める
49:29やっぱりその2003年が元になったものがずっとこう継続されてきたと思うんですねそれ以外も監督が何人か変わってますけど
49:37だからやっぱりそれが一番大きいんじゃないでしょうか
49:40今の現在の阪神タイガースの形がこの年のまず打順とかそういうのを見て通ずるものがあるんじゃないかなって思うんですよね
49:51今年の強い阪神を支えたチームバッティングに徹するつなぐ野球
49:58しかも主力メンバーの多くはドラフトで獲得し大切に育てた生え抜きだ
50:06ダメトラから猛虎へ2003年にもがきながら手に入れたチームの形は今も脈々と受け継がれている
50:183,4,5がドラフト1位で1番もドラ1位でほとんどの1位が活躍するとまず珍しい
50:30ほとんどそんなことは多分ないと思うんですけど
50:34やっぱり金本矢野あの2人の継承がやっぱり一番良かったんじゃないですかね
50:42いやいやいやそれはねほとんど敗力ですからね
50:46村上選手のボールなんて見てたらね
50:49これ俺劇でも打てないだろうなっていうね
50:52高橋春人とかね
50:54うわすごいなって思いますもんねやっぱ
50:57あの試合を取れたんでこれで100%いけると思いました
51:06元阪神タイガース金本智明さんに証言していただきました
51:11死のロードこれは野球ファンならみんな知ってますけど
51:15なんかこう変なプレッシャーじゃないですけど
51:17なんかそういうのはあったのかもしれないんですけど
51:19そこまではないんですよ
51:21ただビジタイって自分でやりたいことができにくい
51:24例えば打ち込もうと思っても場所があんまりないし
51:26トレーニングしたいなと思ってもあんまりその当時はないんで
51:29そういう部分は難しいなと思いますけど
51:31でもその悪かったところに
51:33この人ありというVTがありました
51:35井川さんありがとうございます
51:37本当に夏場に100%って思ってたの?
51:41思ってましたね
51:42夏の大変な時期に打線がちょっと落ちてきたっていう時に
51:45自分が活躍できればいいかなと思って調整してたんで
51:48打線は頑張ってくれてる分
51:51自分はその分頑張ろうと思ってましたね
51:54なるほど
51:54でカーブを覚えて
51:56カーブを投げ出した
51:58そうですね
51:58やっぱりカウントをカーブで取れたらだいぶ楽なんで
52:02幅が広がるんで
52:03物にしたいなとは思ってましたね
52:06物にはなってなかったけどな
52:07なってなかったですよね
52:08たまーにしか投げてなかったけどな
52:13投げさせてくださいって顔はむちゃくちゃするんですけど
52:16矢野さんカーブですカーブですそういう顔はすごいするんですけど
52:19ちょっと初球打ってくるやつにはちょっと難しいな
52:22そうですね確かにお気に入り組んで
52:23相手選びながら
52:25まあでも1球持ってるぞってところがやっぱ精神的にもスタミナ的にも
52:29そうですねもう1球楽できるんでだいぶ楽ですよ
52:322003年の伊賀投手ってのはどういうような評価だったんですか?
52:36チームの中心っていうことはもちろん間違いなかったですし
52:39馬力とかこう三振を取れるっていうのも伊賀のすごいところだったんですけど
52:43今もお話聞いてもらった方が常にマイペース
52:46これはもうちょっとびっくりしたね
52:48影響されないっていう
52:50それがやっぱり伊賀が20勝できた一番のすごさだと思ってたので
52:54僕はいいとこをやっぱり出したいなっていう中と
52:58もっと良くなるようなどうしたらいいのかなっていうのは
53:00これは伊賀でも他のピッチャーでも考えてはいたので
53:03もう配球は全て矢野さんの出すサインでやってたんで
53:08あとは矢野さんの意図ですよね
53:10そのサインはどういう意図で出してるかっていうので
53:12ここはストライク取りに行くのか
53:13それとも空振り取りに行くとか
53:16そういうのをちょっと考えながらはやってましたね
53:19聞いたしサインも全部違うんですか?
53:23そうなんですよみんなめちゃくちゃわがままなんですよ
53:25もうねこんなん言うたらあれで下柳選ぶですよ
53:29深刻性なわけか
53:31ピッチャーがこれをお願いしようとしたようなことです
53:33僕らの時代はそうだったんですよ
53:36ちなみに取材の中で下柳さんは矢野さんは13人ぐらいピッチャーのサインを覚えていて
53:41でも自分の時だけはインコースストレートと
53:45牽制のサインをよく間違えて出してたので
53:47めちゃくちゃ悩んだと
53:49そうなんですよ
53:49どういうことですか?
