00:16In the dark sea, there was a young woman living in the dark sea.
00:45若いと言っても同じ見た目の人間の何倍も生きていて今より背丈が半分くらいの頃からずっと一人でここに住んでます
01:11最近は薬作りが趣味なようです湯気とのこの連携流れ作業感が無心に慣れていいそうですできた薬はあらゆる病によく効き街で売れるので実益も兼ねたとこもお気に入りです
01:12luna 町に行く?うんluna
01:36も乗っていいよ帰りね
01:49荷物全然重くないから平気だよみつきに一度できた薬を持って街へ行きます薬を売ったお金でまたフワを買うの?
02:02ええ僕はねあったかい赤いチョッキが欲しいかなこの間編んであげたじゃないあれはね着るとゴワゴワチクチクして泣きたくなるの
02:18ビロードヤギ毛のチョッキはサラフは柔らかしっとりポカポカなんだってメリノの毛を遠回しにディスってるのねそうじゃないよ相性ってあるから僕の肌はビロードヤギタイプだと思うんだ
02:39ねえ街に着いたらチョッキのお店行っていい?メリノの毛糸のチョッキをビロードヤギの質感に変えてあげるわ
03:05でもルーナはビロードヤギの毛糸を触ったことあるの?手触りちゃんと知らないと再現できないと思うんだだからやっぱりチョッキ屋さんに行ってチョッキを触らないと魔女が物に触れたり歩いたりした場所にはなぜか毒キノコが生えることが多く街の人たちは彼女をシャンピニオンの魔女と呼びました
03:36優しいこの場所を守り抜きたいずっとあの日星勝ちたから綺麗な花の名を知れたフィルター越しの温もりとおやすみ夜でないこの世界で
03:52抱きしめてくれたから恋の鮮烈を歌う春のせい微笑むまで何度でも芽吹いてまた困らせてしまったら
04:22何度でも芽吹いてくれたから優しく唱えて何度でも芽吹いてくれたから何度でも芽吹いてくれたから
04:48何度でも芽吹いてくれたから何度でも芽吹いてくれたから何度でも芽吹いてくれたから
04:58あーあなたはどの芽吹いてくれたから何度でも芽吹いてくれたから
05:01知らずに食べて死んだ人もいたわよ
05:05いやだ変なガスを出してるきっと毒ガスよ
05:07いやそりゃ奉仕だよ
05:10うん
05:12あっ
05:12食器屋さんだよ
05:17魔女はあまり街が得意ではありません
05:22食器は私が着心地よく改良してあげるわ
05:33やっぱり黒魔女の息と皮膚からは毒ガスが出てるぞ
05:35黒魔女に近づくと死ぬぞ
05:40街というより人の集まるところが苦手です
05:47物心ついた時からずっとこんな感じなので別に悲しいと思ったことはありません
05:50この体では仕方のないことです
05:58おやいらっしゃい
06:02育毛薬が切れてたから来てくれて助かったよ
06:04あれは聞くと評判でね
06:06今度多めに持ってきてくれるか?
06:10あと腰痛の薬も頼むよ
06:17薬屋の主人は街の人の中では魔女に比較的好意的です
06:25魔女の薬作りの腕を買ってるのと黒魔女の知識が多少あるためです
06:30でも魔女といるときは絶対ハーブ布を外しません
06:35あっそこの生やしたキノコも持って行っておくれ
06:58仕方のないことです魔女は本屋さんが大好きですあっいらっしゃいこの本屋は精霊と人との間に生まれた子孫が営んでいて魔女のこともある程度理解してくれてます
07:04街がさざめいていたからそろそろ来ると思ってたよ
07:12街の人は異質なものよそ者には花瓶なので彼は人の姿で暮らしてます
07:14ん?なに? あっまた僕の素顔見てる?やめてよ
07:21惚れられたら困るから
07:27精霊ってあんな性格のやつ多いよね
07:28来てくれて嬉しいよ
07:33前回あなたが来てから間が空いたから
07:39街の空気がずいぶん淀んで外に出るのが憂鬱だったよ
07:44でも魔女さんのおかげでやっと外出できそうだ
07:48今日も街の毒を吸い取ってくれたんでしょ?いつもありがとう
07:52それにしても
07:59汚染に反応して毒を分解するキノコを生やす体質なんてすごいよね
08:05魔女さんやキノコ自体が毒持ちなのは大変そうだけど
08:11十字路の広場でやたらキノコが生えて困ったわ
08:12ああ あれか あそこ先週公開処刑があったんだよ
08:23罪人の無念や野獣魔の憎悪がさぞ染み付いてたろうね
08:28その時集まった悪念が毒となって反応したかな
08:33本屋の主ははっきり言いませんでしたが
08:37公開処刑とはおそらく魔女狩りによるものでしょう
08:42おそらく魔女の知り合いかもしれない誰かが
08:46おそらく無実の罪で殺されたのでしょう
08:51この国は小国ながらも魔法使いの力によって
08:52今日まで発展してきました
09:03王家はその力を取り込むため代々妃に有力な白魔女を迎えました
09:09それにより王家に使えるものを白魔女白魔同士と
09:16末ろわぬものを黒魔女黒魔同士として黒魔女狩りを始めたのでした
