00:07こんばんは
00:08報道ステーションです
00:1049歳の女が同居する女性に下した仕打ち
00:15それは唇を糸で縫うというものでした
00:18女性が筆談で近所に助けを求めたことから
00:21女は逮捕送検されましたが
00:23その後の取材で女は現場となった家に
00:26家出した人などを住まわせていたと話していたことが分か
00:30りました
00:30過去にも複数の同居人がいた可能性があります
00:37報道陣を一別するとすぐに視線をそらしました
00:44傷害の疑いで逮捕された
00:53事件が起きたとみられるのは
00:56茨城県古賀市の一軒家
00:59桜井容疑者が暮らしていた家です
01:04桜井容疑者が暮らしていたのは
01:06静かな住宅街の一角です
01:09桜井容疑者と同居する42歳の女性が
01:13この家から逃げ出し
01:14近くの店へ助けを求めたということです
01:23マスクをした42歳の女性は
01:25声を出すことなく
01:27用意していた紙を差し出したといいます
01:32話せないので電話してください
01:35警察を呼んでください
01:40この時話すことができない理由がありました
01:44女性は上唇と下唇が
01:47糸で縫い付けられていたのです
01:51桜井容疑者による犯行とみられ
01:54女性は全知不詳の怪我をしました
01:59助けを求められた人はすぐに警察に通報
02:04ただ女性は取り乱した様子はなく
02:07マスク越しには唇が縫い付けられていることにも
02:11気付かなかったと話します
02:20女性は警察にそう説明したといいます
02:26女性がこの家で暮らし始めたのは去年4月ごろ
02:31およそ1年2か月の間
02:34この一軒家で何が起きていたのでしょうか
02:42桜井容疑者の子供2人も
02:44一緒に住んでいたという証言があるこの家
02:50近隣住民は
02:51以前から人の出入りの多さを感じていました
02:57普段は挨拶もあまりしたことないんですけど
03:03人の出入りも多い感じで
03:05いろんな感じをしてました
03:10出入りが多いんで何人っていうのはちょっと分からない感じです
03:16出入りをしていた人物について
03:18取材で明らかになったことがあります
03:24桜井容疑者は
03:25家出した人を済ませて働かせていたと
03:28知人に対して話していたことが分かりました
03:35そう聞いていたというのは
03:37桜井容疑者が
03:39かつてアルバイトとして勤務していた
03:41飲食店の元同僚です
04:08今回被害に遭った女性が
04:10桜井容疑者の話していた人物かどうかは
04:12分かっていません
04:17ただ元同僚がこの話を聞いたのは
04:20被害女性が同居を始めたとされる時期より前
04:26この家には被害女性以外にも
04:29時期を変えながら
04:30複数の人が暮らしていた可能性があります
04:36桜井容疑者は去年2月
04:38飲食店を辞めていきました
04:42元同僚が記憶しているのは
04:44周囲との人間関係のトラブルでした
05:07周囲に同僚の悪口を言いふらしていたそうです
05:12ただ指摘されると
05:14SNSに反論とも取れる言葉を並べていました
05:27さらにここ2ヶ月ほど働いていたという
05:30ゴミを選別する職場でも
05:33周囲と折り合わない様子があったといいます
05:57その職場には
05:59桜井容疑者が紹介する形で
06:02同居人が働きに来ることもあったそうです
06:06同僚はこう証言します
06:26警察は桜井容疑者の認否を明らかにしていません
06:31監禁の疑いも視野に
06:33被害女性との関係性や
06:35この家での生活実態を調べています
06:41続いて速報です
06:42国会の会期末まで
06:44あと10日となったきょう
06:46高市総理大臣と
06:48日本維新の会の吉村代表が会談
06:51維新肝入りの1つ
06:53定数削減法案について
06:56今の国会での成立を
06:59見送ることを確認しました
07:04午後6時
07:06国会内でテーブルについた
07:08両党首
07:09高市総理大臣と
07:11日本維新の会の吉村代表
07:17室内には
07:18シャッターを切る音だけが響きます
07:22会談は
07:22わずか7分で終わりました
