Skip to playerSkip to main content
  • 7 hours ago
Transcript
00:08文学オタクのバーのママと夫に浮気された主婦が運命的な出会いを果たす。
00:12涼子の元からカズトを探す大阪での旅の道中。
00:15遭遇する事件を文学の知識で解決する2人。
00:16繋がりました。
00:19祖母の家にいると嘘をついている涼子だが。
00:21おばあちゃん、ぎっくり腰は?
00:26今夜は涼子のピンチから始まります。
00:34はい。
00:36えっ?
00:38今どこにいるの?
00:40紀子さんとなんかあった?
00:50お母さん、あのね、どうしてもやらなきゃいけないことあって。
00:56主婦として母親としてダメなことしてるのは分かってる。
00:59でも今しかないんだ。
01:03帰ったら全部話すから。
01:06わかった。
01:10やりたいようにやりなさい。
01:15えーっと。
01:18まずおばあちゃんの腰は治りました。
01:21涼子は今、美子ちゃんの世話をしてくれてます。
01:22美子ちゃんって誰?
01:24おばあちゃん家の猫。
01:25猫なんていた?
01:26飼い始めたの。
01:29その美子ちゃんが腰痛めちゃったから。
01:30猫って腰痛める?
01:33ならおばあちゃんが猫の差すればよくな。
01:35あんたたちの顔見たかったの。
01:37おばあちゃんしばらくこっち泊まるわ。
01:39良子いないと何かと不自由でしょうから。
01:41いいかしら?
01:42あっはい。
01:50佐藤和人さんという方は存じ上げないとのことです。
01:51そうですか。
01:53ありがとうございます。
01:55ではこちらにサインをお願いします。
01:57はい。
02:07またご連絡します。
02:14失礼します。
02:15あっ社長。
02:18お疲れさま。
02:38IT企業では何を爆買いするのかと思ったら、お店の予約アプリとはね、前から導入したいと思ってたんです。
02:40いただきました。
02:43串カツ?
02:47大阪名物って言ったらたこ焼きじゃないの?
02:50いや串カツは絶対流行るよ。
02:51東京の人も好きだと思う。
02:55遠征行ったらさつきちゃんと食べてきてよ。
02:59遠征の時じゃなくて、和人についてってもらいたいな。
03:02じゃあ今度一緒に大阪行こう。
03:03えっやった楽しみ。
03:14こんなに広い大阪で、本当に和人見つかるのかな。
03:19見つけましょう。
03:27通天閣って大阪のシンボルって感じだよね。
03:32このあたりは新世界といって大阪を代表する観光地です。
03:37明治時代にニューヨークやパリの街を模倣して作られたとも言われています。
03:41へえ。ここも文学スポットだったりする?
03:44よくぞ聞いてくださいました。
03:47林文子先生のメシという小説の舞台です。
04:08倦怠期の夫婦のお話ですああつらああ江戸川乱歩先生もこの辺りを舞台にしたミステリー小説を書いてますよ乱歩なら知ってるなんて小説黒トカゲというお話です明治小五郎シリーズの一つです
04:13社交界に咲き誇る一輪の怪しき花、緑川富士。
04:18誰もが羨む美貌と貴賓は世を欺く仮の姿。
04:21その正体は女盗賊黒トカゲ。
04:28美しきものは宝石、絵画、果ては人間まで標本にして手に入れる恐るべきもう一つの顔が。
04:33そんな彼女の前に立ちはだかるのはご存知明治小五郎。
04:38二人は知略を尽くし、騙し合い、いつしかお互い強く惹かれ合っていく。
04:41最後、私有を決する時。
04:45毒を飲んだ黒トカゲはお別れにたった一つのお願い。
04:47あなたの唇を。
04:54明治はその願いを受け、彼女の額に唇をつけるのでした。
04:57うーん、大人っぽい話だね。
05:02黒トカゲは通天閣のてっぺんで宝石の浮き渡しをしたんです。
05:04てっぺん?
