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  • 18 時間前

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トランスクリプション
00:00科学と文化の話題をお伝えするサイカル研究室
00:08今日は世界的にも導入が加速している再生可能エネルギーに注目していきます
00:13科学文化部の橋口記者です
00:15よろしくお願いいたします
00:16エネルギーをめぐっては二酸化炭素を減らす温暖化対策が大きな命題になっています
00:22特にこちらの5つが再生可能エネルギーとして広く知られています
00:26そうですね太陽光それから風力の発電の割合が増えているという話題はお伝えしているところなんですけれどもね
00:33ただ日本で主力の太陽光発電はメガソーラーの設置をめぐって
00:39自然環境や警戒への影響を懸念する声が相次いでいて
00:43政府は再来年度以降メガソーラーの導入の支援を廃止する方針を固めました
00:48太陽光発電が広いに立つ中今後二酸化炭素を減らす鍵になると期待が高まっているのが
00:55バイオマス発電と水力発電です
00:57技術開発の最前線を取材しました
01:00こちらは福岡県大牟田市にあるバイオマス発電所です
01:07この発電所なんと二酸化炭素の排出をマイナスにできるというんです
01:12マイナスにできますか
01:14ところでバイオマス発電の仕組みご存知ですか
01:18環境にいいイメージはあるんですけど詳しくはわからないですね
01:22そうですよね燃料には植物由来の材料などが使われています
01:28植物は成長の過程で大気中の二酸化炭素を吸収しています
01:38光合成によってですよね理科で習いましたね
01:41植物が形を変えた材料などを燃やすと二酸化炭素は発生するんですが
01:49これは燃料の中に吸収されていた二酸化炭素が再び大気に変えるだけです
01:55このため植物由来の燃料などでは
01:59排出量が差し引き実質ゼロになるとされているんです
02:03もともと吸い込んでいたものを出すからゼロ
02:07でもさっきマイナスって言いましたよね
02:10はいそうなんです
02:12普通のバイオマス発電所とは違うんです
02:15ここでは発生する二酸化炭素を大気に出さずに回収してしまう
02:21回収減らしてしまうってことなんですか
02:24回収どういうことでしょうか
02:26画面右奥の発電所で発生した二酸化炭素を含む排ガスを
02:33こちらのパイプを通して吸収塔と呼ばれる設備に送ります
02:36ここで二酸化炭素を化学物質に吸収させて
02:41大気に放出する二酸化炭素を回収してしまうんです
02:44排出量はもともとゼロなので
02:47だから回収した分はマイナスになるっていうことなんですね
02:52なるほどゼロがマイナスにね
02:55はいその通りです
02:56こうした技術はベックスと呼ばれています
03:00こちらは世界初のベックスの大規模な実証設備なんです
03:04世界初
03:055年間の実証運転で発電所から1日あたり排出される
03:121100トンの二酸化炭素のうち
03:14半分以上の600トンを回収することに成功しました
03:18実際に排出量がマイナスになっています
03:21これからのですね
03:25待ったなしで地球温暖化が進んでいく中において
03:28ベックスというニーズが非常にこれから求められてくるだろうと
03:31地球の温暖化に大きく寄与できる設備になると信じて我々はやっております
03:36マイナスが実現している
03:40もう良いことだらけに見えるんですけれども
03:43これ実用化に向けてはね
03:44これ実証実験ですよね
03:45実用化に向けてはどんな段階なんでしょうか
03:48国内では実証試験が行われている段階でまだ実用化にはいたっていないです
03:53ただこちらの発電所ではベックスの発電効率が低いという技術的な課題を
03:585年間の実証運転で解消しました
04:01政府が掲げる2030年の実用化に向けて技術開発が続けられています
04:06そしてもう一つ注目される再生可能エネルギーが水力発電です
04:12AIを使って発電を効率化させることで
04:16火力などの稼働を抑えて二酸化炭素の削減を進めています
04:20こちらは山口県萩市にある水力発電所です
04:26こちらが水力整備所の整備室になります
04:31特に大きな画面が中国地方の90カ所ある発電所
04:36あと付随するダムの運転監視を行っております
04:40ダムの制御室では365日24時間体制で
04:48水力発電所に流す水の量や発電量をコントロールしています
04:52以前はベテランの社員などが天気予報や長電の経験をもとに
05:00ダム周辺の降水量を予測し発電計画を作っていました
05:04しかしどうしても計画と実際の雨量の間にズレが発生していたほか
05:13電力が必要な時に稼働できずに発電効率が落ちるという課題がありました
05:19これを解消しようと一部のダムにAIを導入したんです
05:23まず過去の降水量とダムへの流入量をAIに学習させます
05:33そしてダムに溜まる水の量を予測させます
05:36そして電力がいつどのタイミングで必要になるかの情報を入力することで
05:45発電に最適な時間帯を提示し
05:47より緻密な発電計画を作ることができました
05:51火力に変われるのか発電効率はいかにというところ
05:55AIを導入した結果発電効率が上がりました
05:59火力など他のタイプの発電所の稼働を抑え
06:04二酸化炭素の排出削減につなげたということです
06:07水力発電はCO2排出量が非常に少ない発電なんですけれども
06:16そういった新しい技術を使うことによって
06:19電力が必要な時間帯により集中して増えることで
06:22その時にCO2排出量の多い電源の発電量を減らすことができる
06:28なるほど
06:30様々なエネルギーの分野で
06:32AIを使うなど技術開発進んでいるんですね
06:35はい
06:36再生可能エネルギーのうち切り札とされていた
06:39養生風力も事業の再産性などが課題になっています
06:42再生可能エネルギーに詳しい日本総研の
06:46滝口真一郎さんは
06:48今まさに再生可能エネルギーは転換期を迎えていて
06:51水力やバイオマスにもっと注目するべきだと指摘しています
06:56エネルギーの安定供給だけでなく
06:59脱炭素社会の実現のためにも
07:01バイオマスや水力発電といった
07:03既存のエネルギーをより効率化させる技術が実用化され
07:07広がっていくことが期待されます
07:09二酸化炭素濃度は上がり続けるというニュースも見ますけれども
07:13技術革新への期待が高まるばかりですけれども
07:15それもこれも私たちの二酸化炭素を排出する
07:19その抑える取り組みと合わさってこそだと思うんですよね
07:22気候変動への影響も肌で感じる
07:25日々ですけれども
07:26暮らしの中での意識づけを
07:29ますます高めていきたいなというふうに感じました
07:31サイカル研究室でした
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