00:00二左衛門さん 亮介さん
00:22この度は山崎屋の騒動でえらいご迷惑をおかけして
00:26勘忍してくれやす
00:28明日 羽村に立つつもりで支度してたとこだす
00:44追加の金も用意させてもらってます
00:48伊鈴屋さん お前ようこんな心ない仕打ちができたもんやの
00:54悪気があってしたことやないんだす
00:57両外所が潰れるやなんて思いもよらんこっておました
01:02思いもよらんやと
01:05ほなおままよ
01:07山崎屋の手形持ってやんのか
01:11持ってへんやろ
01:14潰れると分かっててよ
01:17山崎屋の手形村に回したんちゃうんか
01:21決して備えのことは
01:23嘘はもう結構や
01:26おまん
01:29手形が紙屑になったらよ
01:32また悪化したらええ思ってたよ
01:35な
01:40前賀氏が増えたら増えるほど
01:42村はいいなりになるさけ
01:44ご都合やて
01:49まっとうな金土やったら
01:52こないなまねはしやんもんや
01:56おまん
02:01天主の器や払えんな
02:05なんやって
02:08汚い手使う人と組むのはごめんや
02:12椅子屋に
02:16羽蓋を収める話
02:18なかったことにしてもらえます
02:21薬状を交わしてるもんを
02:25勝手に保護にはできまへんで
02:26こっちは前銀貼ろてますのや
02:29金はどないなことしたかて返したる
02:32おまんの言うままにはならんど
02:34おやおや
02:35話はこれですまいや
02:38さあいいので
02:40考えなくちゃおくれやつ
02:44羽村の羽蓋を売り出すことは
02:47伊須津屋一度の願い出す
02:48どうかもういっぺん
02:51どうか
02:52おらんいうもんに無理におらすことはできんがない
02:58まったくれやす
03:00ここで終わりにしてしまったら
03:02あまりにももったいないおます
03:06もったいない
03:08羽村には上質な羽二重を売る技が
03:11伊須津屋には
03:13それを売り広める力がおます
03:16互いに手を結んだら
03:17村は追った分だけ身入りが増えて
03:20暮らしが楽になりますやろ
03:22村が富むほどに
03:24店も富みます
03:26双方が末永を栄えますよ
03:29どうぞ
03:30羽村の羽二重を売れててくれやす
03:32おまはんの言われることは
03:44よく分かります
03:46筋道の通った
03:50実のある話や
03:53そしたら考え直していただけるようなことですか
03:56ご利用さんは
03:58店主の器やろ
04:00もしここの主が
04:08おまはんやったら
04:11わしらも手を組んだやろに
04:14ほんまに
04:18おいしいこっちゃな
04:20ほら
04:34その翌朝のこと
05:04どこ行ったんや
05:34ハムラに行ったんやろか
05:53おはようさん
05:56朝はようから五郎さんまでどこ行かはるの
06:00旦さんまた旅に出はったんやろ
06:04暗いうちに天神橋渡って
06:06南の方に行かはるのを見かけたで
06:10旦さんどこ行く言うてはりました
06:14声かけてへんからな
06:18なんじゃあったんか
06:22いつも通りの旅姿で何も変わったとかあらへんかったで
06:28えん
06:48旦さん出て行かはったんやな
06:52あんたのせいやで
06:58出過ぎたこと言うて
07:00皆の前で恥かかせたからや
07:04大きな顔して
07:08あんた何様のつもりや
07:10五綱を守ってきたのはあんたやないで
07:14旦さんや
07:16それはよう分かってます
07:18分かってへん
07:20祖母んが
07:22どれだけ悔しい思いをしてきたか
07:24あんたなんかに分かるはずない
07:28旦さん
07:29祖母んに何かあったら
07:31待てよあんたを一生許さへん
07:34お前ら
07:54お前ら
07:56お兄さん
07:58先生どないだすか近頃なんや息が切れますね
08:09はぁ脈が少し弱なってるようやな
08:17まあ歳とったら誰かでどこか悪うなるもんや案ずるほどのことはないけども無理したらあきまへんでへえ大きにおやいさん
08:47真の像が弱ってはるだんだん悪うなってますなすぐにどうこうはないやろけど何せお年朝かいむくみが出たら気ぃつけ泣きまへん
09:15おえいさんに木黒をかけえようにしなはれやへえありがとさんだす旅自宅してどこ行かはるんだすあんた店出て何年になるんや?