05:07へー、目立ちそうなの。
05:08そこがミソなんです。
05:15黒トカゲは女性ですが、僕という一人称を使う。
05:18中性的で抗い難い魅力の持ち主です。
05:48三島由紀夫先生の戯曲家では黒トカゲを三輪昭弘氏が演じていますジェンダーの枠に収まらない主人公か私を救ってくれた物語の一つです美しく残酷心理戦にもワクワクしますし大人の男女の生めかしい描写にもときめきますあれ子供の頃似たような話読んだことあるかもトカゲのブローチをしてる女性の怪盗の話。
05:49あっそうだ黒い魔女。
05:56黒い魔女は黒トカゲを児童向けに書き改めた作品なんです。
05:57同じ話ってこと?
06:01児童書なので表現はマイルドですが。
06:08へー、甘いカレーみたいのもどちらかというとサビ抜きのお寿司ですかね。
06:11えっそれってカレーとどう違うの?
06:15タイムリーですね。次は宝石のお店ですよ。
06:23数時間後に起きる悲劇よ。このときはまだ知るよしもなかった。
06:31社長、まだなんですか。
06:33教師払い日なんですからね。
06:34申し訳ございません。
07:00ではまた後ほどはいいらっしゃいませどうぞいらっしゃいませ何かお探しでしょうか?
07:03ジュエリーをオーダーしたいのですけれど。
07:07ありがとうございます。
07:12ジュエリーデザイナー、張金師、辰夫さん。
07:13はい。
07:14のみやるなと申します。
07:16頂戴いたします。
07:21こちらは旅友の沢辻良子さん。こんにちは。
07:22旅友って。
07:25ご旅行中ですか。いいですね。
07:29失礼しました。
07:32で、ジュエリーはどのようなものにいたしましょうか。
07:33そうですね。
07:37黒トカゲをモチーフにしたブロチを。
07:41おう、少々お待ちください。
07:49なるほど。
07:52維新さん、何かアイデアありますか?
07:58月を背景に合わせてみるとか、ルナさんという名前にちなんだよ。
07:59ぜひ。
08:02ぜひ。
08:04よろしくお願いします。
08:08こちらにご記入お願いします。
08:09はい。
08:16佐藤和人という方ご存じないですか?
08:21古い知人なんですが大阪でご商売をされてるようでして。
08:30私は佐藤家の人間ではなくて、ただの雇われの身でして、彼は亡くなったこの創業者の一人息子なんで、もしかしたらですけど、真実は知ってます?
08:33いえ。
08:39今はおじが社長を務めてます。後で聞いてみますね。今日はちょうど出社する日なので。
08:43来るのは月に一度だけなんです。
08:46辰夫さんはこちらのお店は長いんですか?
09:01ああ、もう20年になりますかね。仕事を転々としていたら、真実さんのお父上に腰を据えて働けと拾っていただきまして、ほんとお世話になりました。
09:04パリに留学させてもらったりとか。
09:11パリいいですね。お二人親子なのかと思いました。
09:19確かにもう一人の父親みたいな存在です。職人としても尊敬してます。
09:25社長、先ほど竹野さんがお見えになった。
09:28ああ、はいはい。いらっしゃいませ。
09:32こちら、今、オーダーを頂きました野宮様と。
09:37それは、それは。私、社長の佐藤でございます。
09:41副社長をしております、妻の真希子と申します。
09:45あの、佐藤和人って人知ってますか?野宮様たちがお探しのようでして。
09:50いや、わからんな。
09:53お役に立てず、ごめんなさいね。
09:56黒トカゲのブローチへのリクエストを頂きまして。
10:00黒トカゲ。江戸川乱歩ですね。私も大好きなんです。
10:27お注文ありがとうございますちなみにご予算はあっでは300万円でお願いします月金カードの限度額を超えてしまったのでさっき下ろしてきたんですお預かりいたしますこれがジュエリー佐藤の最後の仕事になるかもしれないので辰夫が精一杯心を込めて作らせて頂きます
10:55ごゆっくり。え、最後って?店は畳みません。正式な後継ぎは真希さんです。真希さんもそのつもりで大学に通いながらジュエリーの勉強頑張ってますし。はい。父や辰夫さんの魂を受け継いでいけれど僕しかいないので。
11:21頑張ってくださいね。あの社長本当にお店に興味がないみたいですね。月に一度の締め日にだけ仕方なく来てるんでしょ。そっか。でも達夫さんはできる範囲でお店を磨き上げている。ショーケースのガラスには曇り一つありませんでした。
11:55それじゃあ僕はこれで。お疲れさん。
12:07あ、他にもブローチのアイデアがあったら是非。
12:11はい。考えています。お先に失礼します。
12:30はい。いらっしゃい。あっ。こんばんは。また会えましたね。どうぞ。どうぞ。え
12:32?どうぞ。はい。
12:34Ah, then I'll ask you a couple of two things.
