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  • 1 day ago

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00:00聖霊。
00:02俺にも聖霊が見えたらいいのに。
00:10聖霊。
00:14聖霊。
00:18俺にも聖霊が見えたらいいのに。
00:26聖霊。
00:40ガディエル。
00:42我々は聖霊と契約が結べない。
00:46それは王家の長年の謎だ。
00:49聖霊の恩恵を受けられない以上、
00:52晩暗い仏に頼るほかない。
00:55はい、陛下。
01:04大丈夫よ。
01:06エレンちゃんは無事、聖霊城に戻ったそうよ。
01:09はぁ、よかった。
01:12けど、帰ったらお説教だな。
01:16聖霊。
01:21魔法みたい優しさはいつも私を少し強くしている。
01:27想像を超えて煌めいて。
01:30どこまでも行けるような気持ちになれるの。
01:34聖霊。
01:41窓辺に差し込んだ光がやけに暖かくて。
01:46いつもの笑顔って。
01:49大きいだの?なんて聞くから照れくさい。
01:53いつかもらった優しさをそっと育てていきたい。
01:56いつかもらった愛情をきっと誰かに渡したい。
01:59I love you.
02:29生きてゆけるの
02:51オーリー 少し離れててくれないか?
02:55え?
02:59娘は参列していなかったな?
03:03申し訳ありません 体調を崩しておりまして
03:07見えすいた嘘はいいさ 残念だ 息子たちと会わせたかったのに
03:13ああ それと…
03:17面白いことになったな あの花嫁
03:25ええ サウベルは幸せ者ですね
03:28あれほどまでに素敵な女性と結婚できたのですから
03:34それは良かった
03:36一週間後に 君と君の娘を我が城で待っている
03:41息子たちと会わせてやろう
03:43では これで失礼するよ
03:46お前たちは出ていろ
03:48私がいるから大丈夫よ
03:50あ…
03:51あ…
03:56え?
03:58お…お待ちください
04:00いいからどうぜ
04:04お兄様
04:05お前たちは出ていろ
04:09え?
04:10私がいるから大丈夫よ
04:12え?
04:13え?
04:14え?
04:15え?
04:16え?
04:17え?
04:18え?
04:19え?
04:20え?
04:21え?
04:22え?
04:23え?
04:24え?
04:25え?
04:26え?
04:27え?
04:28え?
04:29え?
04:30え?
04:31え?
04:32え?
04:33え?
04:34え?
04:35え?
04:36え?
04:37え?
04:38え?
04:39え?
04:40え?
04:41え?
04:42え?
04:43え?
04:44え?
04:45え?
04:46え?
04:47I don't know.
05:17今回もそうだったじゃないねえあなた他人がしでかした罪のために娘を差し出す勇気が終わり
05:28他人のために自分の娘を生贄にできる
05:33ダフィリアを生贄だなんてそうでしょ
05:38あなたならわかるはずよ 王家は断罪のことを黙っている代わりに私たちの大切な娘 エレンちゃんを要求してきたの
05:48一体何のこと
05:50アリア あなた女神の婚姻書に嘘の制約をしたわね
05:56嘘の制約
05:57署名をするときサウベルとは違う相手を思ったでしょ
06:02お前の手首に刻まれているその茨のあざは 女神バールの断罪だ
06:09だ 断罪
06:12それは神の前で嘘の制約をしたという罪の証だ
06:17
06:19お前は弟を愛していないのか たぶらかしたのか
06:24ち 違うわ
06:26とぼけるな
06:26待って あなた このあざ まだ薄いわ
06:33たぶん 彼女がサウベルを愛しているのは間違いないはずよ
06:37なら なぜだ
06:39アリア あなたわかっているでしょ
06:42これは バール姉さまからの警告よ
06:47よそ見をせずにサウベルを心から愛しなさい
06:51このままあなたが変わらなければ 破滅の道へと進むでしょう
06:56はっ
06:57はっ
06:58はっ
06:59これでも 他の人からはあざは見えない
07:06けど あなたにだけは見えている
07:10あなたが心からサウベルを愛したとき それは消えるわ
07:14いいか このことは多言無用だ
07:18サウベルにもだ
07:20はっ
07:26アギエルさんがいなくなって ようやくサウベルおじさまも幸せになれると思ったのに
07:32父さまのあんな子を 初めて見たかもしれない
07:37戦線布告ですね ハラグロさん
07:41いいでしょ なら こちらも敵上視察と行きますか
07:57父上
07:58ん?