09:429年だすいつまでこないなもんにしがみついてんのやあんたの本が売り物にならんことよう分かったやろ9年も好きにさせてやったんやもう店戻れえ?
10:05えっ?
10:09伊鈴谷に戻ってあきないせえ言うてんのや
10:16いや急に何だす?わてにあきないのさいがないのはご存じだすやろ?
10:23あきないのさいがないのはご存じだすやろ?
10:32店で何ぞおましたんか?
10:38伊鈴谷はみーさんとゴリョンさんがいたらあんたいやわての出る幕なんだよ
10:47おまえも伊鈴谷の男やろ?おのれでのれんまもったるゆうきいないんか?
10:53じゃあ言わんといておくれやす
10:58わてがやりたいのはあきないよおまえ
11:02本を書くことや
11:04こんなアホが!
11:06伊鈴谷さんにおたかで
11:11上は道楽門で弟はあかんたねえや
11:15わてがどないな思いで店守ってきたか
11:19おまえにはあかんやろ!
11:23わてが…
11:27わてがおらなんだら
11:29伊鈴谷はどうに…
11:32これ持って伊鈴谷に戻るんや
11:43伊鈴谷に戻るんや
11:47言うとおりにして!
11:49ええな!
11:52伊鈴谷に戻るんやろに戻るんやろに戻るんだけど
12:07伊鈴谷はすべての心になるんだけど
12:12伊鈴谷は?
12:13そこに戻るんやろに戻るんだけど
12:17いよいよ
12:19掃除があんたんとこ行ったんか
12:30これを親さんに渡すよう言われたんです
12:46陰虚
12:47掃除が陰虚するって
12:51そんな
12:57同じものを天魔の呉服仲間にも届けた言うてありました
13:03兄さんは手に見せつぎ言わはるんです
13:07一体何がおましたんや
13:09まさか陰虚やなんて声さん
13:12あの子もう戻ってけえへんつもり
13:17ともかくしばらく待ってみまひょ
13:23兄さんから何ぞ知らせがあるかもしれん
13:28陰虚の届けまで出さはったんだす
13:30炭酸のご起承やったらもうここには
13:34やっとしたら江戸に行かはるつもりかもしれまへん
13:44江戸へ
13:45江戸に店だす言うてはったんだす
13:48一人で江戸に出たかてどないもんならへんやろ
13:51銀三眼も出ててはります
13:53それだけやったら
13:55何ぞ飽きない始めるもと出になりますやろ
13:58友盤さん
14:02今は店守ること一番に考えてくれやす
14:06このままやったら
14:09五筒屋は
14:10すまんな
14:14どない考えたかて
14:18店主の役は
14:20わてには荷が重んや
14:22お父さん
14:33江戸に行かわるんや
14:36掃除は
14:46天守の器やなり言われたことが
14:50よっぽど答えたんやな
14:52そればっかりや
14:56お前やろな
14:57ほな
14:59何だす
15:00公衆門は
15:02頑固ださかい
15:05相門が天守のままでは
15:07羽舞台はおりまへんやろな
15:10隠居して
15:13友盤に店譲ることで
15:16五筒屋が
15:18羽村との取引する道
15:19残さはったのかもしれまへん
15:22けど
15:22友蔵に
15:24天守が務まるやろか
15:26長いこと
15:28秋名から離れてた上に
15:30店に戻る気もないのや
15:33天守にふさわしいのは
15:37幸だす
15:38わてなあ
15:43幸を養女にしようか思てますね
15:46幸を
15:48イスズヤの養女に据えて