12:37Yes.
12:38A couple of two things.
12:40There you go.
12:41Ah, there's a tree.
12:44Eh?
12:45Ah, there's a tree.
12:47There's a tree.
12:48Oh, you know, I've been looking for a tree.
12:51A tree?
12:53Maybe.
12:54Yes.
12:55I'm going to ask you a tree.
12:57I'm going to ask you a tree.
12:59Oh, you're nice.
13:00Yeah.田村氏は昔からそういう手間を惜しまない人です。あれ
13:11?珍しく褒められたわ。あっ、お母さん。ん
13:12?なにこれ?あっ、トイプードル。やからげだろ。えっ
13:21?あぁ。
13:49ははは。うん、うん。今日の夕ご飯、子供たちいっぱい食べてくれたよ。はい、はい、はい、はい。かすうどん2つお待たせしました。おー、ありがとう。あぁ、ありがとうございます。水取ってくる。ありがとう。これだけますね。はい、よいしょ。じゃあ、我々はそろそろ払ってくるわ。あぁ、そうだ。
14:03あっ、こないだ実家帰ったらさ、お前んちの親父さんの話になったよ。うん。うちの町の人たちはみんな狭いなってからさ。
14:16おやじさんと連絡を?撮ってない。はい、ありがとうございます。それじゃあ、れゅうなさん、りょうこさん、また。
14:31ごきげんよう。ごきげんよう。いただきましょう。はーい。いただきます。あれ
14:36?万年筆がない。えっ、いつも使ってるやつ
14:37?はい。
14:47あっ、さっきのジュエリーショップに忘れてきたみたいです。あぁ、ダーリンからもらった大事なものなのに。電話してみよう。
14:56確か、名刺に。携帯番号。うん。あっ、突然すみません。
15:251時間ほど前に伺った、野宮と沢辻です。あぁ、先ほどはどうも。あの、そちらに万年筆を忘れてきてしまったようなんですが、後ほど取りに伺ってもよろしいでしょうか。あぁ、私、もう退勤していまして、社長が閉店までいるはずなんですが、明日、必ずお探ししてご連絡しますので。あの、今日じゃダメですか。大事なものなんです。
15:53できれば、明日にしていただけたら。大丈夫です。ご迷惑でしょうし。でも。承知しました。では、40分後に来ていただけますか。あっ、はい。じゃあ、7時40分に伺います。ありがとうございます。涼子さん、すみません。ありがとうございます。ううん。急いで食べよう。はい。
16:02ママのダーリンが万年筆触れたのってさ。作家になる夢を応援してくれてるってこと
16:05?ダーリンは一番の理解者です。
16:14彼も文学が好きで、私らしい小説を書いてほしいと、いつも言ってくれてます。へぇー。もう、長いの
16:17?そうですね。かなり。
16:36なんかいいなぁ。綺麗ですね。ほんとだ。キラッキラしてる。昔は、天気によって、ライトアップの色を変えていたらしいです。
16:47今は何かイベントがあると、それに合わせたカラーになるんだとか。どうも。どうされたんですか
16:51?お店に万年筆を忘れてしまいまして。新一さんは
16:57?今日は早晩だったんで、そこのカフェでご飯食べながら勉強。
17:26うん。僕も一緒に探します。お、竹野さん。あ、あ、どうも。あ、こちら。うちのお客様です。あ、そうでしたか。あ、私、大関の卸問屋を営んでおります。竹野と申します。お待たせいたしました。すみません。俺、新さん、どうも。あ、竹野さん。