53:50多分これがインコースまっすぐは牽制だったんですけど
53:54でもこれで牽制とかあんまりないんですよ
53:57インコースまっすぐってピッチャーはいるんですよ
54:00左ピッチャーとか特に
54:01だから同じ2でもカーブの人いればフォークの人いれば
54:06ツーシームの人もいるんですよ
54:07大変ですね
54:08チェンジアップでした
54:09だから下柳の時に一生懸命僕インコースまっすぐ投げてるんで
54:14下柳ずっと牽制するんですよ
54:16何してんのかな下何してんねんと思ったら
54:19多分ロッテ1000円やったと思う
54:21ロッテがブーイング見たらうーって言い出して
54:24あっその4球や5球した時やっと気づいて
54:27あっ俺間違ってるわって
54:28でも下柳そのその時のことを言ってると思う
54:32そういうことなんですね
54:34ついに来ましたロードから甲子園に帰ってきた巨人戦
54:40大事だ試合だというのはなんとなく
54:43それはもうみんな意識してますよね
54:46勝ってない時のことを思い出すじゃないですけど
54:48やっぱり僕はそんな感じはありましたね
54:50そういうことで勢いを戻そうって思ったってことですよね
54:54神野本さんが
54:54そうですね客観的に見てここは何を求められてるかっていうのを
54:57神野本ちゃんすごく考えて
54:59それを実行できる力があったんで
55:01そういうのは抜群に長けてますね
55:03神野本さんはこの試合に勝ったことで
55:06100%の確信に変わった
55:09初めてやっとこれでいけるんじゃないかなっていう意識はありましたけど
55:14でも最後までやっぱり常に自分に気を抜かないように
55:18抜かないようにっていうことの方が
55:20やっぱ意識的には強かったです僕は
55:22井川さんどうなんですか
55:23いつから優勝
55:24これは今年は優勝だなって
55:25本当の話を教えてください
55:27本当の話ですか
55:29優勝っていうか
55:30よく打つんで勝ってるなっていう感じですかね
55:33あんまり興味ない
55:34自分のやることに集中するタイプ
55:38なるほど
55:38優勝したのは気づきましたか
55:40優勝したのは
55:41覚えてる?
55:42寮長に起こされて
55:43寮長に起こされて
55:45あれデーゲームだったんですよ
55:47自分次の試合当番だったんで
55:49寝てたんですよね
55:50へー
55:51そういうことですか
55:52寮長に電話で
55:53お前優勝するから球場行けって言われて
55:55へー
55:56でタクシーで球場に行きましたね
55:58だから20勝できるんですよ
56:00なるほど
56:00井川さんはちょっと寝てられたので
56:03あれですけど
56:04結果赤星さんのサヨナラで決める
56:09すごいですね
56:10あの流れというかストーリー
56:12本当うれしかったですね
56:14これが優勝かっていう
56:15でも僕の中で一番優勝感じだったら
56:17パレード
56:18あーその後の
56:20泣いて喜んでくれる人がいたり
56:22ありがとうってみんなから言ってもらったり
56:24優勝ってこんなんなのかって思ったのは
56:28もう僕の中では
56:29もうパレードが一番
56:30だって個人主義ってね
56:32言われても
56:33だってその
56:33街の人たちとも
56:35つながってるっていう
56:36いやそうなんですよ
56:37もう隙間がないぐらい
56:39もう速度も皆さん奥まで
56:42ずっと人いるぐらい
56:43パレードも来てくれたんで
56:45感動しましたね
56:47パレード来てた?
56:49一応はい
56:50参加はしてました
56:51いました?
56:51なんとか
56:52参加してましたけど
56:54今年の阪神の優勝
56:57やっぱ赤星さんもおっしゃってましたし
57:00他の方もおっしゃってましたが
57:01この2003年での
57:02この結果を出したというところが
57:05ずっとその思いが
57:08つながってるというのは
57:09やっぱりそういうつながりっていうのは
57:11あったと思いますね
57:12この2003年の
57:14この勝ち方ができたっていうところでの
57:16これがある意味の理想の形
57:18だとして
57:19一番今やったら
57:21近本がいて
57:22橋敗選手がいて
57:23重心的にホームランを打てる選手もいて
57:25会員もつなげていくぞみたいな
57:27その流れを作れたのはあったかなと思いますし
57:31それを監督としても引き付けたかなと
57:33あるし球団も
57:33そういう思いを持った方が
57:35球団を編成しっかりしていってくれた
57:37っていうのはつながっていると思います
57:39早抜きのドラ1がずっとクリーンナップとか
57:43これ一番かっこいいというか
57:46僕もそれをすごく意識したんで
57:48早抜きの選手をドラフトで取った選手を育成して
57:51その選手が中心になってチームが勝つっていうのが
57:55理想だし
57:55ファンの人もそれを一番求めてると思うんで
57:57そういうのは一緒に関われたっていうのは
58:01すごく嬉しいですし
58:02本当に理想の形だと思います
58:04タイガースって守る野球っていうのは
58:08基本だと思うんですよね
58:10甲子園球場を使っている分やっぱり
58:12ピッチャーが有利なんで
58:13つなぐ野球じゃないと
58:15タイガースっていうのは勝てないのかな
58:17っていうのはありますよね
58:18この2003年がやっぱり基礎っていうか
58:21やっぱり理想の形だとは思います
58:2320勝たせてもらって
58:27それ以降セリーグではいないんで
58:30本当自分にとっては本当ありがたいっていうか全て打線のおかげだとは思ってますね
58:38最後の20勝僕が最後逆転タイムで打ってるんですよあれ打たなかったらその年のMVP多分僕だったんですけど井川と2人で争ったんであれ打たんかったらよかったんじゃないですか
58:569時円 テーマはデッドボール
59:02でも強気に攻めたってくれじゃないですか
59:04そもそもよくれるつもりはなかった
59:07ね
59:07BS23日日曜夜9時
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59:37本音で話してますけど
59:39俺はもう素直に話したいから
59:41医師の資格を持たない異性者
59:48パキスタンでは不適切な医療行為による被害が広がっています
59:52国際報道18日夜10時です
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