15:50よそから向こうとって
15:53店継がせるつもりだす
15:58けど
16:00寂しいもんだすで
16:02五代続いた
16:05伊勢津屋の血が
16:06途絶えてしまうやなんて
16:10友盤さん
16:14幸
16:16どないしたんや
16:17今すぐ
16:19イスズヤに戻ってくれやす
16:21尾江さんがあまりにも
16:25お気の毒だす
16:26口ではどない言わはったかて
16:29ほんまは
16:31友盤さんが六代目を継がはることを願っておいで出すのや
16:33どうかもう
16:35桃江さんを悲しませにどいておくれやす
16:38幸はどないなるんや
16:40え
16:42まてがみせついでしもたら
16:44幸はもうイスズヤの五郎さんがなくなるんのや
16:47お前さんにお頼みしてまた奉公人として雇てもらいます
16:51え
16:53返し宛に段さんから離縁状が届きました
16:56カエル里はありまへんよって
16:59お前さんにお頼みしてまた奉公人として雇てもらいます
17:05え
17:07返し宛に段さんから離縁状が届きました
17:14カエル里はありまへんよって
17:17お前さんにお仕えしてお許しがあれば
17:20秋内の手伝いさせていただきたいんだす
17:23奉公人に戻る言うのんか
17:26え
17:27トモボンさん
17:31六代目ついで
17:33わてに秋内の血へ絞らせておくれやす
17:36幸はほんまに秋内が好きなんやな
17:48ええ
17:50面白ます
17:51わては違うのや
17:54え
17:58おっ
18:009年前に
18:02本書いて生きていくて決めた時
18:06店のことは何もかんも捨ててしもたんや
18:09もう捨ててしもたんや。 今更。
18:17買ってや。
18:21え?
18:23店放り出したダンさんも、
18:26こないなときに力になってくれへんトモボンさんも買って出す!
18:30おえさんが、奉公人の皆が苦労して汗流して
18:35ようよう守ってきた店がどないなっても、
18:37トモボンさんは知らん顔だすか?
18:40助けてくれへんのだすか?
18:44なんで、
18:46店戻るう言うてくれへんのだす?
19:01兄さんに言われたわ。
19:03いつまでこないなもんにしがみついてんのやて。
19:15けど、
19:17こないなもんが、
19:19お手には大事なんや。
19:25お手には大事なんや。
19:49お手には大事なんや。
19:58お手には大事なんや。
20:00ご視聴ありがとうございました
20:30あの子火事で家も親兄弟もなくして身寄りもないはずやのに店移る話でもあったんやろかそう言うたら昨日斎藤に江戸まで何かって聞いてたけど江戸?江戸ってまさかあの話聞いてて外を見ていきますわ裏見てくるわ
20:55オスギはイスズヤから姿を消しそれっきり消息は絶えてしまったのです
21:02ケンキットン 親さんいてはるか?
21:14へえ!
21:16あ、ゾモ坊さんおかわりやつ
21:23今日は尾江さんにお願いがあって参じました
21:28何だす?
21:31五代目徳部陰居につき弟のあてが六代目を襲名させていただきと存じます
21:46本心から言うてますのか少年入れ替えて秋内に励むつもりがおますのか?
21:53これからは秋内第一に精進いたします
22:01友本さん余裕てくれはりましたお別さんよろしおましたらこれでのれんおろさんで済みます
22:12店を出てく覚悟がほんまにおますのか?