17:33あの、社長は、お店、鍵がかかってまして。あ、あの、まだ閉店前ですよね。あれ
17:53?じゃあ、裏にお回りいただけますか。鍵が開いてる。あ、どうぞ。社長。
18:00おマジさん!あっ。はぁ
18:08?お
18:09divisions。 craftい
18:26законに連乗!!おもしろ。大事。お土産に持ち歩いて、何かだけです。多少。揺らすことはないですね。
18:41後悔でしょうか商品には手をつけていないようですね
18:46そうですね現金はどうですか
18:54ロックがかかったままです 金庫のほうを見てきます
19:00今ちょうどばったり
19:03えっ 舟久さん
19:11奥様警察が来るまでお体には触れないほうが
19:14金庫は空です
19:18現金とグリーンダイヤのメックレスもなくなってます
19:19えっ とても貴重価値の高い石ですよね
19:23はい
19:23なんで
19:27殺されたってことですよね
19:33おそらく犯人は最初このワイヤーで首を絞めた
19:37でも体格のいい佐藤社長がなかなか生き絶えないので
19:39ドローンズ像で殴りつけた
19:43犯人は狂気を2つとも置き去りにしています
19:44よほど慌てて撤収したんでしょう
19:49セキュリティ会社の警報ベラがあったとか
19:51ベリは作動した形跡はありませんでした
19:52そんなわけないでしょ
19:54何のための契約よ
20:00防犯センサーとカメラが解除されてる
20:01何で?
20:04無効にするには解除コードが必要ですよね
20:06コードを知ってるのは身内だけよ
20:08夫と達夫と新一
20:14新一達夫カバンの中身を見せなさい
20:16えっ何でですか
20:18あっ見られたら困るものでもあるの?
20:22あなた方は中身を確認してそこに手袋あるから
20:23えっ承知しました
20:27えっおばさんだって解除コード知ってますよね
20:28私を疑うの?
20:32疑いを晴らすためにも一応確認させていただいても
20:37失礼します
20:49何もありません
20:51ほら何もないでしょ
20:54新一バッグを出しなさい
21:01失礼します
21:13失礼します
21:15特に何もありません
21:18何もありません
21:19達夫
21:26失礼します
21:38何もないと思います
21:40失礼します
21:51あっ
21:52何なのよこれは
21:54失礼します
21:55警察です
22:02この男が銀行のお金と宝石を盗みました
22:03ここにいる全員が証人です
22:05夫のことも
22:14面倒を見てきた店員からこんな目に合わされるなんて
22:20私はありません
22:21もう
22:25何が何だか
22:37このあとお一人ずつ別室でお話を伺うのでしばらくお待ちください
22:41達夫は廃業するかしないかでうちの人と揉めてたのよ
22:44どんなに知らばくれたって証拠も出てる
22:47確かに
22:50私たちがお店に戻りたいと言ったとき
22:51達夫さんはしぶっていましたし
22:53明日にしていただけたら
22:55お店にも少し遅れて到着しました
23:00社長を殺害した後
23:04発覚を恐れて戻るのを躊躇したとすれば
23:05一応筋は通ります
23:07なるほど
23:08達夫さんがそんなことするはずありません
23:11浅はかな
23:15やっぱり人間の本質なんて絶対に変わらないのよ
23:16本質?
23:18あの男はね
23:20善家のことですか?
23:23えっ
23:23なぜ知ってるの?
23:28図鑑の裏表紙にシールの跡のようなものがありました
23:32おそらく資本越読許可証をはがした後です
23:33資本越読?
