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  • 8 hours ago
所さんの目がテン! 長野県伊那谷地域の伝統文化ざざ虫漁を守る上伊那農業高校に密着 - 2026年04月05日

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00:04めがてん始まるよー!
00:16全国におよそ300校ある農業高校
00:22そこでは農業や畜産、食品だけではなく
00:27地域の文化や自然を生かした実践的な事業が行われています
00:35しかし少子化や学校の統合により全国的に減少傾向に
00:50そこでかつて栃木県立栃木農業高等学校の里山再生をお手伝いしたイカちゃんと東京バグボーイズの平井さんが
00:56農業高校の魅力を再発見
01:02今回訪れた場所は長野県の稲谷地域
01:09自然豊かな場所にある長野県上稲農業高等学校
01:12ここで行われている授業が
01:33江戸時代から行われているザザムシの食文化を学ぶ授業
01:42ザザムシとは稲谷で使われている呼び名で川に生息する食用の水性
01:43昆虫のこと
01:49そんな全国的にも珍しい食文化が衰退しつつあるといいます
01:57この食文化を後世に残すべく授業でザザムシのことを学んでいるんです
02:08私たちが残さなかったら、廃れていってしまう、いなしで育ってきた自分だからこそできることは、こういうことかなと思って。
02:37本日のメガテンは衰退する文化を守る珍しい授業を行う農業高校を科学しますえっサザムシのことを授業でやるのそうなんですすごい学校だねすごいんですよ前にも行った栃木農業高校も里山再生をやってましたし農業高校では一般的な高校だとなかなか体験できない活動や授業を行われてるんです里山再生だって普通の学校やんないからね
02:50そうですねそしてですね今回イカが訪れたのがこちら長野県稲谷地域にある長野県上稲農業高等学校です
03:03この辺りの地域ではザザムシを中心とした昆虫食の文化がもう根付いているということでバグボーイズの平井さんと行ってきました平井君が得意があるようなテーマだねこれね
03:14ということでザザムシをテーマにした授業とはどんなものなのか行ってきました南アルプスと中央アルプスの麓に位置する稲谷地域
03:30そんな自然豊かな場所にある農業高校で珍しい授業を行っているんですイカちゃんと平井さんが訪れたのは長野県上稲農業高等学校
03:44失礼します失礼しますこんにちはよろしくお願いしますよろしくお願いしますザザムシの授業を行う山下先生
04:05面白い授業をしていると伺ったんですけれどもどんな授業なんですか地元にですね昆虫食文化というのがありましてこの昆虫食文化のザザムシ漁っていう伝統食文化これを次の世代へ伝えていこうとそういう活動を学習をしています
04:22量があるんだろうなはい上稲農業高校で行っている授業は長野県に古くから根付いている食文化昆虫食文化を学ぶ授業その中でも衰退しつつあるザザムシ食文化を学んでいるんですザザムシ知ってます
04:27?いや知らないですザザムシはちょっとえ、平井さん知ってますか
04:32?知ってるんですよこれがさすがにただものではないですね
04:57ザザムシっていうのはあのカワゲラそれからトビゲラそれからヘビトンボっていう3つの種類を総称をザザムシと言ってザザザ流れている川の石と石の間に巣を作っているというところからザザムシっていうふうに名前を付けられたとそうザザムシとはトビケラやカワゲラ、ヘビトンボなどの幼虫のこと
05:18浮かして成虫になると水辺の陸上で暮らすようになりますこれらの水性昆虫は川の水質を判定する際に用いられる指標生物その生物の種類や数を調べることで河川がどれくらい汚れているかが分かります