07:27今国会の会期が残り少なくなる中で
07:31残る議員提出法案の取り扱いなど
07:34今後の進め方について
07:36自民党総裁として意見交換を行いました
07:40でその詳細については
07:43お答えを差し控えさせていただきます
07:48連立トップの会談は
07:50与党が直面する事態を打開するためのものです
07:57国会では
07:59先週
07:59衆参両院の全ての野党が集まり
08:02法案審議に応じないことを決めました
08:06与党が成立を目指す
08:08議員定数の削減と
08:10福祉と構想の法案が
08:13合意なく
08:14強硬的に審議入りしたことなどが理由です
08:20自民と維新は
08:21それでも2つの法案の審議を
08:23野党不在のまま続行
08:29この間
08:29吉村代表は
08:31両法案に強いこだわりを見せてきました
08:35特に定数削減は
08:37自民党内にも慎重論がありますが
08:41福祉と手数削減
08:45これは当然やるきるべきだと
08:49有権者と約束したことでもあるし
08:50自民党にとっても公約でしょ
08:53やらないような何かありえないですけどね
08:57来週金曜までの国会
08:59吉村代表は会期を延長してでも
09:02成立させるべきだと訴えてきました
09:08対する野党
09:10参議院は正常化させましたが
09:13今日も全会派が集まり
09:15結束を確認
09:17与党が数の力で進めてきた
09:19両法案の撤回を
09:21改めて求めることで一致しました
09:34与党と野党
09:36その主張は依然真っ向からぶつかっているように見えます
09:42しかし今日になって
09:44落とし所を探るかのような発言が
09:49福祉党に関しては概念としては分かります
09:53つまり大阪ありきではありませんと
09:55実際興味を示しているところもあるわけですからね
09:58そういうことをもう少し修正すればですね
10:01中身的には私は十分ですね
10:04合意点に達することができる内容ではないかなと
10:11これは情報の余地を示した発言なのでしょうか
10:17動きは他にも
10:19国民民主党の新馬幹事長が訪れたのは
10:22自民党の部屋です
10:26続けて維新の遠藤国対委員長も中へ入ります
10:31会ったのは自民党の松山参院議員会長です
10:39会談は今行われた中で
10:41会談というか
10:43キウチの3人なので
10:45久しぶりに顔を合わせようかと
10:48やはり公室転搬は
10:50必ず下級的速やかに
10:53成し遂げなければならないねということでは
10:56一調しました
10:59公室転搬の改正案の審議を始めるには
11:02対立の火種となっている定数削減と
11:06福祉と法案の扱いに
11:08何らかの決着をつけなくてはなりません
11:18そうして迎えた党首会談
11:21カメラが捉えている間
11:232人の視線が交わることはありませんでした
11:31会談の後
11:32吉村代表が語ったこと
11:38公室転搬、そして福祉法案、議員定数削減法案について
11:42の
11:42今後の進め方について協議をいたしました
11:47この中身についてなかなかここでお伝えすることはできませんが
11:51明日以降、野党との関係もあります
11:53国対委員長官で、国対レベルで協議を進めていくということ
11:58になりました
12:03野党が撤回を求める定数削減と福祉と法案の
12:08扱いについては
12:09今の時点で何も、当然、取り下げることではないです
12:15延長の話で出ました
12:17延長の話ではないです
12:20議員定数の削減、これは改革のセンターペンだと思いますし
12:24そしてこれは公約にもかけました
12:26これは当然やりきるべきだというふうに思っています
12:28その考え方には今も変わりはありません
12:33吉村氏はこう話しましたが
12:36自民党幹部によると
12:37自民側は福祉とについては
12:40今国会での成立を目指す一方
12:43定数削減の成立は見送る方針を固めたそうです
12:49会談ではこうした考えが伝えられ
12:52維新側も理解を示したということです
12:58ここからは政治部官邸キャップ知事は森生記者に聞きます
13:03吉村代表、肝入りの定数削減の法案ですが