23:38刑務所の中に持ち込むことを許可された本です
23:42達夫さんの名刺には名字がなかった
23:43フルネームで検索したら
23:46きっと事件が出てきてしまうからでしょう
23:48達夫には強盗の善果がある
23:51あんな人雇うなんて
23:53お兄さんお人よしすぎたのにゃ
23:58でも僕は達夫さんを信じます
24:03罪を犯すのは先代を裏切ることです
24:08人の道に背くことはもう二度としないと誓ったんです
24:17一旦コーヒーでも飲みましょうか
24:25どうぞ
24:26どうぞ
24:29すいません
24:31ありがとう
24:33熱い
24:35どうぞ
24:39それでは改めて整理しましょうか
24:44私とりょうこさんがお店を出たのが5時30分
24:47社長の遺体が見つかったのが7時45分
24:51この2時間15分の間に犯行は行われた
24:59この時間帯にアリバイがあれば疑いは晴れます
25:05私は5時過ぎ
25:06ちょうどあなた方が来てた頃
25:11店で書類をピックアップしてすぐカフェに移動してずっと仕事してました
25:13新一 あんたもカフェにいたわよね
25:18はい 6時前ぐらいに行ったら確かにおばさんは窓際の席で仕事してました
25:25ほらね
25:27竹野さんはどうですか
25:31私は車で移動してました
25:357時半くらいに店に行って社長を待ってたらあなた達が
25:40私たちが着いたのが7時40分なので10分くらい前ですね
25:47社長が閉店までは自分がいるからもう上がっていといので6時半には退勤しました
25:49竹野には動機がある
25:55防犯センサーの解除コードも知ってるし夫と2人きりになるチャンスもあった
25:57カバンの中から証拠も出てきてる
25:59あいつしかいないじゃない
26:03ですが条件が揃いすぎてるんですよね
26:05レッドヘリング
26:07そうです
26:09何それ
26:10ミステリーの技法です
26:16真犯人から目をそらすために提示される人物や事柄
26:17技法? ふざけないで
26:20これは現実なの
26:22夫が殺されてるのよ
26:25ミステリー小説なんかと一緒にしないでよ
26:45ミステリー小説の話
26:46ごめんなさい
26:47ルナさんタイム今ちょうどかけよう
26:56マキコさんはカフェの窓際にいたと言いましたね
26:57はい
27:01その時マキコさんはストールを肩からかけていましたか?
27:05途中からかけてたと思います
27:07赤と緑どちら?
27:12緑でした
27:15あれ? お店に来た時は赤だったよ
27:20だから何? 今そんなこと関係ある?
27:32はい
27:57赤と緑そんなわけないでしょ通天閣ライトアップの色を変えていたらしいです窓際そこのカフェでごはん食べながら勉強祈ição緑
27:58Oh, my God.
27:59...
28:00...
28:01...
28:01...
28:01...
28:03...
28:04...
28:12繋がりました
28:18佐藤社長を殺害したのは
28:24竹野さんではないでしょうか
28:25言いかがりやめてくださいよ
28:29佐藤社長は右側の側頭部から出血していました
28:34あれは左利きの人間に殴られた時の特徴です
28:40ここにいる人の中で左利きなのは竹野さんだけです
28:43地球でじゃない方で殴ることだってあるでしょう
28:45あともう一つ
28:46あなたはさっきコーヒーを受け取る時 痛いと言いました
28:53熱いではなく痛い
28:57犯人は社長を鈍器でオーダーしただけでなく
28:58ワイヤーで首を絞めています
29:05考察には相当な力を要するため手に傷ができる場合があります
29:08手袋をしていたとしてもです
29:12竹野さん手を見せていただけますか
29:19あっ
29:24こんなの証拠になりませんよ それに私外部の人間でして
29:29論犯センサーの解除なんてできるわけがありませんし
29:31内部に協力者がいれば可能です
29:33ですよね 牧子さん はぁ
29:42もし私がこの事件をもとに小説を書くとしたら こんな展開にします