05:36水質の評価は4段階に分かれておりザザムシと呼ばれる3種類の昆虫はきれいな水である水質階級1の指標生物ザザムシがたくさんいることは天竜川がきれいな証なんです
05:57天竜川上流の森から流れる落ち葉や栄養分がザザムシを育てそれを魚が食べ、浮かした虫は鳥や小動物、魚の餌に鳥や小動物の糞は森の養分になるという自然のサイクルがずっと続いているのです
06:21しかし稲田にのみに残っているこのザザムシ食文化の存続が危ぶまれています漁師さんは河川の整備や大雨が続くことでザザムシの数が減少しているといいさらに漁師の成り手が不足していることもあり深刻な状況に直面しています
06:46そこで、この貴重な文化を守るため5年前から高校生たちがザザムシ学習に取り組んでいるのですはい、こんにちはーこんにちはーこんにちはーよろしくお願いします授業を受けているのはグローカルコースという
07:06稲田にの地域資源について学んでいる20人の生徒たちザザムシに関する授業はまだ始まったばかりで基本的なことを学んでいますただ若い世代ということもあり多くの生徒はこの授業で初めてザザムシを知ったといいます
07:24そんな生徒たちが今回行うのはザザムシ漁の体験向かったのは漁が行われる天竜川今日は稲田にの伝統であるザザムシ漁についてしっかりと学ばせていただきます今日はお願いします
07:49お願いしますザザムシ漁師の中村さんと原さん中村さんはこの道40年以上の大ベテラン原さんはその中村さんの弟子で漁師歴6年です使う道具は四つ手網と呼ばれる網とクワそして選別器です
08:14石をこうやって張りますでこうやると足であとはすると石にへばりつく石が流れて入っているっていうそういう仕組みです
08:37漁で最初に行うのはクワで石をひっくり返すことこれは石の下に隠れている虫を表に出すためその後ひっくり返した石を踏むことで虫が網へと入っていくんです
08:50早速高校生も体験平井さんも水中の様子を撮影します
09:13力があるから大丈夫です大丈夫ですいいねこういう音がしないとガリガリガリガリガリすると石が重いできちゃってすごいグッグッそうしないとねよしよしいいね
09:30いい感じいい感じ新鮮な体験ですいい感じできてここにいるこれこれこれこれここにいたここにいた2つもいたそしてこの石を踏む行為
09:54実はザザムシの生態に関係した巨峰なんですザザムシは流れのある川の石の裏に隠れて生活をしていますそのため流されないようヘビトンボは鬼強靭なカギ爪を持っておりその爪を使って石や流木にしっかりと捕まっているんです
10:20カワゲラも足に2つの爪があり川の流れに流されないようになっていますそしてトビケラはというと石をひっくり返すと裏についていますこれが巣ですヒゲナガカワトビケラの
10:40ここにこう穴が開いているでしょうこの中に入っていますこのこういう穴に中に入っていますトビケラは口から吐き出す粘着性の糸で小石をくっつけ筒状の巣を作りますこれがその巣
11:00大きな石にくっつきその中で生活をしています流れの速い川の中でも流されず身を守るため頑丈な作りになっているんですこの粘着性の糸がどれくらい強いかというと
11:17石同士が糸でくっついたものを持ち上げても離れないほどザザ虫は石などにがっしりとしがみついたり粘着性の糸でくっついたりしているため足で踏みながら剥がしていくんです
11:45この後もザザ虫漁を体験高校生たちはこういう若い世代が引き継いでいけたらいいかなと思います
12:10長野県稲谷で行われているザザ虫漁の体験を行う高校生たち網に集まったザザ虫は選別機に入れて石や落ち葉と分けていきます網が2層になっており石などは上の網に残り
12:23ザザ虫はみなそこへと隠れる習性があるため下の層へと自ら落ちていきます初めて体験した生徒たちは
12:39思ったよりどこにでもいるなっていうのが1個の石に3、4匹いて珍しくてもう何個もめくってようよくいるみたいなイメージでいたんでこんなすぐいると