09:19そうだ
09:23昨日いい本を仕入れたんだ
09:29魔女さんが好きそうなものをいくつか見つくろっといたよ
09:33魔女にとって生きづらい世の中ですが
09:34こうして薬を買ってもらえて
09:40大好きな本を売ってもらえてる人間の世界を
09:44魔女はまだ完全に苦手にはなれません
09:47お代はロクピグーで構わないよ
09:50あっ 気力生えた
09:55お金は悪い気が染み付いてるからな
09:59あっ 魔女さんお願いがあるんだけど
10:02変な本を引き受けちゃってさ
10:06強力な呪いがかかってるみたいで
10:11噂じゃこの本を読んで何人も狂い死にしたんだって
10:12僕じゃ触るのもきつくって
10:25魔女さん危ない
10:43魔女さん危ない
10:44この本はもう大丈夫
10:46ありがとう 150人くらいこれ知ってる呪いの味がする
10:53The taste of the taste of the taste.
10:58I think it's amazing. It's helped.
11:04I'm a good one.
11:04She's always been a part of the taste of the taste.
11:14If you read this book, I'll give you a gift.
11:18I'll give you a gift.
11:21上ううんまた来てね
11:24以前
11:26ませんが帰った後
11:32魔女の触った場所を真剣な顔でアクで拭いていたことも知ってます
11:37目の前でやらない気遣いがありがたいし
11:48門前払いしない主に感謝しているので、気にしません。平気です。
11:55ルーナ。
11:59この薬が再販されるの、まったかな。
12:07寝たきりの母さんがこれで回復して、いつかこの薬を作ってくれた人にお礼を言いたいわ。
12:25庶民にも買える価格にしてくれて、ありがとよ。街は嫌なことも多いけど、こんな風に街でしか味わえない、来た甲斐にも出会えるのです。
12:32よかった。この薬でうちの子もきっと元気に。どんな人なんだろうね。
12:37それはきっと一人で、森の家にこもっていては出会えない。
12:44外の世界に勇気を出して一歩踏み出した、ご褒美の光景。
12:50ルーナが作ったって知ったら、あの人たち、たぶんあの薬買わないよね。
13:06でも、ルーナがそれで嬉しいんだったら、僕もそれでいいよ。街で受けた今日一日の疲れも、一瞬で吹き飛んでしまうくらい、魔女にとっては魔法以上に魔法の時間なのです。
13:31足が生える薬なんて、うちじゃ扱えないよ。
13:36そんな規格外の薬を売れば、ましてや効いたとなっては。
13:39おかみに目をつけられるからね。
13:45あんたもあんまり変な薬は作るんじゃないよ。
13:48タドでさえ、あんたは黒魔女なんだから。
13:52えーって、ヒー、フー、ミー。
13:53ん?いや、だめだって。
13:58混ぜ込み方下手か。
14:03しっかくあんなに頑張って作った自信作だったのにね。
14:08この間の片足のないおじさん、探してるの?
14:12あっ。
14:15居場所聞いても、教えてくれなそうだね。
14:18見つかっても、僕らから薬を受け取るかな。
14:20あんな風に嫌がられるかも。
14:25うーん。
14:28うーん。
14:29とりあえず、探すの?
14:33本屋さんか薬屋さんに聞いたら?
14:36僕、また飴そうだ飲みたいよ。
14:38ねえ、会いたかった?
14:39会いたかったよ。
14:41私も。
14:45魔女は、人と人があんな風にひっついて笑ってるのが、
14:48初めはとても不思議でした。
14:52魔女の毒体質であんな風に接触すれば、
14:56相手はただでは済まないからです。
15:05魔女にひっついた人は皮膚がただれて息が苦しくなったので魔女に近づこうとする人はいなくなりました。
15:15魔女には人のぬくもりというものが分かりません。
15:18さっきからあの黒魔女はこっち見てるの。
15:19大丈夫だよ。
15:23誰だって君の美しさには見惚れるさ。
15:25もう、アンディったら。
15:33今ではあれが恋愛というものだということは、本で読んで知っています。
15:38魔女には人にできないことがたくさんできるけど、
15:42人が当たり前にできることが魔女にはできません。
15:46恋愛もそのひとつなのでしょう。
15:51でも何事もプラマイゼロなので、別に気にしません。
15:57平気です。片足のない中年男性か。
16:00この間の戦争でそういったのは結構いるからな。
16:02探ってみとくよ。
16:22ところでどうしたのあれ何かねおじさん探してカップル見てたらああなったよ牛の言うことは分からんもうああ恋愛小説の人気作ならそっちの棚だよあっ
16:28ルーナ、ミナさん。
16:32おかえり。
16:34お土産は?
