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00:09先生これ実家の一応名物です
00:14あらありがとう帰省先は群馬だっけ
00:15はい
00:16少しは休めた
00:18はい
00:22私もちょうどあるわよそこの商店街で買ったものだけど
00:27先生そういえばこちらがご実家だって
00:32そうよ淡島生まれの淡島育ちよく知ってたわね
00:38東京暮らしもしたけどね女優として目が出なかったから
00:43せめて若いうちに軌道修正したかったの
00:49小さなプライドねこれこそが自分の目指していた道であるっていう
00:54でも卒業生の方からは必ず先生の名前が上がります
00:55偉大な推しです
01:01やだわ卒業公演のDVD見たでしょ
01:03はい
01:09いえもううちの母がすっかり淡島マニアみたいになっちゃって
01:13うちに帰ったらいっぱいあったんですビデオもDVDも
01:18私も夏休みの間ずっと見ちゃいました
01:23でもおっかない先生だって言ってたでしょ
01:24はい
01:30私は正直先生のこと怖いって思いません
01:33多分厳しい方なんだとは思いますが
01:36すみません
01:39みんなと同じように恋をしたり
01:41祖母や母に甘えたり
01:43父に憧れたり
01:46時に親子喧嘩をしたり
01:52私の人生には何一つなかった
01:58何しろ祖母は美しい人で
02:02実の娘である母のことを
02:05出来損ないとなじるような性格だった
02:09父親の血が濃いせいかしら
02:12あんたは少しお直しが必要だね
02:17思春期に差し掛かった孫娘にさえ
02:19こんなことを言う
02:22クソババア クソババア クソババア
02:28私の性格の悪さはお前譲りだ
02:29死に損ない
02:35今はの際まで凛としていようとしたのが許せない
02:40そんな大層な人間でもないでしょうに
02:43とっとと苦しみながら死ね
02:50こんな報復を受けないとでも思ったのだろうか
02:54最後までおめでたい年寄りだと呆れる
03:00焼かれて骨の欠片になった姿を見ても
03:03だからどうしたという感情しかなかった
03:08私を罵った岡部恵美は
03:09あの日の自分と重なった
03:14私のしていたことは
03:17あの醜い老婆と同じである
03:22皮肉なもので唾を吐かれた私の顔は
03:26さぞかし祖母にそっくりだったことだろう
03:30人一人の人生を壊して
03:32幸せになれると言うなら
03:36祖母の人生を認めなくてはならないことになる
03:40それだけは死んでも嫌だった
03:45風の頼りで岡部恵美が死んだ
03:46と聞いた
03:49詫びたい人間はもうこの世にいない
03:51ごめんなさいという言葉が
03:53虚しく散っていく
03:57ごめんなさいごめんなさい
03:58言うほど煮やすくなる言葉
04:06私先生のお母さんまの作品もビデオで見ました
04:10お母さんま
04:14えっ今のもしかして冗談かわいい
04:18母は私に似てなかったでしょ
04:23えっうーんそうかな白黒だからよく
04:26田舎臭い顔立ちなのよ
04:29愛らしさがあって私は好きだけど
04:35自分のしていることは罪滅ぼしなのだろうか
04:39そんなものはおためごかしでしかないのかもしれない
04:44でも私は考えることをやめるわけにはいかなかった
04:47考え続けなくてはならなかった
04:52私は私のような人間を
04:55岡部恵美のような人間を
04:57もう見たくはなかった
04:58そ、それであの
05:00今日はあの
05:01実は先生にお願いがありまして
05:06サインをいただけないでしょうか
05:10お土産なんて持参して何かと思ったけど
05:11す、すみません
05:13本題はそこだったの?