22:18待てよ、徹助が助けてくれるやろと甘い考えでいるのやったら
22:25伊鈴屋を任せることはできまへん
22:32よう考えてのことだす
22:36覚悟はできております
22:41ついては一つだけ尾江さんにお許しいただきたいことが
22:46二人だけで話を
23:16着物並べて何してますのよ
23:26部屋開ける下下す
23:28離ればトモボンさんがお使いになりますやろ
23:31トモボンさんこの度はありがとうさんだす
23:39サチ
23:44ちょっと来てくれへんか
23:47ええ
23:48ええ
24:049年前に店出たとき
24:06ここまで送ってもらったな
24:09ええ
24:10あのとき
24:13サチを嫁にもろて
24:15あきないまかせて
24:17わては好きな話書いていきたい言うたけど
24:20それはかなわんことやった
24:22さあたら
24:28ね
24:30うーん
24:31うーん
24:34ん
24:37うーん
24:38うーん
24:40うーん
24:42うーん
24:43わての
24:45いや
24:47六代目特兵衛の嫁になってほしいや
24:50え
24:52え
24:53え
24:53え
24:54なに言うてはるんだす
24:56天狗言うたら飽きまへん
24:58天狗やない
24:58おえさんの許し方いただいてます
25:01あかん
25:02飽きまへん
25:03なんであかんのや
25:04わては
25:05四代目の後沿いに入って
25:06五代目の段差に相当女子だす
25:08よう分かってます
25:09そんなん亀しまへん
25:10飽きまへん
25:12友ボンさんが人に笑われますやろ
25:13後ろ指さされます
25:14人がなに言おうがどうでもええ
25:18わてに
25:28飽きないの際は嵐まへん
25:31天狗の器やないことは
25:34己が一番よう分かってる
25:37けど気づいたんや
25:40人形にならなれるやろて
25:45人形
25:47そや
25:48人形浄瑠璃の人形や
25:51幸いう人形使いが
25:54魂吹き込んで
25:55振りもつけてくれたら
25:57わてのようなもんかて
25:59天主の役やり通せますやろ
26:00方向人としてお使いして
26:02振り付けでもなんでもいたします
26:04それでよろしおませやろ
26:05あかん
26:06幸がゴリョンさんとして腕振るうてこそ
26:11伊鈴屋は
26:12日本一の呉服屋を目指せるんや
26:15友ボンさんは
26:25大事なもん捨てて
26:28人形になるやなんて
26:30わてが一番大事に思てんのは
26:35あんたやさかい
26:40住吉さんの発達猫
26:46商売繁盛のお守りだす
26:49六代目のゴリョンさんになって
26:58伊鈴屋を繁盛させておくんな
27:00あれ
27:00今日は皆に言うておくことがます
27:27ご福仲間のお許しをいただいて
27:33伊鈴屋の六代目を
27:35友蔵が継ぐことに決まりました
27:40おめでとうさんでございます
27:44おめでとうさんでございます
27:46それともう一つ
27:51ここにいる幸を
27:54六代目の嫁に迎え
27:57秋内を鉄道てもらいます
27:59だから皆で
28:00盛り立てておくんな
28:02え
28:03まさか三度目の
28:06お前
28:07いや
28:08でも
28:09お
28:10えっ
28:10あっ
28:11あっ
28:12あてが無理言って頼んだんだす
28:159年も店離れてた
28:17頼りない店主や酒屋
28:21幸にゴリョンさんでいてもらうのが
28:24店のために一番ええ表のことや
28:29鉄助どん
28:30ええ
28:31さひっとん
28:32ええ
28:33末ひっとん
28:34へえ
28:35ひろひっとん
28:37へえ
28:39やすきっとん
28:40へえ
28:41たつきっとん
28:42へえ
28:43けんきっとん
28:44へえ
28:46おたけどんに
28:48おうめどん
28:49へえ
28:52今が五月屋の正念場や
28:55皆に助けてもらわな
28:58乗り切れるもんやない
29:04どうぞ
29:05力貸しとくれやす
29:13友本さんとそばせていただき
29:15伊鈴屋のお役に立つよう
29:17働かせていただきとおます
29:20どうか
29:21おとの申します
29:22たんさん
29:27ご両さん
29:29本人
29:30本人
29:31おめでとうさんでございます
29:32おめでとうさんでございます
29:34おめでとうさんでございます
29:43さすが友本や
29:44ひと切る目あるわ
29:48伊鈴屋のご両さんは
29:51ほかに行けまへん
29:53皆
29:54大きい
29:57よろしい
29:58頼みます
29:59へえ
30:01ほな
30:02さっそくだすけど
30:03お昼間のひどりどないしまよ
30:04へへへへ
30:05その前に
30:06たずねんならんとかがあります
30:11さち一緒に行きまへようか
30:13え?