29:54牧子さんはカフェに行く直前 金庫から出した現金とグリーンダイヤを達夫さんのバッグの底に入れた
30:19達夫さんを犯人に仕立て上げるためです何も知らない達夫さんはそのまま退勤したある方法で店内に社長しかいないことを確認した竹野さんは店に侵入あらかじめ聞いておいた解除コードで防犯センサーを無効にした後佐藤社長を襲った
30:29ある方法で電話したとか確かに電話しましたが社長は出なかった
30:33一人かどうかなんか知らないし
30:39私じゃない一人だったとしても営業時間中に襲うなんて
30:47大胆っていうかだって達夫さんや新一さんが戻ってくる可能性もあったわけでしょ
30:51そうよあなたの言ってることめちゃくちゃよ
31:00黒トカゲはなぜ通天閣を宝石の受け渡し場所に選んだのか
31:05愛読者の牧子さんならご存知ですよね
31:10何ですかそれ
31:14高いところからだとよく見えるからです
31:18仲間同士でお互いに合図をしやすい
31:20どういうこと
31:21
31:28通天閣の展望台にいる黒トカゲを仲間たちが大阪の街中から双眼鏡で見守っているんです
31:38もし彼女の身に危険が迫ったら仲間は赤い布で別の仲間に合図をして人質を殺すことになっていた
31:42このトリックを応用したとしたら
31:53牧子さんはカフェの窓から辰夫さんが退勤したことを確認して殺害欠行の防災員を表す緑のストールを羽織った
31:59近くで待機していた竹野さんはそれを合図に店に侵入
32:00社長を殺害した
32:11その後現場の後処理をしようとしてもう一度窓から牧子さんを見上げると中止のサインが出ていた
32:15あっ黒トカゲの赤い布
32:25そうストールを赤に変えて危険を知らせたカフェを出た新一さんが店に戻るかもと考えたからです
32:44何でそんな方法を通話履歴を残さないためでしょう
32:46なるほどね
32:53私たちが最初にお店を訪問した時竹野さんは向かいのカフェを見上げていました
32:59あれは合図がちゃんと見えるかどうか最終確認をしていたのでは
33:03そんなの全部妄想だよ証拠もない
33:07それは刑事さんたちが見つけてくださる方
33:14着替える暇もなかった竹野さんのそのジャケットから血液反応が出たとしたら
33:24カフェの防犯カメラで牧子さんが事件の起こるタイミングでストールの色を変えているのも確認できるかもしれませんね
33:33私この男に脅されたんです
33:38見張っておけって無理やりじゃないと殺すって
33:40はぁ?あざけんなよそっちが持ちかけてきたんだろ
33:45旦那の保険金捨てしめようってよ
33:48保険金?
33:52別室でお話聞かせていただけますか?
34:14良かった
34:20新一さん達夫さんの事をもう一人の父親って言ってたもんね
34:30風と探しの日々が再び始まった
34:32また空振りか
34:37まだリストは半分です気を落とさず行きましょう
34:43あっこれブローチなの?
34:45すみません
34:50でもママはずっと何かが引っかかっているらしい
34:55そう事件はまだ終わっていなかったのだ
35:03はい
35:04えっ
35:07あっはい あっまだ大阪におります
35:10ありがとうございます
35:12ありがとうございます
35:13では後ほど
35:16達夫さんからです
35:17万年筆が見つかったそうです
35:19うわぁよかった
35:25達夫さんの疑いが晴れたのもママのおかげだね
35:27いいえ
35:30クロトカゲのおかげです
35:37クロトカゲが宝石の受け渡しをしたのってどの辺なんだろう
35:40仲間からよく見える場所ってことだよね
35:46クロトカゲがいたのはあの通天閣ではないんです
35:54小説の舞台になった通天閣は1943年に火事が起きて解体されてしまいました
35:58あれはその後に建てられた2代目なんです
36:03へえそうなんだ2つあるなんて知らなかった
36:08クロトカゲと黒い魔女もそうだよね
36:12同じストーリーだけど別バージョンがある
36:16同じストーリーの別バージョン?