13:06どうやら次の国会へと先送りということのようですが
13:10維新の側は納得をしているんでしょうか
13:13そうですね
13:14維新のある幹部ですけれども
13:16会談が終わった直後
13:18汗と涙の結晶だと言いかけて
13:21涙の結晶だと言い直したんですね
13:23涙を飲んだのは維新側だという思いのようです
13:27高市総理の周辺からも
13:29吉村さんには苦渋の決断をしてもらったという声が上がって
13:32います
13:33高市総理ですね
13:34吉村代表の出方が
13:36会談が始まるまで読み切れずに
13:38非常に緊張して臨んだということなんですね
13:42維新肝入りの日本案
13:43これ整理しますと
13:44昨日の星取り表でいけばですけれども
13:47今の国会という意味では
13:49真ん中のこの一勝一敗パターンに当たると思います
13:54福祉とは今の国会で成立目指すと
13:56一方で定数削減はこの国会諦めて
13:59次の国会に先送るというわけですね
14:02維新は納得なのかということですけれども
14:05吉村代表会談の後
14:06定数削減取り下げないんだ
14:08やりきると話しました
14:10これちょっとポイントで
14:11継続審議であれば取り下げにはならない
14:14次の国会でも頑張るという
14:16このファイティングポーズは続けられます
14:19今のところ維新の内部から
14:21連立を離脱するというような
14:23強硬論は聞こえてはきていません
14:27ここまで知事岩記者でした
14:28ありがとうございました
14:31次です
14:322020年茨城県古賀市の高齢者施設で
14:36入所者2人が死亡した事件
14:39体内に空気を注入し
14:41殺害した罪などに問われている
14:42元職員の女に判決が言い渡されました
14:46休憩は無期懲役でしたが
14:491件については懲役20年
14:52もう1件については無罪となりました
14:57医学的な知識を悪用し
15:00殺人事件であることが
15:02周囲のものに発覚しにくいやり方をした点は
15:05悪質といえる
15:10在宅復帰を目指す介護老人施設で起きた連続不
15:15審死事件の裁判
15:18開かれた公判は54回
15:21審理期間は210日に及び
15:24裁判員裁判としては
15:26過去2番目の長さとなりました
15:59看護師資格を持つ施設の元職員
16:02赤間恵美被告です
16:072021年12月
16:10当時勤務していた介護老人施設
16:13欅の家で入所していた吉田節二さんを殺害した疑いで
16:19逮捕されました
16:22その後の捜査で別の入所者である
16:25鈴木喜作さん殺害の疑いも浮上
16:30鈴木さんは2020年5月
16:34吉田さんはその2か月後の7月に死亡しました
16:41赤間被告は
16:42鈴木さんが亡くなる1か月前から
16:45施設で働き始め
16:47吉田さんが死亡したその日に
16:50自主退職しています
16:532人の殺害方法について検察側は
16:59毒物等を用いていないため
17:02自然死と判断される可能性が非常に高い
17:06完全犯罪を狙った大胆かつ狡猾な犯行
17:12理不尽である意味で無差別的といえる殺人
17:20いずれの被害者も点滴用チューブに
17:23注射器の筒の部分
17:24シリンジを接続して
17:26静脈内に致死量を超える空気を注入し
17:30殺害したと指摘
17:34無期懲役を求めていました
17:38赤間被告側は
17:41空気を注入していません
17:44殺害していません
17:48不確かなことで人を重く処罰することは絶対に許されない
17:55一貫して無罪を主張してきました
18:01その中で迎えた今日の判決
18:05裁判長は
18:08被告は吉田さんのそばで
18:11シリンジを押し引きする姿を目撃されている
18:16この時に空気を注入していた可能性が高い
18:20事前にシリンジを準備するなど計画性があり
18:24器具に触れても怪しまれにくい立場や
18:27医療的な知識を利用して
18:30抵抗できない状態の相手に対し
18:33自然死に見せかけたやり方は悪質
18:39吉田さんの殺害について
18:41懲役20年を言い渡しました
18:47決定打となったのは
18:48同僚職員の目撃証言と物証です