07:59どうして 王家は精霊と契約を結べないのでしょうか
08:04契約を結べないところか 近づくことさえできない
08:09なぜそうなのかは長年の謎だ
08:13だが…
08:21どうすればいいの?
08:23サウベルには言うなって言ってたけど でも…
08:27お姉さまも言ってたじゃない
08:29サウベルだけを愛しなさいって…
08:32なら…
08:33はっ はい
08:35今行きます
08:37大丈夫かい ハリア
08:41ええ ごめんなさい 皆さまお待たせしてしまって
08:46心配ない そんなことより 君の具合はどうなんだ
08:50顔色が良くないね 大丈夫かい
08:54ええ もう平気
08:56でも… もう少しここにいてもいいかしら
09:00もちろんだよ
09:03サウベル
09:05うん
09:07お嬢様 あまり散らかしますと
09:14母上様と父上様から叱られますよ
09:17大丈夫ですよ ビント これは敵上視察なのです
09:21怒られようがありません
09:23いえ 怒らせません
09:25何か知りたいことが終わりでしたら
09:28我々にお聞きください
09:30そちらの方が早く分かることもあると思います
09:33では…
09:35王家にかけられた精霊の呪いの逸話を知りませんか
09:38どうしてお嬢様がそれを
09:41王家から黒いもやが出ているのを目にしまして
09:45それで母様に聞いたところ あれは精霊の呪いだと
09:49まさか… もう見えるのですか
09:52母様にもそう言われました
09:54ですが… 私もよくは知りませんし
09:59お嬢様にはまだお早いかと
10:01そうも言っていられなくなったのです
10:03行ったでしょ 敵上視察だと
10:05敵とはどういうことでしょうか
10:07敵とはどういうことでしょうか
10:09ハラグロウさん…
10:10あ…いえ…
10:11ラヴィスエール陛下が
10:13バンクライフト家の弱みにつけ込んで
10:15父様と私に
10:16王女に来るように言ってきたんです
10:18あの野郎とも…
10:22また懲りずに猛の音を…
10:25うわぁ ビート…
10:27お嬢様 申し訳ござい…
10:32知っているのね
10:37あ…
10:38どうしても知る必要があるのです
10:43分かりました
10:45お話ししましょう
10:47それは…
10:50200年前のモンスターテンペストの時に起こりました
10:54当時の王が行ったモンスターテンペストの対策が
10:57呪いを受ける原因となったのです
10:59一体何をしたの?
11:01王家は不利な戦局を打破するために
11:04聖霊王を出せと言ってきたのです
11:07当然 我々はおいそれとその言葉に従うわけにはいきませんでした
11:11その程度のことで
11:13我が王が人間に力を貸すなどありえません
11:16しかし豪を煮やした王はキンキに手を出したのですキンキ?
11:26エレンちゃん 入るわよ
11:33あ…
11:34ただいま エレン
11:36すっかり遅くなったわ
11:38約束を破ったことなら起こってないからおいで
11:42ん?
11:43どうしたの エレンちゃん?
11:49母様 ビントから聞きました
11:52あら 何を?
11:54王家の呪いについてです
11:57あっ…
11:58そう 聞いてしまったの
12:02エレンちゃんは優しいから呪いを解いてしまうんじゃないかと思って
12:07詳しくは話さなかったのにね
12:09でも 聖霊は決して王家を許さないわ
12:13あの惨劇を 同胞たちの叫び声を
12:16そのことは分かってほしいの
12:19私は優しくなんてありません
12:23むしろ呪いの理由も分からず
12:26濃々と生きながらえている王家を
12:29ズーズーしいとさえ思います
12:31エレンちゃん…
12:36ごめんな
12:37あっ…
12:38どうして父様が謝るんですか?