05:16先生の作品も見たんです
05:19雪の女王ね
05:21はい
05:25あれだけは評価されたのよ
05:30祖母の見開いた瞳が忘れられない
05:36岡部恵美が私を睨みつける強い眼差しが焼きついて
05:37離れない
05:42反旗を翻した鳥巻たちの表情
05:43いい加減
05:48自分の人生から降りてしまいたいと思う
05:53しかし私は考えることをやめるわけにはいかない
05:57考え続けなければならない
05:58ありがとうございます
06:03私を恐れながらも慕う生徒に
06:05甘えてはならない
06:14私は私の本当の家族が欲しいと思った
06:21ルリコというのは母がつけたの
06:26狸のようなおもだちによく似合う名前をつけたと
06:28自我自賛していたわ
06:33これも母なりの褒め言葉だったのかしらね
06:37今となってはわからないけれど
06:44ルリコお前のお母さんは本当にひどい人だね
06:50娘の誕生日に外国で遊びほうける母親なんて聞いたことないよ
06:53違うのよおばあちゃま
06:56お母ちゃまはお仕事で行ってるの
07:03すごいでしょ海外公園よ
07:06ルリコにきれいな髪飾りを買ってあげる
07:10お船で行くからすぐには帰れないわ
07:14お父ちゃまの言うことをよく聞いていい子でね
07:19おばあちゃまの言うこととは言わないんだよあの人は
07:27楽しみにしていた髪飾りは帰国した母の荷物の中にはなかった
07:34黒沼さんがね推薦状を書いてくださるって
07:38ありがとうございます
07:47いいなあ山地さんは私も大スターの娘に生まれたかったよ
07:51そんなあんたその言い方じゃ山地さんに失礼でしょ
07:53なんでよ
07:56お母さんの力で入ったみたいに聞こえるわ
08:02いいのよその通りなの母の口利きで推薦してもらえたんだもの
08:06聞いた本当の話だったんだ
08:10いやーこりゃあの人がトップになるのは時間の問題ね
08:11見継ぎ者は何がいいかね
08:13やだ
08:22バカ正直だね
08:28あの手合いはあんたにとって都合の悪いことをいくらでも聞き出そうとするよ
08:32そういうのをかわす術も身につけなくちゃ
08:36あんたのお母さんはさぞかし上手だろうね
08:39私は山本雅子
08:40よろしく
08:43草薙夏子
08:47あなたのお母さんに憧れて淡島に来ました
08:53申し遅れました山地瑠璃子ですよろしくお願い致します
09:00きっとお母様には娘がたくさんいるの
09:07私以外の娘が私よりふさわしい本当の娘たちが
09:13母の日にちなんでいるものですから
09:17そうですか
09:21今更何を話したらいいのかしら
09:24母との思い出はあまりないんです
09:28それならそれでいいと思います
09:34少女時代本当は母とこう過ごしたかったというお話でも
09:40そんなふうにおっしゃってくださる方は初めてです
09:45皆さん私より母の話を聞きたくていらっしゃるので
09:52でも話せるだけの中身がなくていつも困らせてしまうものですから
09:57聞いたわよ
10:00ご結婚おめでとう
10:05でもまだ二人の間でだけ決まった話なの
10:10草薙夏子をくどき落とさなきゃならないのか
10:11そう
10:13そりゃ手強いね
10:20あの花房宮美さんですか
10:22あっはい
10:26あっほ、本物だ
10:32式には必ず呼んでちょうだい
10:34朝日菜瑠璃
10:37その名で呼ぶのもうあなただけよ
10:45伊吹さんという方です
10:47知ってるわ
11:10何度か取材を受けたことがあるものきつね目の男なんて嫌よお母さん結婚するのは私ですその時ようやく私は私の本当の家族が欲しいと思った
11:24本当は美しいこと書くのよ私は実際器量よしだったから
11:42ご近所に妬まれてはいけないからとひらがなのよし子になったのよあっはっいやだ 本当よあらルーリコちゃんご無沙汰ねーこんにちは大きくなったね前にあった時はまだ赤ちゃんだったわ
11:45お母ちゃま おばあちゃまが呼んでますじゃあ私たちもそろそろ追い飛ばするわねまた劇団の集まりですかええ私が愛したのは美しい主人だけ
12:12後にも先にもただ一人
12:36勘一さんがあなたに似なくて本当によかった草薙さんは普段どのような休日を過ごされるのですか私は無趣味のつまらない女なんですのお友達はそれこそヨットやキャンプなど活動的に楽しんでますわ
12:49ならばぜひとも僕とご一緒にそういう男の人はそれこそたくさん見かけたけれど僕は役者なんて仕事をしていますが
12:58実に地味な生活です体があまり丈夫ではなかったのでね習い事を始めたのは父の計らいです