18:53吉田さんの容態が急変する直前
18:57赤間被告が部屋に入り
19:00シリンジを速い速度で押し引きするような
19:03不審な動きをしていたという証言
19:08さらに現場付近から見つかったシリンジから
19:12赤間被告のDNAが検出された点です
19:19もう一つの殺人については
19:23鈴木事件については犯罪の証明がない
19:29鈴木さんについて水戸地裁は
19:32何者かが空気を注入したことにより死亡したとし
19:36他殺であることは認定しましたが
19:41同僚の目撃証言については
19:43記憶違いや勘違いなどが含まれている可能性を否定する
19:48ことができないとしました
19:53判決を受け弁護側は
19:58第一事件についても
20:00いろいろ言いたいところはあるんですけれども
20:05結論において無罪になったということなので
20:10それは非常に安堵していますけれども
20:13第二事件については死因だけではなくて
20:15全般的に事実認定についてはご含まれます
20:19赤間さん及び弁護人の意向として
20:21控訴の意向だということで
20:22捉えていただいた結果です
20:27整理をしていきましょう
20:28空気を注入して入所者を殺害した罪に問われている
20:32赤間恵被告
20:33水戸地方裁判所は
20:35吉田節二さんが亡くなった事件については有罪
20:38鈴木喜作さんについては無罪としました
20:41判断が分かれたポイントを見ていきます
20:45はい
20:46そもそも今回の裁判で争われていたのは
20:49入所者の2人は
20:51本当に殺害されて死亡したのか
20:54というまず事件性
20:56そして事件だとして赤間被告が殺害したのかという犯人性
21:03この2つありました
21:05まずは事件性についてなんですが
21:09検察側は2人の遺体のCT画像などから
21:13体内に多量の空気を確認されたとして
21:18多殺を主張しました
21:20弁護側は2人は病気が悪化して死亡した可能性は排
21:26除できないというふうに主張をしました
21:29水戸地裁は医師などの証言から2人とも何者か
21:35が体外から空気を注入したことによる急性循環不全
21:42で死亡したとしました
21:44つまり多殺ということは2人とも判断したということになります
21:50そうなるとこの犯人性について判断が分かれたということになりますね
21:54まさにそういうことになります
21:56この犯人性を認定するための証言の信用性が大きな
22:02鍵を握りました
22:03水戸地裁はまず有罪となった吉田さんの事件に関して
22:08は
22:08被告人がシリンジを動かしている様子を見たという証
22:14言について
22:15判決でこのように判断しました
22:17被告人が何をしているか気になったという過程から
22:22被告人の様子を意識的に観察した上での証言で
22:27あり
22:27誠実なものである
22:29記憶違いの可能性も伺われないということで信用できる証言だ
22:36こういったことで赤間被告が空気を注入した可能性は十
22:41分にあると
22:42殺害した犯人だと認定をしました
22:45一方で無罪となった鈴木さんの事件ですが
22:50事件当日に鈴木さんの部屋に入っていく被告を見た
22:56という証言について
22:57こちらはこのような判断が出ました
23:01時間の経過その後の記録の確認による記憶換気
23:08事情聴取の過程での誘導などにより
23:12変容している疑いが強いと言わざるを得ない
23:16ですのでこの証言というのは
23:19記憶違いや勘違いが含まれる可能性を否定できないとしました
23:24判決では犯人は入居者等1回
23:29つまり鈴木さんが暮らすフロアの職員の誰かである
23:34可能性が非常に高いというにとどまると
23:38これ以上は絞りきれないという判断だったということなんですね
23:43殺害事態は2人についてどちらも認めた両事件です
23:47けれども
23:48判断が分かれた今回の判決についてですね
23:51元刑事裁判官の片田正弁護士に聞きました
23:57事件の原則として似た手口の2つの事件が起き
24:02ても
24:02極めて特徴的なものでない限り
24:05一方の事件で犯人である証拠を
24:09もう一方の事件の