12:40私にも 人間の血が入っています
12:43おばあちゃまも ジージも サーベル王子様も アルベル王子様も
12:47バンクライフト家の皆さんも みんな大好きです
12:51それに 私は父様の子です
12:54そして 母様の子です
12:56これは 私の誇りです
12:59父様は気にやむことありません
13:02うん
13:03それより 王家の人間が 罪の重さを知らず
13:07今も 聖霊の力を借りようとしているのが 許せません
13:10あっ…
13:12ふっふっふっふっふっふっ…
13:15ふぅっ…
13:17ふぅっ…
13:18さすが 俺の娘!
13:20父様 心外です!
13:22なんで!?
13:23エレンちゃん 見ていたのでしょ?
13:26はい
13:27荒黒さんの宣誓布告ですね
13:30受けて立ちましょう!
13:32ふっ…
13:33ふっふっふっ…
13:34さすが ロベルの子だわ
13:36母様 心外です!
13:38だから なんで!?
13:39娘が 発行期かもしれない…
13:42ふっ…
13:43ところで あれから どうなったんですか?
13:45アリやったら 自ら サーベルに 罪を告白してしまったのよ
13:50え!?
13:51ロベルに 口止めされていたというのに…
13:54おバカさんよね…
13:56そんなわけで サーベルが 披露パーティーを 途中で中止してしまって…
14:01家中 大激怒の嵐よ…
14:04俺も怒りのあまり しばらくは 家に帰らないと言ってしまった…
14:08母上とローレンは エレンに会いたがっていたのに…
14:12そうでしたか…
14:14サーベル王子様 かわいそう…
14:17ああ…
14:18父様 アリやおば様が いないときなら
14:21おばあちゃま達に 会いに行っても 構いませんか?
14:24え? ああ…
14:26でも 俺は 帰らない宣言をした手前…
14:29ちょっと 帰りづらいなぁ…
14:31おばあちゃまと ジージと
14:33サーベル王子様と アルベルト王子様に 会いたいです!
14:36私は 皆さんに 会いたいんです!
14:39行きましょう!
14:40明日にでも 行きましょう!
14:42すごく急だね
14:44ええ 急を要します
14:50お屋敷に 直接入ればいいのに
14:53だから 帰りづらいんだって
14:56あっ!
14:58おばあちゃまー!
15:00ああ エレンちゃん 寂しかった
15:04イザベラ様 エレン様が 苦しがっておられますよ
15:09あら ごめんなさいね エレンちゃん
15:11あたくし あまりにも嬉しくて
15:13おばあちゃんは…
15:15お久しゅうございます エレン様
15:17ジージ 会いたかったです!
15:19ああ ようやくこの家が明るくなったと思ったのに
15:27また 大丈夫ですよ
15:29泣かないで ごめんなさいね 違うのよ
15:35うれしいの エレンちゃんがいてくれるだけで
15:39おばあちゃんは…
15:41あっ…
15:42お呼びでしょうか?
15:44サーベル王子様!
15:49はじめまして アリアおばさま
15:51私は ロベルの娘 エレンと申します
15:54うっ…
15:56礼を返せ
15:58あっ…
15:59アニウベ アリアに何か話があるとか
16:03俺じゃない エレンだ
16:06何のお話かしら?
16:13はい お話というより…
16:16警告です
16:17エレンはラフィリアと同じ歳だが
16:21見たとおりの子供じゃない
16:23言葉は重く受け止めろ
16:26あっ… はい
16:28母がサーベル王子様を気遣って
16:32あなた以外には 証が見えない魔法をかけたはずです
16:35あっ…
16:36それなのに あなたは
16:38誰にも言うなという 父様の忠告を破って
16:41おじさまに話してしまった
16:43そ…それは…
16:45あなたのお母さまが サーベルを愛しなさいと言ったから
16:49愛する人に秘密を作るべきではないでしょう?
16:52話せば サーベル王子様が 許してくれるとでも?
16:56あっ…
16:57誓いの場で 他の男のことを 考えていたという告白を
17:00誰が許すでしょうか?
17:02それは バンクライフト家を 侮辱しています
17:05あっ…
17:06あっ…
17:08その通りね
17:10あなたはサーベルから アギエルさんのことを聞いていたのに
17:15同じようなことをするのですね
17:17それは違うわ!
17:18私は 新しく家族になるのよ!
17:21だから お兄様に好かれようと思うのは 当然じゃない!