36:21同じ事件の別の顔
36:27そうか
36:37見つけてくださってありがとうございます
36:40こちらこそその節は本当にお世話になりました
36:43あっ
36:45クロトカゲこんなにたくさん
36:47ええ
36:49審査もいろいろ案を出してくださいましてね
37:07ええ
37:08マキコさんの計画を
37:13事件の日
37:16万年筆を忘れたと電話で伝えたとき
37:20達夫さんはお店に戻ることをしぶりました
37:22到着するのも遅かった
37:25それは
37:28お店の中で何が行われているかを
37:30知っていたからではないですか
37:35次の締め日に結婚しましょう
37:36本当に約束は持ってくれるんだろうな
37:39もちろん
37:42報酬は2500万
37:45頼んだわよ
37:55佐藤社長がいなくなれば
37:57店の廃業話はなくなる
38:02ついでにマキコさんが逮捕されれば
38:04相続の欠格自由になる
38:11そうなればお店や土地は法廷相続人である真一さんのものになる
38:15あなたの望みどおりです
38:24おっしゃるとおりです
38:31マキコさんが私に罪を着せようとしていたことまでは知りませんでしたけど
38:36だから店の中で殺す必要があったわけですね
38:40どうして気がつかれたんですか
38:44ヒントをくれたのは江戸川乱歩
38:48でもそのひらめきをくれたのは良子さん
38:49えっ私
38:54黒トカゲに2つのバージョンがあることを思い出させてくれたでしょ
38:59佐藤社長殺害の筋書きを書いたのは
39:00マキコさんと竹野さん
39:02でも達夫さんは
39:05彼らの書いた筋書きをそのままに
39:08自分のバージョンに仕立てあげた
39:11真一さんのために
39:13リライトした
39:29真一さん
39:31申し訳ありませんでした
39:39二度と罪は犯さないという先代との約束を破ってしまいました
39:42でも後悔はしていません
39:47先代はいつもおっしゃっていました
39:50真一さんは聡明でセンスもある
39:52きっと一流のジュエラーになれると
39:56警察に行ってきます
39:58後のことはよろしくお願いします
40:28本当に?
40:29本当に?
40:30それでいいんですか?
40:37はい頑張ります
40:46真一さんお店建て直せるといいね
40:55真一さんのバッグの中に教員採用試験の参考書が入ってました
41:00彼が本当にやりたいことは何だったのか
41:02そっか
41:05真一さんは
41:09自分のことより人の思いを優先する
41:12とても優しい方なんだと思います
41:14楽しいも全部
41:16迷いも全部
41:19私だけのものであるとき
41:20でもそれを言ったら
41:23ママも同じくらい優しいと思う
41:27そうやって真一さんの気持ちに寄り添えるんだ
41:31私が優しい
41:34私ね
41:38ママってちょっと黒トカゲみたいって思ってたの
41:44美しいものが好きで自由で頭が切れて駆け引きに長けてて
41:49でもママは黒トカゲより優しい気がする
41:53凌子さんが呼んだのは黒い魔女ですよね
41:57そうだけど同じ話だって全然違います
42:04黒い魔女は子供向けにリライトされた完全懲悪者に過ぎません
42:07ママ?
42:09凌子さん
42:12あなた私を信じすぎてる
42:14どうしたの?なんかママらしくない
42:16私らしいって何?私の何を知ってるの?ちょっと風に当たってきますね
42:37そうだ私はママのことをまだほとんど知らない
42:51映し世は夢
42:54夜の夢こそ
42:55まこと
42:59見えているものが全てじゃない
43:16誰にだって人には見せない別の顔がある
43:21今日のゲストはバドミントン元日本代表の七海さつきさんです
43:25よろしくお願いします
43:28あらさつきちゃん
43:30そんな知り合いみたい
43:31知ってるもの
43:36凌子はバドミントンのジョーシーダブルスでさつきちゃんとペアを組んでたのよ
43:37えっ?
43:38七海さつきと?
43:40その話聞いたことないんだけど
43:47俺は彼女と生きていく
43:58ママを知りたい
44:00全部は分からなくても
44:03分かりたいと思うことはやめたくない
44:08もう後悔したくないから
44:19ママ早く帰ってきて
44:33おづくし
44:43破壊し
Comments

Recommended