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  • 9 年前
四万十の障害者施設でまた虐待

四万十市の障害者施設で職員3人が、障害のある入所者の男性をたたくなどの虐待を行っていたことがわかり、高知県は施設を運営する社会福祉法人に対し、業務を改善するよう勧告しました。
高知県や社会福祉法人によりますと、四万十市の障害児入所施設「わかふじ寮」で、ことし9月、けんかを止めに入った男性職員が発達障害のある入所者の18歳未満の男性を羽交い締めにし、顔には、うっ血の症状がみられたということです。
また先月には、男性職員2人が知的障害のある男性をたたいたり蹴ったりしていたことも確認されたということです。
このため高知県は、こうした行為が身体的虐待にあたるとして、この施設を運営する社会福祉法人「一条協会」に、入所者への職員の対応の方法などを改善するよう勧告し、再発防止策をまとめたうえで、今月末までに提出するよう求めました。
「一条協会」をめぐっては、この施設のほか、運営する別の障害者施設でも利用者への身体的な虐待があったとして、県や地元の自治体が業務の改善を求めていました。
「一条協会」は「改善を進めている中で、重大な事態をまねき本当に申し訳ない。再発防止に努めていく」と話しています。
2016年11月22日 12時29分

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