12:58無くなってしまっている文化だったりやっぱり今日やってみて大切だなって思ったしこんなに身近なところに食材というかがあるなって知ってでもなんか稲谷にしかないんで
13:15やっぱりこういう若い世代が引き継いでいけたらいいかなって思います量体験を経験した生徒たちザザ虫の住む環境を間近で見たあとはその環境づくりにも取り組みます
13:43これみんな楽しそうでいいね気持ち悪いとかじゃなくてね最初ちょっと恐る恐るな感じもあったんですけどもう最後らへんはもうみんな夢中になって先生帰るよって言っても全然川からみんな上がってこなかったんです楽しそうでいいよねさてザザ虫漁なんですけど12月から2月までの冬の期間だけ行われるんです冬は成虫にならず幼虫として最も大きくなる時期なので
14:13こちらのお店を取材させていただいたんですけどザザ虫をゆでてしょうゆで甘辛く煮詰めて佃煮にするのが基本なんだそうですそして地元の方はお酒のつまみにしたりご飯にのせて楽しむのが定番なんだそうですそしてですねイカちゃんも
14:26この料理を考えてきましたなんだよこちらです食べやすいように素揚げにしてみました素揚げでつまりそのものを味わうってことが大事なんだよこれを売り込みたいと思います
14:43これがどうおいしいかを感じなきゃダメなんではいうんうんうんうんなるほどはいあれだよ具材として揚げるものがなかったら皮に行ってこれを取ってくればいいよ
15:09そうですよねほんとエビのような感じというか何やじゃあザザ虫だよザザ虫でした一応お塩も3つご用意はしたんですそちらは山椒のお塩になってますうん山椒とお塩混ぜててうまいねうおよかったですこれ何これそれがレモンの皮を吸ってレモン塩にちょっとしてみました面白いねいいねう
15:35よかったよかったですいいねよかったレモン塩に香ばしいこのザザ虫が入る感じでいいよありがとうございますそしてここまでは漁や食を見てきましたが上田農業高校のザザ虫授業ではそれだけではなく生態の研究も行ってるんです今回漁で集めたザザ虫は
15:59これこの後分ける作業があるんでそれの準備ですかね種類ごとに分類していきますこれは採集したザザ虫を飼育繁殖させるためヘビトンボが肉食なのでそのヘビトンボとそれ以外のザザ虫を分けていきます
16:17これが一番インパクトがあるんじゃないですかね一番大きいしえ、でっかいぞこれからかわけだあ、でかわけだ分類したザザ虫はこちらの水槽へ
16:35石や落ち葉などを入れ実際の川と近い環境にしているんですそもそもこのような授業を行うようになったのは一人の女子生徒がきっかけ
16:54稲谷の魅力を考える中でその生徒がザザ虫をテーマにしたいと提案しましたきっかけとなった卒業生の大月さん現在は大学を卒業し今年から社会人に
17:22でもなぜザザ虫に取り組もうと思ったのでしょうかこのザザ虫っていうものをずっと残り続けた歴史には稲谷の自然と一緒に暮らすっていう知恵が詰まっていて私たちが残さなかったら廃れていってしまう稲谷だけの文化だから稲市で育ってきた自分だからこそできることはこういうことかなと思ってやりたいなと
17:47この後大月さんたちが行った研究である成果が稲谷の貴重なザザ虫食文化を残したいそんな思いから始まった取り組みですがまず行ったのがまずはザザ虫のことを知らないといけないよねっていう課題が出たのでそれをきっかけに飼育を始めました
18:06大月さんたちは手探りで天竜川の環境を再現漁師さんたちのアドバイスで落ち葉なども入れザザ虫の繁殖に挑戦したんですそんな大月さんたちが行った研究が実り
18:24自分たちはトビケラが4匹とカワゲラが1匹ウカさせることができました水槽にネットを張りザザ虫を飼育トビケラとカワゲラのウカに成功し
18:46生虫になったんですさらにトビケラは4匹ウカしたのでそこに石も入れてたんですけどその石に卵がついてて産卵してトビケラの産卵にも成功もうとにかくびっくりそこの段階まで行けたことがまずは嬉しかったです