30:14もともさせていただきます
30:16なんちゅこっちゃ
30:22あの次の日に店で出て行きやったんかいな
30:32兄は過ちに気づいて自ら身を引いたんだす
30:38手形のことほんまに申し訳ございまへんだした
30:46今日は改めてお願いに産じました
30:53羽村の羽二重
30:56どうか
30:58伊豆末屋で売らせてくれやす
31:01手形で損が出た分は
31:03うちで肩代わりさせてもらいます
31:05その上で
31:07ひとまず銀二冠
31:09いかん
31:14前銀として持って産じました
31:17羽村で売った羽二重を残らず買い取り
31:20伊鈴屋の浜羽二重と名付けて売らせていただきとおます
31:24どうかもう一遍
31:27伊鈴屋と手組んでおくりやす
31:29伊鈴屋さん
31:44うん
31:47仙台さんには裏切られた恨みがある
31:52おやけど
31:56そればっかりでも荒えんねや
31:59こない貧しい村によ
32:05何べんも足運んで
32:08羽二重へおるよう進めてくれたんはあの人よ
32:13信用してたさけ
32:16欺かれたことが余計悔しゅうてな
32:19すまへん
32:22秋内広げることをせくあまり
32:25周りが名誉になってしもたんや思います
32:28どうやろなこの話
32:34受けてみようかやの
32:36中野翔さん
32:40何とぞ
32:42よう分かりました
32:44ほんなら
32:46約束してた初二用の五百丹
32:49納めさせていただきます
32:51五百丹?
32:52ほんま出すか?
32:53村中総出で
32:57たれん時には金材のもんの手借り手でも
33:00きっとお納めいたします
33:03ありがとうさんでございます
33:05よろしいお頼もうします
33:08おや
33:10せっかくお見えになったんやし
33:13おれとこ見てもらったらダメや
33:15ああ
33:17ご覧にならはりますか
33:19ええ
33:21ぜひ見せとくれやす
33:22歯部隊は
33:25縦糸を細い二本の糸にして折る裂け
33:28柔らこうて艶のある布になるんです
33:30今までは
33:32おや
33:34おや
33:36せっかくお見えになったんやし
33:38おれとこ見てもらったらダメや
33:41ああ
33:43ご覧にならはりますか
33:45ええ
33:47ぜひ見せとくれやす
33:49歯部隊は
33:50今までは
33:52短物しか見てもへんなんだ
33:54おかえこさんの糸から短物になるまでや
33:58えらい手がかかってるんだすな
34:00ええ
34:04おお
34:06手柄やな
34:08手柄?
34:10うん
34:12おれ
34:14旗に折り残しの縦糸がぶら下がってますやろ
34:17おれが短いほど
34:20糸を無駄のおつこて折ったいう証になりますね
34:24ああ
34:26それでお手柄やと
34:27ええ
34:29絹糸はおかえこさんの命をいただいて紡いだもんやさけ
34:33一つも無駄にはできひんのです
34:36これかて捨てるわけやあらへん
34:39わしらの着物を折るのに使ってます
34:43え、備え短い糸で出すか?
34:46こないしてよ
34:48一本ずつ結んで
34:51長い糸にしますのや
34:53はぁ
34:56はぁ
34:58はぁ
35:00はぁ
35:04オリオンさん
35:06おえいさんがお呼び出す
35:08ええ、今まいります
35:10おえいさんご用出すか?
35:13おはえいさんご用出すか?
35:15おはえい
35:16おはえいさんご用出すか?
