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  • 2 日前

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教育
トランスクリプション
00:0083年ぶりにあらわとなった海底炭鉱
00:05戦時中の事故で犠牲となった183人が取り残されたままです
00:12遺骨の収容を急ぐ市民団体
00:19その一方で
00:21民間調査への協力は現時点においては考えてございません
00:26立ちはだかる国の壁
00:30山口県宇部市
00:34海の中に2本のコンクリートの筒が立っています
00:39ピーヤと呼ばれる廃棄鉱です
00:46かつてここに調整炭鉱という海底炭鉱がありました
00:511942年2月3日
00:56坑道の天井が崩れ海水が流入
01:00183人が命を落としました
01:03事故の後
01:07炭鉱の運営会社は解散
01:10遺骨は海の底に取り残されたままです
01:16毎年2月
01:26ピーヤの近くで市民団体
01:29調整炭鉱の水非常を歴史に刻む会による
01:33追悼式が開かれます
01:35刻む会の共同代表
01:39イノウエヨウコさん
01:40高度の中に救出を待つ
01:46遺骨は必ずあります
01:47政府の動きを待っていては
01:50高齢遺族の皆様が
01:52遺骨と対面する機会は訪れない
01:54追悼式には多くの韓国人遺族の姿がありました
02:00犠牲者183人のおよそ7割
02:05136人が朝鮮半島の出身でした
02:101937年日中戦争が開戦
02:18戦争の拡大に伴い
02:22国内では石炭の増産が急務となっていました
02:25多くの炭鉱では人手不足を補うため
02:31植民地だった朝鮮半島から労働者を動員
02:36朝鮮炭鉱は1258人を朝鮮半島から集めました
02:44宇部市市には
02:47朝鮮炭鉱は特に行動が浅く
02:50危険な海底炭鉱として知られ
02:53日本人から恐れられたため
02:56朝鮮半島出身者が投入されることになった模様と
03:02記されています
03:04私の父親は戦地に行って
03:10消費軍人で片目が潰れたままだったんですね
03:15そういう軍人軍族の亡くなった方であるとか
03:19障害を持った人には国は保障をしてきたんですけども
03:23それを父親は受けてましたので
03:27やはりその差がね
03:28同じ日本のために戦争のために亡くなった人たちが
03:33ご遺骨さえ海の中に捨てられたままっていう
03:38そのことに対する
03:40すごい自分にとっても
03:44なんとかしてあげなきゃいけないという気持ちが
03:47すごい強いと思いますね
03:48刻む会はこれまで国に何度も
03:54朝鮮炭鉱の遺骨の調査を要望してきました
03:57日本政府の石炭増産の犠牲となった方々に対して
04:04海底下に82年も放置し続けてきたことを
04:09誰が良しとするでしょうか
04:11朝鮮炭鉱のご遺骨は
04:14海底に水没しておりまして
04:18十数キロにもわたる行動のどこに
04:20ご遺骨があるかという具体的な場所が
04:25明らかではないことなどから
04:29現時点で海底に埋没している
04:32ご遺骨の調査を行うということは
04:36現実的に困難であるというふうに認識しております
04:41政府がやってみて無理だということになれば
04:46ご遺族も納得されないと思います
04:49でも何もやってないです
04:51あなたたちは気丈のことですよ
04:52こういうことで判断をされたら
04:56この命の尊厳はどうなるんですか
04:59朝鮮半島出身労働者の遺骨について
05:05厚生労働省は所在が明らかな
05:09見える遺骨のみを調査の対象としています
05:16いまだに海のとこに放置されたままのご遺骨を
05:21日本政府は遺骨発掘は困難と
05:24言い切って見捨てるのでしょうか
05:27港口を開けようという私たちの強い思いは
05:31必ず日本政府に対し調査の決断を迫ります
05:35国が動かない中
05:41刻む会は独自に遺骨収集調査を始めました
05:46費用はすべて寄付で賄います
05:50埋められていた港口を開けました
05:54ここからダイバーが潜水し
05:58遺骨を探します
05:59ところが港道内は濁りがひどい上
06:09木材などが散乱していて奥に進めません
06:13調査を重ねるにつれ
06:19港道の内部が大きく崩れていることが分かりました
06:24結局、港口から遺骨は見つかりませんでした