13:21少しでも外の空気に触れさせたかったのでしょうその延長線上に今のお仕事があるんですねええしかし長年染み込んだ習慣のせいですかね部屋で静かに本を読んでるのが好きで僕もつまらない男です
13:48俳優佐野浩二さんの本名は山地寛一さんといったその時の私ったら全くおかしいのよ仕事で初めて会った人だというのに小さな女の子がする遊びのように山地よし子になる自分を思い描いていたんだもの事実そうなるのは1年後のことね
14:19ルリコルリちゃんカンイチさんと私の娘にしては不敵だと思った似てるのだ
14:46母にヨシコあんたは本当はね美しいこと書くのよあんたと私はよく似ているからね美しい母のもとに美しい娘として生まれたことは私にとって何よりの心の支えとなった
14:57美しい人の命はどうしていつも儚いのだろう母も夫も
15:14ルリコかい入っておいでルリコははにかみ屋さんだねほらもう真っ赤になってる
15:34お母ちゃんを呼んできてはーいあとおばあちゃまに飴を1個もらってねルリコの好きな色を1個だよ大事に大事に選びなさいお母ちゃまお父ちゃまが呼んでます
16:02お母ちゃま父が亡くなるまでの1年母はずっと張り詰めた思いで暮らしていたと思います父が母を呼ぶたびに今日じゃないか明日目を覚ましたら父はもういないのではないかまるで母が死の宣告を受けるようでした
16:31私は父のことが大好きでしたけど何分幼かったもので母に抱きしめられた記憶は後にも先にもあの時限りでしたのでそれがとても嬉しくてよし子ルリコを頼むね困ったな君がいつまでも泣いてたら心残りができるじゃないか
16:52ねえよし子きちんとお別れをしよういぶきさんごめんなさい吉田のおばあちゃんが途中で気分悪くなっちゃって
17:15大丈夫よ今日は娘が来てくれる日だからそっかよかったねああ今日のいぶきさんお肌ツヤツヤで嬉しそうそうあんたは少しお直しが必要だね父親の血が濃いせいかしら
17:40かっちゃんああいう性格の人なんだから気にしちゃダメよかっちゃんだって美人よやめてよおばあさまは絶世の美女だったんでしょ今でも綺麗な年寄りだもんねお母さんには心から同情する
18:06あんなのが母親なんてお母さんおかげんいかがですか見たら分かるでしょ心配しなくても直に死ぬわよそんな憎まれ口が出るならまだ大丈夫そうですね
18:30ルリコに聞きましたあまり僕の娘をいじめないでやってくださいあんたのせいでしょキツネ男いい人そうでよかったわねお仕事も次々覚えてくださって前の人が辞めるってなった時はルリコ
18:54さっきカツラ子が来たの珍しいわねあの子私に死ねって言ったクソババアってひどいわね
19:18あんたも私のことを死ねばいいと思ってるんだろう思ってないわ嘘よ私はちっともいい母親じゃなかったもの謝らないわようやく言いたいことを言えるようになったんだもん
19:39この子は私だ私が私の中に封じ込めた私そのもの母の葬儀では一粒の涙も流さなかった
19:53やがて主人を贈り友を失いその都度涙は枯れることがないのかと思い知ったというのに
20:12かっちゃん誰かいい人はいないのいやあねいくつだと思ってるのとっくに売り時を逃したわよそんなことないわよいくつになっても恋していいの
20:42でもそうね恋をしない選択も自由だわ母と私はよく似ていたけど弱い性格の人だったからね体も丈夫ではなかったし美しさがあだになって辛い思いもしてきたのでしょう美人白名に打ち勝つには
21:10私のような性格がちょうどいいのよなぜルリコではなく僕に言うのですかあんたは他人だものルリコだって他人です血は繋がっていてもそれぞれ別の人間だだから私はあんたのことが嫌いなのよお母さんらしいだろ
21:25遅いわ何もかも私はもう母のことで泣くことができないの諦めたんだもの降りたんだもの
21:41大嫌いだったの僕から見るとね二人は結構よく似てる不器用なんだね
22:00父のように愛されたかったわでも無理だと諦めたのちっともいい母親じゃなかったでも好きだったの
22:13振り向いて欲しかったのいつかまた優しく抱きしめてくれるって母はきっと外国で買った髪飾りをくれただろう
22:28私はきっと喜びを隠せず何度も何度も母の顔を覗き込むのだ母を思って泣くことはもうないけれど
22:33人を愛することは学べたわ
23:26トゥライドが部屋を交差してた大事な時間が奪われていく諦めず潰した理想の道を今歩いてあの頃以上に満たされた私で
23:52思い出に会いに行くよさよならの中でもそれぞれ理想積み上げてたんだ夢焦がれたあの日にはほど遠いみたい
24:05だけどまだ未来に沿っておくよこれからの私を楽しめるように
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