35:19おはえいり
35:29はぁ
35:30これは
35:32あんたの花嫁衣装
35:35羽村から最初に届いた羽舞台で作りましたんや
35:40ごりょうさんが羽村に行ったはる間に縫わはったんだす
35:46はぁ
35:48おかげんが用ないのにさない無理しはって
35:51おたけとんにだいぶ助けてもろた
35:54あ
35:56これ縫うてるときなあ
35:59あんたが初めて店に来たときのことを思い出してましたいや
36:04幸だけが数字に惑わされんと上等のを選んで
36:10あのときからイスズヤを幸に託すことが決まっていたのかもしれまへん
36:14イスズヤを幸に託すことが決まっていたのかもしれまへん
36:20おはえいさん
36:22イスズヤを100年続く店にしておくれやす
36:33100年続いたら次の100年
36:38それ超えたらまた次の100年
36:41人の命は尽きても
36:45のれんに米と思いはずっと残りますやろ
36:50サチ
36:56イスズヤを頼みますね
36:59え
37:03かかさん
37:06大阪に行かへんの
37:09姉さんの祝言あるんやろ
37:11行かへん
37:14けど
37:16兄弟三人に次々と
37:19それも
37:22五代目さんには離縁されて挙句や
37:23何もめでたいことないわ
37:28天魔の五涼さんでいられるんやで
37:31ええことや
37:33よけやかんわ
37:35文夫そうな暮らしがしとって
37:38店に座ってるようや
37:40そやろか
37:43ね
37:45誰かて
37:47ええ暮らししたいわ
37:48ええ
37:50誰かて
37:52ええ暮らししたいわ
37:54ええええ
37:55ええええ
37:57ええええ
37:59ええええ
38:01ええええ
38:03ええ
38:05ええ
38:07ええ
38:09ええ
38:11おおめどん
38:14えっとなってるね
38:16ちゃっちゃ年の晴れ
38:18せやかて
38:20大変が雲って
38:23手元がよく見えるのです
38:25今から泣いてどないすんのや
38:29シュンゲンこれからやで
38:33ね
38:37だろうね
38:38真っ白なハマハブタイ 洋に寄てますな
38:54おりさんのお気持ちがこもってますさかい
39:00おだけど これほんまにおいしいな
39:05うん 出汁がよう効いてます
39:07さすが年の子を出すな
39:10ありがとうさんでございます それを梅丼だす
39:14おりさんには長いこと苦労をかけてしもたんや
39:21これからは心安くらしてもらいますよな
39:27え?
39:32ほんまに美しいこと
39:34つつましいながらも温かな祝言から5日後
39:40福は床につき六代目夫婦に見守られて静かに息を引き取ったのです
39:49福の四十九日も過ぎ 年の暮れが近づいたある日
40:05おりさん 長者さん 大丈夫だ
40:11あったあったあったあったあったあったあったあったあったあったあったあ temperature
40:22アムラから荷が届いたようですな
40:25へえ
40:26初に出るイスズエの浜羽豚5ヘクタンのうち
40:29最後のヘクタンだす
40:31よろしゅうまいしたな
40:36おやさんもこれで一安心だすな
40:40相本から何ぞ頼りは
40:44ありまへん
40:47おやさん相本さんのことをずっと案じておりやしたんだすけど
40:52相本のこっちゃ
40:56きっと今頃どこぞて飽きないしてはりますやろ
41:02そうだすな
41:04さあこっからが勝負や
41:07ご役たん運は骨折れますせ
41:10みなして盛大気払いしてもらいます
41:17ゴリオンさん
41:26イスズエをよろしゅうおたの申します
41:31100年続きますよう
41:39精一杯つとめさせていただきます
41:42小さい頃
41:59この川を金と銀やて言うてましたな
42:04夕日の輝きは金色
42:08川物きらめきは銀色
42:10天がくれた
42:12何より美しい色だぞ
42:15金と銀は
42:20飽きないの色や
42:22とうとう色をけがさんように
42:26へえ飽きないしていきましょな
42:28へん
42:30来年はきっと
42:36イスズエのあたり年だす
42:39ご視聴ありがとうございました
42:51ご視聴ありがとうございました
42:55ご視聴ありがとうございました
42:57ご視聴ありがとうございました
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