00:001994年社会党の村山総理の誕生は日本人の度肝を抜きました
00:09え?自社連立なの?
00:15社会党の村山さんは白髪の人ですか?
00:19旗総理から村山総理へ
00:22当時自動車などの分野で大きな対日貿易赤字を抱えていたアメリカ
00:32規制緩和を求める年次改革要望書を送ってくるようになったのはこの頃でした
00:461994年最初の年次改革要望書に記されていたのは
00:51アルコール類の新規参入の規制を見直すこと
00:57この3年後に日本の酒税法が改正され
01:04ウイスキーの酒税が引き下げられました
01:09アメリカ産のウイスキーIWハーパーの希望小売価格は3200円から2900円に
01:17一方で焼酎の酒税はアップ
01:21日本でウイスキーを売りたいアメリカの要求が通った形でした
01:27規制緩和の要求は様々な業種に渡りました
01:361999年にはそれまで制限されていた派遣労働が原則自由化
01:45就寝雇用を嫌うアメリカ企業が日本に進出しやすくなりました
01:53日本人の働き方が変わっていったのです
01:562005年高速道路でのバイクの2人乗りが解禁されました
02:04これによりアメリカの大型バイクハーレーダビッドソンの売り上げが増加しました
02:122009年には薬品業界にも変化が
02:16それまで薬剤師がいなければ販売できなかった薬が
02:21コンビニなどでも一部扱えるようになりました
02:25これによりアメリカ製の薬の販路も拡大
02:29すべて年次改革要望書で要求されたことでした
02:35なぜこんな要望書が送られてくるようになったのでしょう
02:42年次改革要望書の原点は1989年
02:56宇野総理とブッシュ大統領の下でスタートした日米構造評議でした
03:02当時日本はバブルに湧いていました
03:09アメリカを驚かせたのが三菱辞書によるニューヨークのシンボル
03:16ロックフェラーセンターの買収
03:18焦ったアメリカは日本に市場解放を要求してきたのです
03:24当時外務省の北米二課長として貿易交渉に当たった
03:31もうこのまま行くと日本に完全にやられてしまうと
03:41これはつけないかと
03:43経済を重視するクリントン政権が誕生すると
03:49市場解放の要求はさらに激しさを増します
03:53しかし当時協議されていたのは
03:58自動車や半導体など特定の分野のみ
04:01交渉も難航していました
04:03豪を煮やしたアメリカは
04:07あらゆる要望をまとめて突きつけることにしたのです
04:11それが年次改革要望書でした
04:15矢部中氏はアメリカが
04:19日本のルール自体を変えようとしたといいます
04:22日本の仕事のやり方
04:27あるいは最終的には生き様まで変えろと
04:30こういうのが向こうの要求だったんですね
04:35この要望書どのように作られていたのでしょう
04:42アメリカ企業からの要望を束ねていたのは
04:46東京アザブに事務所を構える
04:49在日米国商工会議所でした
04:52クリントン政権時代に
04:56そのトップを務めていた人物と会うことができました
04:59日系アメリカ人グレン・福島氏
05:03要望書に書かれていた多くが
05:08日本でビジネスをするアメリカ企業からの要望だったといいます
05:13日本企業はアメリカでは自由に行動しているけど
05:17アメリカ企業は日本でかなり拘束されていると
05:20要望書が作られる経緯はこうです
05:25まず在日米国商工会議所が
05:29日本でビジネスをするアメリカ企業から要望を吸い上げます
05:34それを受け取ったアメリカ政府が要望をまとめ
05:39通商代表部を通じて日本政府に送っていました
05:44新規参入者にとって入りやすい市場に変えてもらえたかったわけです
05:51福島氏はこう説明しますが
05:56受ける側のやぶなかしから見ると
05:59身勝手な要求ばかりでした
06:01日本の企業のやり方はおかしいと
06:05ほっといてくれって言うことをね
06:08我々言いたいぐらいのことはあるんです
06:091994年
06:14この年利改革要望書を最初に受け取ったのが
06:19時の浦山総理でした
06:21就任の8日後
06:25日米首脳会談に臨んだ総理
06:28この時クリントン大統領から
06:32日本の市場開放を強く迫られます
06:36そして帰国後
06:43一層の規制観を
06:49実施していく決意であります
06:50日米関係を重んじる
06:54自民党との連立与党
06:56そのトップとして
06:57アメリカの要求に応じる道を選んだのです
07:011998年からは
07:05日本もアメリカに
07:06年次改革要望書を送るようになります
07:09果たしてその中身とは
07:12日本がアメリカに送った要望書の中身とは
07:20例えば長さの隊員
07:23アメリカンフットボールやゴルフなどでおなじみの
07:27ヤードを用いるアメリカに対し
07:31日本と同じようにメートルを使ってほしいなど
07:34実現しそうにないものばかりでした
07:37ヤブナカ氏は
07:39弱腰なのは官僚の守りの姿勢によるものだといいます
07:44相手に下手に責めるとまた得意を得ない要求が来るんじゃないかと
07:49しっぺ返しが来るんじゃないかと
07:51こうしてアメリカの要望だけが
07:56次々と通ることになったのです
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