17:25あなたは自分の気持ちが 不純であると認めている
17:29だから バールお姉様は断罪したのです
17:32うっ…
17:33断罪を 陛下に築かれてしまいました
17:38申し訳ない…
17:39いえ…
17:40サーベル王子様が 悪いわけではありません
17:43アリアおばさま 聖霊に愛されている バンクライフト家は
17:47王家にとって なくてはならない存在です
17:50そんなこと知っていれば…
17:52英雄のお兄様がいるんだから 当然じゃない!
17:54それだけではありません!
17:56うっ…
17:57王家がこの家を 必要に狙うのは
17:59父様の肩書ではなく 何よりその力が必要なのです
18:03うっ…
18:04父様の力は 周辺国を抑制するほどなのです
18:09ですが あなたの身勝手な行動が この国からその力を削ぐ原因となったのです
18:15さっぱり意味がわからない 何を言ってるの?
18:18あなたのせいで サオベル王子様との仲がこじれるのを恐れた父様は
18:23実家に帰らないと宣言しました
18:25それが何なの?
18:27王家にとって必要な戦力である父様が 人間界からいなくなってしまったら…
18:33だから何!?
18:35その原因となる邪魔者を消してしまえば また英雄は帰ってきてくれるかもしれない
18:41おそらく王家はそう思うでしょう
18:44邪魔者さえいなくなれば それで済むと…
18:47邪魔… あの…
18:49あなたです! アリアおばさま!
18:52私…
18:54アギエルさんのことがあったのに どうしておじさまの結婚式に王家がいらしたのか?
18:59はっ…
19:01あなたの死なさだめをするためです
19:03そんな…
19:04あなたがバンクライフト家にとって ふさわしいかだけでなく
19:08必要で 価値のある人間なのかを見極めるため
19:12それなのにあなたは むしろ足を引っ張るようなことをしたのです
19:16あ…
19:17あ…
19:18あ…
19:19あ…
19:20あ…
19:21あ…
19:22アリア…
19:23ロベルを一目見て 恋に落ちる女性はとても多いわ
19:27あなたもその一人になってしまったのは 仕方ないことなのかも
19:31だけど サウベルは やっとあなたと結婚できると とても嬉しそうだったのよ
19:38私はサウベルを愛している!
19:40では 命の危険を犯してまで 父様に不純な思いを向けるのをおやめください
19:47あ…
19:48いいですか アリアおばさま
19:50父様を奪おうとしたら 私たち親子は容赦はしません
19:55じわじわと そして確実に あなたを潰しますから
20:01あ…
20:02あ…
20:03ご覚悟くださいね
20:05あ…
20:08あ…
20:14それでも 俺は…
20:16アリアを信じたいんだ
20:24悪かったね 8歳の子に こんな話をさせるなんて
20:28いいえ 私が言わずにはいられなかっただけです
20:32余計なことして ごめんなさい
20:34エレンがいてくれなかったら 家族はバラバラになってたと思うよ
20:40本当に ありがとう
20:42おじさま…
20:46さて お城に出向かなくてはなりませんね 父様
20:50そうだな… いやだ いやだ
20:54そういうことなら エレンちゃんの新しいドレスが必要ね
20:58ラベル あなたのも作るわよ
21:00えぇっ?
21:01ローレン
21:03早急に腕のいいお針子を呼んでちょうだい
21:05はい すぐ準備に取り掛かります
21:08忙しくなるわね
21:11すまない 母上は娘が欲しかったんだ
21:15だからついつい力が入ってしまうんだよ
21:19はい ならば お化粧係 出会え!
21:26サウベル王子様も
21:28同じ目に 会えばいいと思います
21:32父様も トバチリを受けたくなかったら
21:36サウベル王子様を拘束してください
21:38わかったよ エレン
21:40うるせえ サウベル
21:43やーにいわー
21:45俺は娘には勝てない
21:46サウベル王子様
21:48ご覚悟ください
21:50Thank you so much.
22:20To be continued...
22:50背伸びて縦になりたい
22:55手を取り合えば温かくて
23:00抱きしめ合えば柔らかくて
23:06約束しよう 私たちをずっと見つけるって
23:15この先何も送らないように
23:21邪魔者なんて入らないように
23:26大切な人を大切にしたい
23:33オリジナルの誓い 口ずさんだ
23:39ご視聴ありがとうございました
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