16:37お土産見せて。
16:39家に入ったらね。
16:40たぶんまた本だにゃ。
16:43あたり。
16:44またか。
16:49仕方ないよ。車上お断りのお店ばっかなんだから。
16:53あ、絵がある本とかぼく好きだよ。
16:55口に泡付いてるよ。
16:56街に行くとつかんだ。
17:07本を読んでると自分が置かれてる世界から抜け出して、本の中の世界の違う自分になれるようで。
17:14憂鬱な問題から離れられるこのひとときが魔女は大好きです。
17:21本には自分と同じ見た目の人間たちが魔法も持たずに危険な冒険をしたり。
17:32研究の成果を発表したり、不幸だったり幸せだったり。
17:37あ、そんなとこで本読んでたの?
17:43そんなふうに本を通していろんな人生を知れたので。
17:51人と同じことができなくても魔女はちっとも寂しくありませんでした。
18:03ルーナ、恋愛ものが読みたかったんじゃないの?
18:10もちろん恋もそのうちのひとつです。
18:16ねえねえルーナそれどんな話?
18:19うん。
18:45魔女は絵を描くのも好きです。
18:47魔女は絵を描くのも好きです。
18:49ルーナ、何描いてるの?
18:53あ、わかった。
18:57今日街で見たカップルの男の子だ。
19:00上手、そっくり。
19:02魔女的には、
19:04察し絵の王子様よりも、
19:09今日見かけたあの少年の方がきれいに見えました。
19:13魔女はきれいなものが大好きで、
19:17でも自分の毒でそのきれいが壊れるのが怖いので、
19:20気に入ったものは目と心に焼き付け、
19:22絵に描き写して、
19:25紙の中に集めるのがひそかな楽しみです。
19:30その魅力を忠実に再現したいあまり、
19:34魔女の絵の腕前はめきめき上がり。
19:38最近ではたまに渾身の出来になると、
19:40魔女の意志に関係なく、
19:42勝手に絵に魂が宿ることがあり、
19:47魔女は絵といえど、
19:52こんな風に人に優しく微笑まれたのは初めてで。
19:59ダンスのお誘いだよ!
20:01レーナ!
20:08えっ!
20:09おーじゃー!
20:12はやく!
20:14Hey!
20:21絵から抜け出たペラペラの温もりのない手
20:27それでも魔女が初めて触れ合った人の手です
20:35月まで飛んでいけそうなくらい 心がふわふわと浮遊する
20:42想い通りに抑え込められない、本の中でしか存在しえなかった。
20:43夢に見たダンス。
20:52不意に起きたこの夜空の散歩は、どんな恋の物語が束になっても叶わない、
20:56味わう事のできない奇跡の時間。
21:08Luna!
21:24Luna, are you okay?
21:29I've been back to my hair.
21:36This is a special time for the women's life.
21:42It was an extraordinary time.
22:12If you look at the face and see the face and see the face, you can see it again.
22:18You can see it with paper and paper and paper.
22:23Hey, Luna, if you can see it with me, you can see it with me.
22:29It's so cool. I feel like it's 3 times long.
22:35What? This couple of times.
22:36It's a couple of times.
22:38But I feel like it's different from the previous couple.
22:41I feel like it's a man.
22:43I feel like it's like the other guy's character.
22:47Just listen to me.
22:50When I asked her, she was suddenly a man.
22:53What?
22:55I don't need it, my friend.
22:57Why did she suddenly look at me?
23:01I was just looking at the same time.
23:04It was tough, so I'm not.
23:06Luna?
23:14Kinda, I'm going to see.
23:17She's in the middle of a bar.
23:26That's the place for the other people.
23:27And she's in the middle of a bar.
23:28You can see her!
23:31I'm calling you. I don't want to buy a pen and a pen.
23:36I don't want to write a pen.
23:42I don't want to write a pen.
23:43Why did you do that?
23:45Why?
23:48I don't want to write a pen.
23:53I don't want to write a pen.
23:59I don't want to write a pen.
24:01Why? I don't want to talk to her.
24:05If I look at the next one, I'll call me a voice again.
24:36I don't want to write a pen.
24:55I don't want to write a pen.
24:56I don't want to write a pen.
24:56I can't remember that pen and pen.
25:03I don't want to write a pen.
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