06:28ご遺族の気持ちに対して本当に申し訳ないなと思うんですけども
06:34私たちも腰を据えてですね
06:37一歩一歩前に進んで
06:40障害を取り除いていくと
06:43かつて、毎年のように追悼式に参加していた遺族のチョン・ソッコさん
06:54事故で父親を亡くしました
07:0592歳になったソッコさんは認知症が進んでいるといいます
07:10今は息子のヨンボクさんら家族のサポートを受けて生活しています
07:17もし父親の遺骨が見つかったとしても
07:46ソッコさんは理解できるのか
07:49家族の不安が膨らみます
07:51日本人遺族の一人
08:00常西克彦さん
08:02常西さんが生まれたのは事故の4日後
08:07父親を知らずに育ちました
08:10自分が生きているうちにね
08:13なんとかね
08:15あげてほしいなという
08:19だからなかなか
08:22政府がやっぱり動いてくれるんだな
08:26民間の方だもんで
08:27甲口がダメならピーヤから
08:33刻む会はピーヤからの潜水を妨げていた障害物の撤去に取りかかりました
08:41調査と並行して国に支援の要請も続けました
09:09前に一歩進むごとに障害があり
09:14今こそですね
09:15政府の技術的な支援
09:18財政的な支援
09:19それが必要な事故に来ていると
09:228月
09:26ピーヤからの潜水調査が始まりました
09:29沖のピーヤから本港道に入り
09:34遺骨があると思われるエリアを目指します
09:37公道の中は極めて視界良好です
09:43周りを囲う木の枠組みが連なっているのが分かります
09:49レンガ作りの門のようなものが現れました
09:57構造物もしっかりと残っています
10:01さらに先へ進むと
10:07靴のようなものが
10:11こちらは人が横たわっているようにも見えます
10:204人のご遺体を確認
10:29あのボース乗ってんの?
10:36あのボース乗ってます
10:37足や腕など3本の人の骨が見つかりました
10:53長く待たせてごめんなさい
10:57さらに頭蓋骨も
11:05このようなご遺骨が
11:10まだたくさんですね
11:11あの行動の中に眠って
11:14救出を待っておられると
11:16このことをしっかりですね
11:18政府に対して訴えていきたい
11:22日本の戦争のために
11:24日本が始めた植民地政策のために
11:28ここで亡くなったこの皆様方を
11:31こうして見つかった
11:32まだたくさんいらっしゃるのに
11:34日本政府は放っておくんですか
11:36日本政府はこのご遺骨に
11:39応えていただきたい
11:41刻む会は遺骨を警察に引き渡し
11:49DNA鑑定を依頼しました
11:51その日
11:54安全を確保した上での
11:57潜水調査に資するような
11:59新たな知見は得られておらず
12:01現時点で財政支援についての
12:04検討は進めておりません
12:05向こう側から特に連絡はないんですよね
12:15今の状況じゃ難しいけども
12:20私もなんとか頑張ってみますとかね
12:22なかなか相手は官僚さんだから
12:29そういうわけではいかない
12:30遺骨発見から2週間後
12:36刻む会は改めて国に調査を求めました
12:41よろしくお願いいたします
12:45厚労省については
12:48見えない遺骨には予算を使えないということで
12:52ずっと回答をいただいておりましたけれども
12:54今私たちは見える遺骨にしたわけで
12:58その見える遺骨に対して
12:59厚労省が持っている予算
13:02しっかり私は使っていただきたい
13:05今こそその予算を執行していただきたいと
13:08強く思っております
13:09それでも国は動きません
13:18この日刻む会は
13:24神口が開いて1年になるのを記念する
13:27集会を開きました
13:29言ったら私たちが実力行使をね
13:36自分たちでお金出して
13:38自分たちでご遺骨出してきて
13:40そのご遺骨がやっぱり政府を追い詰めていくだろうと
13:43一体一体がね
13:45こういう時期が必ず来るって分かっているのに
13:52何が阻んでいるのかと思うんだよね
14:01壁を越えられないのは市民団体なのか
14:10それとも国なのか
14:12遺骨は今も冷たい海の底
14:20ご視聴ありがとうございました
14:27ご視聴ありがとうございました
14:29ご視聴ありがとうございました

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