19:14そして大月さんたちの研究は後輩たちにも引き継がれ次の世代は神戸大学と連携し環境DNA調査を行いました環境DNAとは水や土の中に含まれる生物由来のDNA断片のこと川の水を取ってDNAを分析するだけで
19:41生き物を捕まえることなくその場所に生息する生き物の種類や大まかな数が分かります継続して研究することでその生き物が増えたり減ったりしている要因を知ることにつながるんです調査に協力した神戸大学の佐賀先生はまずザザン虫っていうものたちがどういうところに生きていて
20:07その天竜川っていうのは他にどんな生き物がいるのかっていうのを知る第一歩ザザムシとかザザムシ量の豊かさっていうのは実は川だけの恩恵だけじゃなくて周りを取り囲む山から川に落ちてくる落ち葉とか有機物がザザムシたちの餌なので上流の森の豊かさっていうものにも考えが及ぶ科学的な意義はすごくあると思います
20:30そして今の現役生が取り組んでいるのがヘビトンボの繁殖に挑戦したいなと思っていてこちらがヘビトンボの水槽これまで一度も羽化はできていませんが先輩たちができなかったヘビトンボの繁殖に挑戦しているんです
20:42先輩たちができなかったから僕たちが成功させたいっていう思いはあります昆虫の専門家である平井さんに水槽を見てもらうと
21:01もうヘビトンボはこのままだと羽化できないはずなんですよヘビトンボは一回陸に上がらないとさなぎになって成虫になれないんですよへぇーなのでこれだとここから先陸に上がれないので
21:28飛びキャラは幼虫の時は川の中で暮らし水中でさなぎになりますその後羽化して陸上で生活するのですが一方ヘビトンボはさなぎになるタイミングで陸上に上がり土や朽ち木の中に穴を掘ってさなぎになりその後羽化します
21:59首がぐねぐねと動き大顎で噛みつくことからヘビトンボと呼ばれます高校生たちが作った水槽にはヘビトンボがさなぎになるための陸地がありません思い出してみてください今日あのザザ虫漁をやったところ草とか土があったじゃないですか生き物にとってはああいう場所って重要なんですよねなので今後は
22:19もし羽化まで持っていくのであればここに陸地を足す作ってみたらいいと思います楽しみですそして後日平井さんのアドバイスを受け水槽に天竜川を参考に陸地を作りました
22:34牛乳パックを下に敷いてその上に土を乗せることで水槽同士をつなぎヘビトンボが陸に上がれるようになったんです
22:55知らなかった時と比べるとまず興味はすごく沸きました稲谷に昆虫食文化っていうのはあるのは知っていたんですけどそのどういうものがあるのかっていうのは知らなかったのでまず興味を持つことが僕たちにとってすごい大きなことだったのかなと思います
23:19若い世代の人たちに特に知ってもらえるようにいろいろやっていきたいなっていう思いが今はあります地元に根付く貴重な文化を守るため高校生たちは真剣に授業に向き合っていますいいね授業で専門家の話が入ったりして自分が経験する
23:32そうなんですよあと取ったりする水を触る石を触れるとかさあの虫を手に乗っけるとか大事なことなんですよその羽化するのに今張ってる張ってるとかさあの地面に入ったよとかさ全部写真で残せるんじゃないの
23:38?そうなんですよどんどん次につなげていってほしいですよねどうもご苦労様でございました次回は何ですか
23:46?次回は科学の里です菜園のピンチ土の栄養不足をオモヤの茅吹きで余った茅で救う
24:02タピオカを原料から去年の夏に植えたキャッサバで一から手作りしますやっぱ土をひっくり返したり面倒見なきゃいけないってことだねお楽しみにTVerHuluで配信中お気に入り登録もお願いします
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